世界を渡りませんか? IS編【更新停滞中】 作:tarmil
「ここ、は......」
「ハッ、やっと気づいたようだぜ?こいつ。」
ここはどこだろう。
「ここは、どこなんだ?」
「おいおい、こいつは自分の立場わかっているのかねぇ?」
あ......思い出した。
「誘、拐......」
「まぁ、俗に言うそれだな。」
誘拐なのはわかった。だけど、それに安心・安堵している自分もいた。
俺はいままで散々なことをされてきた。
原因は姉のせいだ。
『お前の姉ならできるのになぜできないんだ!』とか、
『お前、本当に千冬さんの姉か?』とか言われたりしていた。
しかも、本人からも同じことを言われたりしたのだ。
良い成績を出しても、『私の弟ならば当然だ。』といったのだ。
他にいじめもひどく、鈴や弾などが唯一の心の拠りどころだった。
「やっと、死ねるんだな......やっとこんな思いしなくて済むんだな......」
(っ......こいつ......)
そしてそれらがもっとひどくなった理由が、___『IS』___が登場してからだ。
いじめは暴力の過激度が増し、さらにたくさんの人から言われたりした。
一夏はこう思っていた。
「ISさえ無ければ」、と。
そう、一夏はISを精一杯恨んだ。
そして、
「......おや?織斑千冬が大会に出ているな。作戦失敗か?」
その瞬間気づいてしまった。
姉に
「フン、まぁいい。死ね。」
銃声が鳴り響いた。
そこには大きく赤い水たまりができ、一つのモノが転がった。
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「......!これは......小町!」
「......ふぁ~......なんですか?」
「緊急事態ですよ!」
「なんですか?緊急って.....って!?」
「気づきましたか、この憎悪の量について。」
「うん、でもこれって......」
「はい、長い間多くの者を見てきましたが、これだけ多いものは初めてです。」
「でもこの量は......冥界の容量に耐え切れないんじゃ?」
「そうですね......仕方がないですね。特例ですが
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こうしてフランドールスカーレットは生まれた。
だが当時、織斑一夏としての記憶はなかったという。
ではいつ取り戻したのか。
それは紅霧異変にまで時を進めなければならない。
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「なんだ、ここ......」
紅魔館で霊夢と分かれた魔理沙は地下に来ていた。
目の前に閉ざされている扉がある。
「行ってみるか......」
赤い扉が開く。
「ッ!?」
扉を開けたその瞬間、弾幕が飛んできた。
「アハッ♪」
「あっ......ぶねぇ!」
ギリギリ避けられたようだ。
「ちっ......やるしかねぇな!」
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「はあっ、はあっ......やっと、勝てた......」
「アハハ......強いね......」
激闘の末、勝利した魔理沙。
だが、
「ぐぅっ......う、あぁっ......」
「んあ?どうしたんだ?」
突然苦しみ始めるフラン。
「がぁっ......うゥッ......グ、ガッ、ア、アァァァァ!!!!」
「お、おい!」
苦しみ叫ぶフラン、そして。
「うおっ!?なんだこれ!?」
突然フランから赤黒い瘴気が出始める。
「ア、ハッ......思い、だした......♪」
「何がだよ......!」
「何がって?
「なんだ、それ?」
「知る必要は......ないよ♪」
「......っ!?」
その瞬間殺気の乗った今までとは格が違う狂気がフランから放たれた。
「イクヨ!」
「そこまでよ。」
こちらへ向かって攻撃しようとしたが、何かの壁によって阻まれた。
そしてすぐ破られた。
「隙間妖怪!なんでここに?」
「なにも、これは緊急事態ね。わかる?魔理沙。」
「何がだ?」
「この瘴気を見てわかる?このままだと幻想郷全体が危ないわ。」
「なるほどな、これが異変の管轄を超えてるっていうわけか!」
「......ええ。」
「どうするんだ?」
「いったん封印するわよ。直に破られるでしょうけど。霊夢。」
扉の向こうから霊夢が現れる。
「......そうね。今回だけは協力してあげる。」
こうして、一時的ではあるがフラン......一夏は封印された。
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しかし、このままというわけにはいかない。
フランをどうにかする術を見つけないといけない。
なので、幻想郷の有力者たちによる、集会が開かれた。
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「とりあえず、今判明していることを話すわ。一つ目は、フランドールスカーレットに前世があったこと。二つ目は、その前世でに組んで居たものがあったこと。そして三つ目が、その憎んで居たものであるIS___インフィニットストラトスが
「......どうやってそこまでわかったの?」
紫の発言に幽々子が疑問を抱いた。
「私からの情報提供です。」
四季映姫が言う。
「あなたから?珍しいわね。」
「はい。仮にも私が転生させたので。」
「......幽々子、もう良い?」
「いいわよ。」
話がそれたので戻した紫。
「現在は私が封印しているわ、......しばらくすれば破られるでしょうけどね。」
「あなたの結界が破られるって相当の強さよね?」
「そうね、再度封印する必要があるのだけど、このままではいたちごっこだからどうにかする必要があるのだけれど......」
静寂がはしる。
目を細めるものもいれば、楽しそうなものもいた。
「......ちょっと良いですか?」
意見を言おうとしていたのは地霊にいる古明地さとりだ。
「何か意見が?」
「はい。フランドールスカーレットの憎しみの対象がそのあいえすというものならば、そちらをどうにかすることで一時的な対処になるのではないでしょうか?」
「......そうね、一旦の対処にはなるけれど解決策を編み出す時間稼ぎにはなるわね」
「ちょっとまった!わたしがいるでしょ!」
「......あら、束じゃない。あなた、これに参加するの?」
「もっちろん!それを作った目的は宇宙へ行きたかっただけなんだけど、なんか軍事に使わされちゃってるからね。もういいや。」
「そう。ならそうしましょう。」
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これが事の顛末だ。
しかし紫は一つ気になる点があった。
それは
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「私が一番乗りだぜ!」と言って、魔理沙がISについて教える場所であるIS学園へ向かった。
しかし魔理沙はボロボロになって帰ってきた。
なぜか萃香がそこにいたという。
どうやらIS学園を先に対処した方がいいと判断した。
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束と紫で共同制作したゴーレムは、またもや萃香の手によって破壊された。
記録した映像を見る限り幻想郷にいたころの萃香より強くなっている気がしたという。
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ならば萃香を足止めすべきと判断し、束に依頼し大量の全自動操作機をつくってもらい、萃香の足止めをした。
それは成功をしたものの、今度は
そう、さらに厄介なことになってしまったのだ。
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そして、
ミシッ......
罅が入る。
ミシミシッ......
罅が広がる。
バリン!
「......アハッ♪今すぐ会いに行くよ......ち・ふ・ゆ・ね・え♪」
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「ッ!?......これはまずいわね。封印が解かれたわ。」
「どうするの?紫。」
幽々子と紫が話し合っていた。
「......いや、この流れに乗るべきかしら。」
「どういうこと?」
「フランドールスカーレットと共ににIS学園に攻め入るのよ。」
独自設定の整理
・フランドールの前世は姉に見限られた一夏。
・その恨みから冥界での管理は困難とされ、フランとして転生させることで対処。
・紅魔異変にてそれらの狂気が解放されてしまう。
・その強すぎる狂気の対処法を確立しておらず、その確立までに狂気の矛先を向ける必要があった。