ラブライブ! ~The another story~ 作:癸楓文音
前回は間違えて全ライバーが泣いたと予告してしまいましたね・・・。
ごめんなさい!番外編が一つあります!
短いですが少し大切なことなのです!
それでは、どうぞ!
夕暮れ時。練習終わりに屋上で前川と二人で話していた。
「μ’sの3人が卒業したら、μ’sはどうするんだ?」前川が言う。
「その話は今はしないって言ってる。皆心の中ではそれで不安なんだ」レナが言う。
「そっか・・・。皆別々の道行っちゃうんだよなぁ」柵にもたれ物悲しそうに空を見上げる前川。
「エリチカは高校生の先生を目指して大学に、希は保育園の先生を目指して大学、にこはアイドルとして活動するためにどこかのオーディションを受けるつもりらしい」
「そうだよな。実際アイドル目指すのはにこ先輩だけか・・・」
「そういうお前は決まったのか?」レナが言う。
「一応な!」
「何がしたいんだ?」
「俺、将来『喫茶店』を開きたい!小さなカフェでスッゲー美味いコーヒーとご飯出してさ、皆が集まる様な場所にしたいんだ!」嬉しそうに言う前川。
「喫茶店か・・・・。ナイスタイミング!」レナが微笑む。
「何がナイスタイミング?」きょとんとする前川。
「これから人と会うんだ。お前に会わせたい人だ。ちょっと話してからお前呼ぶから、ついてきてくれ」
「人と会う?だから残ってたのか。誰だよ会わせたい人って」
「良いから良いから!」
数十分後。とある人物との待ち合わせ場所であろう公園に来た二人。
「ここで待っててくれ」レナが言う。
「あいよ」ふてくされて言う前川。
「じゃ、行ってくるわ」そう言ってその場から走って行くレナ。
ベンチに座る少女の元にきたレナ。
「お待たせ!」声をかける。
「来たわね!」微笑む少女の正体はツバサだった。
「ちょっと渡したいもんがあってさ」レナが言う。
「渡したいもの?」
「ああ!これ!」封筒を差し出すレナ。
「何?これ」受け取って中身を見てみる。
『UTX卒業後、A-RISE専属の作曲班への推薦を受理する 家業院零七』
と書かれた紙が入っていた。
「・・・これって」
「ああ、俺、自分の行く道を考えたんだ。そしたらこの道を歩みたいって思った。だからA-RISEの力になろう!って思ったんだ!」レナが微笑む。
「レナ・・・・本当に嬉しいわ!!!!」笑顔に変わるツバサ。
「でも・・・少しお願いが有るんだ」
「お願い?」
「ああ・・・。その受理は今は提出しないで欲しい。俺が卒業してからその受理を認めて欲しい。俺も音ノ木卒業したいんだ」
「・・・わかってるわ。あなたが卒業する事は十分考えてる。だからあと1年、他の学年の子達の曲をつくって私たちにより良い曲を作ってちょうだい!」
「・・・ああ!ありがとう!あと・・・もう一つお願いが・・・」
「何?」きょとんとするツバサ。
「おーい!前川!」草影に隠れる前川を呼ぶ。
草影から姿を現す前川。
「あなたは決勝会場に居た男の子」ツバサが言う。
「覚えて頂き光栄です!」緊張している前川。
「それで・・・お願いって?」ツバサが聞く。
「こいつと俺を『喫茶プライズ』にバイトさせてください!」頭を下げるレナ。
「え!?」前川が驚く。
「プライズに・・・?」ツバサが驚く。
「ああ!こいつ、将来喫茶店を開きたいらしいんだ!だから、前に飲んだツバサの淹れたコーヒーがおいしかったから、こいつに勉強させてやってくれないかな?俺も手伝う!」
「ツバサさんバイトしてたんだ・・・」前川がつぶやく。
「・・・良いわよ。店長に掛け合ってみるわ」ツバサが微笑んで言う。
「本当ですか!?」前川が嬉しそうに言う。
「ええ、でもコーヒーを淹れるのは難しいのよ?しっかり勉強しないさいよ」
「はい!頑張ります!」
「良かったな前川!」レナも微笑む。
「ありがとう家業院!!!」
しばらく前川は余韻に浸っていた。
「じゃ、今日はありがとう。嬉しい知らせが聞けてよかったわ」ツバサが言う。
「ああ!じゃ、また連絡してくれ」レナが言う。
「わかったわ、じゃあね」手を振り歩いて行くツバサ。
ケータイを開くツバサ。
『とてつもないサポートが2年後に入るわ。このサポートは作曲班のリーダーにふさわしい子よ!頑張りましょう! 宛先:藤堂恵令奈・結城あんじゅ』
送信・・・・。
「レナ、まってるわね」つぶやいて微笑むツバサだった。
いかがでしたか?
非常に短いですがレナくんの関わる本編に重要なものとなってきます!
そして何より前川くんの進路も見えてきましたね!
次回こそ、本当に全ライバーが涙した回を投稿します!!
お楽しみに!
感想・評価があればお願いします!