「はぁはぁ…つ、強すぎよ先生……」
「まさかこんなに強いとはな……」
サクラは挑んでから約1分で背後を取られ、サスケは痺れ薬を塗ったクナイが腕を掠り2分程で捕らえられた。
「俺は現役上忍、まだ下忍なりたてのひよっ子に遅れを取るわけにはいかないの。」
「さっきは私達の罠に苦戦してたくせにー!」
「サクラの言う通りだ……」
「えーっと……それはそれ、コレはコレってことでお前たち下がってなさい。俺の勘が正しければ最後の悪戯小僧は歴代アカデミー生の中でもトップクラス……よくもまぁ隠し続けてこれたねナルト!」
「「ウオリャー!!」」
カカシに言われサスケとサクラが離れた瞬間に大量のナルトが一斉に飛びかかってきた!
「質より量の影分身じゃ俺は倒せないよ……あれ?」
「確かに多重影分身は量が多い変わりに一体一体の質…強度は脆くなる。ただ長い時間かけてより多くのチャクラを練り込めば他の術同様その精度は上がり本物に近づく……何度も試して分かった事だってばね!」
「本当にアカデミーでドベだったのお前?」
理論上は正しいが大量のチャクラと時間が掛かるため戦闘には向かない。
しかし、あらゆる事態に備えて準備しておけば戦況を一瞬でひっくり返せてしまえる。
なによりカカシが驚いたのはアカデミー卒業したてのナルトがすでにチャクラ配分を会得していることだ。
「もひとつオマケにドッカーン!」
「なっ!?」
カカシがトリッキー攻撃してくるナルト軍団の一人を討ち取った瞬間に分身の中から大量のトリ餅が吹き出し、更に一人が消えた瞬間に連鎖的に分身達が爆発し中から鎖やクナイ、手裏剣や起爆札が飛び出してきた。
「これぞ数多の忍具を影分子に仕込んだ名付けて影分身ビックリ箱バージョンだってばね!」
「ゲホッ!ゲホッ!……発想は悪戯レベルだけど威力は桁外れ…下手したら俺死んでたよナルト?」
はたけカカシ、本日真っ黒けになるのは2度目である。
しかし、怪我1つ負ってないのは流石上忍と言ったところだろう。
しかもナルトの背後を取り、首筋にクナイを押し付けるというオマケつきだから堪らない。
「さっすがカカシ先生だってばね!」
「お褒めに預かり光栄だよ、ナルト。」
「確かに俺達は勝負に負けた……でも賭けには勝ったってばね。」
「何のことか「カーカーシー!!」」
背後を取られながらものほほんとしているナルトが残した台詞が気になり問いただそうとした瞬間に聞こえてきた怒鳴り声……声の正体は言わずもがな…
「下忍を注意し、まとめ、育て上げる立場の上忍が遅刻とはどういう事じゃ!!」
「さ、三代目!?」
三代目火影・猿飛ヒルゼンである。
「今まで功績から大抵のミスは見逃してきたが今日という今日は我慢ならん!」
「す、すいません!」
「「「先生サヨナラー」」」
「お、お前ら……」
「待て、話はまだ終わっとらん!」
サクラ、サスケ、ナルトは焦るカカシを見ながらニヤニヤと笑みを浮かべながら帰っていく。
もし今、子供の目が無くなり三代目と二人にされれば遠慮する必要がなくなり今、以上の雷が落ちる……そう判断したカカシは何とか三人を止めようとするがあっさり捕まり火影室に連行され1日中説教を食らった。
数日後、反省文2000枚と給料を3ヶ月間半分カットを言い渡されたカカシの
「アイツら本当に大大大だぁーい嫌いだぁーー!!」
悲鳴が里に響き渡った
最近忙しくて全然更新が出来ないとです……
読んでくれてる皆様まっことすんません!