IS〜造られた少年の軌跡   作:☆コルク☆

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こんばんは(´・_・`)
2話目の投稿です(^-^)/
お気に入り10件(°_°)
ありがとうございます!

今回少し短めかな?(^^;;
なので今日中に少し間を空けてあと2話載せます(=゚ω゚)ノ



善と悪の狭間《はざま》

第2話 善と悪の狭間《はざま》

 

side束 フランス某地下施設廊下

 

はぁ〜癒される〜

後ろからトテトテと

擬音の付きそうな足取りで必死についてくる姿!

《イメージ》

スタスタ→トテトテ

スタスタ→トテトテ

ピタッ→ビクッ!ピタッ

スタスタ→トテトテ

ぐぉぉぉお!……なにこの子!振り返って抱きしめたい!

……いや!耐えろ!耐えるのよ束!

ぐぐぐぐぐっ!……フーッ!フーッ!

やったぜ!ふ……ふふふふ!耐えた!

束さんの理性の勝r「たば姉様?」

しーちゃんが首を傾げて……

思わず振り返って抱きしめる。

ハッ!……

「ぅ??」

「フーッ!フーッ!

しーちゃん……いいかな!?

他の人にその仕草したらダメだよ!

怖〜いオオカミさんに美味しく(性的)食べられちゃうからね!」

「ぅぇ?……食べられる(物理的)……やっ!」

しーちゃんが体を震わし涙目にする。

 

「ぁ……大丈夫だから!今のは……その!言葉の綾で!とにかく!食べられないから!それに束さんがいるから!」

「ほんと……?」

しーちゃんの涙目……ごちそうさまです!

いやー。凄い罪悪感なんですけど!!

ミサイルハッキングして撃った時なんかと比じゃないよ!

「本当!本当!……あ、そうだ!

束さんの他にももう一人家族がいるから仲良くしてね!」

「他……家族?」

「そうだよー!その子はクーちゃんと言ってね。"しーちゃんと同じなんだ"だから仲良くしてあげてね?」

「ーーっ!?僕……一緒。

うん!……仲良く……する!」

「クーちゃんも喜ぶよ!

さぁこの扉を開けたら外だよ!

準備はいいかい?」

「ん!」

 

side out

 

side しのあ

 

時はほんの少し遡る。

 

家族……かぁ

僕、一人じゃないんだ。えへへ

そういえば他にも後4つガラスがあった……僕の他にもいるのかな……

「たば姉様?僕の様な……造られた人……

他にも……いるの?」

 

たば姉様は、うーん。と考えてから答える。

「ん〜?いるよ〜

たくさん……ね。

孤児の子とかをゴミのように扱い

体を弄って捨てる……とか。

しーちゃんはそれを聞いてどうしたいの?」

「ーーっ!!……そんなのひどい!……助ける!」

たば姉様はうんうんと頷き僕に問いかける。

 

「束さんも〜その考えはいいと思うよー!

でもどうやって助けるの?此処みたいに地下にあったり

何処にあるか分からないよ?

仮に見つけたとする。

どうやって救う?ここは誰も居なかったけど、他の施設だとそうはいかない。警備とかいるよ?

じゃあ救えたとする。

どうやって養うの?少なくて数百人単位、数千単位でいるかもしれないよ?

助けた後追い出すわけにはいかない

数百人の人間に服、食べ物、住む所と合わせたらどれだけお金が必要かわかる?

それに国家や強大な組織を敵に回すかもしれない。

いくら天才の束さんでも〜

数百人の人間を養って守るのは無理だよ?……と言うか

助けて養う義理も義務もないし……ね?」

「 っ!?」

僕はうっ。と言葉を詰まらせた。

確かにそうだ。養う事なんて出来ない……

顔を俯かせていると、たば姉様がしゃがみ、僕と目を合わせ頭を優しく撫でてくれた。

「 難しい事を言ったね。

でもこれだけは覚えておくといい

実行に責任は付きものだって事をね。

君の考えは"善"だ。いい事だと思う。

でも途中で養えないからと言って

自由にしたとする。

その子たちは戸籍がない

即ち"存在しない子"なんだよ。

必然的に職に就くことが出来ない

研究所に居たなら最低限

食べ物は貰えた筈と考えるだろう。

しーちゃんが余計な事をしたせいで

今、自分達が苦しんでるという結論に辿り付くわけだ。

君はいい事をしたつもりが

その人達にとっては余計な事をってなる。

そして追い詰められた人たちが

どうするか分かるかい?

その子たちは盗みをするしかない

もしかすると暴行を加えるかもしれないし

殺人をしてしまうかもしれない

無関係な人達を巻き込んでしまうよ?

中途半端な善行はもはや善ではなく"悪"だ。

やるなら最後まで

それが出来ないなら見て見ぬ振り

をするしかない分かったかい?」

「……うん。……わかった。」

行動と責任……

僕は聞いた事を大事に心の奥にしまい、こくりと頷く

そして歩く事数分大きな扉が見えてきた。

 

「さぁこの扉を開けたら外だよ!

準備はいいかい?「ん!」

じゃあ行こうか!」

 

side out

 




善と悪……なんか哲学臭くなっちゃいましたね。

これは僕がまだ小学生低学年頃の時の話ですけど
大雨の日に弱った子猫を2匹、山で見つけたんです。
親とはぐれたのかな?と思い家に連れて帰って
飼うことにしました。
猫の飼い方もろくに知らず
餌とか揃ってないのにです。
一匹は一週間くらいで死んでしまいました。
その事にすごくショックでした。
もう一匹は元気になったので
その後すぐ山に返しました。
その時は子猫が親に会えるといいなぁ
としか思っていませんでした。
そして何年か経って高学年になって気付きました。
動物の赤ちゃんに人間の匂いが付くと
親は世話しなくなって殺して食べてしまうと。
2度目のショックでした。
僕からしたら善行が
子猫からしたら余計な事だったのかも知れません
今は、子猫がちゃんと親猫にあえて
一緒に暮らせた事を祈るばかりです。

誤字・脱字あれば指摘お願いしますm(_ _)m
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