桜井和生と暗殺教室   作:トランサミン>ω</

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いやー、皆さんお久しぶりです!
車の免許を取るのって大変ですね!特に高速道路なんて怖くて怖くてw
更新出来ない期間が長かかったですが、その間にもお気に入りしてくれた方が増え、とても嬉しかったです。

8日には入学式があり、そこからは更新がスローペースになると思いますが…これからも宜しくお願いします。


学園祭の時間

「本校舎じゃ、また学園祭でもE組が何かやるんじゃないかって盛り上がっちゃってるみたいでさ?」

 

 

三村が教室で渚たちに本校舎で話題となっている学園祭について話していた。

既に登校完了時刻を過ぎているのだが、殺せんせーが来ていないことをいい事に生徒たちは学園祭の出し物について話し合っていた。

 

 

「うちの学校の学園祭はガチの商売合戦で有名だしね。儲け分は寄付するけど…収益の順位とかは校内にデカデカと張り出されるわけだし…」

 

 

「まぁ…体育祭とか、テストのこともあったし、A組とE組の勝負に気が向いてるんだろ」

 

 

渚と前原が三村に続いて学園祭の話題を広げていく、すると今日に突風が巻き起こり、間の抜けた笑い声が響いた。

 

 

「ヌルフフフ!今回は強力な助っ人もいますのでねぇ、勝ちに行くしかないでしょう?」

 

 

「殺せんせー!」

 

 

「強力な助っ人って誰?」

 

 

「ヌルフフフ、2人とも大丈夫ですか?」

 

 

「眠い…」

 

 

「ふわぁ…」

 

 

「「「「「はぁ!?」」」」」

 

 

突如現れた殺せんせーの服の中から出てきたのは美しい金髪の少年少女。

 

 

「和生!?」

 

 

「ルウシェちゃん!?」

 

 

現れたのは和生とルウシェ。

2人を見て磯貝と矢田が声を上げた。

 

 

「あぁ…皆ただいま…」

 

 

「皆さんお久しぶりですぅ…」

 

 

フラフラと覚束無い足で立つ2人を殺せんせーが支える。

 

 

「和生君は今まで通り今日から戻ってきます。そしてルウシェさんも今日からこのクラスの仲間です」

 

 

「「「「「「えぇーっ!?」」」」」」

 

 

「驚くかも知れませんが、彼女は飛び級で高校生ですからねぇ…学力自体は皆よりも上かも知れませんよ?」

 

 

「で、でも理事長は良く許可してくれたよね」

 

 

「あぁ…父さんがたくさん学校に寄付したらしいから…それでだよ」

 

 

「「「「「賄賂じゃん!!!」」」」」

 

 

「聞きたいことは山ほどあるでしょうが、今は学園祭の事を考えるのが先ですよ」

 

 

殺せんせーの言う通り、今は学園祭の話を進めなければならない。

 

 

「今までもA組をライバルに勝負する事で君たちは成長してきた。この対決は暗殺と勉強以外の一つの集大成になりそうです」

 

 

「集大成?」

 

 

渚が首を傾げると、殺せんせーは彼の頭に触手を乗せてこう言った。

 

 

「そう!君たちがここでやってきた事が正しければ…必ず勝機は見えてきますよ!」

 

 

「とは言ってもよ…?」

 

 

「店系は300円まで、イベント系は600円までが単価の上限って決められてる。材料費300円以下のチープな飯を食べに誰が1kmの山道登ってくるのかしら?」

 

 

「しかも聞いた話じゃ浅野なんかスポンサー契約してるらしいぜ?」

 

 

狭間と杉野から与えられる圧倒的不利であることを示す情報。

そんな中でも殺せんせーは以前笑顔だ。

 

 

「確かに浅野君は正しい。必要なのはお得感です。安い予算でそれ以上の価値を生み出せれば客は来ますから。E組におけるその価値とは…例えばこれ」

 

 

「…どんぐり?」

 

 

殺せんせーが取り出したのは裏山の何処にでも落ちていそうなどんぐりだ。

 

 

「裏山にいくらでも落ちているどんぐりです。種類は色々ありますが…実が大きくアクの少ないこのマテバシイが最適ですね。皆で拾ってきてください、君たちの機動力なら1時間程度で山中から集めてこれるはずですから」

 

 

生徒たちは殺せんせーの指示通り、どんぐりを探すために裏山へと散っていく。

しかし、体力の限界が近い2人の生徒は別であった。

 

 

「和生君とルウシェさんは休んでいてください。疲れも溜まっているでしょうからね。和生君は自分の席で、ルウシェさんは後ろに席を作りましたのでそちらでどうぞ」

 

 

「ありがとうございます、殺せんせー…」

 

 

「おやすみなさい…」

 

 

2人は殺せんせーに指定された場所につくとすぐに意識を失ってしまった。

そして彼らが殺せんせーに起こされたのは生徒たちがマテバシイや自然薯等の山の幸を集め終わった頃だった。

 

 

「2人とも起きてください。今から今後の計画を計画を説明しますね。村松君にはマテバシイと自然薯で作った麺に合うスープを作って貰います」

 

 

「って事は…ならラーメンよりつけ麺がいいな。この野生的な香りの材料には濃いつけ汁の方が相性がいいし、スープが少なくて済む分利益率もたけぇよ」

 

 

村松の的確な考察を聞いた生徒たちに希望が生まれてくる。

更にはイワナやヤマメ、そして松茸等自然豊かなE組ならではの材料を使った料理をどんどん考えていく。

 

 

「これだけの食材を店で買ってフルコースを作れば一人前、三千円は下らない。ですがこれら殆どが山で当たり前に手に入ります。これはハンデどころか最大の強みですよ」

 

 

勝機が見えてきた時、殺せんせーが更なる提案をした。

 

 

「恐らく浅野君はイベント系で攻めて来るはずです。そこでこちらもそれに対抗しようと思います」

 

 

「どうやって?」

 

 

殺せんせーの言葉に茅野が聞き返す。

 

 

「ヌルフフフ…前原君、磯貝君、和生君、千葉君、そして渚君はこちらへ。他の皆はレシピ作りを頑張っていてください。それとルウシェさんが早くクラスに馴染めるようにお願いしますね」

 

 

そう言って殺せんせーは教室から出ていく、殺せんせーに呼ばれた5人はその後について行った。

 

 

「俺達は何すりゃいいんだ?」

 

 

前原は前を歩く殺せんせーに問いかける。

 

 

「倉庫に準備をしておいたので入ってください。今から学園祭までの2週間で完璧に仕上げてもらいますからねぇ」

 

 

「「「「「なっ!?」」」」」

 

 

5人はそこに広がっていた光景を目にして言葉を失った。

 

 

「嘘だろ…」

 

 

「ぼ、僕たちにこれを…?」

 

 

「なんで俺がこんなことを…」

 

 

「悠馬…どうしてこうなったの…?」

 

 

「殺せんせー…なんでですか…」

 

 

「ヌルフフフ!E組きっての男子生徒が集まれば…A組に負けないくらいのチカラが出せますからねぇ」

 

 

「「「「「はぁ…」」」」」

 

 

5人の溜息と1人の笑い声、クラス一丸となって学園祭に向けて準備を進めていく。

そして遂にやってきた11月中旬の土曜日曜…椚ヶ丘中学校学園祭当日。

E組の生徒たちは殺すつもりで商品を売りにかかる。

学園祭戦争の開幕だ!!




今回は合宿免許明けの疲れもあり短めになってしまいました。
申し訳ございません。
感想などお待ちしています。

そして高評価を下さった

まえすとろさん、弁当作り大好きさん、ありがとうございます!

また、この作品の前半の文章構成が非常に見辛いので修正中です!
ご了承お願いしますね!
それではまたいつか!
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