世界を渡りませんか? IS編【更新停滞中】 作:tarmil
「私はどうしましょうか......ん?」
妖夢は見つけた。
同じ剣士を見つけた。
「......む?......まずい、な......」
箒は恐らく自分よりは圧倒的に強いとわかる妖夢に目を付けられて動揺していた。
「......私は魂魄妖夢という者です。......一騎打ちというものでしょうか?」
「......篠ノ之箒だ。......受けて立とう。」
そう言って二人は構える。
持つ剣は両者とも楼観剣と白楼剣だ。
箒はSEを利用したエネルギーブーストの用意をして、いつでも高速で移動できるようにする。
妖夢は剣技の構えを取る。
『フッ......!』
次の瞬間
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「さて、私は......あの人ですか。」
レミリアの運命を頼りに対戦相手を見つけた美鈴。
「げっ......やっぱりそうなるかぁ......」
中国つながりで大体予想がついて居た鈴は驚きはしなかったものの、苦虫をかんだような表情をする。
それもそのはず、『甲龍』の『龍咆』_____それに限らず、銃、砲において動き回る相手に対する戦闘、いわゆる近距離戦闘を得意とする相手には偏差射撃をせざるを得ない。
当然そうすると止まっている相手よりは当たる確率は断然低いであろう。
それに加え、美鈴は近距離戦闘の達人だ。
そう簡単に衝撃砲は当たらないだろう。
よって鈴は、『双天牙月』を使った戦闘になるのだ。
「突然ですけど、行きますよ?」
「ちょっ!?」
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「ほらほら!当たっていないよ?」
「くっ......視界が......!」
こちらは優曇華院とデュノアの戦闘だ。
優曇華院の能力である、『狂気を操る程度の能力』によって、デュノアの視界が歪まれているのだ。
正直に言って相性は最悪である。
「はい、これ避けられる?」
「っ!?」
視界が歪められているため、わざわざ大きく避けないといけなくなってしまい、その分隙ができる。
「はっ......!」
「うあっ......!?」
今、その隙を突かれ零距離の
恐らく大きくSEが減るだろう。
が、
「なっ.....なんで!?」
「こ、これは......!」
変化が、起こる。
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「なんですの、このピットの数は......!」
「ピット?何それ?」
こちらはセシリアとアリスだ。
こちらも相性がいいとは言えない。
アリスの人形はそれぞれに弾幕を出せる力を持っている。
確かに理屈はピットと同じ力を持っているといえる。
そうすると、
「ま、いいわ。そろそろ当たりなさい?」
「っ......」
着々と相殺しきれなくなっていくセシリア。
そしてついに当たってしまう。
「きゃっ......!」
そして、
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ラウラと紫は。
こちらは強さが圧倒的に違う。
紫は『境界を操る程度の能力』の持ち主である。
つまり、ラウラのAICは紫の力の一つといえるのだ。
よって、紫によって
「くっ......」
「あら、なかなか持ちこたえるじゃない。」
そのため弾幕をよけながら、自分に当たる弾幕のみをレールカノンを使って相殺しているのだ。
「......もう良いかしら。『魍魎「二重黒死蝶」』」
「......なっ!?」
ラウラが驚愕した。
今まで自分に向かってきていた弾幕が停止したのだから。
そして、
「......!?」
その時何か起こる可能性があると気づくべきだったのだろう。
そう、後ろから弾幕が戻ってきたのだ。
「ちっ......」
当たる。
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ここで幻想郷側も気づくべきだったのだろう。
ISに
そう、
そう、
これが紫の今回の襲撃の唯一の失策だった。
ISコアは、幻想郷の住人の妖力を元にして作られている。
その妖力の持ち主はコアごとに異なる。
ただ、
コア内の妖力が活性化し、触れる前より、妖力が働きやすくなる。
つまりは、
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箒は、
「これは......!」
紅椿のディスプレイには。
『二次単一能力 発動』
と。
「半霊、現生......?」
そう名前が書いてある。
「な、まさか!?」
やはり、妖夢も予想外だったらしい。
すると、箒の横の空間が光に包まれる。
「これは......私、なのか?」
光が晴れると
『......やっと、か......』
「やっと......?」
『私は
そう、半霊が箒にやっと適合し、晴れて移行したということだ。
『つまり、ここからは2対1だ。』
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「ぐっ.....あぁっ!?」
見事に美鈴の攻撃が決まってしまった鈴は、地面に叩きつけられていた。
「ふぅ......まぁ、普通の人間であれば、これぐらいの手加減でしょうが。まぁ、気絶で済んでくれているでしょうか。」
が、
「ぐ、ぐぅっ......!?」
しかし、鈴は持ちこたえていた。
そして気づく。
「気が......?」
そう。
鈴が気を纏っている。
『甲龍』のディスプレイには。
『気力変換』
人間は気力というものが必ずある。
それは回復、身体強化、精神力など、色々なものに応用が効く。
つまり今、甲龍が自動的に気を回復に回した、ということだ。
「これなら......!」
拮抗できるかもしれない。
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「なっ.....!」
次の瞬間、優曇華院の放った銃弾が
そして、デュノアに当たらなかった。
「こ、これは......!」
ディスプレイには、
『銃生成』
「よし......」
イメージする。
銃を。
すると。
「わっ......!」
次の瞬間、手に何かが乗っかる感覚がする。
眼を開けると、イメージした通りの銃があった。
「これなら、いける!」
逆転の開始だ。
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アリスの攻撃が当たり、SEが減る。
が、その代わりにディスプレイの端には、
『ピット追加まで、01:00』
と表示され、右のカウントが減っていった。
「これは......!」
「?......まぁいいわ。何があったか知らないけど、終わらせるまでよ。」
ここからは持久戦だ。
セシリアは、持ちこたえれば持ちこたえるほど戦力は増す。
だから勝てるわけではないが、持ちこたえることに対する大きなアドバンテージになるのだ。
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ラウラは、
「AICが......!」
ディスプレイには、
『境界操作の一部有効化』
とある。
つまり、とうとう
よって、
「これは......まずいわね」