Fate/ Thunderbird   作:ジンネマン

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なんとなく書きたくなった第二弾!
出来はいまいちですがお楽しみいただけたら幸いです。


閑話休題・外伝
外伝・二コラ・テスラ 冬木にて


 1882年ここは極東、霧の町倫敦より遥か東に、東に、東に位置する国。

 その独自に進化した機関文明は主に欧州英国より持ち込まれた蒸気機関技術の流入したのはそう昔の話ではない、開国から十年という短い期間で、江戸をまさしく「異形の機関都市」へと変貌させていた。

 

 

 

 極東の首都江戸より離れた地方都市冬木。この地は港町として栄えており、この街は海外からの渡来した人たちが多く、そのために居留地がそこに形成されるほどである。

 最近この冬木の街に結社の魔人が潜伏しているのを感知した二コラ・テスラがこの街に来て早一週間。

 そしてそのニコラ・テスラはどこに居るかというと…………。

 

「はぁふ、はぁふ――ふーーふーーーーはぁむ」

 

 一心不乱にマーボー豆腐をかき込んでいた。

 彼がいるのは深山町にある商店街の一角に店を構え、その筋の人間には知らぬ者なしとうたわれる中華料理店『泰山』である。

 この冬木の街には上記の通り多くの海外居留者がおり、その中には大陸の者たちも多くいる。そういった中華料理店があるのは珍しいことではないが店の中の客は洋の東西を問わないのは珍しい。

 何より珍しいのは客は皆一様に溶岩のような真っ赤な料理を口にしていることだ。

 

 そんな異様な店の中に彼二コラ・テスラはいたが、

 そこには普段の彼からは決して見ることができない光景があった……いやありえない光景があった。

 幻想なりし彼は汗はもとより垢などのごく一般人における代謝とは無縁のはず彼が……そう彼が額にいっぱいの汗を垂らしながらマーボー豆腐をかき込んでいたのだ。

 彼の食べているマーボー豆腐はもはや溶岩どころか仏教における地獄の一つ大焦熱地獄ではないかと疑うほど赤い。

 もしもこの光景を結社の者や魔道に携わる者がいたら腰を抜かすか、あり得ないと現出逃避をするだろう。

 間違ってもこの店の料理を研究しようと思うものはいまい。

 

 この『泰山』の料理の特徴はある神父と共同開発した『辛そうで辛くないむしろ脳が辛さを認識してくれないラー油』をすべての料理に使っていることである。

 このラー油の製法は不明だがあの二コラ・テスラが汗をかきながら一心不乱に食するほどなのだから何があっても不思議ではない。

 

 後に彼二コラ・テスラは――雷電王閣下はこう言った。

「あの店のマーボー豆腐はわが生涯においてある種一番衝撃を受けた料理だ」と。

 

 

 

 現在二コラ・テスラは円蔵山の柳洞寺に身を寄せている。

 名目はこの国の宗教者がどのような生活を送るか知りたいからというものだ。あながち嘘というわけではなく、精進料理に興味があるのが大きい。

 その事を知ってか知らずか住職は快く承諾した。代わりに早朝の行事や僧侶達の修行の妨げになる物を持ち込まないという約束をいくらかした。

 無論僧侶達の修行の妨げになることはしないが、こと春画においてはニコラ・テスラは興味がある。なぜなら街中に春画等が売っている店が堂々とあるのにも驚いたが一番驚いたのはその種類の多さである。なかにはクトゥルーの眷属であろう海魔に襲われているものまであるのは本当に興味深い。

 因みに食事に関しては朝夕は一緒にとり、昼は自由とのこと。それ以外は自由で日の出てる内は街で食じ……ではなく探索と情報収集をし、夜には巡回をして日が過ぎる。

 

 そういったなか僧侶達や街の人たちとも顔見知りになり、子供達にもよく好かれており寺子屋の手伝いなどもしている。

 特に衛宮矩賢(のりたか)少年に好かれており武道の稽古などにも付き合ったりしている。

 

 そして冬木に滞在して一月(ひとつき)が経とうという頃。この街にいるはずの結社の魔人の気配がつかめず街にある怪しい場所を虱潰しに調査、場合によっては破壊をし続けてめぼしい場所はもうなくこの街を明日には去ろうかと思い方々に挨拶を回り終わり最後になった。

 

 場所は柳洞寺の裏山。

 

「矩賢は将来どうしたい?」

 

 賢矩は言いました。

 

「おれ、大きくなって家を継いだら正義の味方になるんだ!

 そして何より家族を守るんだ!」

 

 それを聞いた二コラ・テスラは少しつらそうな顔をした。

 この国において魔道は……いや世界にとって、魔道は異端であり、国家や結社に狙われている。

 こと結社においては彼らをエージェントにして世界に多くの悲しみを産み落とすだろう。

 少年の家が魔道を探求する家と知っていながらも……もしも少年が大人になっても変わらず在れること願わずにはいられない。

 だから、ニコラ・テスラは少年にあるものを託す。

 

「――矩賢、君にこのテスラマシン電磁射出刀(レールガンブレード)二号機を託す。

 何かあったとき自分の身を、なによりも大切な誰かを守れるように」

 

 ニコラ・テスラが渡したものは刃渡り二尺程の日本刀のような反りのある剣であった。

 できることならこのような武器ではなくもっと別の物を渡したかったが、しかし彼の今後の人生は苛烈を極めることになることは明白だ。

 だからせめて彼の人生においての一助になれるようにとこれ選んだ。

 

 彼のような輝きがある限り自分は戦い続けることができる。

 平和な時間、平和な空間、平和な街。このような日々かいつまでも続いてほしい。そう願わずにはいられない優しいひととき。

 が、そのような時間は長くは続かない。

 矩賢に最後の武道の稽古とテスラマシンの使い方を教えている最中であった。

 まだ日も高い時間帯に瓢箪携え酒を飲みながらも次には口に煙管をくわえ妙な箱を背負った武士が近づいてきた。その箱は天に向かって二本の円錐型の突起があり、その円錐の回りには螺旋階段のようなものがついていて、その先には丸い球体があった。

 なにより奇妙なのはくわえた煙管の先が帯電していることだ。

 

「初めまして、貴方が雷電王ニコラ・テスラですかね?」

 

 ニコラ・テスラは矩賢を守れるように場所を移動しつつ返答した。

 

「ああ、私がニコラ・テスラに相違無いが」

 

 それを聞いた武士は安心したのか安堵の息をはいた。

 

「ああ良かったー、ここで間違えたらまた一から探さなければならないところでした。まあ私以外に電機反応は貴方からしか出ないから間違えようもありませんがね。

 あ、申し遅れましたが私は平賀源内というしがない碩学をやっているものです」

 

「それで源内貴方は私になんの用があるのだ」

 

「――いえ、それ言う前に最後ひとつ聞きたいことがあるのですがよろしいですか?」

 

 源内は指一本立ててこちらを下から覗き込むような体制をとって聞いてきた。口では丁寧な丁寧な言葉使いをしているが態度は一貫してふてぶてしい、なによりもこちらを新しい研究対象や実験対象を見るような不愉快な目をしている。

 

「貴方ですかね、街中にあった私の実験施設を破壊して回っていたのは?」

 

「ああ、それは私がしたことだ。

 そして今私の(・・)っと言ったということは貴様がこの街に潜んでいた結社の碩学……いや魔人か?」

 

 源内は顎に手を添えて悩むようにんーんー言いながら答えた。

 

「――いや、私は別に結社に忠誠誓っているんではなく、ただ実験機材や資料なんかを貰う代わりにある頼まれ事をされただけなんですがね」

 

「――その頼まれ事とは」

 

「なに簡単な話ですよ――」

 

 源内は突如瓢箪を棄て神頼みするかのように大きな音をたてて手を合わせ、口の端を吊り上げながら叫んだ!

 

「あんたを殺せばいいだけだからなっ!」

 

 瞬間源内の手と手の間から墨汁を垂らしたような黒い雷電が産声をあげた。

 それは通常の雷と一緒に違う音を発生させている。ドロドロと耳に粘つくように聞こえるモスキートーンのような音を伴う黒い雷電。

 それが今地を駆ける――

 

 迫り来る黒い雷、この世にあり得ない雷に焼かれる自分達を幻視した賢矩達――しかしその瞬間は訪れなかった。

 

 ――雷鳴が轟く──

 

「輝きを持つ者よ。尊さを失わぬ、若人よ。 お前の声を聞いた。ならば、呼べ。私は来よう」

 

 ――黒い襟巻棚引いて――

 ――閃光が迸る――

 ――雷鳴が轟く――

 

 その腰部には機械の帯(マシンベルト)が。

 その両腕には機械の籠手(マシンアーム)が。

 たなびく黒い襟巻(マフラー)は僅かに雷電を帯びて、白い詰襟服には、見たことない意匠。

 

 異国の軍服の様なものをまとい、

 空の果ての雷をまとい、

 刹那に、彼はその姿を現した。

 

 ――そして――

 ――彼の瞳、輝いて――

 ――周囲に浮かぶ光の剣、5つ――

 

「絶望の空に、我が名を呼ぶがいい。――――雷鳴と共に。私は、来よう」

 

「――はは、なるほどね。本当に俺以外に電気なんてけったいなモノを使う碩学がいようとは人生生きているもんだな」

 

 源内は忍び笑いをしているつもりなのだろうが体小刻みに震えて、くくくと口から笑いが漏れている。そして我慢の限界に達した。

 

「あーーーーははははははははははははあははああはははははあははははあははああはははははあははははあははああはははははあは……いや失礼ご同業の、しかも同じ物を研究する碩学に遭うのは初めてでね。

 いやはやなかなかどうして違った出会いがあれば共にこの研究を邁進できたかもしれないのに……人生ままならないものだな二コラ・テスラ」

 

「――ああ私も同じ道を歩んだ者とこうして相対するのを悲しく思う。が、だからこそ、無駄だと思うが聞こう結社から離れる気はないのか?

 私で協力できるものならできるだけ手伝おう。そして共に結社の巨悪に立ち向かうことはできないか?」

 

 源内は手をあごに添えて悩むそぶりを見せるもその実は一切悩んでないであろう明白な声色で答える。

 

「――いやー同士からのお誘い真に嬉しいねぇ。だが、それは無理な相談だな。

 あんたと組むよりこっちの方が色々捗りそうだし、俺ぁ正義とかそんなのに興味ないんでな。

 いやー本当に、本当に心苦しいがしょうがない。

 ――じゃあ――――はじめようか」

 

 源内がまた柏手を打つ。

 そして黒い雷電は先より更に大きな音と黒い光。

 

「さっきの小手調べだ、ここからは本気だ」

 

 放たれる雷は大地を砕き、焦がし、焼き払う。

 

「矩賢そこでじっとしていなさい。大丈夫私がいるから安心しなさい」

 

 迫り来る黒い雷、それを電界の剣が防ぐ。

 

「ほう。これを防がれるか……ならこれならどうかな」

 

 源内が腰に携えた刀を抜く、しかしその刀には刃がない。

 

「――刃がない刀でどうするつもりだ源内、まさか刃がない刀で私を斬るつもりか?

 なるほどたしか中国の故事に弓の名人はその動作だけで獲物を射ったとあるがその刀版で殺陣(たて)で私を斬るつもりか?」

 

「いえいえ私はそんな人外魔境の人間ではありませんよ。私にできるのはこんなことぐらいですよ」

 

 源内が手をヒラヒラさせて否定し、取っ手を握り直すと鍔から雷が二尺ほどの棒状に伸び固定される。

 

「ふむ芸達者だな源内、あっぱれと言っておこう」

 

「あなたに言われても嫌味にしか聞こえませんが取り敢えず礼は言っておきましょう。

 ではいきますよ!」

 

 10mほどあった距離を一足で詰め横凪ぎを放つ源内、人間離れしたその身体能力に驚く矩賢、だかニコラ・テスラには通じなかった。ニコラ・テスラは腕組みしたまま源内の横凪ぎを電界の剣で受け止めた。

 源内は刀もう一本増やし、息もつかさぬ連撃を繰り出した。その連撃は普通の人間なら一太刀も防ぐことのできないものだがニコラ・テスラは全て受け止めた。

 

「いやー流石は結社に大敵と言わしめる二コラ・テスラ、私なんかの剣術じゃ傷一つつけることできませんか……全くどうしたものか」

 

 全く困ったと大袈裟なそぶりを見せていても内心そんなことは露にも思っていないだろう源内をよそに二コラ・テスラは源内の刀――雷を見ていた。

 

「――その雷電、ただの雷電ではないな……私が操れない電気などこの世に無いはずだ」

 

「ん? く、ひひひぃいははは」

 

 訝しふるニコラ・テスラに今度は隠すことなく嗤う源内。

 

「いやいやたびたび失礼、先達の驚く顔があまりにも愉快でね。

 ああネタばらしですがね、私の雷電はね背中の箱から発生させているんですがね、その箱に結社から貰った機関なる物を組み込んだんですよ。あなたには普通の雷は効かないでしょうからね。

 有り体に言えば『対ニコラ・テスラ専用電磁箱(エレキテルボックス)』っといったところですかね」

 

「――なるほどよく私のことを研究しているな。

 だかそれで勝ったつもりなのか源内」

 

「い~~んえそんなつもりは毛頭無い、それにねこの箱がただの発生装置ではないんですよ。

 本来は雷を受け止めるための物をなんです」

 

「なに」

 

 そう言うと源内はまたも柏手をして両手を前にかざす。

 

「こんなふうにねっ!」

 

 突如ニコラ・テスラから雷が発せられ源内の両手に向かう……否、その雷は源内両手に吸い寄せられている。

 ニコラ・テスラが膝をついた。ニコラ・テスラから電気が源内に吸収されていく。

 

「く! まさかこのような……」

 

「いやはや流石は雷電王閣下っと言ったところですかね。まさか限界まで充電させられるとは思いもよらなかったですよ。

 ――ですがこれで詰みだ」

 

 源内がニコラ・テスラにゆっくりと近づいてくる。

 そしてあと三歩で二コラ・テスラを殺せる間合いに入れる、しかしそれは小さな影に阻まれた。

 

「どういうつもりか坊主」

 

 その影は矩賢であった。矩賢は電磁射出刀を正眼の構えで源内に対峙していた。

 

「――先生は俺が守る」

 

 それは精一杯の虚勢。少年の膝は震え今に崩れ落ちても不思議ではなく、電磁射出刀を持つその手は上手く握れておらずガタガタと常にブレている。その顔は恐怖に染まり大量の汗と涙でぐちゃぐちゃであったがそれでも矩賢は源内から目を逸らさなかった。

 

「どきなさい矩賢」

 

「いやだ」

 

「どきなさい」

 

「いやだ!」

 

「あのー勝手に盛り上がらないでもらえますか。

 まあそんな妙な刀でどうこうできると思っているならやめたほうがいい、けど説き伏せるのも面倒だし二人まとめてやってしまおうか。

 最後だし盛大に決めますか」

 

 源内が大振りで柏手を打つ寸前に、

 

「やらせるかーーー!」

 

 刀から、電磁射出刀から閃光がはしる。

 

「なに!」

 

 咄嗟に源内は両手をかざすが、瞬間自分の失態に気づいた。

 電磁箱はすでに限界まで充電されており、その上に電磁射出刀から発せられるものまで吸収できるわけはなく電磁箱の一部が爆発した。

 

「く! やってくれたな小僧!」

 

 激昂する源内、その怒号にあてられ背中から崩れ落ちそうな矩賢を支えたのは二コラ・テスラであった。

 

「ありがとう矩賢。もう十分だ。あとは任せろ」

 

 立ち上がった二コラ・テスラは矩賢を庇うように自分の後ろにやり再び源内と対峙した。

 

「その弱った体でなにができる二コラ・テスラ」

 

「いや源内貴様の負けだ」

 

「なに?」

 

 訝しむ源内だが二コラ・テスラのそれをハッタリと断じた。

 見たところ自分はいまだに帯電していることから壊れたのは吸電装置のみで、放電に支障はないと判断できる。なにより二コラ・テスラは著しく弱体化しているはずだから自分が負ける道理はない。

 

「ハッタリはよした方がいいですよ二コラ・テスラ」

 

「ハッタリなどではない。源内貴様は負ける。

 ――なぜなら私は輝きある限り決して負けることはない」

 

「なにをわけのわからないことをほざく!」

 

 源内は後ろに距離を取る。

 

「もういい、十分観察できた」

 

 源内が今までで一番大きい柏手を打つ。

 そして今まで最も大きい雷電が生まれる。

 万物すべてを黒で染め上げるような黒くドロドロとした雷があたり一帯に蠢いてる。

 

「せめてもの礼だ、その小僧もろとも――」

 

 源内が両手を前に突き出した。

 

「――消し飛ばしてやるっ!」

 

 黒い雷は木々を、大地を、すべてを破壊する。

 たとえ雷電なる者であろうとも飲み込み、蹂躙し、滅却するために。

 

「――そう。私には――矩賢たちのような輝きがある限り敗北はない。

 今しがた認識したばかりではないか」

 

 二コラ・テスラは一歩踏み出す。

 

「邪悪なりし結社に連なる碩学、平賀源内よ。

 お前は道を誤った。

 お前はいずれ世界に闇を落とす。

 ゆえにお前の存在を許すわけにはいかない」

 

 まばゆい光が、逬る。

 それは黄金色をした輝きだった。

 それは遥かな果ての輝きだった。

 黄金の――――

 輝き――――

 

 迫りくる黒い雷に飛び込む。白い彼!

 高速言語が音の壁を破る。

 

 左手と右手を、輝かせて。

 左手と右手に、紫電を溜めて。

 白色の彼が――――

 

 

「――――電刃! 極大雷電の神槍(マルドゥーク・ジャベリン)ッ!」

 

 ――――閃光が――――

 

 ――――黒の雷を――――

 

 ――――邪悪なりし碩学を――――

 

 ――――すべてを、砕く――――

 

 

 

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

「先生――」

 

「矩賢今日は助かった」

 

「そんな…おれ一人では何もできなった」

 

「そんなことはない、おまえはよくやった」

 

 ポンと頭に撫でられる。

 矩賢は恥ずかしのか照れているのかわからないが顔を赤くしてうつむく。

 

「矩賢、なにかあったら私を呼ぶがいい必ず駆け付ける」

 

 それを聞いた矩賢は首を横に振ってこちらをまっすぐ見つめてきた。

 

「俺のことはいいから――もしも俺の家族や親族になにかったら――その時はお願いします」

 

「……ああわかった。約束しよう。

 私は君の頼みをしかと聞き届けた。では今日はもう帰ろう」

 

 二人は帰途につく。

 

「そうだね先生。それに今日はもう疲れたから早く寝たい」

 

「そうだな、早く帰るとしよう。

 今日は寺で宴を開いてくれるそうだ」

 

「お寺で宴会やっていいのかな……」

 

「さあな――だが楽しそうではあるな」

 

「違いない」

 

 それかた止めどなくこの一月にあったこと話しながら家まで送られ、部屋についた途端に睡魔が押し寄せ眠りについた。

 翌朝目が覚めると既に先生は街を出た後だった。

 それ以降俺は先生に会うことはなかった。

 

 




もしもスチパンに平賀源内がいたら教えてください。
訂正・もしくは削除しますので。

あと皆様に聞きたいことがあるのですが、ウェブ小説で読みやすい字数はどれくらいでしょうか? 活動報告にあったオリジナル小説を弟に見てもらったとき字数が多いと言われてどれくらいが読みやすいかと聞いたら一万字くらいがいいと言われたので皆様はどうなのかなと思ったのでここに書きます。
どうかご意見よろしくお願いします。

では親愛なる読者の皆様方良き青空を。
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