魔法少女リリカルなのは ~若草色の妖精~   作:八九寺

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3日連続投稿最終日ですー。

この話が生まれたきっかけ
=主に感想にてアルフ推しのコメントをいただいたせい。

前話のオマケとして書いたものの、結構文字数が行ったので、0.5話扱いにしてみました。

そういえば、誰にもタグが増えてることを突っ込まれなかったw


34.5:お泊り会

34.5:一流の執事&ベッドの中にて

 

オマケ1:~一流の執事~

 

「ご飯か~。お肉だといいなぁ……」

 

 食堂への道中でポツリと呟くアルフに、僕は『大丈夫だ』と頷いてみせる。

 

「アルフは鮫島を甘く見すぎている」

「へ? だってあの人、魔導士でも何でもないだろう?」

「鮫島は執事だから」

「いや、それなんの理由にも――――」

「一流の執事だもの、十分理由として成り立つ」

 

 胡乱な目でこっちを見るアルフを黙殺しつつ、食堂へ向かう。

 

 僕の読み通り、席に着いたアルフの前に運ばれたのは、塩・胡椒でシンプルにこんがり焼かれた骨付きの大きな牛肉であった。

 

「じ、ジークぅ! す、すごいよコレ! 外側はパリッパリなのに、切れ込みを入れると肉汁が溢れ出る!」

 

 目をキラッキラと光らせて肉を頬張るアルフ。

 流石に直接(かぶ)り付いたら火傷するほど熱いらしく、ナイフとフォークで(せわ)しなく口へと詰め込んでいる。

 

「あぁ、幸せ……♪」

「アルフ、バニングス家の子になったら、毎日食べられる……どう?」

「ま、毎日……ちょっと考えさせて」

「あ、アルフっ……!?」

 

 さすが鮫島、仲のいい主従の絆を崩しかけるとは……恐るべし。

 

「魔法の存在を知りましたからな、狼が人の姿をしていても不思議ではありますまい。狼なら普通の料理より、こう言った物がいいかと思った次第です」

「しかもアタシを狼だって見抜いてるぅ!? 何で!? 誰かアタシのこと話した!?」

 

 アルフの言葉に、僕たち3人が首を振る。

 

「ふふふ、私は執事ですからな、それくらい見抜けます」

 

 そう言う鮫島からは、明らかにその道を極めた者が放つオーラがにじみ出ていた。

 

「……し、執事ってスゴいんだね」

 

 『これが執事って言うものだから』 

 

 すっかり感服しているアルフに、僕はそう肩を竦めるのだった。

 

オマケ1:~一流の執事~ End

 

 

オマケ2:~夜、二人、ベッドにて~

~アリサとフェイト~

 

 夕食後、紆余曲折あって泊まることになったフェイトとアルフであったが、この部屋――アリサの寝室――にいるのは、フェイトとアリサの二人組であった。

 

 出会って半日もしないうちに、ここまで打ち解けられるのはアリサのコミュニケーション能力の賜物(たまもの)だろう。

 

「んー? フェイトはこういうお泊まり会は初めてなの?」

「う、うん。私はジュエルシードの収集に出るまで、ずっと家に居たから……」

「へぇ~、じゃあ学校とかは?」

「えっと、リニス……家庭教師みたいな、母さんの使い魔が教えてくれてたから」

 

 揃って同じベッドに入り、お互いに色々と話すフェイトとアリサ。

 もともとアリサのベッドは大きいので、二人が寝ていても特に窮屈と言うことはない。

 

 アリサはもとより、ほぼ初めて同性で同年代の相手と話すフェイトも興奮からか、二人には眠気が訪れない。

 

 魔法のことや、次元世界のこと、はたまたこの世界の流行や文化まで、話題は尽きることなく会話が続く。

 

「あ、じゃあジークは次元漂流者なんだね?」

「え、何それ?」

「ん……と。管理世界、つまりは私たちは魔法のある世界、無い世界をそれぞれ『管理世界』『管理外世界』って呼ぶんだけどね、魔法災害やらなにやらで他の世界に飛ばされちゃった人のことをそう言うの」

「へー」

「この世界は通称『第97管理外世界』……つまりは魔法文化の無い世界なんだけど、こっちに来る前にちょっと調べたら、ごく(まれ)に強い魔法資質を持った人が居て、そう言った人は管理局で働いてるみたい」

「おぉ……、普通に過ごしてたら知るはず無い情報が……」

「まぁ、管理外世界での魔法使用は推奨されないからね」

 

 驚きの事実に表情をひきつらせるアリサに、フェイトは苦笑するしかない。

 

「でも、アリサだって魔法覚えて間もないって聞いてるよ? それなのにいい腕だと思うけど……」

「ありがと。でもジーク……師匠には本気すら出させて無いわよ」

「た、たぶんジークに勝とうと思うなら、5人の私を一瞬で倒せるくらい強くないと無理なんじゃないかな……」

「……ま、まぁ、頑張るわよ?」

 

 フェイトは戦力見込みの甘さを知らない、本気のジークは天災級の強さを発揮することを。

 

「そう言えばジークが言ってたけど、私とフェイトの魔法って全くの別物みたいね?」

「どういう意味?」

 

 唐突な話題に、フェイトが首を傾げてみせる。

 

「えらく抽象的な表現だったけど、『僕たちの魔法は文字的あるいは言語的、あっちの魔法は数字的あるいは数学的』って」

「言語的……っていうのはよく分からないけど、数学的って言うのは的を射てると思う。私のバルディッシュもそうだけど、私達の(デバイス)は電子演算機械みたいな物だから」

「あー、そう言えばフェイトの杖は変形するし、喋ってたっけ」

 

 『スゴいわよね』と続けながら彼女のデバイスを思い出すアリサに、フェイトが首を振る。

 

「アリサの杖だってスゴいんだよ? アリサの赤い結晶が付いてた杖、素の状態でも凄い魔力を放ってた。 一瞬、ロストロギアの杖かと思うくらいに」

「た、確かに凄い魔力放ってる自覚はあったけど、これが一般的なんだとばかり……。ロストロギアって、ジェルシード並って事よね……。それをホームセンターの材料で作るジークって、今更だけど、いったい何者なのかしら?」

「それは私も知りたいよ……」

 

 彼にほのかな恋心を抱く二人は、小さくため息を吐くのだった。

 

 

 ◇◇◇

 

 

 横になり、和やかに話していた二人だったが、その平穏はアリサが期せずして投げ入れた爆弾で終わりを告げた。

 

「そう言えば、さっき脱衣所でジークとはち合わせちゃった時、なんか『なんでまた』って感じに言ってたけど、なにかあったの?」

「な、ななな何でも無いよッ?」

 

 口ではそう言いつつも、視線が四方八方に行く事に加え、さらには色白な顔が桜色に染めあがる。

 コレを見て、何でも無かったと信じる方が凄いだろう。

 

 なんの気なしに振った話題の反応に、最初は戸惑った表情を浮かべたアリサだったが、何かを悟ったのか徐々に目が細められる。

 

「……フェイト、師匠とは言え使用人の不始末は私の責任よ。何が有ったか教えてちょうだい?」

 

 言葉尻は使用人の不始末を詫びるものだが、その表情がオカシい。

 落ち着いているわけでも、怒って居るわけでもなく、清々しいほどの笑顔なのだ。

 ただし、発する気配は地獄から溢れ出る瘴気を連想させた。

 

「ひ、秘密だよ」

 

 言ってしまえば、ジークに被害が及ぶ。

 

 直感でそう悟ったフェイトは、答えられないとばかりに目を反らしたが、何とも表現に困る激情が胸中で溢れていたアリサには無意味だった。

 

「ここは私の距離だから」

 

 気が付けば、首筋に触れるアリサの杖。

 杖からは如何にも剣呑な魔力がにじみ出ていた。

 

 対するフェイトの愛杖バルディッシュは、ベッドのサイドボードの上である。

 どうあがいても逆転の方法は思いつかなかった。

 

 一縷の望みを抱いてアリサを見返したフェイトは、絶望する。アリサの目はハイライトが消え、まるで底の見えない井戸のような暗く(よど)んだ色を(たた)えていた。

 

「ごめんなさい、すべてはなしますから、いのちだけはおたすけください」

 

 数年後にフェイトは、自身の保護した赤髪の槍騎士と竜使いの少女にこう語る。

 

 『あのときのアリサに刃向かうくらいなら、本局の武装隊を満載したクラウディア級を、魔法なしで制圧する方が勝率は有ると思うな』

 なお、乗船人員を考慮しなければ魔法により撃沈できるだろうが、間違ってもそんな事は口にしないフェイトであった。

 

「(ごめんねジーク、私は母さんの願いを叶えるまで死ねないんだ……!)」

 

 悲壮な表情を浮かべ、フェイトは月下の混浴について洗いざらい喋らされる事になったのだった。

 

 

 

~ジークとアルフ~

 

 アリサたちが部屋へ消えるのを見届けた僕たちは、僕の部屋へと来ていた。

 

「フェイト、大丈夫かなぁ……」

「この屋敷で、大丈夫じゃない事態に巻き込まれる事は無いと思うけど」

「いや、アタシのご主人様……フェイトは……ねぇ?」

「……なんとなく分かった」

 

 僕は戦闘時とそれ以外の時のフェイトのギャップを思い出し、小さく頷いた。

 平常時のフェイトは、何というか……逆に危うい。

 

「ま、たぶん大丈夫でしょ。ご主人様同士仲良く、主従の“従”同士仲良くって事で」

「んむ……心配するだけ無駄」

 

 確かこの国で言うと、『案ずるより生むが易し』?

 

「まぁ、それはそれとして……こっち来れば?」

「んー、私が入ったら狭く無いかい?」

 

 もぞもぞと、狼形態で床に丸まるアルフに声をかける。

 狼だし、床の方が落ち着くのかもだけど、ベッドの上と下だと会話がしにくくてかなわない。

 

 アリサの物と違って、確かに二人用と言うほど大きいベッドじゃないけど、それでも一人で寝るには十分広い。

 

「別に問題ない。それとも寝相悪い?」

「いや、そうでもないよ」

「なら構わない」

 

 僕は端によって、ベッドにスペースを空けると掛け布団を持ち上げ、アルフを手招いた。

 

「うーん、ホントに良いのかい?」

「僕は別にいい。というか理由はどうあれ、仮にも客人が床で寝るのはよろしくない」

「そう言うことなら……お邪魔するよ。布団に毛がついちゃ、鮫島さんに申し訳ないから人間モードになっちゃうけど」

 

 人間姿(パジャマ姿)になったアルフが、僕の隣へスッと入り込んでくる。

 さすがに二人で寝ると、若干狭く感じた。

 お互い、間違って落ちないように中央で寄り添う。

 

「ようこそ。いつもは狼状態?」

「そそ。フェイトは狼状態の私をモフモフ抱きながら寝たりするからねぇ……。人様の家のベッドでやっちゃ、迷惑だからしないけどさ」

 

 こちらを向いたアルフが、耳をピコピコしながら身じろぎする。

 直接は見えないけど、布団の内でしっぽがぱたぱた動いてるのが分かった。

 

「にしても、適度に柔らかくていいベッドだねぇ。布団も羽みたいに軽いのに、暖かいし」

「僕もそう思うけど、アリサのベッドは更に一段階グレードが高いと聞いた」

「……私はこれで十分なんだけどねぇ」

「同じく」

 

 アルフと見解が一致した。

 立場の有る者は、その立場に見合った物を持たねばならないという考えは事実だと思うけど、僕としてはもう少し貧相でも構わない。

 野宿で地面に寝るよりいいのは確実だもの。

 

 そこまで話して、会話が途切れる。

 と言うよりは、アルフがこっちをじっと見つめてるので、何事かと会話を止めたのだけど。

 

「どしたの?」

「いや、アタシはボーヤ……ジークの事をよく知らないなと思ってね」

「それは僕も同じだけど……生い立ちとかそのあたり?」

「そうそう、そんな事ね。今更だけど、お互いに自己紹介する?」

 

 一つ考え、頷いておく。

 

「そ、じゃあアタシからね。アタシは2年前、怪我で群から捨てられてた所をフェイトに拾われて、使い魔やってる。それからは年を取ってないけど、数えで3歳くらいかな? 専門は陸・空両方こなせる中・後衛(ウィングバック)系だね」

「……僕は、国が滅ぼされて居場所が無くなって、宛もなく旅してたら、ジュエルシードのせいでここにたどり着いた。今はこうしてこの屋敷にお世話になってる。僕の得意距離は近・中距離、本職は自己強化と回復の魔法を纏って戦う魔法騎士。得物は剣と盾だけど、今は銃を使ってる」

 

 大まかな事実ではあれど、正確な過去でもない。国と言っても、都市国家という物だ。

 僕の答えに、アルフが意外そうに目を瞬かせた。

 

「……?」

「……いや、割と細かく教えてくれたな~と思ってね。もっと秘密主義かと思ってた」

「コレくらいなら、知られててもハンデにすらならないし、見せたことが有る程度の情報だもの」

「余裕……ってわけじゃなく、自分に対する絶対の自信って訳か」

 

 教えた程度の情報で取られる対策に、負けるつもりなど微塵もない。

 

「……あー、あと、言いにくいならいいんだけど、聞いた限りジークの両親は……」

「…………ん、滅んだときに、一緒に。一族郎党、それどころか国民全部が一緒に滅んだから。生き残りは僕と、運良く国外に出ていた人だけ。悔いしか残らなかったけど、(かたき)は討ったし」

 

 ……まぁ、やりすぎたせいで、後々追われることになったのだけど。

 

 そんなことを考えてると、アルフがもぞもぞ体を動かして、僕に少し身を寄せた。

 

「…………なんかゴメン」

「なんで謝る?」

「気づいてないのかい? ……今のジーク、すごい虚ろな、濁った目をしてるよ」

「……そう」

 

 鏡を見ながら、昔の事を思い出す事なんてそうそう無いし、気づかなかった。

 ……確かに、故郷の(かたき)を討って回ってるとき、一緒に戦ってた他の国の連中は、僕の目を見ようとしなかったかもしれない。

 

 

 そのとき、唐突に寒気が僕を襲った。

 ……なんだこれ、アリサの部屋の方から殺気?

 

 

 ぶるっと反射的に体を震わせる。

 

「ん……どうしたの?」

「……何か一瞬寒気が」

「……んー、よっと」

 

 僕に向けて腕を伸ばし、アルフが僕をぎゅっと抱き寄せた。

 アルフの体の柔らかさが、寝間着越しに僕へ伝わってくる。

 

「……アルフ?」

「ほら、これで寒くないだろ?……あと、なんか、親近感沸いちゃって」

「親近感?」

「ほら、アタシも群から捨てられたから、フェイトは居るけど血の繋がった家族はいないし……。狼特有の仲間意識みたいな感じ?」

「……僕は狼なのか」

「いや、狼じゃないにしても、ジークは自分が犬猫だと思う?」

「……それもそうか」

 

 アルフの言葉に、それもそうだと納得する。

 僕が狼なら、アリサは犬、フェイトは……(ひょう)かな、色合い的にも黄色と黒で。

 

「……ん」

 

 腕を伸ばし、アルフの体に腕をまわして、“きゅっ”と抱きすくめる。

 んむ、(あった)かくていい感じ。

 

 しばらくそのまま取り留めもない話をしていたけれど、不意にアルフが一つあくびをする。

 それに釣られたのか、僕もあくびを一つ。

 

「……さーて、そろそろ寝ようか」

「ん、おやすみ、アルフ」

 

 訪れた眠気に逆らわず、目を閉じて身を任す。

 

 何となくだけど、今日は悪夢を見ない気がした。

 

 

 

 そして何というか、今回のオチ

 

「ねぇジーク、フェイト達と混浴したって何の話かしら?」

「……なぜそれを」

「鮫島と一緒に行ったことがバレたときに、洗いざらい話したんじゃ無かったのかしら?」

「…………ほら、軽々しく話す内容じゃないから」

「し、仕方ないから、私とも一緒にオフロ入りなさい! それでチャラよ、いいわね!?」

「いや、そのりくつはおかしい」

「ジークに反論の権利は無いわ」

「……ぐぬぅ」

 

 結局、その夜はアリサと一緒にお風呂に入って、洗いっこをする羽目になったのだった。

 




>一流の執事だもの、十分理由として成り立つ
困ったら執事に頼れば何とかなる。

>骨付きの大きな牛肉
イメージはいわゆる『マンガ肉』

>僕たちの魔法は文字的あるいは言語的、あっちの魔法は数字的あるいは数学的』
個人的に気を使っている部分。
私見ですが『リリカルなのは』の魔法体系は、デバイス(電子演算機器)を用いた0と1で構成されるような理路整然としたもの。

対する主人公たちの魔法は、イメージとしては一般的に“ファンタジーな魔法”と聞いて思い浮かぶものです。(雑な説明

『リリカルなのは』の魔法体系は、魔法(=デバイス上のプログラム)であり万人が画一の魔法を使える。
(無論、個々人の魔力量や処理能力で質や数は異なるけども、本質は同じ)
主人公の魔法体系は、ベースとなるものはあれど個々人の創意工夫によって全く別の進化をする魔法といった感じでしょうか。

>アリサの杖だってスゴいんだよ? アリサの赤い結晶が付いてた杖、素の状態でも凄い魔力を放ってた。 一瞬、ロストロギアの杖かと思うくらいに
主人公の血と汗の結晶である(文字通りの意味で)

>それはそれとして……こっち(ベッドに)来れば?
『見た目は人間の女性でも本体は狼だし、一緒に寝てもいいや』……という主人公の思考回路。

>…………ん、滅んだときに、一緒に。一族郎党、それどころか国民全部が一緒に滅んだ
プロローグでも触れてますが、改めてあらましを箇条書きで書いておきます。
①狂信者集団のテロ行為で、故郷の(都市)国家にバイオハザード発生。
②周辺諸国への細菌の蔓延を防ぐべく、主人公の父(都市のトップ)が都市を城壁ごと結界で隔離。内部で解決を図るも失敗し断念(主人公は諸事情で壁外に)
③父から“国家の代表として”命令をされ、主人公が結界内を魔法で消滅させる。
④復讐スタート
⑤復讐終了後、いろいろあって『リリカルなのは』の世界へ


>フェイトは……(ひょう)かな
ベッドの上でフェイトが雌豹のポーズで誘ってきたら……うん、すばらしい。


>その夜はアリサと一緒にお風呂に入って、洗いっこをする羽目に
アリサ:『……ジークジーク、私(悪意ある省略:ついさっきから急に)肌が弱いの』
ジーク:『初めて聞いたけど……(タオルをあわ立てつつ)』
アリサ:『で、雑誌で読んだんだけど、そういう人は手で体を洗うといいんだって!』
ジーク:『…………つまりアリサの体を手で洗えと』

って感じで途中まで書いてR18になりそうだったので、本文はあのような終わり方に。

>「いや、そのりくつはおかしい」
某未来製青狸の名言。


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話のストックが切れたので、次回更新は少々間が空くかもしれません。

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