かなりひさびさですねぇ。
はい、すみませんでした!
空戦魔導士候補生の教官の方に力を入れていたので少し遅れてましたね。
頑張るのでどちらも応援お願いいたします
二学期の始業式。
殺せんせーの暗殺期限まであと6ヶ月、折り返しの時期である。
「久しぶりだなE組ども」
話しかけてきたのは浅野を除いた五英傑たち。
「ま、お前らは二学期も大変だと思うがよ」
「メゲずにやってくれギシシシシ」
開校早々にディスってくる彼らに和生が口を開いた。
「そうだね、君らも俺に負けてる様じゃ五英傑(笑)だからね。浅野を見習った方がいいんじゃないか?」
「チッ」
和生の言葉に言い返せないのか彼らは去っていった。
やけにニヤニヤしながら。
「出五かぁ…縁起わりーな」
前原が苦虫を噛み潰したような顔でそう言うと。
「でも桜井くんも言うよねぇ?」
不破が和生を茶化し始める。
「まぁ、とりあえず始業式頑張ろうよ」
「はーい」
こうしてE組の二学期が始まった。
始業式の終わりに何か報告事があるようだ。
「今日から3年A組にひとり仲間が加わります。昨日まで彼はE組にいました」
「「「「!?」」」」
E組の生徒たちは驚きを隠せない。
何故なら壇上に現れたのは…
「竹林考太郎くんです!」
何故竹林が!?E組の生徒たちは目を疑いながらも竹林の言葉に耳を傾ける。
「僕は四ヶ月あまりをE組で過ごしました。そこは言わば地獄、ヤル気のないクラスメイト、先生方にもサジを投げられ、自分の怠けの代償を知りました。こうして本校舎に戻れたことを嬉しく思います。二度とE組に落ちぬよう頑張ります。以上です」
シンと静まり返る体育館。
静寂を破るように拍手の音が聴こえてきた。
「おかえり竹林くん」
浅野がそういった途端、体育館は竹林を賞賛する声であふれる。
E組の生徒たちはポカンとしたまま動くことが出来なかった。
「なんなんだよあいつ!」
「ここのこと地獄とかほざきやがった!」
「言わされたにしたってあれはないよ…」
生徒たちは次々に竹林への文句を口にする。
「みんなやめてくれ」
制止の言葉をかける少年が1人。
「和生くん…」
渚は待ったをかけた和生を心配そうに見やる。
「なんだよ桜井、お前一番あいつと仲良かったじゃねーか。何も思わねーのかよ」
前原も和生に喰ってかかるが
「仲が良かったからこそお前らよりも解ってるつもりだよ。あいつは何時も悩んでた。出来て当たり前の家族の中で自分だけ出来ない事、暗殺にも禄に貢献できてないこと。あいつはいつも誰よりもちゃんと考えてたさ。なんでもできる家族と、自分の弱さに縛り付けられてるんだ。俺には家族が居ないから解んないけどな」
淡々と話す和生の姿に生徒たちは黙り込んでしまう。
「私は桜井くんの言葉…解るよ」
口を開いたのは神崎。
「私もね…家族に色々言われるのが嫌でいろんなことしちゃってた。だから家族の呪縛の強さは解るよ」
しんみりとした空気が流れる教室に
「ニュルフフフフフ」
少し間抜けな笑い声が響き渡った。
「「「黒っ!?」」」
真っ黒に焼けた殺せんせーがやって来た。
「アフリカで焼いてきました。これで闇に紛れられます」
「どうしてそんなことするの?」
岡野が殺せんせーに問いかける。
「もちろん竹林くんのアフターケアですよ。彼が馴染めるまで見守らないといけませんから」
「「「…」」」
殺せんせーの言葉が生徒たちに響く。
「俺らも見に行ってやっか」
「理事長に洗脳されたら困るしな」
「竹ちゃんが変わっちゃうのはやだもんね」
「殺意が結ぶ絆ですねぇ」
生徒たちの声を聞いて殺せんせーはニュヤリと笑った。
竹林の話はさらっといきますね!
この話の後に桜井VSあの人が行われますw