世界を渡りませんか? IS編【更新停滞中】 作:tarmil
そんなこんな、いろいろあって、今日は文化祭である。
「いらっしゃいませ!」
「こちらへどうぞ、お嬢様。」
と、そんなわけでメイド喫茶を実行している。
私?
「......うん。」
「どうしたの?萃香。にあってるよ?」
うん、メイド服なんだ。
「......まいっか。」
着ているけど悪い気はしないし。
それに、もっとここでは楽しむべきだと思うしね。
「それにしても、接客は慣れないものだね......あ、いらっしゃいませ!」
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一夏が鈴といちゃついて居たり、巻紙さんとかいう人が追加装備の勧誘なんかをしていたのだが、
私は誰か知っていたんだけどね、今突っ込むところじゃないかな。
私の担当は料理と接客といったところだ。
そうした方が分配のバランスが良くなるらしい。
「ねぇ萃香ちゃん。」
「なに?鷹月さん。」
「休憩しちゃってもいいよ?もうちょっとで昼休憩に入るし。」
「そう?それじゃあお言葉に甘えて。」
「うんじゃあね。昼休憩が終わるころには帰ってきてねー!」
「わかった。」
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「それにしても、人多いな......」
廊下が混んでいて通りずらいほどだ。
店で並んでいるからというのもあるのだが。
「こんだけいれば、原作登場人物の一人や二人くらいいそうなんだけどな......」
と、その瞬間。
「っ!?」
見えた。見えた気がした。
背の低い金髪の女の子が見えた気がした。
それと共に、妖力が感知できた。
それも、どす黒いような妖力だ。
「これは......まずいかもな......」
その女の子が向かった方向へ今更ながら振り返ってみたのだが、混んでいたので見えなかったのは当然だろう。
予想としてはフランだろう。しかも狂気付きの。
しかし白式にいたフランはそんなもの、微塵も感じなかった。
「一体......何者だ?」
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「あ、見つけた!」
「ん?ああ、楯無か。どうしたんだ?」
「ちょっと手伝ってほしいことがあるのよ。」
「え?そろそろ教室に戻らないといけない時間なんだけど......」
もう昼休憩が終わってしまうのだ。
「それについては問題ないわよ?ちゃんとあなたのクラスの人に言っておいたから。」
「はいはい......で、何をするの?」
「ちょっと劇に出てほしいんだ?」
「......はい?」
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「でだ。なんで目の前にドレスがあるのかな?」
「あら?あなたがその服を着るのはなかなか見られない光景よ?」
楯無の言う通り、目の前にシンデレラの服がある。
「劇というと......シンデレラだよね?」
「そうよ。少し手を加えたね。」
「手を加えた?」
「まぁ、お姫様がたくさんいるっていうこと。」
「あー......つまり取りあいか。」
「そういうこと♪」
「......それ、私もやるっていうこと?」
「ん、そうだけど?」
「いや、別に一夏に恋してるわけじゃないし、それにこの文化祭、不穏なものも感じ取れた。そいつらを探してみたいのだけどね。」
そう、この学園の中で正確に妖力を感知できるのは私だけだ。つまり私が調べる必要がある。
「むぅ......連れないわねぇ......」
「しょうがないでしょ。」
「わかったわよ、そうするわ。」
「ああ。」
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私は外に来ていた。
そこにも一応売店が少しある。
中を一通り回ったが、反応が少しもなかったからだ。
「......あれ?」
気づいた。
「......あ、れ?」
気づいた。
「......なんで......」
気づいた。
「......なんで、だれも周りにいない?」
「アハ♪やっと気づいちゃったの?」
次の瞬間
自分の腕は
「ッ!?くっ......!」
腕が破壊された。
ただ、すぐに再生できるので大したダメージはない。
しかし、接近されていたので一旦フラン(?)から退く。
「アハハ♪やっぱりこれだけじゃ壊れないんだ!」
戦わなくてもわかるこの感覚。
感じるこの黒い妖力。
明らかに白式のフランとは違うことがわかった。
「お前......本当にフランドール・スカーレットか?」
「何言ってるの?当然でしょ?」
「......」
違う、違う......と思うのだが。
「ほらほら......ね?」
その瞬間、背後に突然フランが現れた。
「ッ!?」
おかしい。なぜか反応できなかった。
しかもこのフラン、いくらなんでもおかしい。なんと言ったって......
「ふぅん?......その様子だとわかったみたい?だ・だ、それだけじゃないんだな~......」
「どういうことだ?」
「......まいっか、教えちゃっていいや♪」
何かあるんだろうか。
「実はね?......私の
織斑一夏って......言うの!」
「......は?」
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「そうだね、少し話をしよっか。......