桜井和生と暗殺教室   作:トランサミン>ω</

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今回は私が尊敬し、プラべートでも仲良くさせて頂いているケチャップさんとのコラボレーションです!

こちらは後編ですのでケチャップさん執筆の津芽湊の暗殺教室に投稿されている前編を読んでから読んでくださいね!

同じく速水を愛する作者としていい作品にできればと思っています!
そして私が後編を担当している以上、分かっている方もいるとは思いますが!ブラックコーヒー必須ですからね?w

そして今回未熟な私とコラボをして下さったケチャップさん!改めてここでお礼を言わせていただきます。
本当にありがとうございました!>ω</


津芽湊と桜井和生の暗殺教室 コラボの時間後編

「ん〜♪体に糖分が染み渡るよ」

 

 

「もっと欲しい?」

 

 

「今はいいかなぁ…向こうから来る風が甘くてしょうがないよw」

 

 

「それもそうね」

 

 

和生と速水は向こうで膝枕をされている一人の剣士を見てそう言った。

 

 

「うるせー!お前らだって甘過ぎるんだよ!俺は今滅茶苦茶恥ずかしいわ!」

 

 

「…そんなに恥ずかしいならやめる?」

 

 

「いや、その必要はないな」キッパリ

 

 

「もう…///」

 

 

ミナトが即答すると凛香は照れながらも嬉しそうに膝枕をされている彼の頭を優しく撫でた。

ミナトはやはり恥ずかしいのか目を閉じてしまう。

そんな彼を見かねた和生が話題を無理矢理違う方向へを向けた。

 

 

「でもこの場所あの時のアレに似てるんだよなぁ」

 

 

「「「「「あの時のアレ?」」」」」

 

 

和生の言葉に他の5人が首を傾げる。

 

 

「うん、本編だと俺は今イギリスに居るんだけどね?」

 

 

「イギリスとか正気かよ…俺は日本から出たくないな…」

 

 

「あはは。まぁ、一応王族だから挨拶に言ってたんだよ。それでついでに『ヴラド』との本契約をしてきたんだけどさ?その時もイメージした武器が手の中に納まってたんだよね」

 

 

「そうですか、桜井君はこの世界をどういう物だと考えていますか?」

 

 

殺せんせーが和生にそう尋ねると、和生は口の中に入っていた飴を噛み砕いてこう言った。

 

 

「まだ完全に理解してる訳じゃないけど…殺せんせーの口ぶりから察するにミナト君たちの世界の殺せんせーなんだよね?それにそこにいる律も。つまり俺と凛香がミナト君たちの世界に取り込まれてしまって、その影響でミナト君と速水さんが律に誘われたとかかな?」

 

 

「ヌルフフフ、いい考察ですが間違っていますねぇ」

 

 

「そうなの?我ながらよく考えたと思うんだけどなぁ」

 

 

「何言ってんだ和生、決まってんだろ?前編を書いたのがコッチの作者だからだよw」

 

 

「あっ…」

 

 

メタい!メタいぞミナト君!作者間で決めた事に触れてはイケナイ!

作者たちがメタ発言に動揺している頃、彼等の話題は先程までの戦いについてに切り替わっていた。

 

 

「ミナト君は刀を使って戦うんだね、やっぱり刀って強いんだなぁ」

 

 

「そう言えばルウシェも刀を使ってるわよね?」

 

 

「うん、『紅桜』の事だよね?」

 

 

和生と速水の会話にミナトがツッコンだ。

 

 

「ルウシェって誰だ?それに『紅桜』って妖刀じゃねーかよ!」

 

 

「ルウシェって言うのは俺の妹だよ。イメージしたら画像とか出てくるかな?」

 

 

和生は目を閉じてルウシェの笑顔をイメージする。

すると電脳世界の一角にイメージ通りの笑顔を浮かべるルウシェの写真が映し出された。

 

 

「「…かわいい」」

 

 

ミナトと凛香はその写真を見てそう言った。

 

 

「見た目に騙されちゃいけないよ?たしかにルウシェは凄く可愛いけど、和生の事を圧倒しちゃうくらい強いんだから」

 

 

「嘘だろ!?俺はさっき結構ギリギリだったぞ!?」

 

 

「うん、私が見てても桜井の実力は相当なものだと思う」

 

 

速水の言葉にミナトは目を丸くして驚き、凛香も表情を崩している。

驚いている2人に和生は苦笑しながらこう言った。

 

 

「凛香が言ってることは本当だよ。『蒼魔凍』って結構危険な技なんだよね。俺はまだ完全には会得出来ていないし…とある戦いの時に暴走しちゃったんだよ。それをルウシェが止めてくれたんだよね」

 

 

「お前の妹凄いんだな…同じ剣士としては是非手合わせを願いたい所だ」

 

 

「また機会があったら連れてくるよ」

 

 

「あぁ、悪いな」

 

 

「いいよいいよ、ルウシェもきっと喜ぶから。それにミナト君ならきっといい勝負になるよ。普通の人なら『蒼魔凍』を使って繰り出される攻撃を躱すことなんか出来ないのに、ミナト君はいとも簡単にそれをやってのけたからね」

 

 

「あー、なんて言うか…来るっ!って分かったと言うか…直感で避けてた」

 

 

「ミナト、カッコよかったよ」

 

 

「うっ…サンキューな///」

 

 

褒めてくれる凛香の笑顔にやはりミナトは照れてしまう。

そんな事だからヘッポコリア充剣士と言われてしまうのだ。

 

 

「うるせぇ!!」

 

 

ミナトは何かを感じ取ったのか凛香の膝から起き上がって電脳世界の彼方へと銃をイメージして乱射した。

 

 

「ミナトどうかしたの?」

 

 

「なんか今すげーディスられた気がした…」

 

 

「ミナト君もいろいろ大変なんだね…」

 

 

「そっちの私も苦労してるんだ…」

 

 

「「哀れむな!」」

 

 

「2人とも仲いいなぁ」

 

 

「ほんとにね」

 

 

息ぴったりの2人に和生と速水は微笑み合う。

 

 

「律さん」

 

 

「はい、殺せんせー?」

 

 

「私たち空気になってますね」

 

 

「仕方ありません。私はあの雰囲気を壊すことは出来ませんから」

 

 

「そうですねぇ…仕方ありませんか…」

 

 

しょんぼりする殺せんせーを律が慰めている。

しかし4人はそんな事を気にもとめずに話し続ける。

 

 

「でもやっぱり違和感あるよね、同じ人物が2人もいるとさ」

 

 

「うん、顔も髪型も全部同じだもんね。違うのは服装くらい」

 

 

速水たちがそう会話している通り違うのは服装だけで全くの同一人物がいるのだ、違和感どころの話ではない。

 

 

「だからさっきも言ったけどちゃんと分かってるからね?間違えるわけないでしょ♪」

 

 

「ふふっ、分かってるわよ」

 

 

「お前ら尊敬するよ…」

 

 

「うん…本当にね」

 

 

和生が速水に笑顔を向けると速水は和生の肩に頭を乗せて寄りかかった。

そんな様子を並んで座っているミナトと凛香は苦笑いしている。

そんな2人に和生は表情をにこやかな物からキリッとした真剣なものに変えると2人に向かって自論を語り始めた。

 

 

「俺は思うんだよ、素直に自分の気持ちを伝えるのはむず痒いし恥ずかしいけど…伝えられずに後悔するよりは少し恥ずかしくてもちゃんと伝えた方がいいと思うんだよね。…ってちょっとカッコつけ過ぎたかなw」

 

 

そう言って頬を指で掻く和生は先程までの真面目な表情から一変してふわりと笑っている。

 

 

「いーや、そんな事ねーよ。お前の言う通り後悔するより行動した方が良いって俺も思う」

 

 

「あはは、同意してくれて良かったよ」

 

 

「凛香もそう思うよ…な!?」

 

 

「…///」

 

 

「ちょ、凛香さん!?」

 

 

ミナトが凛香の方を向くと、凛香は無言でミナトに抱きついた。

 

 

「そっちの私には負けられないから///」

 

 

「(かわいい!!)そ、そっか…///」

 

 

ミナトも照れながらもしっかりと凛香を抱き返した。

 

 

「あぅ…///」

 

 

「凛香?どうかしたの?」

 

 

速水が顔を赤くしているのを見て和生は彼女の顔を覗き込んだ。

 

 

「羨ましいなぁ…って。それと同時にいつも私ってあんな顔してるんだなぁ…って」

 

 

「凛香はいつだって可愛いから大丈夫だよ。それに…」

 

 

「きゃっ!」

 

 

「お望みならないくらでも♪」

 

 

「ばか、こんな時にまで蒼魔凍使わないで…///」

 

 

和生は一瞬のうちに速水の背後に回り込んで後ろから抱きしめた。

辺りになんとも言えない甘い雰囲気が漂う中、申し訳なさそうに4人を呼ぶ声が聞こえる。

 

 

「皆さ〜ん。そろそろお時間ですのでこっちの世界に戻ってきてくださ〜い」

 

 

「「「「はっ!」」」」

 

 

4人は律の声にはっと顔を上げる。

すると律と顔をピンク色にして律に取り上げられたネタ帳とは別の手帳にメモをとる殺せんせーの姿があった。

 

 

「ヌルフフフ、これはいい純愛小説が書けそうです」

 

 

「和生…」

 

 

「うん…考えることは同じだね」

 

 

ミナトと和生は顔を見合わせたあと、殺せんせーに向かって構えをとった。

 

 

「「凛香の可愛い姿をほかの奴らには晒させない!」」

 

 

「にゅやっ!?なんで2人とも来るんですか!?」

 

 

「「待てー!!」」

 

 

ミナトと和生はお互いに武器をイメージして殺せんせーに襲いかかる。

そんな2人の様子を見て速水たちは笑いあった。

 

 

「お互いに大変な彼氏を持っちゃったわね?」

 

 

「そうね、私たちの事になると周りが見えなくなるところとかそっくり」

 

 

「でもそんな彼が」

 

 

「大好きなのよね?」

 

 

「「ふふっ」」

 

 

「にゅやぁ〜!?」

 

 

「よし…手帳確保」

 

 

「ナイスだ和生!」

 

 

「流石の殺せんせーでも蒼魔凍を連発すれば何とかなるもんだね…でも…エネルギー切れ…」

 

 

殺せんせーから奪い取った手帳をミナトへと投げた和生は力尽きて倒れ込んだ。

 

 

「お、おい!大丈夫かよ!」

 

 

ミナトが焦っていると速水が和生の近くにやって来た。

 

 

「心配しなくて大丈夫よ。甘いもの食べればすぐに治るから」

 

 

「難儀な体をしてるんだな…」

 

 

「ほんとにね、じゃあ私たちは元の世界に戻るわね?」

 

 

「ああ、またな」

 

 

「じゃあね、もう1人の私」

 

 

「そうね、そこの剣士さんをちゃんと支えてあげてね?」

 

 

「まかせて」

 

 

「うぅ…ミナト君…そっちの凛香のことは頼んだよ?」

 

 

ヨロヨロと立ち上がりながら和生がそう言うとミナトは拳を前に突き出してこう言った。

 

 

「おう!任せとけ!そっちも頑張れよ?」

 

 

「うん、じゃあまた」

 

 

そう言って和生と速水の2人は入ってきた扉をもう一度開いてその中へ入っていった。

彼等を見送ったミナトたちも律によって現実世界へと無事に送り届けられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んー!なんだか不思議な体験だったな」

 

 

「本当にそうね」

 

 

「だよなぁ…って凛香!?」

 

 

「そうだけど…?」

 

 

「なんで俺の部屋にいるのでしょうか?」

 

 

「…も…いっ……から」

 

 

「なに?」

 

 

「もうちょっと一緒に居たかったから!律にこっちに送って貰ったのよ!」

 

 

「な、なんだってー!?」

 

 

ミナトは驚きのあまりベッドの上から落ちてしまった。

 

 

「そんなに驚くこと?」

 

 

「い、いやだってさ?目覚めたらベッドにいて隣に好きな奴がいたらビックリするって…」

 

 

「ごめん…」

 

 

「ち、ちがうって!責めてるわけじゃないから!」クゥ-

 

 

「あっ…」

 

 

「そういやまだ飯食ってなかった…」

 

 

「ふふっ 」

 

 

ミナトのお腹の音がなった事に凛香は微笑んだ後、彼の手をとった。

 

 

「なにか作ってあげようか?」

 

 

「いいの!?」

 

 

「うん、いいよ」

 

 

「助かったぁ…今これしか無くてさ?w」

 

 

ミナトは置いてあった激辛焼きそばのパッケージを凛香に見せる。

 

 

「そんなの食べさせるわけにはいかないね。じゃあ台所いこ?」

 

 

「あ、ちょっと待ってくれ!」

 

 

「なに…っ!?」

 

 

ちゅっ

 

 

「た、偶にはいいだろ?///」

 

 

「ば、ばか!早く行くよ!///」

 

 

「わ、わかったよ…///」

 

 

凛香はそう言ってミナトの手を引いて部屋を出て行く、勿論繋いだ手は離さないままに。

手を引く凛香とそれに続くミナトが幸せそうな顔をしていたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「飴だけじゃもう無理…」

 

 

「しっかりしてよ、普段はあんなにカッコイイのに…」

 

 

彼等と別れた和生は速水に支えられながら光の道を歩いていた。

 

 

「ごめんごめん…だけどやっぱりエネルギー補給は大切だよ?甘いものと凛香を俺から取り上げたら何日で廃人と化すか分かったもんじゃないよ」

 

 

「じゃあどうするの?」

 

 

「甘いものはまぁ…どうにかなるとして。凛香にはずっと一緒に居てもらわないといけないかなぁ…」

 

 

「なら安心よ。私は和生から離れるつもりないから…///」

 

 

「その笑顔は反則だよ…///」

 

 

こちらの2人もまた幸せそうな表情で歩いている。

そんな2人の前に一際大きな光が現れる。

 

 

「きっとこれを通ったら元の世界にいるんだろうね」

 

 

「うん、和生はイギリス、私は日本にね…」

 

 

「すぐ帰るから待ってて?そうだ!帰ったらデートしようよ!そうだなぁ…某夢の国とかでさ?」

 

 

「もう…そんなの要らない…だから…」

 

 

そう言って速水は和生の方を向いて目を閉じる。

 

 

「うん、わかった」

 

 

そう言って和生は速水の顎をクイッとあげると…

 

 

ちゅっ

 

 

速水の可愛らしい唇に口付けた。

 

 

「これでいい?」

 

 

「うん…///じゃあ私待ってるからね!」

 

 

そう言って速水は和生を置いて光の中へ走って行ってしまう。

すると速水の姿はすぐに見えなくなり、和生だけがそこに取り残された。

 

 

「あはは…照れ屋なところも可愛いんだから」

 

 

和生もゆっくりと光の中へと足を運ぶ。

 

 

「「「「(幸せだなぁ…)」」」」

 

 

場所は違えど4人は同じ想いを胸に抱いていた。

暗殺教室通う4人の殺し屋。

しかしそこを離れれば恋する普通の少年少女であり、愛する者のために己を磨き続ける一人の生徒だと言う事を忘れてはいけない。

交わることの無かった世界が交わり、彼等の絆は一層深いものとなったであろう。




最後まで読んで頂いてありがとうございます!

今回の文章は如何だったでしょうか?
私も尊敬するケチャップさんの顔に泥を塗らないように頑張ったつもりです。
とは言ってもまだまだ文才に難ありなんですがね(笑)

感想などお待ちしています!
そして改めてケチャップさん!コラボありがとうございました!!
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