IS〜造られた少年の軌跡   作:☆コルク☆

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はろはろー

わぁ〜5000文字おーばーだぜい


鈴ちゃん可愛いけど
中1で124cmは小さ過ぎたかな〜と思ってます
原作では150cm。
約3年で約30cmも伸び……るよね?成長期だし?
あんまりにもおかしい!と思ったら変更します。


鈴ちゃんの想い人

第27話 鈴ちゃんの想い人

 

side 鈴

 

あたしは凰鈴音よ!

男子には凰。

女子には鈴ちゃんって呼ばれてるわ

一部例外がいるけどね。

それは一夏としのあよ!

一夏には鈴。しのあには鈴ちゃんって呼ばれてる。

男子に鈴ちゃんって呼ばれるのもちょっと変な感じだけどね。

ま、まぁしのあはあんな容姿だし?

嫌?って聞かれたら嫌じゃないけど……だ、だからって嬉しいって訳じゃないわよ!?

でも、しのあは世界的に有名で

ハリウッドのスターに会うよりも難しいんだって。

まぁ世界にただ一人だしね。

って……あれはしのあ!?

やけに歩き方遅いけど……

荷物2人分持ってる!?

もしかしてイジメ?

許せないわ!!

 

結局イジメじゃないみたい

一先ず安心ね!

 

それにしても一夏の奴!

絶対に喝をいれてあげるわ!

こんな、自分より小さい子に重たい荷物持たせて、一体何を考えているのよ。

でもきっと訳があるのよね

急ぎの用事とか……

じゃなければ一夏がこんな事する訳ないじゃない

べ、別に庇ってる訳じゃないわよ!

唯、あたしを助けてくれた一夏がこんな事する訳ないってだけよ。

 

それにしても

しのあって122cmなんだ。

2cm勝ってるけど、男の子ってすぐ伸びるから……負けたくないわね。

明日から飲む牛乳の量増やさないとね。

 

「あら、おかえりなさい」

「お母さんただいま!」

駄弁っていたらいつの間にか家に着いた。

 

「お邪魔します!」

「あr……」

あ、お母さん固まった

1.2.3.4.5.10.15……

 

「ま、まさか」

あ、直った

15秒間の沈黙はなんだったのよ

気持ちは分かるけど……

 

「はい。白麗 しのあです!」

「あ、これはご丁寧にどうもございます」

「ちょっとお母さん!文章おかしいわよ!?」

「そ、そうね。それにしてもどうしてこんな所に……」

「荷物を2人つ持ってたから1つ持ってあげたのよ。後、明日の暗唱テストの練習をね」

「鈴……貴方、やるわね」

「何がよ!?」

「ちょっと貴方〜!鈴ちゃんが男の子連れてきたわよ!」

「なんだとっ!?彼氏か!?俺より強い奴じゃねえと認めね……から……n……」

あ、次はお父さんが固まった

2人とも口を開けて固まらないでよ

 

「鈴、結婚おめでとう。しのあ君、鈴の事を末長くよろしくお願いします」

「ありがとう……ってなんでそうなるのよ!?彼氏とかじゃないわ!それに今日あったばかりよ!」

さっきまで殺気立ってたのに……

切り替えが相変わらず早い

 

「ふふっ。こちらこそよろしくお願いします」

「……なっ!?」

「鈴ちゃん冗談だよ?」

「あ、アンタ!からかったわね!こうしてやるわ!」

ぷにゅ……柔かっ。何この頬っぺた!ツルツルでモチモチ!

 

「いひゃいよぉ〜」

変顔でも可愛いってどんだけよ!

 

「あらあら仲が良いわね」

「だな。しのあ君、俺みたいに尻に敷かれるなよ。辛いぞ」

「何か言ったからしら?あ・な・た」

「い、いや別に」

「うふふ、ここは若い子達に任せてお部屋に行きましょうか?」

「そ、そうだな。鈴、しのあ君、頑張れよ……」

「お父さんこそ頑張ってね……」

「お、おう」

 

場所は変わってあたしの部屋。

初めて自分の部屋に人を呼んだけど

初めてが男の子なんてね……

それもあいつ以外の。

 

「じゃあ暗唱テストの練習しよっか……鈴ちゃん?鈴ちゃんってば!」

「え、ええ。そうよねアンタは男の娘だものね!」

「え?男の子だよ?それよりも話聞いてた〜?」

「え、聞いてないわ……」

「ぶ〜。だから暗唱テストの練習しよって」

「そ、そうね。練習練習っと」

「じゃあ、鈴ちゃんから。古文はね情景を想像しながら覚えると良いらしいよ」

想像……ね。分かったわ

 

「〜〜〜〜〜〜あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり」

 

〜想像中〜(妄想ともいう)

 

筒の中光たり

筒の中にはしのあが……

にょきにょき

 

「やぁ!り〜んちゃん!」

なにこれ可愛い!……って違う!

 

〜想像終了〜(妄想ともry)

 

「ぶふっ」

「……鈴ちゃん?」

「な、なんでもないわ。もう一度よ!」

想像なんてしてたら変なふうになっちゃうわよ!

寝れない時に唱える羊が一匹〜のやつで

羊じゃないものが柵を飛び越えることのと同じよ!

 

「鈴ちゃん……口に出てるよ……」

「えっ!?いつから!?」

「筒の中からだよ……」

「って全部じゃない!って事はしのあがにょきにょきって部分も?」

「う、うん。僕が筒からそうやって出てきたら怖いと思うよ?」

そんな訳ないじゃない

全人類が口を揃えて可愛いって言うわ。

 

「鈴ちゃん最初からね」

「分かったわ! 今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて芝刈りを〜お婆さんは川で洗濯をしに行きました〜そうすると……あれ?」

「途中から桃太郎だよ……鈴ちゃん」

「ちょっと間違えただけよ!」

「ちょっとどころじゃない気がするけど……もう一回!」

「今は昔、竹取の翁(おきな)といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ〜〜〜言えた!」

「これで明日の暗唱テストは難なく合格できそうだね!」

「ありがとう!しのあのお陰ね!」

「違うよ〜?鈴ちゃんが頑張ったからだよ!」

ニコッて音が付きそうな程の無垢な笑顔で本当に嬉しくなる。

こんな純粋な笑顔を表に出せる人ってどれだけいるんだろう

 

「ってもうこんな時間ね。良かったらご飯食べていかない?」

「いいの?」

「いいのよ。あ、そうだ、練習に付き合ってくれたお礼にあたしが作ってあげるわ!」

「鈴ちゃんの?」

作れるの?とでも言いそうな目を向けられる

 

「何よ。料理くらい出来るわよ!」

「ごめんね?楽しみにしてるね!」

「ふふん。楽しみにしてなさいよ!」

「うん!」

従兄弟なら一夏の好みとかもっと詳しく知ってるはずよね

それを聞いて研究すれば……!

 

「出来たわ!」

「これは……酢豚?美味しそうだね!」

「当たり前よ!練習してるから」

「へぇ〜偉いなぁ〜」

「それ程じゃないわよ……。

ところで、一夏の味の好みとか分かったり……?」

「え?」

「だって従兄弟でしょ?それに一緒に住むくらいだし、詳しい筈よね!」

「えーと」

「お願い!もっと料理上手くなって一夏に食べさせたいのよ!」

「ごめんね……従兄弟だけどあんまり詳しくないんだ……」

「そ、そうなんだ。はぁ〜好みとか分かれば料理の研究が捗るのに〜」

「鈴ちゃんって一夏お兄ちゃんの事が好きなんだよね?」

「す!?違うわよ!」

「隠さなくてもいいよ?バレバレだから」

え!?そんなに分かりやすいの?

 

「一夏の味の好み調べてあげるよ!」

「へ?……本当!?」

「うん。で、どうして料理なの?」

「ありがとう!

しのあには特別に教えてあげるわ!

小学生の頃にね、一夏に、『料理が上達したら、毎日あたしの酢豚食べてくれる?』って言ったの。そしたらOKしてくれて……」

だからもっと上達しないとね!

 

「そうなんだ!じゃあ鈴ちゃんは一夏お兄ちゃんのお嫁さんなんだね!

って事は僕の従姉妹にもなるのかな?」

「お、お嫁さん!?そ、そうね!」

「鈴お義姉ちゃん?頑張ろうね!」

お義姉ちゃん!?それはまだ早いわよ!ちょっと嬉しいけど……

 

「もちろんよ!

絶対に美味しいって言わせてみせるわ!待ってなさいよ一夏!」

「鈴ちゃん!その意気だよ!」

「ええ!」

この時はまだ、知らない

あたしがあいつに泣かされる事になるなんて。

 

「片付けも終わった事だしそろそろ帰るね!酢豚美味しかった!ご馳走様でした」

「もう、真っ暗だし家まで送って行くわよ」

「大丈夫だよ!それにそうしたら帰りは一人だよ?それこそ危ない」

「荷物はどうするのよ?」

「うーん、ここから家まで近いし大丈夫だよ!」

そう……

 

「分かったわ。気をつけてね!それとあの事、お願いね!」

「うん!任せてよ!」

「「ばいばい!」」

2つ荷物を持つ小さな背中が暗闇に溶けるまで見送る。

明日、一夏にガツンと言わなきゃね。

 

side out

 

side しのあ

 

「ただいま〜」

「遅いぞしのあ!こんな時間まで何処に行っていた!」

「あ、千冬お姉ちゃん。鈴ちゃんのお家だよ。明日の暗唱テストの練習してたんだ」

「鈴ちゃんって凰鈴音の事か?」

「そうだよ?」

「そうか。それとその2つの荷物はなんだ?同じ鞄を2つも」

「あ、これは一夏お兄ちゃんの鞄だよ。持って帰ってって頼まれてたの」

「は?それで一夏は何処だ?」

「弾?って人の家に行くって」

「はぁ……貸せ」

ちょっと怒ってる?のかな千冬お姉ちゃん。

 

「あ、はい」

素直に渡す。

 

「なぁ?しのあにとってこの荷物重くないか?それも2つも……」

一夏お兄ちゃんの鞄を持って言う

 

「重かったけど大丈夫だよ」

ガチャ。後ろで玄関の扉の開く音が。

 

「ただいま〜。お、千冬姉としのあ玄関で何してるんだ?」

「何をしてるんだ?じゃないだろ!馬鹿者がっ!」

バシッ!と言う凄く痛そうな音が玄関に響いた。

痛そう……。

 

「いでっ!いきなり何するんだよ!千冬姉!!」

「これを持て」

「何を……って俺の鞄か。持ったぞ?それがどうしたんだ?」

「重くないか?」

「いや?軽いぞ」

ほら。と言って僕がさっきまで重いと感じていた荷物を上下する。

 

「なら、貴様よりも遥かに小さいしのあが持ったらどうだ?」

「別にどうもしないんじゃないか?」

「はぁ……鈍いのは恋沙汰だけだと思っていたが……。いいか?しのあは貴様より歩幅が小さい。目線も貴様より低い。と、言う事は貴様より荷物を重く感じるのだ。一夏。お前がしのあくらいの身長の時、私からすれば軽い荷物を重い重いと言っていたな。それと同じだ」

さっきから小さい小さい言い過ぎだよ……。

それと一夏お兄ちゃんって恋沙汰に鈍いのか……鈴ちゃん頑張れ!

 

「あ、そうだよな……。しのあ!すまん」

「あ、いいよ」

「それと一夏。この事はすぐ噂になるだろう。お前がしのあを扱き使っているとな」

「なっ!?なんで噂になるんだよ!」

「はぁ……。しのあが唯の一般人なら別にどうとも思わないだろう。だがしのあは世界で唯一の男性操縦者であり、その事が女尊男卑の風潮を抑えていると言って過言ではないのだ。世界の男性からすればしのあは救世主なんだ。分かるか?そしてそのしのあを扱き使う兄。と言う風になれば、どうなるか分かるかだろう」

「な、なるほど……。確かにそうだな。だが見られているとは限らないだろ!?」

「馬鹿か?貴様は。ここ最近この辺を徘徊しているのは何者だ?」

「……記者?」

「そうだ。こんな格好のネタ。飛びつかない筈がないだろ?」

「な、なぁ?俺、やばいんじゃないか?」

「今更か。自業自得だ。覚悟しておけ」

なんか、大袈裟な気がするけど

記者の人達ってなんでも大袈裟に表現するんだよね……。

 

「ん?しのあはもうご飯食べたのか?」

「うん」

「そうか。なら風呂に入ってこい」

「分かった」

「一夏は、なんか作ってくれ」

「おう!任せてくれ」

 

〜そしてお風呂〜

 

チャポン。と天井に溜まった雫が一定の時間ごとに浴槽に落ちる音がする。

 

「はふぅ〜」

疲れた体が解されるみたい

 

「あ、そうだ。一夏お兄ちゃんに好きな味付けとか聞かないといけないんだった。後でいろいろ聞いておこうっと」

ガラガラ

 

「入るぞ」

そう言って何も身に纏っていないお姉ちゃんが入ってきた。

別にいいけど、入ってくる前に一言言って欲しかった。

完全無防備になっているところに

いきなり大きな音がしたらびっくりするよね。

 

「驚いたか?」

「びっくりした」

「すまんな」

「大丈夫」

「随分と眠たそうだな。それに体が若干赤くなってきてる。早く出た方がいいぞ」

「うん。そうするね」

「疲れただろう?ゆっくり寝て体を休めるといい」

「うん……おやすみなさい」

「ああ」

体を拭いて部屋に戻って寝る準備をする。

 

「ふわぁぁあ。寝よう……」

おやすみ……zz

 

「あ!くれ」

何かに揺さぶられる

 

「ん」

もっと寝かせてよ……。

 

「しのあ!おきてくれ」

「うんん。一夏お兄ちゃん……?」

「良かった。頼む!暗唱テストの練習付き合って欲しいんだ!」

「暗唱テスト……?やってないの?」

「すっかり忘れてたんだ」

「頑張って……すーすー」

「寝るな!」

このままだとずっと揺さぶられそうな気がする。

 

「分かった……早く終わらせて寝よ」

「本当か!?助かる!」

「今は昔……って聞いてるのか!?」

「聞いてるよぉ〜。続き」

「〜〜〜〜〜一寸ばかりなる人、いと……うがぁ!思い出せねぇ!」

ガチャ

 

「煩いぞ一夏!それといつまで起きている!今は2時だぞ!?一体何をしてるんだ」

「あ、千冬姉!これはその……」

「暗唱テストの練習してないから付き合ってってふわぁぁあ〜」

「一夏。貴様は自分の宿題如きでしのあを無理矢理付き合わせるのか?随分と眠そうにしているではないか?」

「しのあ!なんで言うんだyーー」

ギロリ

 

「ほう。貴様は重たい荷物を持たせて疲れさせた挙句、寝かせないとは随分といい性格をしているではないか」

「ち、違うんだ千冬姉。

しのあも明日テストだから丁度いいと思ったんだよ!」

「僕は鈴ちゃんと練習してあるから大丈夫だよ……むにゅ」

「だそうだ。一夏。さっさと部屋を出て自分の部屋へ行け。しのあ。私の部屋に来るといい。私の部屋ならこいつも起こしに来ないだろう?」

「わ、分かったよ千冬姉……」

ガチャ

 

「ぅん……そうするね……」

「掴まれ」

ひょいと持ち上げてそのまま千冬お姉ちゃんの部屋に行った。

これで邪魔されずに寝る事が出来るよ……。

あまりの眠たさに腕の中で眠った。

 

「本当、可愛いなぁ〜!もう!ギュッとしてやるぞ!」

何か聞こえた気がするけど……多分気のせいだよ……zzz

 

 

 




鈴「初めて(多分)後書きに登場よ!」
千冬「私もだ」
しのあ「あれ〜たば姉様は?」
千冬「束はしばらく出ないと思うぞ」
鈴「たば姉様?」
しのあ「そうだよ。このウサギの耳をくれたのもたば姉様なんだよ」
鈴「そのうさぎの耳って何処かで……って篠ノ之 束のじゃない!」
しのあ「あれ?鈴ちゃんたば姉様の事知ってるの?」
鈴「当たり前よ!ISの開発者にして稀代の天才!」
千冬「いや天災だ」
鈴「それにしても会話文多すぎじゃないの?」
コルク「ちらっ」
千冬「そこに隠れている奴出てこい」
コルク「や、やぁ。今、会話文が多いって聞こえたけど……気のせいだよね?」
鈴「あんたが作者ね!会話文が多すぎるのよ!」
コルク「わ、分かってはいるんだけど
難しいって言うか……」
千冬「ほう?貴様は今回で合計30話だが未だに慣れていないと言うのだな?」
コルク「そ、そういえばもう30話なんだね!お気に入り138人!当初では考えられない数字だよ!ありがとう!」
千冬「話を逸らすな!」
バチン!

コルク「ギヤァーしーちゃん!助けて〜!」
しのあ「自業自得だよ?」ニコッ
コルク「いい笑顔だけど嬉しくない!?」

千冬「誤字・脱字等あれば待ってるぞ」
鈴「感想・評価・批判待ってるわよ!」
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