黄金の闘技を模倣する者   作:0・The Fool

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感想頂きましたx空x様、並びにこのお話を呼んでくださる皆様ありがとうございます。


王宮での会話

 

 

「………それは本当の事なのか?」

 

 俺の言葉に国王陛下はそう問いかけた。

 

「はい。本当です。」

 

「信じられない。君が異世界の人間で、この世界が君達に物語という形で読まれていたとは。」

 

 ヴァリエール公爵はそう呟いていた。そして、俺を見つめていた。

 

「しかし、カウス君。何故そのような話をワシ達にするのかな?」

 

「一つはトリスティンの為、二つはルイズちゃん………いえ、ルイズ様の為です。」

 

「カウス君。ワシの前だからと気を使わなくて構わないが、何故、ルイズの為なのだ?」

 

 ヴァリエール公爵の好意に感謝しながら、

 

「ルイズちゃんは虚無の系統です。」

 

「なんと!」

 

「ほ、本当なのか!」

 

 ビックリ仰天する陛下とヴァリエール公爵に首を縦に振る。

 

「はい。そして、国宝の始祖の祈祷書は虚無の事が書かれている教科書ですが、ルイズちゃんが水のルビーをはめないと読めません。この事は特に内緒にしてください。もし、虚無のことがロマリアに知られると、」

 

「聖戦か。」

 

 苦虫を噛み潰したように呟くヴァリエール公爵。

 

「はい。ルイズちゃんは政戦の御輿にされ勝てばそれでよし。負けても親愛なるブリミル教の使徒をだまくらかした魔女として全責任を押しつけ、処刑すればよし。死人に口無し。全く良くできてますよ。」

 

 俺の言葉にヴァリエール公爵は怒りに我が身を震わせるだけだが陛下は静に問いかける。

 

「その他にも何か有るのではないのか?」

 

「はい。虚無は始祖ブリミルの血を引く王家に連なる者に発現します。トリスティンの貴族達にルイズちゃんが虚無だと知られたらどうなると思いますか?」

 

 その問いに陛下とヴァリエール公爵は気付いたらしい。

 

「そう。ルイズこそが国王に相応しい!と言う派閥とアンリエッタ王女様が王だと言う派閥でトリスティンが二つに割れ、ルイズちゃんは親友を失うことになります。

………まぁ、陛下に申し訳ないですが、俺はルイズちゃんが王になるのは諸手を上げて賛成しますが。」

 

『ハァ?』

 

「アンリエッタ王女様は珍妙な性格をしてまして、勝手にウェールズ皇太子にラブレター渡すわ、ヴァリエール公爵に内緒でルイズちゃんを戦場に送るわでちょっと、近寄りがたいですし。」

 

 俺の言葉に陛下は頭痛をこらえるかのように頭を押さえた。

 

「未来の事とはいえ、そんなことをしていたのか。」

 

「ええ。ルイズちゃんの恋人が必死に守ってくれたから、無傷ですんで、ヴァリエール公爵に内緒に済ませましたけど、下手したら国が二つに別れるかも知れなかったんですよ。」

 

「る、る、ルイズにこ、恋人だと?ど、どこの馬の骨だ!」

 

「ルイズちゃんが呼び出した使い魔の少年です。」

 

 怒りに震えるヴァリエール公爵は深呼吸してから問いかける。

 

「つ、使い魔だと!!と、ということは、どことも知らない馬の骨に可憐な唇を奪われるということなのか!!」

 

「お、落ち着いてください。ヴァリエール公爵。」

 

「ええ~い!!!!これが落ち着いていられるか!!!!」

 

 俺がヴァリエール公爵をなだめるが、焼石に水らしい。

 

「落ち着かんか!!馬鹿者!!」

 

 国王の言葉にヴァリエール公爵は一瞬硬直したらしい。

 

「すまない。カウス君。それで、この先どうしたいのかな?」

 

「このハルケギニアに大量の風石が埋っています。それによってハルケギニアも浮遊大陸になり、人の住めない世界に変わってしまうのを防ぎたいです。力を貸してください。」

 

 頭を下げての頼みに陛下もヴァリエール公爵も両手を握って答えた。

 

「カウス君。それが本当なら、このハルケギニアにとって最大の危機だ。喜んで手を貸そう。」

 

 

 

 

 

「本日はお招き頂きありがとうございます。アンリエッタ様。」

 

「い、いえ。」

 

 おかげで貴重な時間を得られたのでお礼を言ったら、何故か顔を紅くして陛下の後ろに隠れてしまった。オマケにルイズちゃんまで隠れてしまった。そんなに怖がらせてしまったのか。そう思うと、

 

「なんか凄いショックだ。」

 

 

 そう呟いて馬車に乗り込もうとしたとき、

 

「あ、あの、カウスさん。」

「ちょっと、カウス。」

 

 アンリエッタ姫様と、ルイズちゃんに呼び止められた。

 

「なんでしょうか?」

 

 俺の言葉に二人とも恥ずかしそうにしながらも俺に言う。

 

「あ、あの、カウスさん。目を閉じてもらっても宜しいでしょうか?」

 

「目?まぁそれでよろしいのでしたら。」

 

 言われた通り目を閉じる。誰かが近づいて来る息遣いを感じる。そして、

 

CHU

 

 っと、頬に触れるあたたかくて柔らかいみずみずしい感触。

 

「………?」

 

 目を開けると、間近に映る二人の美少女の顔が。

 

「私達の気持ちです。」

 

「助けてくれてありがとう。カウス。」

 

「どういたしまして。」

 

 俺はそう言って、場所に乗り込んだ。

 

「助けただけで感謝のキスか。随分感情過多なお姫様だな。」

 

 俺の呟きをその場に残して。




チャンピオンの聖闘士星矢ND最新話を読みましたが、このお話でも紫龍は脱衣をやってました。彼はいつ脱医を止めるのでしょうか?そして彼は聖衣をなんだと思ってるのでしょうか?
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