世界を渡りませんか? IS編【更新停滞中】 作:tarmil
「......何?65だって?」
私は前を歩いている束を見る。
「この......何を考えているんだ?」
『さぁな、でもとにかく今は。』
「そうだな、倒すしかない......か。」
『行くか?』
「行くしかないね。」
こうして萃香は誰にも気づかれずこの場から去っていった。
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「脳内検索『敵ISの所在位置』」
そうすると脳内に地図が展開されその地図にISの場所が表示される。
「ほう?どうやら囲んで居るわけではなくある程度固まっているようだね?」
『そうだな。このことからここを襲撃するのが目的ではないようだな。』
「私を福音の撃墜を行かせないのが目的だな?」
『おそらく、そうだろうな。』
現在私はそのISに向かって走っている途中だ。
もちろん本気ではないが。
『おっと、そろそろ近づいて来たな。』
「だな、少し準備をするか。伊吹瓢!」
そう言うとISが私の体に展開される。
実質使用者の身体能力を重要視した機体なので、ISスーツは必要ないのだ。
「さて、どの武器を展開しようかな?」
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「あれ?萃香は?」
一夏が言う。
「む?そういえばそうだな。伊吹がどうしたか知っている者はいるか?」
織斑先生が聞く。
するとラウラが手を挙げる。
「はい。ここへの移動中にどこかに走っていきました。」
ラウラが答える。
「何があったんだ......?」
束だけが顔が笑っていたのは誰も気づいていない。
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「......いた」
そのISたちは今見えるだけでも10はある。
それだけのISを一度に相手をするのはさすがに時間がかかる。
現在11時。原作では夜まで福音と戦っていたので、夜8時までと見ておこう。
しかし、これだけのISがあるんだ。増援が来てもおかしくはない。
「行くぞ!」
私は構える。
「フッ......!」
そして
巨大な爆発が起こる。
音が消える。
そして煙が晴れる。
剣をつきだした先には
すべてが消えていた。
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神界での修行期間のこと。
「......魔術?」
「はい、あなたは鬼ですが魔力が存在しています。」
「それで?魔術について練習するっていうこと?」
「いいえ、実質あなたの体のスペックであればやろうと思えば気合でできちゃいます。」
「気合で?」
「はい、気合で。」
スペックがむちゃくちゃだな......
「じゃあ何をするの?」
「勉強です。」
「......はい?」
「もう少し詳しく言えば魔術の種類の勉強です。魔術の使い方がわからなければ意味がありませんからね。」
「......よし。」
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『刺突杭剣』。それは魔術の一つであり、魔力を込めながら突くことで発動する。
それは剣でありながら突くことで力を発揮する。
その剣はレプリカでさえ人......またはISでさえ一突きで吹っ飛ばしてしまうほどの威力を持つ。
果たして、それが本物になるとどうなるか。
それが今、現実に起こっている。
簡単に言えば威力が強すぎて木もISも消えてしまったのだ。
『おい......なんだこれは。聞いたこともない剣を出したと思ったら突いて吹き飛ばしただと?どういうことだ?』
「状況説明ご苦労さん。これは魔術だ。まぁ、魔力と力任せだけどね。」
そういって私は他のISのところに向かった。
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「まぁ、とっとと紅椿の調整、やっつけちゃお!」
紅椿の説明が終わり、束がそう言った。
その心の中では、
(おやおや?10機の反応が一斉に途絶えた?何をしたんだろうねー?)
どうしたのかはわからないようだ。
(まぁ?ゆーちゃんに協力してもらってちーちゃんたちが言う福音を
現在11時30分。
作戦開始の時間だ。
「来い、白式!」
「行くぞ、紅椿!」
そう言うとそれぞれのISがその体に展開される。
「じゃあ箒、よろしく頼む。」
「わかった、頼まれた。今回は特別だぞ?」
その笑顔を見て少し心配になる一夏。
「......いいか箒?これは訓練じゃない。本番なんだぞ?」
「無論わかっているさ、心配するな。私がお前を連れてってやる。一夏こそ作戦には冷静に当たることだ。」
「わかってるよ......」
ここで通信が入った。
『織斑、篠ノ之、聞こえるか。今回の作戦の要は一撃必殺。短時間の決着を心がけるように。』
「わかりました。私はできる限りの支援を心がけます。」
『......そうだな。』
作戦室でもわかるほどに箒の声が弾んでいる。
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だからこそ、
「山田先生、織斑にのみプラーベートチャネルを」
「はい。」
そしてつながれる。
「一夏。」
『は、はい!』
「どうも、篠ノ之は浮かれてるな。いざという時にサポートしてやれ。』
『わかりました。意識しておきます。』
「頼んだぞ。」
「では......始め。」
作戦が始まった。
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一方萃香サイドでは、
『......っ!?』
「どうした?」
『やっぱり増援はあるみたいだな?』
「数は?」
『......30だ。』
「......もういい、無限にあると考えておこう。」
いくら倒してもまた湧いてきそうだ。
『まぁ、妥当だろうね。』
「だな......お、また来たね。」
『前方に敵影は5。でも......』
「はっ......!」
わたしはまた剣をつきだす。
『この剣があれば瞬殺になるよな。』
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ちょっとここで1つ、疑問を無くそう。
それは「なぜ今使っている『刺突杭剣』はレプリカではなく本物なのか。」ということだ。
まず、この機体の単一能力は『武器生成』。
これは操縦者が出したい武器を想像することで武器が生成される。
これがどのようなことを示すか。
もしそれが魔術的な物体になると
つまり、この機体、能力は、操縦者によって大きく強さが左右されるということだ。
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「ふぅ......なぁ勇儀。」
『なんだ?』
「今回も何かあると思うか?」
『そうだな......まぁ、
「まぁな......おいちょっと待て。っていうことは、だ。あっちの方はかなりまずくないか?」
『だな......何もなければいいが......』
「知ってる?それってフラグっていうんだよ?」
『......お、おう』
そんな雑談をしている暇があるのだろうか。
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現在、福音との戦闘中。
実際、奇襲を仕掛けるも、失敗。
圧倒的な機動力で避けられてしまう。
その後も何度も攻撃するも軽々と
......もう言ってしまおう。
ここで原作と相違点がある。
一つ、『銀色』ではなく、『桜色』に輝いている。
二つ、弾幕がIS2機分の隙間しかないほどに濃い。
そんな弾幕を一夏がさばききれるはずもなく、エネルギーが尽きてしまう。
「馬鹿者!犯罪者などを庇って!そんな奴らなど放っておk......
「箒!......どうしたんだよ、箒......らしくない......ぜんぜんらしくないぜ?......」
「あ............私は......」
今、箒は気づいた、自分がどんな気持ちだったかを。
だがもう遅かった。
その時、福音から声が聞こえた。
否、聞こえてしまった。
『反魂蝶 ‐八分咲‐』
箒が福音のほうへ振り向く。
「箒!危ない!」
次の瞬間一夏の全身が弾幕に覆われた。
『刺突杭剣』(スタブソード)
処刑と刺殺の宗教的意味を抽出し、
極限まで増幅・凝縮・収束させた『竜をも貫き地面に縫い止める』とまで言われた剣。
魔術的価値・効果は共に絶大。
『切っ先を向けただけで距離も障害物も関係なく聖人を殺す』ことができるとされる。
『刺し殺す』という『神の子』の弱点をも受け継ぐ聖人にとって、最悪の霊装。
調べるとこう出てきます。