ラブライブ! ~The another story~ 作:癸楓文音
リアルな方で高校を卒業したりバイト三昧だったりでなかなかパソコンを触れる機会がなかったもので投稿が遅れてしまいました!
しかしバイトの途中なんかでこの劇場版の妄想を繰り広げていたのでサクサク続きが書けています!
更新ペースは変わらないかもですが・・・やりきりますよ!!
それではアメリカ観光編をどうぞ!!
AM6:00分 にこ・絵里・穂乃果の部屋。
「うう・・・・・うーん・・・」体に重みを感じうなされるにこ。
「何・・・・?重い・・・重いよぉ!!」重さに耐え切れず目を開ける。
「メェ・・・・?」目を開けると音ノ木坂学院で飼育されているアルパカ(白)が自分にのしかかっていた。
「ひぃ!!!」体は動かずせめて顔だけでも離そうと努力するにこ。
すると布団の中から茶色いアルパカが現れる。
「シャーーーー!!!」気が荒だっているようだ。
「ひい・・・・・!!!」諦めを感じその場で死を覚悟する。
「はっ!!」そして再び目を開けたにこ。
「夢!?・・・・ちょっと穂乃果ー!」体に重みを感じていたのはにこの上に穂乃果がのしかかっていたからだった。
それを必死にどけようとする。
「うーーん・・・・。なんでにこちゃんがウチに居るの・・・?」目をこすりながら体を起こす穂乃果。
「ここがあんたのウチじゃないからよ!!!」
「んーーー?」まだ意識がしっかりしていないようだ。
「ちょっと!ベッドを間違えるわ、人に寄りかかるわ、ハネムーン仕様になってるわ!」そう言って自分のヘアバンドを押し付けるにこ。
「私に言われても・・・」目をこする穂乃果。
「ちょっと絵里もなんとか言ってやってよ!」そう言ってこちらに背を向けて眠っている絵里に声をかける。
「・・・・」気持ちよさそうに寝ているようだ。
「もう・・・」にこが仕方なさそうにため息をつく。
「・・・・・ぁさま・・・」密かに聞こえる言葉。
「ん?」穂乃果が気づいたように絵里の顔を覗き込む。
「・・・あさま。おばあさま・・・・」そう呟いて微笑む絵里。
「おばあさまだって!」にこが見守るように微笑む。
「気づかなかったけど絵里ちゃんって以外と甘えん坊さんなんだね!」穂乃果が嬉しそうに言う。
「おばあさま・・・・・。・・・・・・んふふ・・レナったら・・・」再び寝言をつぶやく。
『!?』にこと穂乃果が驚く。
「今・・・レナって」確認するにこ。
「しかもおばあさまより笑顔で・・・・」
「なんか・・・負けた気分なのはどうして・・・」にこが冷めた目で見る。
「でも、幸せそうだなぁ」絵里を眺める穂乃果。
「そうだ!これからレナたちに寝起きドッキリしにいかない?」
「いいねいいね!!!凛ちゃん達も起こして一緒に行こう!」穂乃果が嬉しそうに言う。
「さ、絵里!起きなさい!」絵里の体をゆする2人だった。
20分後 レナと前川の部屋のある廊下。
「いい?慎重に忍び込むのよ?」にこが言う。
「うん・・・。凛と花陽と真姫は前川くんのドッキリに・・・。私とにこと希と穂乃果はレナの方に・・・・」絵里が嬉しそうに言う。
「絵里ちゃん悪い顔してるにゃ」凛も楽しそうに言う。
「あれ?海未ちゃんは?」花陽が気づく。
「あ、2人は朝ごはんのレストランの席を取りに行ってくれてるよ」希が微笑む。
「さ、それじゃ互いのドッキリに向かおう!」穂乃果が拳をあげる。
『おー!』皆も拳をあげる。
レナの部屋 事前にロビーでもらったカードキーを差し込みドアを開けると消灯され薄暗い廊下が現れた。
「シーッ」希が3人の方を向いて人差し指を鼻に当てる。
そして3人が頷く。
廊下を3メートルほど歩くと大きな1室に出る。
「あ、レナくんいた・・・」コソコソと話す穂乃果。
「パソコンつけっぱなしじゃない・・・」絵里が呆れる。
レナの寝ている枕元には11人が笑顔で写ったデスクトップが光っていた。
「また遅くまで作業してたんかなぁ?」希が心配する。
「んーーーにこ、何してるの?」絵里が1人違う方向に歩みを進めていたにこに気づく。
「ひぃっ!なんでもないわよ!」少し大きな声で返してしまったにこ。
「シーッ!!!」穂乃果が注意する。
「・・・ごめん」謝るにこ。
(危なかった・・・・。ちゃんと閉まっときなさいよね!)にこは机の上に置いてあったレナの作曲ノートを皆に見られてはいけないと思い隠していたのだった。
「ん・・・・」寝返りを打つレナ。
『・・・・』4人に緊張が走る。
するとパソコンにレナの手が当たり画面が切り替わる。
『設楽技康生 アメリカで新聞社を設立!』と書かれたまとめサイトだった。
「こんなの調べて何してたのかしら?」絵里が不思議がる。
「ん〜レナくんやっぱり謎が多い・・・」穂乃果が顎に手をやり考える。
「っで、どうやって起こすん?」希がにこに聞く。
「ん〜いざやるとなると思いつかないわね・・・」考え込むにこ。
「ん〜・・・・・チカ・・・・。エリチカ・・・・・」寝言を呟いて微笑むレナ。
『!?』3人が寝言に驚き1人は赤面する。
「エリチカですって・・・!?」にこがニヤニヤする。
「も、もう・・・・レナ・・・」赤面するエリチカ。
「すごいねにこちゃん・・・・2人して寝ごt・・・・」何かを言おうとした瞬間ににこが穂乃果の口を押さえる。
「それは2人だけの内緒よ・・・」穂乃果の耳元で言う。
必死に頷く穂乃果。
「なら、エリチがレナくんに添い寝したら?」希が突然提案する。
「へっ!?」驚く絵里。
「いいね!てーい!」穂乃果が絵里を押す。
「ちょ・・・・ちょっと!!!」
バタンッ!!!ベッドに押し倒されレナの寝顔が目の前に近づく。
「ーーーーーーーー!!!!!!」声にならない声をあげジタバタする絵里。
「んあっ!!!?」ジタバタする絵里の腕によって動いたパソコンの角がレナの顔面にクリーンヒットした。
「レナくんおはよう!!!」穂乃果がベッドにダイブする。
「んなっ!?お前らっ!グフッ!!」穂乃果の全体重がレナにかかる。
「なんであんたがダイブしてんのよ!」にこが突っ込む。
「いや、なんかドッキリっぽいことしたほうがいいかなぁって」苦笑いする穂乃果。
「・・・・お前らなぁ・・・・。んーまぁいいや、おはよう」怒るのもめんどくさくなって諦めるレナ。
「怒らないの?」希が珍しそうに言う。
「めんどくせぇんだよ。それより・・・他の皆は?」4人しかいないことに気がつく。
『キャーーーー!!!!!』隣の前川の部屋から凛達の悲鳴が聞こえた。
「なにごと!?」そう言って絵里が走り出す。
「これは一大事かもしれんやん!」希も嬉しそうに走り出す。
「皆待ってよー!!」穂乃果も追いかける。
それを呆然と眺めるにことレナ。
「起きてすぐ何が起こってるか把握できてないんですが・・・」レナが少し疲れた顔をする。
「今の状況私も整頓できてない・・・。ってかあんた達幸せね」にこが言う。
「え?」不思議そうににこを見上げる。
「あんた達2人揃って互いの名前を寝言で言ってたのよ」
「・・・・・ってことはエリチカに聞かれてたのか!?」赤面するレナ。
「まぁ、そうなるわね・・・・。ところで一つ思ったんだけど・・・」にこが神妙な顔をしてレナを見る。
「なんだ・・・?」
「穂乃果・・・重くなかった?」
「正直バリバリ重かったです・・・・」
「これはまたダイエットの予感・・・!」
「はぁ・・・次は俺も付き合うよ。ってそれより!早くあいつらの所行くぞ!」ベッドから立ち上がり2人は隣の部屋に向かった。
前川の部屋。
「何があった?」少し慌てて部屋に入り凛達の安否を確認する。
「・・・・家業院、おはよう・・・」そう気まずく呟いた前川の格好はあまりにも醜いパンイチ姿だった。
「・・・・前川くん早く履いて!」真姫が目をそらして忠告する。
「いきなり布団取り上げといてその言い方はなんですか!?」真姫に少し怒る前川。
「つまり・・・ドッキリで起こそうとしたら前川がパンイチだったと・・・」レナが冷めた目で全体を見る。
「そういうことだよ・・・でも・・・。あまりにも衝撃的すぎて・・・」花陽が顔を手で覆っていた。
「あと・・・・寝てるポーズもなかなか際どかったにゃ・・・」凛が頭を抱えて言う。
「はぁ・・・。馬鹿馬鹿しい・・・」絵里が少し呆れる。
「で、いつまでその醜態を晒すの?」希が言う。
「ひぃ!履きますよ!」そう言って着替えを取りにクローゼットに向かう前川。
「ちょっと!何このクローゼット!?1日でこんなに汚く出来るの!?」にこが驚く。
にこが驚く通りクローゼットの中にはあらゆる物が散らばっており見れたものじゃなかった。
「ここは4次元じゃないよ?」凛が呆れる。
「もう!勝手に押し入っといて散々蔑むのはどうしてですかーーー!!!」前川の嘆きが外まで響いていた。
セントラルパーク 朝食を食べ皆練習着に着替えて公園の入り口に集合した。
「こんな都会の真ん中に大きな公園があるなんて・・・素敵!」ことりが辺りを見回して感動する。
「むむぅ・・・・」入り口の門柱に潜み隠れる海未。
「海未ちゃん大丈夫だよ?」ことりが声をかける。
「・・・・・信じても良いのですね?」海未が皆を見て言う。
「大丈夫、皆いるから!」花陽も元気付ける。
「・・・・はい・・・」観念したように出てくる海未。
「海未ちゃんも散々だったけど・・・俺の朝も散々だった」前川が肩を落とす。
「確かに俺もなかなかに散々だった・・・」そう言って目の下に貼った絆創膏を触るレナ。「ん?どうしたんだよそれ」今更気づいた前川。
「朝の寝起きドッキリでパソコンの角がクリーンヒットだ」
「はぁ?わけわかんねぇ・・・」
「さ、いいから行くぞ!」そう言って走り出す。
「お、おう!」
「さ、行くよーー!!にゃにゃにゃにゃーーー!!!」元気に走り出す凛。
「凛ちゃんは相変わらず元気やね」希が微笑む。
「さ、皆行こう!」穂乃果が走り出したのを見て皆も走り出す。
貯水池の周りを走りながら未だ見たことのない景色に感動する11人。
自然とメンバーは顔を合わせ笑顔になっていた。
ナウムブルグシェル。
先を行くメンバー達が止まって同じ方向を見ていた。
「どうしたんだ?」レナが追いつき尋ねる。
「ここでライブするのかな?」凛が汗を拭きながら言う。
「ここは・・・確か、オーケストラが使ってたな」レナが以前にどこかで仕入れた情報を言う。
「ってことは本当にここでライブするってことだね!」穂乃果が嬉しそうに言う。
「一回上がってみる?」真姫が提案する。
「いいわね!上がってみましょうか」絵里が賛成する。
ステージの上に登り皆が横一列に並ぶ。
「なんか落ち着くわね・・・」絵里が目を閉じて言う。
「それは皆と一緒やからやない?」希も目を閉じながら言う。
「そーかもっ」
「ねぇ、ちょっと踊ってみない?」真姫が言う。
「いいね、じゃあ凛ちゃん!」花陽が凛を見る。
「よーし!リードは任せるにゃ!!」凛が張り切る。
「よし、全体修正は俺がやる!」そう言ってレナがステージを降りようとした。
「Are you girls Japanese?」3人の外国人が舞台前まで来て話しかけてきた。
「い、いえーす。うぃーあーじゃぱにーずすちゅーでんと〜?」かなり戸惑いながら返事をする穂乃果。
「Are you some kind of groups?」
「なんと言ってるのですか?」海未が絵里に隠れていう。
「怒ってはないみたい・・・」穂乃果が苦笑いする。
「それは私でもわかります・・・」海未が呆れる。
「Yes!We are school idols! We are called 『μ’s』」希が流暢な英語で答える。
「school idols?・・・・It occurs to me that Japan is cool」3人で微笑みながら話す外国人。
「Because you come with much effort, you look around the various places,and see it! Bye!!」笑顔で言う外国人。
「See you!」笑顔で手を振る希。
「希ちゃんすごい・・・!」ことりが感動する。
「あの人たちなんて言ってたの?」花陽が聞く。
「せっかく来たんだし、いろいろ見てってねってだって!」希が言う。
「だって!」絵里が海未に言う。
「あ・・・・」少し戸惑う海未。
「確かに危険はあるかもしれないけれど、皆となら大丈夫!ゆっくり観光して思い出作りましょ?」絵里が言う。
「・・・そうですね!」海未が微笑む。
「・・・・よーし!!!」穂乃果が立ち上がる。
『・・・?』皆が穂乃果の方を見る。
「皆にライブを見てもらえるようにもっと気合入れて練習しよう!!」穂乃果が拳を高く上げる。
『オー!!!』皆も拳をあげるのだった。
11:00 リバティ島 自由の女神像前
「うわーー!すごいねぇ!」穂乃果が感動する。
「ここまで間近で見たのは初めてだ!!」レナも感動して見上げる。
「写真撮ってー!」穂乃果がヒーローのようなポーズをとる。
「穂乃果ちゃんそれじゃヒーローみたいだよ?」ことりが微笑む。
「しっかり写ってる?」にこが前川に聞く。
「はい!バッチリです!はい、チーズ」シャッターを押す前川。
「にゃー!風が気持ちいいにゃー!」凛がフェンスに寄りかかり伸びをする。
「そうだねー!テレビでしか見たことなかった景色が・・・目の前に!」花陽が感動する。「クルーに乗ってここまで来たのは初めてだわ」真姫も嬉しそうだ。
「エリチ、写真撮ろう?」そう言ってデジカメを内向きに構える希。
「いいわよ!」希に顔を寄せる絵里。
「いい感じやん!」写真を確かめて微笑む。
「また送っといてね!」絵里が微笑む。
「うん!」
「花陽・・・写真をお願いしたいのですが・・・」海未が恥ずかしそうに言う。
「どうしたの?」花陽が心配する。
「いえ・・・海外に来て記念写真というのはなんだか気恥ずかしいです・・・」海未が赤面する。
「レナ・・・一緒にとろ?」絵里が恥ずかしそうに言う。
「お、おう!」レナも少し恥ずかしそうにする。
「2人とももっと寄って!!そんなんじゃフレームに入んないよ!」前川が急かす。
「寄りなさいよ!」にこが絵里を押す。
「さーさーレナくんも!」そう言ってことりもレナを押す。
「いいね!とりまーす!!」前川が上機嫌にシャッターを押す。
「行くよ、海未ちゃん!」花陽がカメラを構える。
「はい!」海未がピースをする。
「は、は、は、はっくしゅん!!!!」くしゃみをしてデジカメのシャッターが切られた。
12:30 サンライズレストラン。
「見てこの写真!海未の膝だけ写ってる」絵里が笑いながらみんなに見せる。
「本当だ・・・ごめんね海未ちゃん」花陽が微笑みながら言う。
「いえ、もう一枚撮れましたし、それも思い出です」海未も微笑む。
「Here it is!」そう言って次々と料理を運んでくる店員。
「またビッグサイズ・・・」にこが顔を顰めて言う。
「ってまたチーズケーキ!?」真姫も驚く。
「幸せ〜!!」ことりが嬉しそうに言う。
「・・・ハラショー・・・」前川が言う。
「俺のセリフッ!」レナが残念がる。
「とりあえず・・・残さず食べよう」穂乃果もこれから大食いチャレンジをすることに顔を引きつっていた。
「真ん中のお魚は凛は手伝わないよ」凛がきっぱり言うのだった。
13:30 ティファニー 5番街
「・・・・もう無理・・・」前川がお腹を抱えて言う。
「もともと小食の俺に・・・・あんなに食えって・・」レナが口を押さえていう。
「ほとんどレナくんたちに任せちゃったね〜」上機嫌に希が言う。
「半ば強引でしたよね・・・!?」前川が少し怒る。
「あははは気にしない気にしない!」希が笑う。
「そういえば思ったんだけど・・・前川くん」絵里が呼ぶ。
「はい?」
「先輩禁止!!!・・・・ね?」急に言う絵里。
「え・・・?急に絵里なんて呼べませんよ・・・。せめて絵里先輩から・・・」
「んー仕方ないなぁ・・・」にこが言う。
「にこ先輩・・・か。下で呼ぶことにそわそわするよ・・・」前川が足踏みする。
「そうだなぁ・・・。確かに急に敬語も呼び名も変えた時・・・俺もそわそわしたよ」レナが笑う。
「Thank you」真姫が飲み物を受け取り言う。
「真姫ちゃんおっしゃれー!」穂乃果が目を輝かせる。
「ゔえぇ!?何よ急に」驚く真姫。
「まきちゃんレベルになると・・・てふぁにー?とかいうお店でおしゃれなご飯とか食べるんだよね?」
「なにそれなにそれー!?」凛が嬉しそうに食いつく。
「テファニー?」花陽が首をかしげる。
「にこちゃんなら知ってるよね!?」穂乃果が目を輝かせる。
「うっ・・・・も、も、もちろんよ!」顔が引きつるにこ。
「どんなが出てくるの!?」凛が興味津々で聞く。
「す、す、ステーキとか・・・・?」賭けに出るにこ。
「全部間違ってるわよ!」真姫が突っ込む。
「テファニーはこの5番街のことだよ」レナが説明する。
「レナくん物知りー!!」そう言って嬉しそうにする穂乃果達だった。
14:30 街角の服屋。
「ハラショー!!」絵里が試着室から出てくるメンバーの服を見て感動する。
「さすがμ’sの衣装係ね!」真姫も絶賛する。
「このような服は普段は着ないので・・・」少し赤面する海未。
「海未ちゃんかわいいよ!」隣の試着室から出てきた穂乃果が言う。
「そうですか・・・?穂乃果も似合っています!」海未が笑顔になる。
「おい・・・なんで俺もなんだよ・・・・」前川が隣の試着室から出てくる。
「ははははははは!!!!なんだよそれ!お前スカート似合わねぇ!!」レナが爆笑する。「こういう時は大概お前が着せられるノリだろ!」前川が全力で否定する。
「たまにはこういうのもアリかなって!」ことりが微笑む。
「でもこの衣装を普通に女の子が着ればかわいいと思うにゃ!」凛が言う。
「うん!とっても可愛い!」花陽も褒める。
「あ・・・ありがとう」前川が赤面する。
「いや、お前じゃねーから」レナが冷めた目で見る。
「わかってるわ!!!」必死に叫ぶ前川。
街角
「ん?なにあれ?」にこが電柱に引っかかった靴を見つけて希に聞く。
「ああ、あれはハローウィンの時とかにいたずらでやるんよ!やってみる?」説明する希。「え・・・できるの?」キョトンとするにこ。
「むむぅ・・・」静かににこの顔から下に目線を下げる希。
「?」首をかしげるにこ。
「まさか・・・・」レナが息を呑む。
そして気付いた頃にはにこの靴は取り上げられ電柱へと投げられていた。
「ああーー!私の靴!!!?」にこが盛大に叫ぶ。
「お、ちゃんと引っかかったね」満足そうな希。
「いや、希先輩にこ先輩になんか恨みでもあるんですか?」前川が苦笑いする。
「ん?ないよ?」平然と答える希。
「私どうしたらいいのよ!?」にこが希に詰め寄る。
「んーーー新しい靴を前川くんが買ってくれるって!それまで前川くんがおんぶ!」
「へ?」
「前川早くしなさいよ」にこが言う。
「え・・・え?」現状を理解できない前川。
「頑張れ!先に展望台行ってるから!」レナが皆と歩き出す。
「ちょっとーーーーー!!!!」手を伸ばすが離れていくメンバーだった。
17:30 展望台。
「きれいね・・・」真姫が夜景を見て言う。
「うん・・・・」ことりも感動する。
「さすが世界の中心だね」穂乃果も感動で立ち尽くしていた。
「どこもいい場所で・・・・ライブの会場選ぶの難しいわね・・・」絵里が言う。
「あ、そういえばそんなのあったな・・・」レナが思い出す。
「え!?レナくん忘れてたの?」希が驚く。
「嘘だよ・・・。前川の代わりに言ったんだ」
「いっ・・・・」驚く前川。
「・・・図星なん?」希が少し引く。
「いや、ちょっとだけですからね!?ちょっとだよ!?」必死に弁解しようとする。
そんな中一人街中を眺める凛。
「凛ちゃんどうしたの?」穂乃果が声をかける。
「・・・そっか!わかった!」凛が元気になる。
「え?」ことりが驚く。
「この街が落ち着く理由!この街ってね!秋葉に似てるんだよ!」凛が皆に言う。
「この街が・・・秋葉に?」海未が聞く。
「うん!いっぱいお店もあって人もいっぱい!皆が楽しそうに歩いてる!」そう言ってメンバーの中心に立つ。
「確かに・・・言われてみればそうかも!」絵里が納得する。
「どんなことも吸収してくれる・・・」希も納得したようだ。
「μ’sらしいライブが出来る場所・・・」レナが目を閉じて考える。
「・・・・あれ?雨?」真姫が手を少し上げて確認する。
「え・・・?ほんとだ・・・」にこが言う。
「中にもどろっか」希が言う。
「最悪だなぁ・・・」前川が残念がる。
1階に降りたメンバー達。
「もっと行きたい場所あったのに・・・」穂乃果が降る雨を見て言う。
「ホテルに戻った方がいいんじゃないかしら・・」絵里も悲しそうだ。
「雨、強くなるかもしれないし・・・」にこが言う。
「寂しいな・・・」穂乃果が残念がる。
「むふふ!前川くん!これ持って!ついてきてね!!!」そう言ってウォークマンを前川に渡して凛が道に飛び出す。
「ええ!?ここでかよ!」前川が急いで再生ボタンを押す。
『大丈夫にゃ!!!』
『Hello,歌に呼ばれて
光あふれる街はカーニバルみたい
Hello,応えてみたら
きっと一歩ずつ世界広がるよ Hello!』
凛が歌い出す。
すると街並みを行く人たちがリズムに乗り凛に傘を差し出す。
前川も音楽プレーヤーを抱えてついていく。
『踊り出す交差点で みんな驚かない
なにもかも自由なの?
流れる人の波に
飲み込まれそうになるよ
知らない言葉のメロディー
不思議と力が湧いてくる 』
凛に続き花陽、真姫も街へと出て行った。
次第に辺りが晴れていく。
『Hello,星を数えて
これから出会うことを占えば
Hello,予測不可能!?
きっと一緒ならぜんぶ楽しめる Hello!
明日起きたら どうなるかな どうしようかな 』
3人がキメポーズを取る。
すると周りの観客が拍手をする。
『星空にゃ!!!』無邪気な笑顔を見せる凛だった。
まるで3人の歌に応えるかのように空には満天の星が広がっていた。
18:30 カフェレストラン
休憩をするために寄った12人だったが・・・。
「うう・・・うう・・・・」顔を手で覆い花陽が泣いていた。
「花陽?どうしたの?」真姫が聞く。
「ホームシック?」希が聞く。
首を振る花陽。
「どこか怪我したの?」絵里が聞く。
首を振る花陽。
「ちょっとにこちゃん何かした!?」凛が頬を膨らませて聞く。
「何もしてないわよ!」否定するにこ。
「・・・・くまいが・・・」花陽がかすかに言葉を漏らす。
「・・・?」ことりが顔を覗き込む。
「くまい?」穂乃果が首をかしげる。
「白米が食べたいんです!!!!」急に立ち上がり宣言する。
「・・・へ?」飲もうとしていた水を置きキョトンとするレナ。
「こっちに来てからというものの・・・朝も昼も夜もパン!パン!パン!パン!!白米が全然ないの!!!」机に手をつけ熱弁を始める。
「・・・言われてみれば・・・そうかも」前川が思い出す。
「しかし・・・ライスは昨日の付け合わせでありましたよね?」海未が言う。
「付け合わせじゃダメなの!白米は主食!パサパサなサフランライスとは似て非なるものなの!!!御にめしと書いて御飯・・・」海未の顔を見つめる花陽。
「すごい白米へのこだわり・・・」穂乃果が感心する。
「・・・あ、このパン美味しい・・・」手元に置かれていたパンを食べて笑顔になる花陽。
「・・・・いや、食うんかいっ!」希が的確なツッコミを入れる。
「それはそうとして・・・真姫、この辺にそんなお店ある?」絵里が聞く。
「まぁ・・・なくはないけど・・・」真姫が仕方なしに案内することになった。
19:30 Go!Hanya
店の外にはとても大きな狸に電飾が飾られており少し日本を履き違えたような雰囲気を出していた。
「いろんなメニューがあるね!」ことりメニューを見て感心する。
「味噌汁だけで8種類・・・」凛が驚く。
「ん?なんだこれ?」メニューの隅に『納豆』と書かれた豆を見つけたレナ。
「納豆だよ。食べたことないのか?」前川が意外そうな顔をする。
「ああ・・・初めてみたよ」珍しそうに見る。
「1つ頼んでみたら?食べれなかったらにこが食べるから」絵里が言う。
「ちょっとなんでにこなのよ!」にこが突っ込む。
「だってにこちゃんのお家常に3パックのやつ確保されてるもんね」凛が言う。
「なんで知ってんのよ!?」にこが驚く。
『あはははははははは』皆で笑うのだった。
20分後 注文していた品々が手元に渡った。
「・・・・これが納豆・・・」まじまじと納豆を見つめるレナ。
(ちょっとエリチ・・・)耳元で絵里に話しかける希。
(どうしたの?)希に耳を寄せる絵里。
(レナくんって確かヌメヌメしたものが・・・)
希が絵里に忠告した時には遅かった。
レナの方に目線を向けると口に含んでから一切噛めずに固まったレナが涙目になっていた。「あーーー言わんこっちゃない!」希が声を上げる。
「ヌメヌメがダメなのでしたよね・・・?」海未が確認する。
「ネバネバならいけると思ったんだけどなぁ・・・」前川が言う。
「・・・んぐっ!!!」水を勢い良く飲み納豆を流し込む。
「うわぁ・・・」穂乃果がかわいそうな目で見る。
「・・・だめだ。もう帰りたい」レナが落ち込む。
「元気出すにゃー!」凛がレナを揺する。
「レナくん、元気出して!白米が美味しいよーー!」花陽が満面の笑みで白米を頬張る。
「・・・花陽ったらマイペースね」真姫が噴き出す。
「それにしても・・・その量・・・」にこが少し顔を引きつる。
「ん?」真姫が首をかしげる。
「なんで真姫ちゃんの前にそんなにトマトがあるの?」ことりが聞く。
真姫の前には皿に満遍なく並べられたトマトが3皿置かれていた。
「え・・・」真姫が赤面する。
「いくらなんでも・・・多くない?」ことりが言う。
「ことりには言われたくないわよ!」真姫が突っ込む。
『確かに!』にこりんぱなの声が揃った。
「えぇー!」ことりが驚く。
すると絵里が咳払いをして場の空気を変える。
「それより、明日のライブの会場どうする?」
「あ、そういえばまだ決めてなかったね・・・」穂乃果が思い出す。
「じゃあ、せーので言ってみるか?」レナが言う。
「じゃあそうしてみましょ」にこが言う。
「せーのっ!」
「タイムズスクエア!・・・・ってあれ?」発言したのはレナだけだった。
「・・・正直どこも良すぎて決めれません・・・」海未が申し訳なさそうに言う。
「なんだよそれ・・・」レナが呆れる。
「でも、タイムズスクエアってどこのこと?」穂乃果が聞く。
「ネオン街でさ、町中に電光掲示板みたいなのがあって本当に秋葉みたいなんだ!昨日のホテルまでの帰りに寄ったんだけどさ・・・・。あそこならきっとμ’sらしさが一番出るんじゃないかって思うんだ」嬉しそうに言うレナ。
「じゃ、そこに決まりね」にこが言う。
「へ?」
「家業院がそう言うんならそれが正解なんだろう!」前川が笑う。
「それでいいのか?他のみんなは?」
「ずっと側で見てくれていたレナくんが言うなら間違いないよ」ことりが微笑む。
「え・・・そうか・・・な」少し照れ臭そうに頭をかく。
「うん!じゃあそのたいむずすくえあ?にしよう!」穂乃果がうろ覚えで言う。
「よし、じゃあ俺と前川は昼から会場設営の手伝いに参加するから夜18:00に会場に集合だ!」レナが言う。
『はーい!!』皆が元気に手を挙げた。
20:30 駅
「いや〜美味しかった!白米はやっぱり最高だよー」店を出てから5回目の発言である。
「かよちんそればっか!」凛が言う。
「まぁまぁ・・・」絵里がなだめる。
少し遅れて車両に入ってきたレナ。
「あれ?穂乃果ちゃんは?」ことりが聞く。
「なんか、改札通れてないみたいでさ。支払い受付のとこ走ってった・・・」レナが言う。「間に合うの?大丈夫?」真姫が少し心配する。
「まぁ・・・多分大丈夫?」レナが苦笑いする。
「それってどうなのよ・・・」にこが顔を険しくする。
『A door closes』アナウンスがかかる。
「あ、穂乃果!」海未が穂乃果を向こう車両に発見した。
「え!?乗り込むの間違えてる!!」希が焦る。
「ちょっと穂乃果ー!!」「こっち向くにゃー!」「穂乃果ちゃん!」
「気付いてよー!!」「間違ってるよ!!!」
違い互いに2枚のドアの先の穂乃果に話しかける。
しかし穂乃果はなぜか顔を手で撫でて向こうを向いたまま逆方向へ流れていった。
40分後 乗り込んだ次の駅で降り2人一組に分かれて穂乃果を探しに向かっていた。
「全く・・・どこに行ったんだぁ?」レナが面倒くさそうに言う。
「んー・・・。そういえば穂乃果ちゃんさっきケータイの電源が切れたって言ってたよ」凛が言う。
「はぁ・・・。ん?電話だ」レナのケータイが鳴る。
「もしもし?真姫か?どうした」
『こっちも見つからない・・・。とりあえずホテルに戻って警察に連絡してもらいましょ』「そうだな・・・。こっちもホテルに向かうよ」
『わかったわ』そう言って電話が切れる。
「どうしたの?」凛が心配そうに言う。
「一度ホテルに戻って警察に連絡してもらおうって事になった」
「そっか。穂乃果ちゃん大丈夫かなぁ?」
「あいつのことだからのんびりしてそうなんだけどな・・・」
そこから10分後 タイムズスクエアストリート。
ネオン街とも言われスモッグがかった雰囲気を漂わせる電飾。
人通りが非常に多く自分がどこを歩いているかもわからない状態の穂乃果。
「どうしよう・・・。駅、こんな感じじゃなかったよね」
うつむいて歩いていると人にぶつかってしまった。
「あ、すみませ・・・」
「Sorry!」向こうから帰ってくる謝罪は英語だった。
「そーりー・・・」(そっか・・・。日本語は通じないんだもんね。道を聞く方法もわかんないよ。自分がどれだけいい加減だったかがわかるな・・・)
そんな風に心の中で後悔する。
そんな時遠くから綺麗な歌声が聞こえる。
『Moonlight and love songs
Never out of date.
Hearts full of passion Jealousy and hate. 』
歌声が聞こえる方に自然と足を運んでしまっていた。
歌声の主は街角で自分でマイクをセッティングし歌っていた女性のストリートミュージシャンだった。
『 It's still the same old story
A fight for love and glory
A case of do or die.
The world will always welcome lovers
As time goes by.
』
儚くも美しく歌い上げる女性。
周りが拍手して絶賛する。
「Thank you! So that happiness visits everybody whom I asked today!! Bye!!(ありがとう!今日私の歌を聞いてくれたみんなに幸せが訪れますように!さようなら!)」
流暢な英語で話す女性。
すると彼女目の前に長髪の男性が寄る。
何かを話し二人とも笑顔で手を振り男は去って行った。
(どこかで見たことあるような・・・ないような・・・)穂乃果はその男性を見て首をかしげながら拍手を続けた。
「ん?」女性シンガーが穂乃果に気づき笑顔を向ける。
「・・・えーと・・・。Beautiful?」自分の知っている単語で褒めようとする穂乃果。
「ありがとう!日本語で大丈夫よ」微笑む女性。
「え!?日本人ですか!?」驚く穂乃果。
「そう見てもアメリカ人じゃないでしょう?」身振り手振り穂乃果に見せる。
「あ・・・確かに・・・。あの!すみません・・・道に迷っちゃって・・・」申し訳なさそうに言う。
「どこに行きたいの?」笑顔で聞く女性。
「えーーと・・・大きな駅で大きなホテルです!」
「・・・え・・・と」苦笑いしてしまう。
「・・・ゴメンなさい。駅名も全部一緒に来てた友達に任せきりで・・」
「なるほど・・・。だいたい検討はつくわ。案内するわね」優しい笑顔で微笑む女性。
20分後 電車内。
「本当にすみません・・・。私が全然管理できてなかったから・・・」穂乃果がうつむく。「大丈夫!大きな駅ってだけでだいたいわかるから」
「すごいです!」
「大きなホテルに、大きなシャンデリアもあるでしょう?」自信ありげに言う女性。
「はい!!」全力の感動を体で表す穂乃果。
「プフ!」思わず吹き出す。
「え・・・?」キョトンとする。
「あなたいちいち動きがオーバーね!」嬉しそうに言う。
「あ・・・すみません」急に恥ずかしくなる穂乃果。
「楽しいからいいわよ。・・・あ!!!」急に何かを思い出したように驚く。
「どうしたんですか!?」穂乃果も驚く。
「・・・マイク・・忘れた・・・!」うっかりした顔を見せる。
「あの・・・それじゃ・・・?」女性の座っている座席の横に立てかけてあるマイクを指差す。
「あ・・・てへ!」舌を出す女性。
「もう!驚かさないでくださいよ〜!」穂乃果が安心し肩を落とす。
「ま、あったんだからいいじゃない。着いたよ」そう言って立ち上がる。
「はい!!」辺りを見て自分の見たことのある景色に感動する。
駅を出てホテルまでの道のりを歩いている途中穂乃果がほんの些細な質問をした。
「ずっとこっちで歌ってるんですか?」
「まぁね。元々はグループで歌ってたんだけどね・・・。それも色々あってバラバラになって結局歌いたいって思ったから旦那連れてこっちに来ちゃった!」
「それで・・・どうしたんですか?」少し暗い顔をして続きを問う。
「何が?」
「グループがバラバラになった時・・・」
「これもいい機会かな〜なんて思ったかな!新しい一歩って感じで!」笑顔を見せる女性。「いい機会・・・」
「簡単だったよ。答えはとても簡単だった・・・」少し過去を思い出して空を見上げる女性。
「・・・なんかわかるようでわからないんですけど!」
「いいの!」
「教えてくださいよ!」
「今はそれでいいの!すぐにわかるよ・・・」悲しげな表情を見せる女性だが穂乃果には見えていなかった。
明るい街灯とは別に眩しく光る建物が目に映る。
「穂乃果!!」ホテルの前に立つ海未が呼ぶ。海未の後ろには前川と真姫と絵里とことりが居た。
「海未ちゃん!!!みんな〜!!!」帰ってこれた感動に少し涙を浮かべ走りだす。
あと2歩で抱きつける・・・。そんな時。
「何やっていたんですか!!!」海未のきつい言葉が穂乃果の足取りを止める。
「・・・海未ちゃん?」顔を覗き込む穂乃果。
「どれだけ心配したと思ってるんですか!?」涙を流しながら海未が穂乃果に抱きつく。
「ごめんなさい・・・・」そう言って海未に顔を寄せる。
するとホテルから残りのメンバーが出てくる。
「あれ?穂乃果ちゃん帰ってきてる!」花陽が驚く。
「ほんまや!無事やったんやね!!」嬉しそうにする希。
「全く・・・世話かけやがって・・・」レナが首を掻く。
「ってか穂乃果ちゃんそれ何?」前川が穂乃果の手に持っている横長の箱を指さして言う。
「あ、これ!ここまで送ってくれた人の荷物!」そう言って後ろを見る。
「あれ・・・?いない・・・?」後ろには誰も立っていなかった。
「人・・・?誰もいなかったにゃ」凛が言う。
「嘘!?おかしいな・・・一緒に居たんだけど・・・」
「疲れて幻影見えてたんじゃない?」真姫が微笑む。
「そんなんじゃ・・・」
「さ、もう中に入るわよ。警察にも連絡しないといけないし」にこがホテルに入ろうとする。
「あ、みんな!」穂乃果が皆を呼び止める。
『ん?』皆の声が重なる。
「ごめんなさい!私、リーダーなのに皆に迷惑ばっかりかけちゃって・・・」頭をさげる穂乃果。
「もう気にしてないわ。頭を上げて?」絵里が微笑む。
「その代わり!明日のライブ本気でやりなさいよ!」にこが言う。
「手抜いたら承知しないからね!」希もいたずら顔で言う。
「・・・うん!!!」笑顔で頷く穂乃果。
「よーし!それじゃ寝るにゃ〜!」
「寝るのに気合い入れてどうすんのよ」真姫が突っ込む。
22:00 前川の部屋。
「今日のあの1年組の曲・・・お前は知ってたのか?」レナがコーヒーを飲みながら言う。「卒業式のちょっと前に新曲を作ってみたって!それで皆には内緒って言われてさ」前川がケータイを触りながら言う。
「・・・なるほどな。それじゃ俺はもういらねーか」そう言って微笑むレナ。
「いや、それは別だろ?あの子らなりに努力したってことだよ!」
「わかってるよ。冗談に決まってるだろ。そうだ、明日俺は朝7時に出るわ」
「え、さっきテレビ局からの連絡で12時に機材取りに行くんだろ?」
「ああ、別件だ」笑顔で言う。
「了解!あえて聞かないことにしといてやるよ」
「助かるよ・・・。じゃ、皆の部屋回って寝るわ!」レナが立ち上がる。
「おう、俺も今日はもう寝るよ!おやすみ!」
「おやすみ!」そう言ってレナは部屋を出て行った。
「よし、悪いな家業院!聞くのは俺じゃないんだよなー」怪しげな笑顔を見せながらμ’s全員にレナが7時にホテルを出ることをメールする前川だった。
いかがでしたか?
観光しているあたりを書くのが本当に難しかったです・・・。
そしてオリジナルの長髪の男性が少しだけ登場・・・果たして彼は一体何者なのか?
レナの新たな弱点『納豆』!
これを書くにあたってNYの聖地の名前なんかも調べてて知識が増えて楽しかったです!
次回はついにAA回!
レナが朝7時に向かうところとは・・・!?
お楽しみに!
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