魔法少女リリカルなのは ~若草色の妖精~   作:八九寺

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自動更新出来てる……よね?(小声

感想の返信は次回に出所、もとい帰宅したときにしますw。

次回から数話、A's編までの幕間および前日譚の話が続く予定です。


43:新たなる日々 後編

43:新たなる日々 後編

 

『お久しぶりね、4人とも。ジーク君は大丈夫?』

「4日ほど意識不明だったけど、まぁ幸い後遺症もなく」

『それなら良かったわ。通信も繋がらない、サーチャーも屋敷に入れない、直接人を送っても何故か屋敷に辿り着けない。完全にお手上げだったのよ』

 

 最悪本局の捜査班か、対結界専門の部隊でも呼ぼうかと思ってたのよ。と画面の向こうで艦長が肩をすくめて見せた。

 

 『そんなことしたら、半自動で容赦の無い反撃を喰らってるよ』と喉元まで言いかけ、口を閉じる。

 

 知らぬが仏、言わぬが華、だ。

 

 と、そんな感じで話始めた僕らは、いよいよ本題へと踏み込んだ。

 

『フェイトさんの事なのだけど、フェイトさんにはこの事件の重要参考人として、ミッドチルダの本局に来て貰って裁判を受けてもらわないといけません』

「ふむ? その必要は無いと思うのだけど」

 

 僕はそうとぼけてみせる。

 管理局の管轄する世界、いわゆる管理世界は『地球』と法制面で色々違うのは承知済みだ。

 

『いいえ、ジーク君の尽力で大惨事にはならなかったけど、人為的に次元断層が発生しかけた時点で大事だもの、裁判を受けて貰う必要があるわ。

 大丈夫、言い方は悪いけど、フェイトさんはプレシアに強制されていた面が強いわ。情状酌量の余地もあるし、刑は軽いはずよ』

「つまりはあれだ、『裁判に掛けたいから、さっさとフェイトを引き渡せ』ってことだ」

 

 僕は冷めた目で画面の向こうを見返す。

 隣のフェイトが沈痛な表情を浮かべたのを察し、僕はフェイトの腰に手を回して引き寄せた。

 

「ひゃぅ!?」

「断る、フェイトは“僕のもの”だ。話を聞くだけなら露知らず、身内の身柄を拘束なんかさせるものか」

『ジーク君、何の根拠が――』

「――根拠ならあるさ」

 

 僕は時の庭園でプレシアと交わした誓約書を突きつける。

 

 僕が以前の会談で、管理局に要求したのは『僕たちへの不干渉』。

 対してフェイトを通じてプレシアに伝えた勝利時の要求は一つ、『僕が指定したものを譲渡する(但しジュエルシードは例外とする)』だ。

 

 会談で指定物は特に明記せず、最終決戦の最後にプレシアに承諾のサインを貰った文面とは――

 

「『貴陣営のフェイト・テスタロッサ並びに使い魔アルフの自身を含む所有物、有形無形のモノ全てを、ジーク・アントワークに帰属させること』……フェイトもアルフも僕の身内(モノ)、手出しはしない契約だ」

『なっ……、そんな暴論通るわけ――』

「――通すよ」

 

 もう片側のアリサも抱き寄せつつ、鼻で笑ってみせる。

 なおアリサは慌てず自分からもピッタリと身を寄せてきてる。

 

「管理局、お前たちにもメンツってモノが、立場ってモノがある。けど、現状はどうだ?

 事件の第三勢力だった僕とアリサには手が出せないし出させない、事件の首謀者だったプレシアは次元の狭間に落ちて失踪、関係者であるフェイトとアルフもこちらの手の内。

 とどめに、元凶とも言えるジュエルシードはすべて僕の手元……メンツなんてあったもんじゃない」

『……えぇ、その通りね』

「尻尾を巻いてスゴスゴと、『何の成果も得られませんでしたぁー』と帰るわけにも行かない。その成果を得るためには僕と連絡を取らねばならない。

 しかし、僕が屋敷の防御を緩めないと連絡もとれない始末。この会話だって僕が打ち切ったら、もう一回繋がる保証は無いわけだ」

『…………』

 

 間違ったことは言っていないはず。艦長の方も否定する様子はない。

 

「少しでもいい報告をしたいなら、僕と”交渉”して譲歩して貰うのが一番確実。……さぁ、落とし所を見つけようか?」

 

 

◇◇◇

 

 

「――ジーク、どうかしたの? やっぱり何処か調子悪い?」

「んーん、違う。ちょっと考え事」

 

 立ちっぱなしだった僕を下から覗き込んだアリサが、心配げに訊ねてくる。

 なんてことは無い、管理局との一件を思い出していただけだ。

 

 あの後の交渉は"円満に"纏まった。

 

 1.ジュエルシードを10個、管理局側に譲渡

 2.フェイト・テスタロッサ並びに使い魔アルフの"司法取引"による、現場判断での逮捕の見送り

 3.フェイトはこの事件に関する証拠人として、裁判への陳述に出席

 4.僕たちに関する情報は、本局にはできうる限り伏せて報告を行う

 5.事件解決及び被害拡大の抑止の報酬として、見合った額・それに等しい物品を支払う

 

 一応、アースラの様な遠地の管理外世界に赴く船には、現場での司法取引等の裁量が認められているらしい。

 

 3に関しては、フェイトの身柄が拘束される恐れがあって渋ったのだが、『一度こちらで戸籍作ったり、健康診断を~』という言葉に、フェイトが強く惹かれた様でOKを出した。

 まぁ、護衛も付けるし、2日以上帰って来ないようなら本局とやらへ焼き討ちをかける所存。

 

 交渉の結果はまぁまぁと言ったところか。

 

 ジュエルシードはほぼ半数近く譲渡するけど、下手に持っていたら危なっかしい代物だから別にいい。こちらに過半数がある以上、渡した10個が暴走しても手持ちのもので相殺できるからね。

 

 無駄に気疲れした交渉の記憶を脳内から追い出し、デビッドさん達と話すフェイトとアルフをポーっと眺める。

 

 管理局へ裁判に裁判関連で赴くのは10日から2週間に一度の頻度、次フェイトが向かうのは確か9日後のはず。

 つまりはそれまでに、僕はフェイトの護衛体制を整えねばならない。無論、フェイトへの仕事内容の指導もある……忙しくなりそうだ。

 

 

◇◇◇

 

 

~9日後~

 

 ――――忙しかった、この数日間筆舌に尽くしがたいほどの忙しさだった。

 

 僕はため息を吐いて、公園のベンチに座り雲一つない青空を仰ぐ。

 『ご主人様のおはようからおやすみまで』をモットーに行われる執事業務は、早朝から深夜にまで及ぶ。仕事の一通りをフェイト達二人に教えつつ、同時進行で自分の仕事を片づける。

 その後に睡眠時間を削りつつ、フェイトの護身を兼ねた装備の準備に勤しんで、僕は今日このとき――――つまりはフェイト達を初めて管理局へ送り出す日を迎えていた。

 

 今僕たちがいるのは海に面した潮の香りが漂う公園、通称『海鳴海浜公園』。僕が居るのはその一角に設けられたベンチのスペース。アリサとフェイト、そしてオマケで高町は海に面した辺りで談笑中。

 少し離れた所ではアルフとユーノが何やら会話中。風に乗って流れてきた会話から推測するに、アルフはフェイトの、ユーノは高町と言った自分のご主人様(?)談義で盛り上がってるようだった。

 

 予定では本日10:00にこの地点から、管理局の転送でフェイトは地球を発つ……とは言っても明日中には帰ってくるのだけどね。

 管理局は黒服が既に迎えとして待機しているのだが、お互い特に話すこともないので僕は一人ボーッと空を眺めているのだった。

 

 

 しかし、ひじょーに眠い。

 

 

 欠伸を噛み殺しつつ、眠気覚ましに魔法を完成寸前まで構築しては破棄するという、非生産的すぎる事をしていると会話から抜けたらしいフェイトがこちらへと小走りで駆け寄ってきた。

 

「隣に座っても……いい?」

「ん」

「ありがとう、お邪魔します」

 

 そんなこと許可を取るまでも無いのに、フェイトは律儀だ。

 ちょこんと僕の隣にフェイトが座る。

 

「あれ、髪……解いたの?」

「うん。さっき、なのはと髪留めを交換したから」

 

 微笑んだフェイトが手に握りしめた紐を僕に見せてくれた。

 

「そ。仲良くなったようで何より」

「うん」

 

 出会いはどうあれ、仲良くなれたのならそれに越したことはない。

 

「そうだ、僕からもフェイトに」

 

 虚空からひょいっと綺麗に包装された、手のひら大の箱を取り出してフェイトに渡す。

 

「これ、私に? 開けてもいい?」

 

 『ん』と頷いてみせる。この数日間、睡眠時間を削って仕上げた渾身の作だ、気に入って貰えるといいのだけど。

 包装紙を破らないよう、丁寧に開ける所が何ともフェイトらしい。

 

「これは……ネックレス、じゃなくてチョーカー?」

「んむ」

 

 僕がフェイトに作ったのは、黒竜皮のベルトをベースに銀糸の刺繍を各部に主張しすぎないようにあわせ、シックな感じに纏めたものだ。

 竜の皮の希少価値は言わずもがなだけど、手間が掛かってるのは何と言っても銀刺繍のほう。まず第一に純銀に魔力を纏わせつつ精錬することで、常時魔力を発する『魔銀』に変質させる。

 それを満月の夜に月光を一晩浴びせることで、発する魔力をより上質なものにとグレードアップ。

 

 その銀を絹糸に魔法で纏わせ、銀糸とする。

 縫い方、縫う順序、刺繍の角度や模様など、様々な要素毎に魔法を幾つも仕込みつつ、見た目と性能を両立させた結果がこちらの品なのである。

 サイズもベルト部で調整可能なので、その点も問題なしだ。

 

「ありがとう、ジーク」

「どういたしまして……付けたげる?」

「うん!」

 

 チョーカーを受け取り、こちらを向いて白く透き通るような首元を晒すフェイトの首に、手を回し――問題なく装着を終える。

 

「ん。これでいい」

「――――うん」

 

 ……フェイトが何処か熱で浮かされたような、忘我の表情を浮かべてるんだけど、どうしたんだろうか。

 

「……フェイト?」

「なな、なんでもないなんでもないッ!」

「そ、そう?」

 

 そうは言ったものの、フェイトの表情……というか発してる雰囲気が尋常でない。

 指先でチョーカーをなぞっては、『はふぅ』ととろけそうな吐息を吐いている。

 

 

 ……んむ、これ以上は触れないことにしよう。

 

 

 そのまま何となく気分でフェイトの髪を梳こうとしたところで、無粋な声が掛けられた。

 

「――――フェイト・テスタロッサ、アルフ。そろそろ時間だ」

「チッ……空気の読めない奴め」

「これが僕の仕事だからな、艦長を待たせるわけにもいかない」

 

 もう少しで指先が届きそうな時に割り込んだ黒服の言葉に、僕は舌打ちをして文句を言う。僕の言い分など知らんとばかりに、しれっと答える黒服が腹立たしい。

 そんな僕の内心を知ってか知らずか、黒服がそのまま自身の足下に転送魔法を起動させる。

 

「さぁ早く」

「今行きます、クロノ執務官」

 

 フェイトと一緒にベンチから立ち上がり、黒服の元へ向かう。

 各所に散っていたアリサ達やユーノ達も集まってきた。

 

 その中から二人、フェイトとアルフの主従が転送魔法の陣の中へと足を踏み入れる。

 

「フェイト、行ってらっしゃい」

「うん、明日の夜には帰るね、アリサ」

「明日何時頃に帰れるか、わかったら連絡を入れて。ご飯の支度とかあるから」

「あいよー、わかり次第連絡入れるよ。鮫島さんに『肉がいい』って伝えといてくれ」

「伝えとく、メニューの保証はしないけど」

 

 微笑み会ったアリサとフェイトが小さく手を振り合うその横で、僕もアルフに明日の事を話しておく。万に一つも帰ってこられないとは、互いに微塵も思っていない。

 

「よし、準備は良いな。後20秒で転送する」

「あいよ。そうだフェイト、耳貸して」

「なにアルフ、どうかした?」

「いーからいーから」

「?」

 

 アルフの言葉にフェイトが訝しみつつも耳を寄せた。

 

「――――ふぇっ!?」

「ほら、行ってきなっと」

「きゃ!?」

 

 何を言われたのか、顔を一気に赤くしたフェイトがアルフに背中を押されて転送陣の外、僕の目の前に突き出された。

 何事かとアリサや高町もフェイトを見やる。

 

「あ、こら、フェイト・テスタロッサ――」

「――大丈夫大丈夫、直ぐに済むよ」

 

 眉をつり上げた黒服を、アルフがまぁまぁと言わんばかりに押しとどめる。

 

「どしたの?」

「えっとその、何て言うか――」

「――あと10秒だ、早く!」

 

 急かす黒服の言葉に覚悟か何かを決めたのか、フェイトが上気した顔のまま僕の顔に視線を固定した。

 

「い、イヤなら押し退けてね?――」

 

 言うが早いか、フェイトが目にも留まらぬ早さで一気に僕との距離をほぼゼロにまで詰める。

 

「――行ってきます」

 

 ――ちゅ。

 軽く目を閉じたフェイトが、僕の唇に触れたか触れないか位のキスをしてきた。

 

 小声で『きゃーきゃー♪』言ってる高町は意識の外に放り出す。

 フェイトらしからぬいきなりの行動に驚きつつも、心の片隅で納得する。

 そういえばこの9日ほど、フェイトとアルフが暇を見つけては夢中になってアリサの持ってる少女マンガを読んでいた――僕もこの国の文化を勉強するため、そのシリーズを読破した――けど、確かそのマンガで今と似たようなシーンが有ったはず。

 確かあれだ、この国のマンガとかの“お約束”の一つ『行ってきますのキス』とか言う奴だ。

 

 開いた目が僕の目と合った途端、頭からボンッと湯気を出してフェイトが固まる。

 

 この“お約束”、もといその少女マンガのシーンには続きがあったはず。僕は記憶を頼りにそのシーンをなぞった。

 

「『行ってらっしゃい』」

 

 ――ちゅ。

 

 今度はこちらから、返礼としてフェイトに口づけて――時間もないので放心状態のフェイトを振り向かせ、アルフに向けて軽く突き飛ばす。

 フェイトを受け止めつつ、ウインクを投げてきたアルフに手を小さく挙げて応えた瞬間に、フェイト達の姿は跡形もなく消えていた。

 

 さて、無事に送り出したことだし、今日はこれから――――

 

「ばーかばーか、ジークのばーか」

 

 ――――……拗ねてしまったお嬢様のご機嫌取りから手を付けるとしよう。

 

 小さく肩を竦めた僕と頬を膨らませて拗ねたアリサの間を、春の風が潮の香りを乗せて吹き抜けていくのだった。




以下いつもどおりの補足etcです

>最悪本局の捜査班か、対結界専門の部隊でも呼ぼうかと
幼き白い悪魔:「結界なんて私一人で事足りるんじゃないかな?(暗黒微笑」

>管理局の管轄する世界、いわゆる管理世界は『地球』と法制面で色々違うのは承知済みだ。
様々な分野に関して、色々と勉強を怠っていない主人公である。

>なおアリサは慌てず自分からもピッタリと身を寄せてきてる。
アリサ:「最近正ヒロインとしての座が危うい気がする」

>『何の成果も得られませんでしたぁー』
元ネタは『進撃の巨人』から。

>事件解決及び被害拡大の抑止の報酬として、見合った額・それに等しい物品を支払う
色々とせびる予定、アースラの財務担当が泣かないレベルではある……はず。

>一応、アースラの様な遠地の管理外世界に赴く船には、現場での司法取引等の裁量が認められているらしい。
これは本作での独自設定です。
割と即応性が必要な職務だと思うので、これくらいの裁量権はあるだろうなぁ……と。

>『一度こちらで戸籍作ったり、健康診断を~』という言葉に、フェイトが強く惹かれた様でOKを出した。
女医さん:「はい、診断の結果なんの問題もありませんでした。普通の女の子と変わりません、健康そのものです。……フェイトちゃん、何か体の事で聴きたい事はある?」
フェイト:「……一つだけ」
女医さん:「なぁに?」
フェイト:「…………私はちゃんと赤ちゃん、作れますか?」
女医さん:「大丈夫よ」
フェイト:「(ぱぁあああああ♪)←安心と喜びの入り混じった表情」

という感じの割とシリアスな裏話があった設定。
プレシアが有能だったお陰で、『クローン』であることによる問題点、例えば『短命である』とか『子供が生めない』とかは全く有りません。

>つまりはそれまでに、僕はフェイトの護衛体制を整えねばならない。無論、フェイトへの仕事内容の指導もある……忙しくなりそうだ。
主人公:「216時間戦えますか~♪」
アリサ:「ちょ!?」

>『ご主人様のおはようからおやすみまで』
元ネタは(株)ライオンのキャッチコピー。

>管理局は黒服が既に迎えとして待機しているのだが、お互い特に話すこともないので僕は一人ボーッと空を眺めているのだった。
主&クロノ:「「コイツとは仲良くなれる気がしない」」

>「うん。さっき、なのはと髪留めを交換したから」
原作準拠でなのはと髪留めの交換を行いました。
アニメ1期最終話程度までは行かないまでも、和解しそこそこフェイトとなのはは仲がいい感じの設定。

>こちらを向いて白く透き通るような首元を晒すフェイトの首
prprしたいd(このコメントは粛清されました

>……フェイトが何処か熱で浮かされたような、忘我の表情を浮かべてるんだけど、どうしたんだろうか。
フェイト:「(ふわぁああ♥ ジークに“首輪”付けられちゃったよぉ……。 このドキドキはなに……?
あとでちょっとベルトきつくしてみよう)」

これからフェイトが段々アブノーマルになっていきます(小声


>そのまま何となく気分でフェイトの髪を梳こうとした
主人公は長い髪大好きです。

>「い、イヤなら押し退けてね?――」
前話で言われた台詞を言い返すフェイトなのであった。

>小声で『きゃーきゃー♪』言ってる高町は意識の外に放り出す。
意識の外に放り出された結果、この話ではこれ以降台詞どころか地の文でも認識されていない。
主人公の一人称だからね、ちかたないね。

>フェイトとアルフが暇を見つけては夢中になってアリサの持ってる少女マンガを読んでいた
フェイト:「ジーク。この国の文化ってどんな文献で勉強したらいいかな?」
主人公:「僕はマンガで勉強した」
という裏事情があったりなかったり。

と、こんなものですかね。
ほかに疑問点などありましたら、感想欄からご連絡くださいませ。

では、ご意見ご感想お待ちしております。



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