「まだまだ教えたいこともあったが、とうとうアイツも卒業か……アイツが新しい一歩を踏み出す、めでたい日だ、俺がウジウジしてどうする!よーし、卒業祝いに今日は一楽で特盛でも食わしてやるかっ!」
ナルトの卒業を誰よりも喜びながらも、どこか寂しく感じるイルカはそんな思いにピリオドを打ち、新しい生徒達と新たな一歩を踏み出すためにもナルトの卒業を盛大に祝おうと森まで来ていた。
ちなみに『今日は』ではなく『今日も』であるが、ナルトが大喜びするのは見なくとも分かるので水は差すまい。
それから10分程歩いたイルカが辿り着いたナルト邸で見たモノは……
「グヒャヒャ!ナルトが悪いんだっ!俺を一人にしたナルトが!ナルトが悪いんだよぉぉ!」
ナルト邸を破壊しようとする色々完全にイッちゃったミズキだった。
尻を重点的に刺され過ぎたミズキの体にあんな変化やこんな変化が起こり、紆余曲折色々あってイッてしまったらしい……可愛そうなミズキ…
「なっ、何してるんだミズキ!?今すぐ松明を置け!」
「その声はイルカ君でしかぁ?その頼みは聞けないでござる、ニンニン!」
「何があったかは分からないけど病院にいこうミズキ…俺が良い病院紹介するから…なっ?」
「シャラァァァプ!そんなドクター達にミーの何が分かるんデスカ~?何時まで待っても、祈っても来ぬナルト…余は悟った!神は居ぬと!」
イルカのドン引き視線に気づかず、一人で無限の彼方へ行き続けるミズキ。
流石のイルカも説得を諦め捕らえようと縄を準備するが、それより先にミズキは大きな手裏剣をイルカに投げた。
「俺の邪魔をするなイルカー!」
イルカもアカデミー教師になる前は忍びとしていくつもの任務をこなしてきたのだ、錯乱したミズキの攻撃をかわす事ぐらい余裕だっただろう。
「ミーズキ先生、巻物持ってきたってばね!ってイルカ先生!?」
「なっ、ナルト!?ぐっ!」
巻物を背負ったナルトが登場したのはイルカの背後だった…しかも来たばかりで班替えに浮かれていたナルトは状況把握が出来ていなかった。
毎日修行して強かろうが、此処がナルトに有利な場所であろうが、ナルトはイルカにとって大切な生徒であり、同時に弟みたいな存在だ……イルカは避ける選択肢を捨て、ナルトを庇い背中に手裏剣をうけた。
「イルカ先生ぇぇ!!」
「お前の目標の為にも、もっと回りを見なきゃ駄目だぞ……お前が無事で良かった……」
「影分身の術・ナースバージョン!皆、イルカ先生を頼むってばね!!」
「「了解!!」」
実戦を離れてアカデミーの教師に成って数年経ったイルカに手裏剣の痛みは予想以上に堪えたらしい。
ナルトは急いでナース服を着た影分身を二人作りイルカの治療に当たらせた。
「お前が全部悪いんだぜ、ナルト!俺を一人にしたからイルカは傷ついたたんだ!」
「うるさいってばね!!俺が馬鹿なのも、俺の不注意なのも分かってるってばね……原因の俺が敵討ちなんて言えた義理じゃない…だなら今からやるのは自己満足の八つ当たりだってばね!」
自分の甘さを、不注意を、愚かさを許せないナルト…
そんな彼は中にたまる怒りをぶつける事にした。
イルカが怪我した原因の1つであるミズキを睨む…そして宣言した。
八つ当たりをすると…
何だかんだ書いてて楽しくて四部構成に…
マジすいません!
次回こそはナルト対ミズキを書きます!
長々書いてホンマすんませんしたっ!