世界を渡りませんか? IS編【更新停滞中】 作:tarmil
専用機持ちに招集がかかった。
簪はIS製作に専念するので行かないらしい。
「よし、専用機持ちは全員揃ったな。」
鈴が待ったをかける。
「ちょっと待ってください。箒は専用機を持ってないですよ?」
「そ、それは......」
「私から説明しよう。実はだな......」
その時何かの声が聞こえる。
「あれ?この声って......」
そういって私は織斑先生と箒の顔を見ると露骨にめんどくさそうな顔をしている。
どうやら崖からずり落ちているようだ。
そしてそこから人間ではありえないような跳躍をする。
ほう?これが『細胞単位でオーバースペック』だっけ?
「ちーーーーーちゃーーーーーーん!」
そのまま束は織斑先生に突っ込んでいく。
そしてその流れのまま織斑先生はアイアンクローをする。
「なんだか......良いコンビだと思うんだ。」
なんとなくそういった。
「痛い痛い痛い痛い愛が重くて痛いよーちーちゃーん!相変わらず容赦のないアイアンクローだね!」
「うるさいぞ、束。」
『......』
みんなが固まっている。
「じゃじゃ~ん!久しぶりだねーこうして会うのは何年振りかなー?」
「......どうも。」
「いやー大きくなったねー箒ちゃーん!特に、おっぱいg」
おっと、箒が木刀で飛ばされた。
「殴りますよ。」
「殴ってから言ったー箒ちゃんひどーい!ねぇ、いっくんひどいよねー?」
「は、はぁ......」
まぁ、そうなるな。
「......束、自己紹介くらいはしろ。」
「えーめんどくさいなー......私が天災の束さんだよ、ハロー!おわりー」
「束って......あの?」
「IS開発者の?」
いやまぁ私がいうことは......
「とりあえず旅館の中庭の機械は片づけておこうね?」
「えー、めんどくさーい。」
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春椿の紹介が終了したところで山田先生の声がした。
「お、織斑先生大変です!これを......」
「これは......特命任務レベルA......現時刻より対策を始められたし......」
おっと、これはこれは。
「......お前ら、テスト稼働は中止だ。お前たちにやってもらいたいことがある。......行くぞ。」
『......は、はい......』
みんな少し困惑の色が見えるな。
そんな顔を浮かべながらも全員旅館のほうに歩いていった。
私だけは違う行動をする。
「織斑先生。」
「なんだ。」
「少しやらなければいけないことがあるからちょっと抜けてもいい?」
そういって私は束の方を見る。
「......良いだろう。すぐに戻ってこい。」
「わかった。」
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「さて、いろいろ話したいことはあるんだけども、いいかな。」
「なにかな?私だってそろそろ時間なんだけど?」
「どうせこれから一夏たちのところに行くんでしょ?」
「むー......」
ここらへんはアニメ見てればわかることだ。
「お前には幻想郷とつながっているな?」
「そりゃあ、今までのこと考えればわかるんじゃなーい?」
IS襲撃、VTシステム......ここから考えれば一発だ。
「一応聞いておくが。」
「なーに?」
「今回の匿名任務とやら、お前と関係あるんじゃないのか?」
「......あはは、どうだろうねー?」
その言葉を機に私が瞬きをした瞬間束の姿は忽然と消えていた。
私は特に驚きもしない。
そして私も旅館の方へ向かっていった。
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向かう途中に。
『......よかったのか?あれだけで。』
勇儀が聞く。
「......いいんだよ。いずれ嫌でもわかることになると思うし。」
『嫌でも、ねぇ.......』
私は思う。
ただ単に束が幻想郷と協力した
ならば、何か幻想郷のほうにも何かあってそれが束関係であったのならば考えやすいのかもしれない。
それに加えて『平行世界』の存在が紫の発言によって示唆された。
そこも考慮しないといけないのだろうか?
「遅れた。」
そういって私は全員がいる部屋に入った。
「来たな。それでは説明を始める。」
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「......よって本作戦の要は専用機持ちに担当させてもらう。」
「は、はい?」
「つまりは暴走したISを私たちが止めるということだ。」
一夏はあまり......というかこういう経験はないから緊張はするだろうな。
その他......特にラウラは軍人だからこういうのは慣れているな。
「それでは作戦会議を始める。意見があるものは挙手するように。」
「はい。目標ISの詳細なスペックデータを要求します。」
セシリアがそう言う。
「わかった、決して公開はするな。情報が漏えいした場合お前らが危ない。わかったか?」
「了解しました。」
そして電子パネルに様々なウィンドウが表示される。
「広域殲滅を目的とした特殊射撃型......そしてオールレンジ攻撃を行えるようですわね......」
遠距離型なの?......近距離は?
「近距離の格闘での性能はどうなっていますか?」
「ふむ、それは......データにはない?」
「偵察は行えないのですか?」
「そうだな......福音は今も超音速飛行中だ......一回が限界といったところだろうか。」
山田先生がこちらを振り向く。
「やはり一撃必殺の攻撃力を持った機体でしか当たれませんね。」
そう言うとあからさまに一夏がうなずく。
「......もうこれって誰が行くか決まったようなものじゃない?」
「......え、俺!?」
「一夏さんしか一撃の攻撃力を持つ機体は持っていませんわよ?」
「......あとは移動。目標に追いつける速度を持つIS出なければいけないな。」
「ちょ、ちょっと待ってくれ、本当に俺が行くのか?」
みんなが一夏のほうを向く。
仲がいいと言ってやろう。
「そうだよ?私は一発にしては少し攻撃力に欠けるしね?」
『当然!』
「お、おい!」
「......織斑、これは訓練ではない実践だ。無理強いはしないが?」
そして一夏は決心する。
「......やります。俺がやって見せます!」
「わかった。ではこの中で最高速度が出せる機体はd
「待ったまーった!その作戦はちょっとまーった!」
天井から頭が跳びだしている。
「ちーちゃんちーちゃん、もっといい作戦が私の中にあるんだけどー?」
「出 て い け」
そう言いながら頭が痛そうにしている。
「ねぇ聞いて聞いてー。ここは断然紅椿の出番なんだよ?」
「なんだと?」
そういって一同外に出る。
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「紅椿......行くぞ!」
そう言うと箒は赤い光に包まれる。
その光が止むと箒は紅椿を纏っていた。
「それじゃあ箒ちゃーん、展開装甲おーぷん!」
すると紅椿の形状が変化する。
「これは第4世代型ISの装備でー、簡単に言えば雪片弐型が進化したものなんだよねー!」
第4世代......それは各国が開発に力を入れているものでまだできていない。
「なんと、全身のアーマーを展開装甲にしちゃいましたーぶいぶい!」
その各国の努力を今、この天災が無下にしたのだ。
『......』
辺り騒然。当然だ。
「それにしても、なんか白騎士事件を思い出すねー?」
「......」
「白騎士って誰だったんだろーねー、ね?ちーちゃーん?」
「知らん。」
まだ誰も気づいていない、または言っていない。
ここに萃香が消えている。
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それは紅椿の展開するための移動中の時のことだった。
それは突然、勇儀が誰にも聞こえないように言ってきたことだった。
『......おいおい、これは本当か?』
「......どうしたの?」
『萃香。緊急事態だ、周囲......というか、この島か。
IS学園の機体を除いて反応65。IS反応65。どうやら、どうしても私たちを行かせない気らしいぞ?』