いやー今年は色々なことがありましたね。
幾つも作品を抱えて執筆に時間がかかったりして申し訳ないです。
さぁ!新年一杯目のブラックコーヒーの用意はいいですか!?w
新年の時間
「「新年!開けましておめでとうございます!」」
桜井家の中でそう挨拶するのは桜井和生と速水凛香。
「今年は色々あったね」
「私にとってはホントに驚きの1年だったよ」
「そうなの?」
凛香の言葉に和生は首をかしげる。
「だって、クラスにカッコイイ男の子が転校してきたと思ったら。その男の子と付き合うことになったんだもん」
「それって…もしかしなくても俺のことだよね?」
「当たり前でしょ、他に誰がいるのよ」
2人は新年の挨拶であろうと何だろうと甘い雰囲気を漂わせている。
「俺は凛香と出会えたことは運命だと思うんだけどなぁ。でも1番驚いたのはトランサミンについてだよ」
「えっ?作者について?」
おやおや、私のどんな事を話すのでしょうね。
「投稿を初めたのが7月の頭だったのに、色んな作品に手を出してさ?投稿ペースが乱れたりして読者の皆さんに迷惑かけてるじゃん?そういう所をしっかりして欲しいよね」
うぅ、耳が痛い言葉をおっしゃる…
「まぁそうね、でも頑張ってるみたいだし読者の皆さん許してあげてね?進学先の課題とかで忙しいみたいなの」
凛香ちゃん…君はやっぱりみんなの天使だよ…
「まぁ、そうだね。あの人が俺と凛香のことを巡り会わせてくれた訳だし、感謝しないきゃね」
和生くんも嬉しいことを…
「まぁ、新年の挨拶もいいけど。読者の皆さんはこんなのよりもっと楽しみにしてることがあると思うんだ」
「和生…?」
「とりあえずコタツ入ろ?」
「うん、いいよ」
2人は居間にあるコタツに手を繋いで入る。
比較的大きめなコタツなだけに2人で並んで座ってもまだ少しスペースにゆとりがあった。
和生はコタツに入ると真っ先にみかんに手を伸ばした。
「冬にコタツでみかんは幸せ…」
「ふふっ、かわいい」
そんな和生の様子に凛香の表情が緩む。
「凛香、初詣はどうする?」
「おみくじ引きに行きたいな」
「じゃあ朝になったら行こっか」
「そうだね」
和生がそういうのもそのはず現在の時刻は0:30。
真夜中である。
「凛香も食べる?」
「じゃあ1つちょうだい」
「はい、どうぞ」
和生が凛香にみかんを渡すと凛香はいたずらっ子の様な顔をした後、剥いたみかんの皮を和生に向けて
「えいっ!」
「痛った!?」
みかんの皮にある汁を飛ばした。
皆さんもやった記憶がありますよね?w
「さすがツンデレスナイパー…狙いが完璧だよ」
「その呼び方やめてよ。ちゃんと名前で呼んで」
「うん、凛香」
「ふふっ、和生」
「「えへへ」」
2人と幸せ絶好調と言った顔をしているが、皆さんお忘れではないだろうか。
桜井家にはもう1人女の子がいるという事を。
「和生さ〜ん…速水さ〜ん…起きてます…?」
「あ、律!コッチだよおいで!」
目をこすりながらやって来る律、どうやらコピーロイドの充電が切れかけているようだ。
「律ってホントに人間みたいよね。髪の毛もサラサラだし、肌も柔らかいし」
「はい…、これがコピーロイドの力なんです。和生さんのために私は人間になろうとしたんです…」
そういって律は和生の右腕にしがみついた。
「り、律っ!?」
和生は困惑していた。
右腕に感じる柔らかな膨らみと可愛らしい律の眠そうな表情の破壊力は絶大である。
和生はコピーロイド充電用のコードに手を伸ばすと律の腰の部分に接続するため手を伸ばした。
「ひゃうっ…和生の手…冷たいですよ」
「凛香…どうすればいいの…?」
凛香に助けを求めるも、疑うような目で自分を見るだけで何も言ってくれない。
仕方なく和生は無理矢理コードを接続する事にした。
「ひゃうっ…くすぐった…あっ…」
「色っぽい声出さないでくれよ…!」
和生は恥ずかしがりながらも律の充電を開始することに成功した。
充電中はスリープモードになるため、律が眠っているのと同じようなものだ。
ほっと息をはいた和生は凛香の方に向き帰った。
「ご、ごめんね。律の充電に手間取っちゃって」
「ずるい…」ボソッ
「へっ?」
「和生は私の彼氏だもん…誰にもあげないんだからね!」
そういって今度は凛香が和生の左腕に抱きついてきた。
愛する彼女からの嬉しい言葉と抱きつかれた事への恥ずかしさで和生の顔は火が出るほど熱くなっていた。
「凛香…?」
「…して」
「??」
「キス…して?」
「っ!?」
かわいい彼女に上目遣いでキスをせがまれて耐えられるだろうか、いや耐えられない。
和生は右腕を律からスルリと抜き、凛香を思いっきり抱きしめた。
「ずるいよ…」
「えっ…?」
「そういうとこずるいよ…可愛すぎるんだから俺以外には見せちゃダメだよ?」
「あたりまえで…っ…///」
凛香が最後まで言い切る前に和生は彼女の唇を塞いだ。
一瞬強ばった凛香の体も長く口づけている間に力は抜けていた。
「ありがと…幸せだよ」
「和生にそう言ってもらえて私は嬉しいな」
「なんか少し眠くなっちゃったな…」
「じゃあ律を運んで部屋に行くの?」
「此処でいいよ」
「風邪ひいちゃうよ?」
「凛香を抱きしめて寝れば暖かいさ」
「もう、ばか…///」
幸せそうに瞳を閉じている3人、こんな幸せが彼らに続くことを作者は願っております。
今年も1年間、多忙な年ではありますが頑張りたいと思います。
これからもこの作品をよろしくお願いします。