元気に家を飛び出したは良いが、ナルトが住む森とは正反対に位置するアカデミーに通うにあたって大きな問題がある。
それは里の中心街を通らなければアカデミーには行けないと言うことだ。
その名の通り中心街とは商店街、繁華街、木の葉デパートなど様々なお店や建物が密集した里の中心部の事で、そんな場所を里中から嫌われてるナルトが通ればどうなるかは馬鹿でも分かる。
しかしナルトには長い調査と改良に改良を重ねて完成させた秘策忍術があった。
作った時は流石の彼も『ふざけ過ぎた…』と思う術ではあったが、そんな術がこの問題解決の鍵になった。
人生歩んでみなければ解らないものである。
「まさかふざけて作った術が毎日を支える事になるなんて、さすがの俺もびっくりだってばね…」
森の出口付近に身を隠し、すでに活気が溢れてる中心街を観察しながら印を組んで術を発動させる。
「おいろけの術!!」
ボワン!っと音がして、煙がナルトを包み込んだ。
しばらくして煙が晴れるとそこにいたのは少年ではなく明るく活発そうな女の子だった。
「これで準備完了だってばね!」
変化を終えた少女は一応身嗜みをチェックしてから中心街に向かい駆けていった。
何故ふざけて作った『おいろけの術』が秘策なのか…それは人間観察をしきた中でナルトが導き出した答えが大きく関係している。
その答えとは
『本来大人は子供を殴らない』
『子供に対して大人は甘くなりがち』
『格好いい子や可愛い子は色々得する』
というものだ。
しかも里中の人間がナルトを忍術も使えない、体術も見込みなしのダメダメ人間と認識している。
そんなナルトが変化の術を応用し、改良を重ねて作ったオリジナル忍術を使って女の子に化けてるなんて誰が思いつくだろうか。
気づいて直ぐに実践してみると効果は抜群。
笑顔で挨拶され、お店は商品を売ってくれた上にオマケをくれた。
効果があると分かればどんな術でも即戦力、それ以来『おいろけの術』はナルト愛用忍術の1つだ。
まぁ、そんなこんなで『化け狐』と呼ばれたナルト……ナルコは今日も中心街で元気に挨拶し、笑顔を振り撒きながら里中を化かし歩く。
店の人達は
「お利口だね!」
「勉強頑張りなよ!」
「ちゃんと挨拶できて偉いね!」
と言って金平糖や煎餅をくれる。
大量に貰った物をバックに詰め込んだナルトはアカデミーへと走り出した。
少年が急ぐ理由は唯1つ……戦利品をチェックするためだ。
「ニシシシシ…今日も大漁だってばね!
さーて本日の戦利品は金平糖と煎餅が一袋に忍具割引券が二枚、スポーツドリンク2本、スーパーの100円クーポンとお米引換券、野菜の種…中々の収穫だってばね!」
まだ一時間目の授業まで時間あるため俺は屋上でバックから戦利品を出して確認していた…きっと、おそらく、たぶん悪い顔になっていたと思う。
キーンコーン!カーンコーン!
確認が終わる頃に丁度よくチャイムがなった…
今日も始まる大戦争…相手は1人でこっちも1人。
一対一のタイマン勝負。
「今日こそ俺が勝つってばね…イルカ先生!」
やっぱり台詞を書くのは大変ですね…
まぁグダグダに変わりは無いですが今日からアカデミーを始めます!
アカデミーでナルト君の友達にして欲しい子が居れば感想書くときにでも教えて貰えると嬉しいです!
PS.ナルト君が少し黒いよぉ!