教室に着いた俺はイルカ先生の行動を先読みし至るところにトラップを仕掛けていた。
ドアに黒板消しを挟み、椅子に強力な接着剤を塗り、他にも金タライや水風船、毛虫や画鋲をドアから教卓までの間にこれでもか!と張り巡らせた
クラスの奴等は「ドベの罠じゃムリムリ!」、「また馬鹿が馬鹿なことしてる」と言いながら俺を馬鹿にしていたが、そんなの気にしない。
俺の敵は唯一人だ…
カツカツカツカツ…
しばらくすると廊下から靴の音が聞こえてきた…間違いなく『ヤツ』だ!
「おはよう!って、うわぁっ!?」
皆に挨拶しながら教室に入ってきたイルカ先生の上に黒板消しがボフッ!と落ちた。
視界を覆うチョークの粉に慌て、足元のピアノ線に引っ掛かった。すると天井に仕掛けていた毛虫入りの金ダライが落ちてきて頭にクリーンヒット!
水風船と画鋲はかわされたが仕上げの接着剤椅子は大成功だ!
「やったってばね!アカデミーに入学して2年…1度も勝てなかったイルカ先生に大勝利ー!」
勝利を確信し、椅子から飛び上がってバンザイ三唱をする俺は気づかなかった…教卓のイルカ先生と後ろの席の奴からボワン!と音がしたことに…
「ナールートー!!」
恐る恐る振り替えれば、こめかみをヒクヒクさせながら拳骨を構えるイルカ先生が立っていた。
次の瞬間強烈な痛みが俺を襲った…
「痛ってぇー!!」
「これで357戦357勝でまた俺の勝ちだな!
前より進歩してるがまだまだ詰めが甘いぞナルト」
イルカ先生は痛みに蹲る俺の頭をワシャワシャと撫でて、教卓に向かった。
イルカ先生の拳骨はすんごく痛い…けど説教が終われば必ず誉めてくれる。
その言葉だけで俺は頑張る気力が湧いてくる!
side.イルカ
罠に引っ掛かった影分身を見ながら俺は考えていた。
誰もがドベと言うアイツが一番忍者に向いているのではと…
昨日よりも上がったトラップ技術を見ただけでもアイツがどれだけ頑張ったのかは一目瞭然。
普通どんな技術も一夕一朝では中々進歩しない…しかしアイツは違う。
昨日よりも今日、今日よりも明日、明日よりも明後日、毎日進歩している。
朝の悪戯が終わり、授業が始まれば誰よりも真面目に授業を受ける。
放課後になればアイツからの質問攻めタイムだ。
「チャクラ性質って何?」
「血継限界って何?」
「分身の術を改良したのが影分身なの?」
とにかく凄い勢いで質問してくる。
その質問内容のほとんどがアカデミーでは習うことの無い高度な知識を要するものだ。
あまりにも真面目な顔で質問してくるから俺もありとあらゆる知識を総動員して答えている。
そして毎日頑張るアイツに俺はこう言うんだ…
「今日の晩飯もラーメンの気分だしナルトも一緒に食べるか?」
「やったー!」と叫ぶアイツを見てると手の掛かる弟を持った兄の気分になる
ちゃんとした会話が書けず落ち込むナコです…
こうなったら恥も外聞も棄てて頼むしかない!
皆さん、此処はこうしたら会話らしくなる等の文構成に関してもアドバイスあればどうかお願いします!