超時間ギリギリなんですけどッ!
なので後書きは後ほど編集します!
遅くの投稿すいません!m(_ _)m
第24話 誘拐
side 一夏
今の状況を3行で纏めようと思う。
如何にも誘拐されました。と分かるような麻袋を被せられ
車で連れて行かれた場所は……
見えない為、わからねぇ。
だよなー
突っ込まれそうな場所がありそうだが、そこは気にしないでくれ
束さんと別れた後
一人で千冬姉の試合を観戦した
だが、それも圧勝で終わり
今大会も千冬姉が勝つだろうなぁ。
そう思ってぶらぶら散歩していた。
気付いた時には、怪しい男に囲まれていた。
「織斑 一夏だな?」
「ん?ああ」
「そうか。なら一緒に来てもらう」
「あぁ……は!?ならってなんだよ!」
「騒ぐな」
騒ぐなと言われたが
誘拐されそうになってるんだ!
騒がずにはいられないだろ!
「離せ!お前らなんなんだよ!」
「大人しくしろ!おらっ!」
「ゲホッな、何すんだよ…ゲホッゲハッ……」
腹が痛てぇ
ぺっ!血か……
強く殴りすぎだ!
「誰か来る前に連れて行け」
「「おう」」
そして麻袋を被せられた。
俺はここで漸く状況を理解した。
そして恐怖した
体がぶるぶる震える。
手を縛られ視界が真っ暗という状況も拍車をかけていた。
『日本は治安が良い』
そう、よく聞くが
理解できた。
外国ではこうも違うのか
まさか、自分が誘拐されるとは
全く思ってもなかった。
腹を殴られた時に前屈みになった時
懐に膨らみを見つけた。
それを見てからは、もう抵抗する気は起きず
千冬姉の助けを待つ事にした。
千冬姉なら絶対に助けてくれる。
だがどれだけ時間が過ぎても助けが来ない
「おいおい良かったなぁ〜?お前の姉、試合放棄したみたいだぞ?」
「は?」
「ほらよ」
麻袋を取られ目の前にあるテレビに
織斑 千冬決勝戦試合放棄と大きい文字でテロップが流れていた。
「折角ニ制覇達成だったのによぉ。
弟に足を引っ張られて棄権とはなぁ
同情するぜ」
いちいち語尾に『よぉ』とか付けられて無性に腹が立つ!
「だからなんだよ!」
いつまで経っても来ない姉
真っ暗で見えない恐怖
挑発するような男の声
その所為で怒鳴ってしまった。
「自分の立場を弁えた方がいいぜ?
お前は誘拐される側、俺等はする側だぁ。お前の命は俺たちが握っているんだからなぁ?違うかぁ?おらっ!」
「ゔがぁ゛……ひゅ……はぁゲホッゲホッ」
溝内を殴られ一瞬呼吸が止まった。
「はぁはぁお前等の目的はなんなんだ」
「はぁ〜。やっと聞かれたぜ。普通は一番最初に聞く言葉だと思うがな!」
「違いねぇ!」
「だな!」
部屋に野太い笑い声が響く
「俺等の目的は……いや。依頼と言うべきかなぁ?もう達成しているんだよぉ」
こいつ等の目的?……あ!!
「まさか」
「気付いたようだな?」
「やっとかよ」
「鈍いなぁ〜」
「さすが平和ボケの国のガキだ」
「まさか……俺んちは金持ちじゃないぞ!高い身代金なんて払えない!」
誘拐の理由は身代金狙いだとよく聞くし!これしかないな!
だが、俺んちは裕福じゃない!
高い身代金だったらどうすればいいんだ……
「「「……は!?」」」
ガタン
「なんでそうなるんだよ!」
「普通わかるだろ!?」
身代金じゃないのか?
なら何が目的なんだよ
「お前の姉をーーぐはぁっ!?」
「なんーーぎゃぁあ」
「おい!どうーーぶべらっ!?」
「な、何があったんだ!?」
俺を誘拐した3人の男が床とキスしているぞ!?
千冬姉がどうしたんだ?
「大丈夫?」
「ああーーって誰だ!?」
「助けに来たよ?織斑 一夏」
目を向けるとそこには真っ白で長い髪を靡かせた。女の子が立っていた
その後ろから怖い顔をした千冬姉も来ていた。
助かった。が千冬姉に怒られるだろうな……
そして、これが後に兄弟のように暮らす事になるしのあとの出会いで
もっと大事にすれば良かったと
一生後悔する事になる大切な義弟との出会いでもあったんだ。
side out
side 千冬
私はドイツ軍と行動している
先程、私の元へドイツ軍将校が駆けつけてきた。
一夏が誘拐されたらしい
誘拐犯の望みは織斑 千冬の試合放棄という事だ。
あの馬鹿は一体何をしている!
ブリュンヒルデの座など惜しくはないが、試合を楽しみにしてここに観戦来ている人が多い
はぁ……マスコミに追われる日がまた来るのか。
初代ブリュンヒルデになった時もマスコミに追われる日が続いた。
試合を放棄したとなればもっと酷くなるだろう
「ここで間違いないんだな?」
「はっ!我が軍の諜報部隊が逆探知し、割り出した位置はここで間違いありません!」
「わかった。正面は私に任せろ
中尉達には裏口や屋上から突入して欲しい」
「お任せください!」
「頼むぞ」
「はっ!」
待っていろ馬鹿者が!
正面から入ったが見張り、巡回をしている者は居なかった。
本当にここにいるのだろうか?
奥の扉を見据える。
「おーーどうーーぶべらっ!?」
「な、何がーーんだ!?」
間違いなく一夏の声だ
だが、何か様子がおかしい
もう既に中尉達が突入して制圧したのだろうか?
いや、まだそれは早いか。
そっと扉を開け中を覗く
「ーーって誰だ!?」
「ーけにーーよ?織斑 一夏」
そこには椅子に縛られた一夏
一夏に近づく少女
床に伏せている男3人
と、訳の分からん状況だった
とりあえず一夏を救出し
少女が何者かを問い詰めなければ、な。
ドイツ軍よりも早くこの場にいるという事は
軍よりも上の諜報能力があるという事か?何処かの組織の者か?
果たして一夏を助けに来た側か
それとも奪いに来た側か。
疑問はあるが……
「動くな。お前は何者だ」
「ーー?織斑 千冬?」
「そうだ」
「なぁ?千冬姉と一緒に助けに来てくれたんじゃないのか?」
「お前は黙ってろ馬鹿者」
「あ、ああ」
「僕は、白麗 しのあだよ?」
「ん!?お前が束の家族か?そういえば写真で見たな……うん間違いない」
「うん。たば姉様の家族」
「束さんの家族なのか!?で、なんでここにいるんだ?」
「うん!ジュース買いに行く時に一夏が誘拐されそうになっていたから」
「そうか……すまんな。この馬鹿を助けてくれてありがとう」
「助かったよ」
「馬鹿者が!!ちゃんと礼くらいしろ!」
「ぶべっ!?いってぇ!何するんだよ千冬姉!!」
「貴様こそ何をしたのか分かっているよか?」
「は?……誘拐された?」
「貴様のせいで棄権したんだぞ?マスコミがまた五月蝿くなるな」
「あ、そうかーーって気にするのそこじゃないだろ!?」
「ん?」
「だから!俺の所為でブリュンヒルデ逃したんだぞ!?」
「別にブリュンヒルデの地位など惜しくはないぞ?弟を失うのと比べたらな」
「そ、そうか」
「これがブラコン?」
「ブラコンではない!」
「たば姉様が言ってた。織斑 千冬はブラコン。織斑 一夏はシスコンって」
「「なっ!?」」
「あの馬鹿兎!」
「束さんは何を教えているんだよ……」
「えー?本当の事だよ?」
「はぁ……本当の事だよってーー束!?」
「束さん!?」
「何故ここに居る!」
「そこにしーちゃんが居るからだよー!しーちゃんが居るところなら何処にだって行くよ〜!それが例え火山の中でもねー!」
「何処の登山家の言葉だ!
で、誰がブラコンだ?」
「ダラダラ……はっ!?大量の汗が!」
「口でわざとらしく言うな!全く!」
「あ、そうだちーちゃん!」
「なんだ?」
「しーちゃんを暫く預かってよ」
「はっ?」
「え?たば姉様……」
「だぁぁ!目をうるうるさせないでよー!IS委員会がしーちゃんが"男"なのにISを動かせる事を言っちゃったからね〜。国際指名手配されてる束さんの所に居たら、しーちゃんまで同罪になっちゃうよ?それだと意味ないんだよ!だからしーちゃんお願い!女尊男卑の風潮を少しでも収める為に!」
「……おい束」
「なにかなー?」
「男と言ったか」
「気にするとこそこかよ!?」
「一夏、黙っていろ!で、男と言うのは本当か?」
「本当だよ?見る?」
「ナニをだ!分かった!認める!!だからズボンに手をかけるな!で、しのあも嫌がれ!」
「?」
「はぁ〜。わかったうちで預かる。
お前の事だ。ブリュンヒルデの元に居れば手を出す奴が減ると思っているんだろう?」
「正解だよ!さすがちーちゃん!パチパチ〜!」
「だから口で擬音を出すな!」
「じゃあそういう事だから!しーちゃん!また会いに行くからね!!」
「もう……行くの?」うるうる
「ぐっ!!そんな目で、束さんを見ないで!?少しの辛抱だから!ね?」
「……わかった」しょぼーん
「ぐぬぬ!ちーちゃん!頼むよ〜!この場に居れば束さんの精神が!」
「分かった任せておけ」
「ばいばーい!」
こうしてしのあと3人で生活する事が決まった。
side out
コルク「一夏誘拐されちゃったね〜」
束「まぁ、原作通りだけどね!ってか拉致していった奴ら程度低くない?」
コルク「えーと……しーちゃんが可愛いって事で万事解決だよ♪」
束「可愛いは正義だからね〜w」
コルク「そそw例え不細工なヒーローが居ても可愛い悪が居たら悪の方に味方しちゃうよww」
束「寧ろ、善悪逆になってるよ〜」
コルク「それな」
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