「速水さん!!」
殺せんせーが思わず叫ぶ…
「あいつは…」
「烏間先生、しってるんですか?」
含みのある言い方に磯貝が問いかける
「ああ、あいつは世界的に有名な犯罪者だ。その犯行方法は卑劣極まりない」
「どんな方法なんですか…?」
茅野が心配層にきく
「やつの犯行方法は婦女暴行だ、それも標的は十代の女性…」
「ほほう、俺のことをしてってるみたいだなー先生」
「幼喰のロミオ、まさかやつが雇われているとは…」
「日本ではそこまで喰ってないんだがね、でも今日は沢山食えそうだ。ククク」
「いやぁ…」
そういってロミオは速水の首筋に口付ける。
速水は泣きながら抵抗するも力の差から何も出来ない。
「生徒を離せ!お前達の目的はこいつだろう!」
烏間は殺せんせーを指差し叫んだ。
「俺はそんなやつに興味はねー、雇われている以上仕事はするが俺の本職は女を喰うことなんでね。ククク」
「なんだと…!?」
「お前らの目の前で喰ってやるよ。それとも刺激が強すぎるかー?」
ロミオはニヤニヤしながら言い放ち、速水の服のファスナーに手をかけた。
「や、やめて…」
「やだねー、お前結構可愛いなー。その顔が歪むのが楽しみだ。クックック」
速水が捕まっている以上、迂闊なことはできない。
しかしこのままでは速水が危ない…そう烏間が思っていると…背後から異様な雰囲気を漂わせる人物の存在に気がついた。
生徒たちも速水を心配しているが、その異様な雰囲気に気を取られている。
まだロミオには気づかれていないようだ。
「殺せんせー、ごめん」
「カ、カズキ君…?」
意外にも殺せんせーもあまりの異様さに恐怖していた。
「殺しちゃいけないんだよね…でも守れそうにないや」
そう、異様な雰囲気を漂わせていたのは桜井和生。
その手には一本の刺剣が握られていた。
そのままカズキは至って普通に歩いていく。
数歩歩いたところでロミオもカズキに気づいたようだ。
「なんだお前、そんなに近くでこいつが壊れるところが見たいか?」
余程の自信があるのか、ロミオは一歩も動じない。
「誰の許しを得た…」
「あぁ?よく聞こえねぇな」
「誰の許しを得て触れている…」
その時生徒たちが耳にしたカズキの声はひどく冷たいものだった。
「うるせーな、そこまで言うなら勝負してやるよ。条件はそうだな、俺が勝ったら俺はこの女を喰う、お前が勝ったらこの女は解放してやるよ」
そういってロミオは速水を柱に縛り付けた。
「勝負が着くまで他のものは手出しできない、手を出せばあの女は勿体ないが殺すことにしよう。勝敗は、どちらかが戦闘不能になるか、降参を言うかだ。それでいいな?」
「…構わないよ」
「よせ、桜井君!奴は危険だ!」
「そうです、カズキ君!」
烏間と殺せんせーの制止をカズキは聞く気がない。
「それじゃあ殺し合いの始まりだな」ニタァ
カズキとロミオの速水をかけた闘いがはじまった。
さぁ、始まりです。
カズキがどのように成長するか
楽しみにしててくださいね。
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