桜井和生と暗殺教室   作:トランサミン>ω</

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決行の時間

「まずは三村が編集した動画を見て楽しんでもらい、その後テストで勝った8人が触手を破壊しそれを合図に皆で一斉に暗殺を始める。それでいいですね?殺せんせー」

「ヌルフフフ、上等です」

磯貝の説明に殺せんせーは、如何にも余裕そうにしている。

「セッティングごくろーさん三村」

「頑張ったぜ、皆がメシ食ってる間もずっと編集さ」

菅谷が三村を労い、三村は笑っている。

「(この小屋は周囲が海で囲まれている。壁や窓には対先生物質が仕込まれている可能性もある。脱出はリスクが高い、小屋の中で避けきるしかないようですねぇ)」

「殺せんせー、まずはボディチェックを。いくら周りが水とはいえあの水着を隠し持ってたら逃げられるしね」

「入念ですねぇ渚君、そんなヤボはしませんよ」

渚は思う。これだけ直に触っている状態からでもこの先生は僕の攻撃など余裕で躱す。けど、皆で、この作戦なら…!!

「準備はいいですか?、全力の暗殺を期待しています。遠慮はいらないですから、ドンと来なさい」

殺せんせーの言葉に生徒たちは頷いた。

「言われなくてもそのつもりだぜ殺せんせー、それじゃあ始めるぜ」

そういって岡島が小屋の灯を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動画が始まった

「(後ろの暗がりでしきりに小屋を出入りしている。位置と人数を明確にさせないためでしょう。…しかし甘い2人の匂いがここにないのをわかっていますよ、ホテルに続く陸の方向の窓から…E組きってのスナイパー、速水さんと千葉くんの匂いがしてきますねぇ。………しかしこの動画よく出来ている、編集とナレーターが三村君ですかカット割りといい選曲といいセンスが素晴らしい。ついつい引き込まれ……)」

『先ずは内容の前に情報提供者からの言葉を聞いていただこう。買収は失敗した』

「失敗したしたぁぁぁぁ!?」

すると画面に大量のエロ本を熟読する殺せんせーが映し出された。

『おわかり頂けただろうか我々の担任の恥ずべき姿を。最近のマイブームは熟女OL全てこのタコが1人で集めたエロ本である』

「違っ…ちょっ岡島君達皆に言うなとあれほど…!」

『お次はこれだ、女子限定のケーキバイキングに並ぶ巨影……誰であろう奴である。バレないはずがない女装以前に人間でないことがバレなかっただけ奇跡である』

「エロ本に女装に恥ずかしくないの?このド変態」

狭間が殺せんせーを罵ると、殺せんせーは触手で顔を隠してしまった。

『給料日前の奴である。分身でティッシュ配りに行列を作り、そんなにとって何をどうするんだと思いきや……なんと唐揚げにして食べ始めたではないか。教師…いや生物としての尊厳はあるのだろうか。こんなものでは終わらないこの教師の恥ずかしい映像を1時間たっぷりお楽しみいただこう』

「あ、あと1時間も!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間後

「…死んだ、先生もう死にました。あんなの知られてもう生きていけません」

『さて秘蔵映像にお付き合い頂いたが何かにお気づきではないだろうか殺せんせー?』

チャプチャプ

「(いつのまに床全体に水が…!?誰も水を流す気配などなかったのに。……まさか満潮か!!)…!?」

「俺らまだなんにもしてねぇぜ、誰かが小屋の柱を短くでもしてたんじゃねぇか?」

寺坂の言う通りこの小屋には細工がしてあった。

「船に酔って、恥ずかしい思いして、海水すって。だいぶ動きがにぶってきたよね」

「さぁ本番だ約束だ、避けんなよ?」

「(やりますね…しかしスナイパーのいる方向はわかっているそちらの窓さえ注意すれば)」

「じゃあいくよ?」

そういって8人が一斉に発砲し殺せんせーの触手が全て破壊された。

その瞬間そとに待機していた生徒たちがジェットスキーで小屋に繋がれたロープを引っ張る、すると小屋の壁や天井が壊れた。

「(これは…水圧で飛ぶフライボード!!水圧の檻か!)」

「早々!!もっといっぱい飛び跳ねて!」

外では倉橋が下へ逃がさないようイルカ達をしじしている。正直すごい

殺せんせーは急激な環境の変化に弱い。木の小屋から水の檻へ!!弱った触手を混乱させてさらに反応速度を落とす。

殺せんせーがあたふたしていると、律たちが現れた。

「射撃を開始します。照準・殺せんせーの周囲全周1m」

殺せんせーは当たる攻撃に凄く敏感だ。だから敢えて一斉射撃は先生を狙わない。弾幕を張り逃げ道を塞いでおく。

「ねぇ踊ろうよ殺せんせー?」

「カ、カズキ君!?」

そこに対殺せんせーレイピアをもったカズキが殺せんせーへトドメの一撃

「にゅや!?」

殺せんせーは短くなった触手で辛うじて防ぎ切るもこれも生徒達の想定内、カズキはフェイクでトドメの2人。陸の上には2人の匂いが染み込んだダミーを置き、本物のふたりはずっと水中にいた。殺せんせーにずっと陸を警戒させフィールドを水の檻に変えることで新たな狙撃点を創り出す。2人の匂いも発砲音も水が全部消してくれる。

「「(もらった!!)」」

「(よくぞ…ここまで…!!)」

その夜、殺せんせーの全身が閃光と共に弾け飛んだ。

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