IS〜造られた少年の軌跡   作:☆コルク☆

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はろはろー

ようやく30話♪( ´▽`)
ここまで続けられたのも読者の皆様のおかげです♪

投稿開始日から読んで下さっている皆様。
そうでない皆様もありがとうございます(._.)

30話なのに本編に入っていませんが……
そこは突っ込まないでください(笑。

それと何時の間にかUA2万を超えてました。
お気に入りも163名!ワーイ



IS学園

第30話 IS学園

 

side しのあ

 

「わぁ〜!広いね!」

目の前の景色に近未来の世界に来たかのように錯覚しそうだよ。

この島全体が学園だなんて……。

 

「だな。今日からお世話になるところだ」

「僕はここの学生ではないんだよね?」

「そうだ。一応ここで中学の勉強とISの基礎学習、そしてドイツの留学生と交流する事になる」

「ドイツの留学生?僕はドイツ語喋れないよ?」

僕って何故かフランス語と日本語、英語は喋れるんだよね。

それにしてもドイツからの留学生か〜仲良くできるといいな!

 

「安心しろ、ドイツから来るのは日本語が喋れる者だけとの事だ」

「良かった。安心だよ」

あれ、ここさっきも通らなかった?

 

「千冬お姉ちゃん?迷ってない?」

「ま、迷ってないぞ?」

千冬お姉ちゃんが言うなら安心かな

 

「うん?あの一行は……」

大きなキャリーバッグをガラガラ引きこちらに歩いてくる"4人"の外国の人達

噂のドイツの人達かな?

 

「すまない。学園長室の場所は分かるか?」

「あ、学園長室はそこの階段を上がって右の突き当たりです」

「ああ。助かった」

「あ、あぁぁ!もしかしてオリムラさんデスカ!?」

「そうだ」

少し喋り方が変だけど

仕方ないよね。

 

「と、なると後ろに隠れている小ちゃい子は……」

小ちゃい言うな

 

「そうだ。君たち"5人"と共に訓練をする白麗 しのあだ」

「千冬お姉ちゃん4人しかいないよ?」

「む……本当だな」

「後1人の子は先に部屋に行きました」

「それよりもチフユさん、シノア君。宜しくお願いします」

何かおかしい気がするな……。

笑顔なのに笑顔じゃないような

誰かを馬鹿にしたような感じがするよ。

 

「ああ。宜しく頼む……ほら、しのあも」

「うん!宜しくお願いしますっ!」

千冬お姉ちゃんは気付いてないのかな

 

「では、私達は学園長に挨拶してくる。夜のパーティで会おう」

「「「「はいっ!」」」」

「後1人の子にも宜しくね」

「伝えておきますね」

「しのあ君もまた後でね!」

ガラガラとキャリーバッグを引いて曲がり廊下へ消えていく4人の少女達

 

「しのあ?行くぞ」

「……うん」

言われた通りに進むと学園長室とプレートを見つけた。

 

「失礼する」

「失礼します!」

中に入ると1人の女性と男性が居た。女性は学園長とプレートが載った机で書類を読んでいた。

男性はモップで床を掃除していた。

 

「私は学園長の轡木と申します。織斑 千冬さんに……それと世界で最も話題になっているしのあ君」

世界で。って大袈裟だよ……

 

「今日から世話になる」

「宜しくお願いします!」

「こちらこそよろしくお願いします。このパンフレットに立ち入り禁止場所や各部屋の使用条件など詳しく記してあるので読んでおいてください。それとしのあ君」

「はい」

「大浴場の事ですが、勿論女性専用のお風呂です。が、12時以降のみ使用を許可します。しのあ君なら一緒に入浴しても構わないという生徒が多かったのですが……間違いがあってもいけませんしね」

間違い?どういう事?

 

「各寮部屋にシャワーがあるので日中はシャワーを浴びてください」

「はい!」

「そして重要な事が一つ。IS学園内の散策は勿論構いませんが、この島から出るときは許可を取ってからにして下さい。しのあ君、君はまだ狙われてる可能性が高いのです。元総理逮捕後、行方不明になった人間が多数います。どれも社会的地位それなりに持っていた人達です」

元総理は僕の誘拐に手を貸した1人なんだよね……。

僕、まだ狙われてるの?

 

「学園長……」

「子供には酷だとでも?しのあ君はただの12歳児ではないのですよ?この世界の中心と言っても過言ではないでしょう。彼1人居るか居ないかで男性の扱いが変わるのですから。それとなるべく米関係者の人にも近付かないように」

どうしてアメリカ?

 

「学園長それでは米国も……」

「ええ。表沙汰には勿論なっていませんが、事件発生一週間前、総理と陸軍省の長官との通信記録があったのです。勿論通信記録は意図的に消されていますが」

「そうか……総理は米国の差し金の可能性があると……」

「ええ。我が国は独立国と言っても各方面の部分で米国に依存していますから総理も断るに断れなかったのでしょう。まぁ本人にも欲があったので同情は致しませんが」

「そうなんだ……」

「ええ。しのあ君、これが日本の現状です。勿論まだまだ序の口ですが」

「私としては好き勝手やってくれて構わん。だが、しのあを巻き込むと言うのなら潰すつもりだ」

「頼もしい限りです」

「……僕ってみんなに迷惑かけてるよね」

「しのあ?」

「そんな事はないと思いますよ」

今まで後ろで掃除していたおじさんが僕のところまで来てしゃがみ目線を合わせてきた。

 

「「え?」」

「貴方」

「おっと、失礼。私は学園長の夫の轡木 十蔵と言います。しのあ君、君は誰にも迷惑をかけていない。今回の事件は国絡みの陰謀だ。君1人で対処できる問題ではない。だからこそ周りの大人が対処しなければならないのだ。そして周りの大人達には義務があるし義理もある。いいかい?」

「……義務と義理?」

そうですよ。と頭を撫でて言ってくれた。

 

「義務の部分では例えば保護者の千冬さんは君を守る義務があります。それは今回の事件で動いた警察官も同じです。そして義理の部分、君は存在するだけで世界に恩恵を齎していると言う事です。君の存在は確実に男性達の力になっています。勿論、私も君の存在に救われた。だからこそ、その恩返しをする義理もあるのですよ」

「そうだぞしのあ。お前が誘拐されたかもしれないというだけで警察官が暴走したらしい」

「暴走?警察官が?」

「ああ。それだけじゃないぞ自衛隊も動きそうになったのだ。が、勿論、警察の仕事だから動けなかったが発見が2.3日遅れていれば暴走していたかも知れんな」

「そうだったんだ……」

「だから迷惑とか考えるな。いいな?」

「うんっ」

「では、そろそろ部屋の荷物を片付けてくる。轡木さん、礼を言う」

「ありがとうございました!」

「礼を言われる程ではありませんよ。寧ろ、私からお礼を言いたいくらいですよ」

そう言ってもう一度、頭を撫でてくれた。

 

「夜のパーティに遅れてはいけませんしそろそろお部屋へ」

「ああ。では失礼する」

「失礼しました!」

「私は校舎の掃除とかしています。見かけたら気軽に声をかけて下さいね」

「うん!」

僕、このおじさん好きだなぁ〜

話しは目線を合わせてしてくれるから。

そして僕達は頭を下げて部屋を出た。

 

◇◇◇

 

そして夕方。

荷物の片付けも殆ど終えて

パーティの準備をする。

千冬お姉ちゃんはレディーススーツをカッコよく着こなしていた。

僕もタキシード?という服に着替えて髪を後ろで一纏めに結んだ。

 

「可愛いな。凄く似合ってるぞ」

「千冬お姉ちゃんも可愛いくて似合ってるよ!」

「かわ!?やめろ!大人をからかうんじゃない」

「ふふふ。お返しだよ」

「では、そろそろ行くぞ」

「はーい」

長い廊下を歩いて着いた場所は普段は食堂で明日から毎日、ご飯を食べるところなんだって!

広いんだろうなぁ〜。

 

「お、着いたぞ。準備は良いか?」

「うんっ!」

「では、行くぞ」

大きな扉が開くと

中には沢山の人が楽しく談笑して居た。

みんな同じ制服を着ていたから

ここ(IS学園)の生徒だと思う

緊張してきた〜

女の人しか居ないから……。

 

「大丈夫か?裾を握っていろ」

「うん……」

真ん中のドイツの軍服を着た人達のところまで行く途中に……

 

「きゃぁーー!見て見て!」

「可愛い〜!あの子が噂の……」

「IS学園来て良かった……」

「あれがショタね」

「違うわ!アレはオトコノコよ!」

「Wow!!ジャパニーズオトコノコ!」

「やめて!あんなの見たら二次元じゃ我慢できなくなる!」

なんて聞こえたけど無視だよ無視!

 

お昼に会ったドイツからきた四人組の近くに行くと

騒ぎでこちらに気付いたようで

一礼してきたので一礼して返す。

 

「こんばんはチフユさん、シノア君」

「ああ。さっきぶりだな」

「こんばんは!」

「「「こんばんは!」」」

「あれ?あと一人の……」

「ああ。あの子はあそこよ。あの子は人見知りなの」

「そうなのよ。だから近付かない方がいいと思うわよ?」

目線の先を見ると端っこの方で一人で飲み物を飲んでいる銀髪で眼帯をした女の子が居た。

不思議な事に周りには誰一人居なかった。

 

「あの子は落ちぶれた軍人よ」

「大尉だけどその地位もなくなるでしょうね」

「ふふふ。ISも満足に動かせないのに私より階級が高いなんて可笑しいわ」

「年下だしね」

そういう事だったんだね。

嫉妬で仲間外れにしてたのか。

 

「お姉ちゃん達は階級が下なの?」

「ええ。少尉よ」

「軍人さんって階級社会なのに上官の悪口言っても大丈夫なの?」

「……軍社会は実力がものをいう社会なのよ?」

「うーん。でも階級を無視しちゃったらダメだと思うけど……」

「しのあ。それまでにしておけ。君達もすまないな。この子は純粋な子なんだ」

「いえ、シノア君の言う事は最もの事です」

「そうね」

「階級を無視してしまったら軍社会は崩壊してしまいますね」

実力社会なら階級なんて殆ど意味ないし。

 

「あの子が気になるのか?」

「うん」

「なら、話しかけてくるといい交流する事は大事な事だからな」

「分かった!」

途中のテーブルの上に載った和菓子を持って眼帯の女の子に近づいて

和菓子を鼻先に差し出す

 

「はい。お姉ちゃん一緒に食べよう?」

「ん?……私なんかと食べるよりあそこの人達と食べた方が良いのではないか?」

「僕はお姉ちゃんと食べたいの」

「そうか。ありがとうな。それとお姉ちゃんじゃなくてラウラと呼んで良いぞ同じ年だからな」

「同じ年なの?」

「そうだ」

「僕より身長が高い……」

「ふふ。そんなに変わらないのではないか?」

10cm近く差があるよ?

 

「それよりこのワガシ?というやつはどうやって食べるのだ?」

「この黒文字で好きな大きさに分けて食べるんだよ」

黒文字というのは茶道で使う楊枝の事だよっ!

 

「ふむ。では頂こう……美味いな」

「和菓子は抹茶と一緒に食べるともっと美味しいんだよ!」

「ほう。聞いた事ある。お茶道?だったか?」

「茶道だよ。この学校にも茶道部があるんだって」

「是非、行ってみたいな」

「なら、今度一緒に行かない?」

「いいぞ。約束だ」

約束と言ったらあれだよね。

 

「小指出して」

「ん?こうか?」

「そう。指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ます!指切った!」

「なかなか怖い歌だな」

「だね」

確かに指を切るとか針千本飲ますとか……。

 

「明日から頑張ろうねっ!」

「……私はISを満足に動かせないから無理だ」

「僕も教えるし千冬お姉ちゃんも教えるからきっと大丈夫だよ!一緒に頑張ってあの4人を見返そ?」

「……そうだな」

ラウラちゃんとパーティを楽しんだ。

途中、IS学園の生徒達が乱入してきて騒がしくなったけど楽しかったなぁ〜。

 

 

side out

 

 

皆がラウラに近付かなかった理由は怖いからであった。

が、しのあと笑いあう姿を見て

怖いという思いはぶっ飛んだ。

考えて欲しい

白髪男の娘と銀髪眼帯美少女がお互い笑いあう光景を……。

あ、鼻血もんですわそれ

4回ほど吹き出す自信があります

↑なんだその自信。

 




コルク「ラウラちゃんとしのあ君のコンビは反則だぁぁぁあ!2人共犬のコスプレをさせたいなぁ〜」
らうら・しのあ「ワンッ」
コルク「ぐっはっ!」

ところで来週はクリスマスですねっ!

クリスマス編で何か話を作ろうかなと思います。

ところでみなさんはどんな予定ですか?
恋人と甘い1日を過ごしますか?
一人寂しくクリスマスを迎えますか?

前者を選んだ方へ
コルク「リア充爆ぜろ☆」(´・_・`)

後者を選んだ方へ
コルク「我が同士よ!」(^ω^)

まぁ、家族と過ごしますがねっ笑。

誤字・脱字あれば指摘お願い致しますm(_ _)m
感想・評価等お待ちしています♪( ´▽`)
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