「さてと、オーガー達を駆除しに行きますか。えぇっと。」
「あ。自己紹介せずにすみません。私はデネブと申します。」
「ボクはボルクスでこっちはお姉ちゃんの、」
「カストルと言います。」
互いに自己紹介してないことに気付いたので自己紹介したのだが、ボルクスちゃん。名乗る時、跳び跳ねないで。歳以上に豊かな凶器が暴れてるから。それに、お姉さんの方もだけど、そんな露出の激しい服着て寒くないの?
「え、えっと、じゃあ、俺とシェスタちゃんで南側のところから攻め込む。スバル。お前は、デネブを連れて西側から、デネボラとアクベンスはカストルちゃんとボルクスちゃんと一緒に東側から、エレンとスピカは北から村の中心部めがけて突っ走る。良いね?」
「はい。」
俺の言葉に皆頷いた。
「手順は、皆が配置についた時、スピカが、
これは、もちろん撃ち漏らしたオーク鬼達が、近くの村を襲わないようにするためだ。
「わかりました。私の耳なら音さえあれば、それぐらいはできます。」
スピカのその返答に、皆が配置へと動いた。
SIDE シエスタ
私がクロスボックスを開けて、アンドロメダ座の
「シェスタちゃん。予め言っておくけど、主に戦うのはシエスタちゃんで、俺はサポートに徹するからね。」
「手伝ってくださらないのですか?」
「何でもかんでも俺達がやったらシエスタちゃんの為にならないよ?」
それは、私のための静観するということですか。
「ありがとうございます。」
カウス様の厚意に感謝しながら、アンドロメダ座の聖衣を着てしばらくすると、爆発音が響いた。
「行きます!!」
叫んで、村の中に突入する。その突撃に気付いたオーク鬼達が私たちに攻撃しようとするのだが、
「行きなさい!サンダーウェーブ!!」
私の意思に従い先端が三角状の鎖、スクウェアチェーンが飛んでいき、オーク鬼達を攻撃した。
「グヲヲヲッ!!!!」
スクウェアチェーンを戻している隙をつかれて攻撃されそうになるけど、
「守って!!ローリングディフェンス!!」
先端が円形になっている鎖が私を囲み防御璧となり、私を守った。
「グォッ!!」
その防御力にオーク鬼達が驚いている内に私はオーク鬼達の包囲網を抜けた。オーク鬼達の2匹かはこちらに振り向いて、駆け出して残りはカウス様に向かっていった。だけど、
「ハッ!!」
振り向いた瞬間をねらって足を強引に引っ張り、倒させる。さらに、鎖で敵を縛りつけた。
「グレートキャプチャー!!」
私の言葉に鎖が締まっていく。
「グゥ……グギャアァァ!!!!」
断末魔の悲鳴を上げてオーク鬼は息絶えたらしい。ガクッと頭を垂れて動かなくなった。さらにスクウェアチェーンで倒れたオーク鬼の喉元を突き刺してとどめを刺す。
「なかなかやるね。シエスタちゃん。」
私が2匹を倒している間にカウス様は残りのオーク鬼倒してしたらしい。
「何度も練習しましたから。何より、この子達を使いこなすためにもカウス様が付き合ってくださいましたし。」
私の答えに、カウス様はオーク鬼達の死体を指さして問いかけた。
「シエスタちゃん。戦いというのはこういうものだよ。このオーク鬼達の姿がいつか自分の姿になるかもしれない。力がなければ、あるいは戦い抜く覚悟が足りなければこうなるかもしれない。それでもいいのか?」
カウス様の問いに、私は迷うことなくそれを否定した。
「私は戦います。大勢の平和を守るためにも、私が大好きな人たちを護るためにも。」
私の答えにカウス様は、微笑むと私の頭を撫でた。