世界を渡りませんか? IS編【更新停滞中】   作:tarmil

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萃香の特訓

翌日。

昨日は楯無がやってくれたが、今日は私の番だ。

 

 

まぁ、私がする特訓の内容(・・・・・・・)があれだから楯無はいない。

正確に言うと私と一夏だけでないと現状できないものなのだ。

 

 

「一夏、それじゃあ始めようか。」

 

 

「うん、よろしくな。」

 

 

さて、その内容を教えるとしよう。

 

 

「まずだ、最初に『対話』から始めようか。」

 

 

「『対話』?」

 

 

「そう、『対話』。」

 

 

「具体的にどんなことをするんだ?」

 

 

「そうだね、まず、ISを展開して?」

 

 

「わかった。」

 

 

白式が展開された。

 

 

「じゃあ行くよ?」

 

 

そう言って私は白式の胸の部分......コアに一番近いところに触れる。

 

 

「な、何が起こるんだ......?」

 

 

「まぁまぁ、痛くないからさっ!」

 

 

「え......うわっ!?」

 

 

 

 

 

 

その次の瞬間、辺り一面が光に包まれた。

 

_______________________________________________________________________________

 

 

「ん......あれ、ここは?」

 

 

「おや、起きたようだね。」

 

 

一夏は見渡すとここはコアの内部(・・・・・)であるということに気が付いようだ。

 

 

「えーと......どうやってここに?」

 

 

「そこは内緒だ。妖怪パワーって言うやつじゃない?」

 

 

「あ、アハハ......」

 

 

まぁ現状で一夏にできる説明はこの程度だ。

 

 

ラウラのVTシステム(紫)の時の結界の一時的な破損

福音との戦闘時に出現したレイヴァーティン

 

 

以上の2点からわかることとして、百式_いや、今は雪羅か_の内部と接触していることがわかる。確実にフランドールが宿っている。

 

 

福音との戦闘時の箒のような2つの刀を出すことは『与えられた装備』を使っているに過ぎない。

 

 

それに比べて雪羅はどうだろうか。VTシステムの結界の破損時のように一夏は()()()()()()()()()()()()()使()()()()()のだ。

 

 

これらのことより私は一夏の特訓の内容は一夏と雪羅の両方の内部の成長が必要だと判断したのだ。

 

 

ちなみに一夏と私がISコアの内部に入った方法は「一夏と私の意識を萃める」ことをした。

 

 

「それで一夏、最初に言っておくけど一夏の白式にフランがいることは知っているからね?」

 

 

「え!?」

 

 

「えっていわれてもね。一応私は『異能を扱う者』なんだよ?妖力ぐらい感知できるさ。」

 

 

「お、おう......」

 

 

「納得したようで何よりだ。」

 

 

あんな話を長々と話したところで特訓にはならない。

 

 

「っと、その前に、おーいかくれんぼしているつもりならでてこい!」

 

 

と、突然どこかの誰かに向かって叫びだした。

 

 

すると生えていた(?)木の一つの影から出て来るものがあった。

 

 

「あれ、ばれっちゃってた?」

 

 

「こんな細い木によく隠れようとしたな。」

 

 

「えへへーまーいいじゃん!」

 

 

......本当に495歳か?......いや年代が違うから年も違うかもしれないな。

 

 

「じゃあ本題に入るか、一夏、フラン。」

 

 

「うん!」

 

 

「おう!」

 

 

「それじゃあまず現状どんなことができるか確認しようか。」

 

 

まぁ大体知っているんだけどね。

 

 

「一つ目、雪羅の状態になったときのみフランの力を使える。」

 

 

「うんうん。」

 

 

「二つ目、その中でも使えるのは一回につき一つ。」

 

 

「そーだよ!」

 

 

「三つ目、使うと零落白夜と同じように、SEを大量に消費する。」

 

 

「そ、妖力の代わりに使っているからねー。」

 

 

「まぁそんなとこかな。」

 

 

「うん、それで全部だと思うよ?」」

 

 

「そうかい、それはよかった。」

 

 

「なぁ萃香、それで何をするんだ?」

 

 

「まぁ早まるな、この特訓の目的はただ一つ。フランの力を使いこなせるようにすることだ。」

 

 

「え?」

 

 

「正直、動きとかの機体の操作については楯無の特訓だけで実質十分だと思うんだ。じゃあ、こっちは何ができるかといったら?」

 

 

「雪羅自体の特訓ということか。」

 

 

「そう。で、具体的にやることは......」

 

 

「ことは?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私と弾幕ごっこをすることだ。それが一番手っ取り速い。」

 

 

 

 

 

「「えー............」」

 

 

「えーも何も、結構いい特訓だよ?」

 

 

「ハードだ!」

 

 

「避ける点に置いては相当効果的だし、ついでにスペルを使いこなすためにもいい特訓だよ?」

 

 

「うん、わたしもいいと思う!」

 

 

「うっ......わかったよ。頑張る。」

 

 

「おう頑張れ。」

 

 

こうしてこの世界(・・・・)での特訓が始まった。

____________________________________________________________________________

 

 

その夜、体には徒労が見えないものの、顔が疲れ果てている一夏が発見された。

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