第9話 再会
side しのあ
亡国機業という組織に助けられた。
傷の手当を受け、温かいご飯を食べ、お風呂に入り体を休ませた。
数日経つとすっかり回復した。
そして、なにより嬉しかったのは…….
「しーちゃんご飯食べに行こっか!」
「しのあ君!行きましょう!」
「わたしも行くぞ」
「私も行くわ」
「私も」
「ん」
そう、束姉様が亡国機業へ来た事だ。
上からたば姉様、クロエ、オータム、スコール、マドカ、カメリア
「うん……分かった」
そう言うとみんなで食堂へ向かった。
「束さんは〜Bセットの和食だよ〜」
「クロエもそうします!」
「僕も……」
僕と束姉様とクロエとマドカはBセットの和食を頼んだ。
他はAセットの洋食だ。
「「「「「「「いただきます」」」」」」」
それぞれがご飯を食べ始める。
僕は3人が食べてる大きなステーキを見て気になることを言った。
「ねぇ……ステーキ……大きいけど……太らない?」
「「「「……っ!!」」」」
「私、お腹いっぱいなの。オータム食べて?」
「私も……」
「……ん」
「お前ら!あたしを太らせる気か!そしてしのあ!お前も余計な事を言うな!……よりによって女が気にする事を……!」
「ぅ……ぅぅ」
「……っ!悪かった!怒ってねえから!……やめろ!周りから絶対零度の視線がっ!!」
「しーちゃんを泣かせるとはいい度胸してるねー!」
「最低です」と汚物を見るような目をするクロエ。
「最低だな」視線だけで人を殺せそうな目をするマドカ。
「あ〜あ」と出来の悪い子供を見るような目の……所謂蔑むような目をするスコール。
「……」とオータムに視線すら向けず、いない者として扱うカメリア。
先程まで騒がしかった食堂は静まり返った。
ここは食堂。
即ち周りにも組織の人が居るわけで……そしてこの数日で、しのあのさりげない可愛さと言う魔の手が浸透していた。
今や、しのあを嫁にしたい!
通称(SYS)ファンクラブが出来ていたのだ。
会長 篠ノ之 束
副会長 クロエ・クロニクル
etc.
「本当悪かったって!マジ許して!しのあが許さねーとあたし闇討ちされるから!」
焦って90度頭を下げるオータム
「ほんとう……?怒ってない?」
「ああ!」
「ふぃ〜……良かった!」
しのあは気づいていないだろうが、しのあの笑顔は眩しい。太陽みたいに。
「「「「「〜〜っ!」」」」」
(ブファッ)
(ちょっとトイレ行ってくる!)
(ちょ、私も!)
(反則……)
次々と人が後ろ向きに倒れていく
中には机に突っ伏す者も居た。
(メディッーーク!!)
「みんな……どうしたの?」
?みんなどうしたのかな?
「「「「「ブファッ!!」」」」」
(第2波攻撃……だとっ!?首傾げ来ました!)
(もう……あかんて……)
(ゆるひて……)
(メディックはまだかよ!)
(ダメだわ!衛生兵も逝ってる!)
(くっ!!ここまでか……っ)
(みんな落ち着いて!第3波攻撃に備えて!)
(次来たらみんな死んじまう!やらせはせんぞ!やらせは(ry)
どうしたんだろう……真っ白の床が真っ赤だよ……
「冷めないうちに食べよ……はむっ……んくっ……おいしい!」
(見て!ハムスターみたいに頬を膨らませて可愛い〜!)
(ちょっと!あんた!鼻を拭きなさいよ!垂れてるわよ!)
(そういうあなたもよ!)
言い合いをしている2人の後ろに立ち
肩は手が届かないので服の裾を引っ張り呼びかけた。
((へっ?))
「お姉ちゃん……これ使って?」
僕は、出血している女性にハンカチを渡そうとしただけなのに……
(……HQ!HQ!メーデー!メーデー!こちら食堂!出血者多数!増援を要請する!無自覚上目遣いと首傾げに気をつけよ!オーバー!)
(これから先どうなっちゃうの……)
無線で叫んだのちに倒れ、もう一人は虚ろに天井を見上げ呟きながら意識を失った。
混沌とした食事を終えた後、銃の訓練を受け、護身術を習う。
それが終わると後は暇だ。
暇な時間は主にゲームをしている。
大奮闘!スマブラだ。
それを僕、カメリア、マドカ、クロエとする。
たば姉様は強すぎるから見てるだけ
「僕は……カービ◯」
「スネ◯ク……」
「私はワ◯オだ!」
「クロエはルイ◯ジで行きます!」
始まった。
とりあえず飛ぶ
スネ◯クはマップの端っこからロケットランチャーをバイクを走らせていたワ◯オに向かって撃った。
そしてその操作が上手い
「ちょ、痛いって!なんで私ばっかり狙うんだ!」
「……」
「手榴弾投げすぎです!」
「……」
「星出た……!」
「取る……」
カメリア早いよ!
取られた〜ワ◯オがダメージを与え後一発!って時にロケランに横取り……
「横取りされた!スネ◯クの必殺技嫌なんだよね〜……って!なんで私だけっ!ああ〜!場外した……」
そして狙撃が上手い……
「次、クロエですか!?いやぁ!!」
「カービ◯……逃げずらい……」
カービ◯飛んでる状態だと逃げずらいよね……とりあえず鉄の重りに変身!
「なんで……」
だが吹っ飛んでいった。
「……」
ドヤ顔で僕達を見てきた。
「「「ーーっ!?もう一回!(です!)」」」
「一緒……」
「むぅ……」
「スネ◯ク禁止だ!」
「分かった……ピ◯ト」
「また遠距離ですか……ではリ◯クで」
「ピカチ◯ウ……で行く!」
「ロ◯クマンだ!」
結局、ピ◯トの遠距離で弓攻撃され
ロ◯クマンと撃ちあいをしていたが
ロ◯クマンが場外
僕はデンゲキを繰り返して鬱陶しい攻撃をしたが結局場外した。
強すぎるよ……
クロエは一番奮闘した。
やっぱり盾持ちだと違う。
結局星取られて飛ばされたけどね……
「強い……」
「降参です……」
「くっ……」
「……」
その時ちょうどドアがノックされた。ドアを開けて入ってきたのはオータムだった。
「しのあ〜。総長がよんでるぞ」
「総長……?」
「ああ、会うのは初めてだったか
行ってくるといい篠ノ之博士もな」
「……分かった」
「ん?分かったよ〜
しーちゃん行こっか」
「ん」
総長……どんな人だろう。
助けてもらったお礼も言わなきゃね。
side out
side 束
不覚を取ったよ〜
Gに夢中になっていたら
しーちゃんが攫われたことに全然気づかなかった!
異変に気付いたのは、クーちゃんが焦って帰ってきた時だった。
GPSで最後に映った場所へクーちゃんと行ったけど、路地裏で
ウサミミが落ちているだけだった。
辺りの防犯カメラをハッキングして
チェックすると黒光りの車に乗せられるところが映っていたんだよ。
すぐ行き場所を辿ると
デュノア社だった。
デュノア社を潰す為に、非道な実験をしている証拠を集め
不正や他の犯罪経歴も集め
一気に潰そうとした。
でも、一つ気になることがあったんだよね〜
一人の女のテレビ電話が怪しくて
内容を盗聴すると
しーちゃんに関する事だった。
亡国機業へ連れて行くと言っていたから、それを見守る事にした。
何故ならその通話相手の顔がちーちゃんそっくりだったから
そいつに関して情報を集めると
ちーちゃんといっくんの生き別れの兄妹だって事が分かった。
ちーちゃんの両親が出て行った後、
妊娠がわかったらしくて
産まれる一週間前に事故に遭い
父親は死亡
母親は助かったものの
出産と夫の死に耐えられず
産んだ後死亡。
娘の名前は織斑 マドカだった。
そして、しーちゃんは亡国機業に救われた。
デュノア社?もちろん圧力かけたよー!
え?何をしたって?
社長の不倫のスキャンダルを流したら、嫉妬深い奥さんに……だよー。
この世から消そうかと思ったんだけど娘のシャルロットって子に免じて生かしておくことにしたよー!
しーちゃんを助けてくれたみたいだしね!
そして監視カメラに映っていた
しーちゃんに暴力振るっていた女郎共は買い取ったよー!
それでこの間捕獲した、ご……んんっ!G君を量産して一つの密室に閉じ込めたんだー!後は分かるよね?
……え?分からない?しょうがないなぁ。では見に行こうか!
「もうやめてー!!気持ち悪い!!」
「いやぁ!!踏んだ!」
「きゃーー!!飛んできたっ!!何でもするから!!ここから出してよ!」
「ぁ……Gが一匹……Gが二匹……Gが三匹……Gが……」
ここだよ!聞こえる?この悲鳴。
束さんの家族に手を出した罰だよ!
「何でもするって本当か?」
「「「「っ!!」」」」
「どうなの?答えろよ。束さんの家族に手を出したんだからさぁ」
「します!!何でもしますから!」
「はいぃ!!何でもします!!お願いします!ここから出してください!」
「なんでもするからぁ!!」
「Gが十二匹……Gが……」
「そう。じゃあさ、しーちゃんのボディガードになれよ……ここから出たいならそれしかないよ?断っても良いけどG君達の餌になる?」
「なります!ISを開発した篠ノ之 束様の家族のボディガードになれるなら喜んでなります!」
「ええ!むしろこちらからお願いしたいくらいです!」
「そうです!」
「もし、逃げようとしたりしたら分かってるよね?」
「「「逃げません!」」」
「ふーん。わかった。ボディガードで居る間、給料も出すからしっかり働けよ」
「え?……給料出るんですか……?」
「私達しのあ様に暴力振るったのに……ぐすっ……ごめんなさい!私、しのあ様を絶対御守りします!」
「……!給料出るなんて……人間として扱ってくれてる……それだけで嬉しいです!」
「じゃあお願いするねー」
「「「はい!!」」」
まぁ嘘は言ってないみたいだし。
任せてもいいかな
しーちゃんをあそこへ通わせる時にも年齢が近いなら四人送り込めるしねー
side out
セドリックざまぁですね
きっとコッテリ絞られたでしょうね。
ナニがとは言いませんがね(@ ̄ρ ̄@)
わからない人用に
HQとは司令部と言う意味です。
メディックは衛生兵、所謂医者のような感じです。
そして四人組ですが、G君が沢山居る所に入れられてかわいそうに……(他人事)
フェイト「お前のせいだよ!」
スカイ「そういえばフェイト。初めて後書きにキャラクターが登場したわね。しかも私達モブが初めてよ!」
フェイト「うれしいね!」
シルバー「最近、前書きと後書き短いな」
クロ「きっと思いつかないんだよ」
コルク「そ……そそそそそんな事ないよ!?」
「「「「いや、バレバレだから!」」」」
誤字・脱字あれば指摘して頂けると嬉しいです。
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