ほんとうに感謝の限りです。
今回の話ですが、私事で心が荒んでおり若干やっつけです笑
ほんとうに申し訳ない…(ノ_・,)
ことと次第によっては数日間の休載もありますので、ご了承ください…
執筆と読者の皆さんの感想だけが心の癒しです…
_( _´ω`)_
祭りも終了したようで、2人が歩いている住宅街は閑散としている。
「凛香は何時から俺のことを?」
「不良に絡まれたのを助けてくれた時かな」
「それってすごい前だね」
「うん、カズキは?」
「俺は…沖縄での1件があってから」
「そっか…」
「でも、ずっと目で追ってたし…。自覚して無かっただけかもしれないw」
「そうだったら嬉しいな」
2人は指を絡め、微笑みながら寄り添って歩いていく。
この時間がずっと続けばいいのになぁ…と2人は思う。
「明日は色々ありそうだ」
「莉桜からいろいろ言われそう…」
「2人って仲いいもんね。ちょっと羨ましいや」
「どうして?」
「学校だとあんまり凛香と話す機会ないから」
「これから作ればいいんじゃない?」
「それもそっか」
お互いの想いが通じ合い、言葉がどんどん溢れてくる。
2人は終始笑顔で話している。
「ところでカズキ」
「なに?」
「その手の箱はなんなの?」
「あ、これ?」
凛香はカズキの自分と繋いでいる手とは逆の手に握られている箱について問いかけた。
その箱は夜外を出歩くには少々可笑しいと思われる代物だ。
「うん、ずっと気になってて」
「今日の朝焼いてたケーキだよ。烏間先生にも渡したんだけど、凛香にも食べて欲しくてさ」
「あ、ありがと…///」
「家族で食べてね」
「うん、そうする」
自分のことを第1に考えてくれるカズキの優しさに、凛香の表情はついつい綻んでしまう。
しかし、次の瞬間。
2人の表情は凍りつくこととなる。
「凛香?」
「…お父さん」
「…」
カズキは思う。
以前もこの様な展開があった気がすると。
そして、此処での行動が自分たちの人生を左右する事になると。
「久し振りだね。桜井君だったかな?いつも凛香から話は聞いているよ」
「はい、名前を覚えて頂いてありがとうございます」
「なぁ凛香」
「な、なに?」
「お前、桜井君とは付き合って無いんじゃなかったのか?」
速水の父は2人が繋いでいる手を見てそういった。
「それは…」
「速水さん、それは僕から説明させてください」
「ああ、構わないよ」
「実は今日、僕がお祭りに行けなかったことを気にしてくれた凛香さんが家にお土産を持ってきてくれたんです」
「そうだったのか」
「はい、僕は以前から凛香さんへ特別な感情を抱いていたのでとても嬉しかったです。その後僕が彼女へ告白し、今はお付き合いをさせて頂いてます」
カズキは自分たちの関係を包み隠さず話した。
できるだけ真摯にひとつひとつ丁寧に説明する。
「そうか。じゃあ2人は今日から付き合ってるのか」
「うん、そういうことなのお父さん」
「まぁ、いつもの凛香の話を聞いていればわかりきったことだが」
「えっ!?」
「桜井君の話をする時の凛香は、いい顔をしてたよ」
「そ、そうかな…?///」
「しかしだ」
「「…っ」」
速水の父の言葉に2人は息を呑む。
「このまま2人の交際を認めるわけにはいかない」
「お父さん!どうして!?」
「桜井君、一度しっかり話がしたい。次の日曜日に我が家へいらっしゃい。そこで凛香を好きになった理由とどれ程の想いなのか聞かせてもらうよ」
「速水さん…」
「お父さん…」
「今日は凛香を送ってくれてありがとう、今日は帰りなさい」
「はい、わかりました。じゃあ凛香、これは渡しておくね」
「うん、ありがと」
カズキはケーキの箱を凛香に手渡す。
「じゃあまた明日。今日はありがとう!」
「うん、またね!」
カズキは手を振って来た道を帰っていく。
凛香は父親とともに後ろ姿が見えなくなるまで見送った。
「よかったな、凛香」
「うん、カズキは私を守ってくれるし大事にしてくれる」
「付き合った当日にそこまでわかるのか?」
「お父さんに話してないけど、何回も助けられてるの。だから私はカズキを好きになったんだから」
「お父さんは凛香が幸せならそれでいいけど、ちゃんと勉強も頑張るんだぞ?」
「大丈夫!カズキは学年で2番の成績だし、教え方も上手だから」
「桜井君…侮れないな…」
速水の父は、凛香からの話を聞いて。
日曜にカズキと話すのが楽しみになっていた。
明日からの二学期では、どの様な波乱が待ち受けているのだろうか。
彼等の暗殺教室はまだまだ続く。
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