「あぁ、分かった。お前は、それでいいのだな?」
ロンドン、時計塔。
ロード・エルメロイⅡ世、もといウェイバー・ベルベットは険しい表情で電話をしていた。
「私が行ってもいい。今回は、お前には扱いきれないだろう。私の、失敗だった」
部屋を整理していた時に見つけた、古いゲームを眺めながら言う。
「分かった。今までよくやった。お前は一人前の魔術師になった。・・・あぁ、ではな」
ウェイバーは電話を切った。悲しみをはらんだ険しい表情。ゲームを眺めながら、呟く。
「ライダー。私は、私の道を行く」
そう言って、ウェイバーはコートを手にして、それを羽織った。そして、ブーツの音を響かせ、部屋を後にした。
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「っく、いった・・・」
凛は自分で自分に治療を施していた。
キリツグが裏切ってから、まだ一時間しか経っていない。しかし、凛たちにとってこの一時間はとても長い一時間だった。
「リン。まずは士郎を探しに行きましょう」
セイバーがそう提案する。
凛もそう考えていた。しかし、行動しかねていた。この状況は明らかに不利だ。
今回の聖杯戦争の陣営は、力の偏りが過ぎている。
先程まで同盟を組んでいた凛とキリツグだったが、キリツグの一方的な拒絶によって破却された。それにより、陣営はこうなる。
まずは私たち。セイバーだけ。もちろんセイバーは聖杯戦争において最優のサーヴァントだが、数には勝てない。
次はキリツグの陣営。私のサーヴァントだったアーチャーと、キャスター。キリツグがセイバーとの契約を切ったのには、少し疑問が残る。もし、この陣営にセイバーがいれば、恐らく今回の聖杯戦争では最強となるだろう。
キリツグにも、考えがあるのだろうか?
これは可能性だが、キリツグとアヴェンジャーが手を組んだ可能性がある。アーチャーの言った事が本当なら、彼らは一度顔をあわせて、対等に話をしていたはずだ。その中で、何かがあったのならば、アーチャーの裏切りも説明がつく。
きっと何かがある。アーチャーが、それにキリツグがこんなことするわけがない。
凛は半ば希望のようなことを思い続けついた。
アヴェンジャーも陣営として数えた方がいいだろう。アヴェンジャーの泥に、飲まれたライダー。これにキリツグの陣営が加わると・・・。考えたくない。
最後はイリヤとバーサーカーの陣営。これは、数には数えないで大丈夫だろう。危険がないわけではない。むしろそういうくくりで考えるならば、危険度は高い。しかし彼女らは、どこか違う気がする。私のように聖杯を勝ち取ることが悲願なのだろうか。願いはなく。
陣営が不明なのは、ランサーと、キリツグたちが会ったとされるギルガメッシュだ。もしかしたら、この二人が組んでいる可能性がある。そうなると、イリヤの陣営を除く全てが二人以上のサーヴァントを保持しているということになる。
そう考えると、この戦争はおかしい。
「セイバー」
提案を、口にする。
「なんでしょう」
「私と、再契約しましょう」
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「美味しかったよ、ありがとうイリヤ」
「うん。お粗末様」
イリヤと豪勢な食事を終えた。この屋敷に見合った食事だったが、俺にもこれを作れるだろうか。
そんなことを考えながら、少し黙っているとイリヤが声をかけた。
「シロウは、これからどうするの?」
表情からも、声色からも何を考えているのか読めない。
「どうって?」
「聖杯戦争よ。多分だけど、さっき聖杯が起動したわ。私なしにどうやって起動させたのかは、分からないけど、確かに起動した」
「起動・・・。どうなるんだ」
「そうね。誰かのお願いがかなう、かしら」
イリヤが椅子から降り、歩きだした。
「お庭へ行きましょう。セラ、リズ、お茶を運んでくれるかしら?」
イリヤに促されるままに、歩きだした。
庭はきれいなところだった。生命力に溢れているというか、この屋敷に似合う庭だった。
「切嗣は、どうやって死んだの?」
切嗣、と言われどちらなのかと悩んだが、彼女がキリツグのことをお兄ちゃんとよんでいたのを思い出して、自分の父親のことだと合点がいった。
「安らかに、いったよ」
「そう・・・」
一度、静寂が流れる。
イリヤの父親。切嗣に娘がいたことなんて、知るよしもなかった。更に言えば、これほど恨まれていることも。何をしたのか、気になった。
「じいさ・・・いや、切嗣はいったい何をしたんだ?」
「私を見捨てたのよ。アイツとお母様がいなくなって、私の生活は一変した。お母様が死んだのだって、アイツのせいだと聞いたわ。お爺様に」
切嗣に家族がいたことすら知らなかったし、その人が死んでいたってのは尚更だった。
「・・・・・・それでも」
少し黙ったあと、反論する。
「切嗣はきっとイリヤを救おうとしたはずだ。あの人は俺の正義の味方だった。俺の目標だった。そんなことするはすがない、なんてことは言い切れないだろうけど、俺は切嗣を信じるよ」
イリヤが少し驚いたような顔をした。そして、口を開く。
「でも、それでも、私は私のやりたいことをやる。士郎に邪魔なんかさせないわ」
意地でも切嗣を悪役に仕立てあげたいのか。それとも、そうしなければ自分は何をしてきたのか、という後悔に似たものを感じるからなのか。
それにしてもセイバーにしても、こいつにしても切嗣は思われているな。
その時士郎は気付けなかった。背後から迫る金色の絶対王を。
「なるほど、ここがアインツベルンの城とやらか。・・・む?既に目当てのモノが出てきているではないか」
「!?」
士郎は声の主のことは知らなかったが、これがどのような存在か、瞬時に理解した。
あれはまずい。
イリヤはバーサーカーの霊体化をとく。
あれは恐らく英霊。まだあったことはないが、恐らく英雄王ギルガメッシュ。今回最大の敵だ。
「金ピカ!」
そんなギルガメッシュを金ピカ呼ばわりするイリヤはさておき、非常にまずい状況だった。
「さて、我はそこの人形を手に入れなければならぬ。とく渡すがよい」
「何を言ってるんだ!」
人形?何を言ってる?まさか、この男にお人形遊びなんていう趣味が・・・、あるとは思えないが。
「アインツベルンも人形遊びが過ぎたな。フン。気味が悪い。すぐに終わらせてやる」
ギルガメッシュは左手をポケットに突っ込み、ゆっくりと右手を天に掲げる。
何を、する気だ。
「
そう囁くと、彼の背後から無数の武器が現れ始めた。
「我の宝物庫にあるのは、全ての原点たる武器。我の宝、味わえ」
次の瞬間、その無数の武器が文字通り飛んできた。
「っく!バーサーカー!」
イリヤはすぐにバーサーカーを呼んだ。
「邪魔だ!筋肉ダルマ!」
ギルガメッシュはバーサーカーを凪ぎ払おうとする。しかし、バーサーカーも名のある英雄だ。
バーサーカーは飛んできた武器を凪ぎ払った。
「フン」
ギルガメッシュは攻撃の手を弱めない。寧ろ強くなる。バーサーカーが武器を凪ぎ払うと、倍の武器を放つ。これでは埒があかない。
だが、終わりは唐突に訪れた。
「
異空間だろうか?そこから鎖が現れる。それがバーサーカーを捕らえる。
「神をも捕らえる天の鎖よ。動けぬだろう。なぁ、ヘラクレス」
その言葉に呼応したように、バーサーカーが猛々しい声をあげた。
「■■■■■■■■■■■!!!」
「さあ、消えろ」
ギルガメッシュは、これまでで最大数の武器を放とうとしていた。
「いや・・・いやぁ!バーサーカー!!」
「ダメだ!イリヤ!」
バーサーカーの元へと行こうとするイリヤを抱き止め、後ずさる。
そして、ギルガメッシュは武器を放った。
武器がバーサーカーを襲う。防ぐ暇も、動く暇さえも与えず、武器の応酬が続く。
そして、武器の雨がやむ頃には、バーサーカーは動かなくなっていた。
「バー・・・サーカー」
イリヤがその場にへたりこむ。
イリヤを守らないと。考える前に体が動いていた。士郎は双剣をトレースし、ギルガメッシュのもとへと走っていた。
「うぉおぉぉおおおお!!!」
「邪魔だ、贋作者」
ギルガメッシュは士郎に対し蹴りを放っていた。士郎はそれなら持ちこたえられると考えたが、そうはならなかった。双剣で防いだはずの蹴りは、その双剣を砕き、士郎を後ろの瓦礫へと吹き飛ばしていた。
「っかは・・・!!」
士郎の意識はかすれつつあった。それでもイリヤを守るため、動こうとする。しかし、体は動かない。
だめだ。
くそっ・・・。
「いやぁ・・・いやだよぉ。死にたく、ないよぉ」
泣き崩れるイリヤ。ギルガメッシュはイリヤのそばまで来ていた。
「喚くな人形。お前の心臓と、器は有効に活用してやる」
ギルガメッシュの腕が振り上げられ、イリヤを貫こうとしていた。
だめだ。誰か!イリヤ、を!
「ギルガメッシュゥゥゥゥゥ!!!!」
イリヤの命が終わろうとしていた刹那、響き渡る声と共に、男が走ってくるのが見えた。
あれは・・・まさか。
「来たかぁっ!!騎士王!!」
「キリ・・ツグ」
二人目の正義の味方が、現れた。
ギルガメッシュはイリヤを突飛ばした。そして、先程までのライダースーツ姿から、金色の鎧を纏う騎士へと変貌を遂げた。
そして、異空間から一本の剣を取りだした。それを向かってくるキリツグに振る。
ブォン!
しかし、ギルガメッシュの攻撃は空振りに終わった。キリツグは間一髪のところでそれを避けたのだ。避けたキリツグは、飛ばされているイリヤを追った。
「なに!?」
ギルガメッシュはあからさまに悔しそうな顔をしている。
そんな中、キリツグはイリヤを抱き止めた。
「お兄、ちゃん」
「大丈夫か?怪我はないか?」
イリヤは目に涙をため、キリツグを見上げる。
「どうして、ここに?」
「約束、だからだ」
「約束?」
イリヤは不思議そうにキリツグを見た。
「言ったろ?必ず救うってさ」
そう言うと、キリツグはイリヤを抱え士郎の元へとやって来た。そして、無言で士郎に渡す。
そしてゆっくり振り返り、ギルガメッシュを睨んだ。
「フン、無駄なことを」
「言ったよな?俺の大切な人間を傷つけるな、と」
その言葉と共にキリツグはギルガメッシュのもとへ走る。その最中、キリツグはどこかで見たような剣を出現させた。
あれは、投影?
「はぁっっ!!」
キリツグはギルガメッシュへと剣を振る。ギルガメッシュも対抗し、剣を振り抜いた。
「フン!」
二人は剣をつばぜり合った。
「思い出したのか?貴様は何者なのか」
「思い出したわけじゃない。ただ、聞かされただけさ」
ギルガメッシュが剣を振り切った。キリツグはそれを防ぎきり、間合いを取る。
「俺が誰かなんて関係ない。アーサー王でも、キリツグでも。やるべきことができたんだ。だから、あんたのしようとしていることを止める」
「フハ・・・フハハハハ!よい。よいぞ!我を前にしても物怖じせぬその心意気!益々お前が欲しくなったぞ」
「俺は人間を捨てて英霊として、戦ってやる。キャスター!」
キリツグは叫んだ。すると、キリツグたちから少し離れた位置に、キャスターが現れた。
「士郎たちを安全なところへ!」
「ええ、わかったわ」
そう言うと、キャスターが近づいてきて囁いた。
「無茶なことをしたものね、坊や。でも、怪我は、ないみたい、ね?」
「え?ああ、そうみたいだ」
おかしい。確かに意識を失いそうになるくらいの怪我は負ったはずだ。だが、なぜ?
「とりあえず、あのお城の頂上へ。あなたたちも見えていた方がいいでしょう」
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士郎に聞こえただろうか?ちょっと啖呵を切ったら、口が滑ってしまった。だが、俺がこれからする事を見れば、鈍感な士郎でも分かってしまうだろう。
「認識が、己を決める、か。個を持たないアンリマユが、よく言ったもんだ」
「さぁ、見せてみろ。我を楽しませてくれるのか?」
ギルガメッシュは胸を張り、ふんぞり返っている。
こいつは、ホントに王様の中の王様だな。俺も生前はこんなんだったのか?仲間に裏切られたってのも納得がいくよ。ってか、まだ生きてるのに、生前ってのもおかしいか。
「悪いが、俺はアーサー王としての自分は覚えてない。全くな。だから本来の力を出せるか分からないし、もしかしたらあんたの眼鏡に叶う人間じゃあないかもしれない。だが、しかしだ。アヴェンジャーは言っていた。お前の認識で、変わる、と」
キリツグは、体の中心に力を込めた。
「俺は英霊になる。認めるよ、俺は英霊なんだ。人間、キリツグ・E・ペンドラゴンじゃない。英霊、アーサー・ペンドラゴンだ!」
次の瞬間、キリツグの足下が急に輝きだした。目も眩んでしまうような輝きを、ギルガメッシュはそらすことなくいる。
「あれは、英霊召喚の魔方陣なの?いや、でも、まさか、マスター、貴方!」
キャスターが溢したのを、士郎は見逃さなかった。
「どういうことだ?キャスター」
しかし、キャスターはなにも言わない。言えないのか、言いたくないのか。士郎は、二人の方に向き直った。
「くそ。やはり、すでに人間として認識された俺じゃあ、役不足なのかもな。だったら」
キリツグは、懐から1枚のカードを取りだした。タロットカードのような大きさで、表には中世の騎士が描かれている。
「これは、ダメだって言われてたんだけどな。ごめんミスタウェイバ」
キリツグは魔方陣へと、そのカードを置いた。
「
そして-----、辺りが光であふれた。
「フン」
「あれは!?」
「マスター・・・」
「お兄ちゃん・・・」
光が晴れ、キリツグの姿が露になった。
見慣れたシルエット。青い肌着に、銀色の鎧。あれじゃあまるで・・・。
「セイバーじゃないか!!」
士郎は叫ぶ。
キリツグは自分の姿をまじまじと見た。
「この姿になっても、記憶は戻らないか。しかし、このカード、俺の体に馴染みすぎている。これは、もう戻れないかもしれないな」
凛が1度、俺がこの姿になったと言っていた。自分の意思でなったわけじゃなかったが、その時は戻ることができた。
「もとより、そのつもりだ。この世界に、未練はない。俺は、サーヴァントセイバー」
キリツグは聖剣を構える。
「さあ、いくぞ英雄王。武器の貯蔵は十分か?」
「ハッ!!」
二人は一気に間合いを詰めた。
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セイバーと凛は暗い夜道を走っていた。
「人が誰もいない。おかしい。暗いとはいえ、まだ人がそとにいてもおかしくない時間だ」
「恐らくキャスターでしょうね。人払いをするなんて、やっぱり、キリツグには何か考えがあるんだわ」
その時、アインツベルンの城の方向で、一筋の光が降り注いでいるのが見えた。
「あれは?・・・っく!?」
セイバーが急に足を止めた。
「どうしたのセイバー!?」
「いえ、急に力が抜けて」
「魔力供給は十分なはずよ。でも・・・え?これって」
凛はセイバーを見て驚いた。
「貴方のステータスが、下がってる。なんで?」
なんと、セイバーの能力が低下していたのだ。
凛には覚えがあった。あの光。もしや。
「前にもこんなことが、あれは確か、キャスターと戦っていた最中。鎧を維持できなくなって」
「まさか、キリツグ。・・・急がないと。行くわよ!セイバー」
その時だった。目の前に、大きな黒い塊が出現した。
「な!?これは」
「よう、お二人さん」
人をからかうような声が、辺りに響く。
「おまえは、アヴェンジャー!」
黒い塊から影を引き連れて、アヴェンジャーが姿を現した。その影の中には、ライダーの姿もある。
「おせっかいを言うようだが、あそこには行かない方がいいぜ?特にセイバー、あんたはな?」
「なんだと?」
アヴェンジャーが意味深なことを口にした。もしかして、キリツグがセイバーと同じ姿になったことと関係があるんじゃ。
「セイバー、あんたは喰われるぜ?本物に。いやぁ、まさかあそこまで、人間の体で再現するとは。尊敬するぜ、さすが"俺たち"だ」
そう言って、影たちを整列させた。
「計画はずいぶん進んでる。セイバー、ここでおまえをあの聖杯へと送れば、完遂へと近づく」
「何を考えている!?」
アヴェンジャーはゆっくり話し出した。
「あの聖杯はちとイレギュラーでね。大聖杯と繋がっていない聖杯なんだ。見方を変えれば、あれもひとつの大聖杯なんだよ。汚染された聖杯から産み出された、全く新しい形の聖杯。それと、俺にはマスターがいないの、わかるよな?そうだ、俺のマスターは聖杯そのものなんだよ。それもそのはずだ。何せ、あれは
影がゆっくりと近づく。力を失いつつあるセイバーだけでは、おそらく!
「そして俺は
「っく!アヴェンジャー!」
影に飲まれたライダーがセイバーに襲いかかる。
ここでセイバーが倒れたら、どうしようも!
その時、セイバーの前に人影が現れた。
「やめて!ライダー!」
その人影に阻まれ、ライダーは攻撃を止めた。
「さ、桜・・・。あなた、なぜここに!」
「ごめんなさい、姉さん。だけど、私、なにもしてなんからいられないの!もう、弱いままの自分は嫌なの!」
「さ、桜ぁ、はや、速い」
そして遅れて慎二が姿を見せた。
「し、慎二!あんた、桜を見張ってなさいって言ってたでしょ!」
「しょうがないだろ!これが桜の意思なんだから!」
凛は桜を見る。迷いのない真っ直ぐな瞳。
「やめて、ライダー。私と戦いましょう。影と!」
ライダーは、明らかに動揺していた。意思を失ったはずなのに、ライダーは迷っている。
「ラ・・・・サク、ラ」
いける。元に戻せる。これなら!
凛は奇跡を見いだした。これなら、まだ勝機はある。勝てなくても、ライダーを元に戻せれば、逃げ仰せることは可能だ。
しかし、その瞬間だった。
「ッチ。しょうがねぇか。ライダー、令呪において命ずる、自害しろ」
慎二から奪った令呪を、アヴェンジャーは使用した。
「っえ?」
ぶしゃぁぁぁあ。
ライダーは自分の持っていた武器を自分の喉に突き立てた。
「いやぁぁぁぁ!!ライダァァァア、!!」