主人公はヒロイン一筋ですからっ!!
そして暗殺教室2期!!
射的でしょんぼりする凛香が可愛いすぎて発狂しました!!ww
これからが楽しみですねぇ。
「なんでよ…」
「り、凛香ちゃん落ち着いて!」
「き、きっと何かの間違いだからね!?大丈夫だよ!」
速水は気づいていた、神崎が自分の彼氏にあ〜んをしていた事を。
周りに悟られないように気丈に振舞ってはいたものの、矢田と片岡に見つかったという訳だ。
「ちょっと神崎ちゃん呼んでくる!」
「矢田さんお願い!!」
片岡の言葉に頷いた矢田。そうして少しして神崎を連れてきた。
「ねぇ神崎さん。凛香ちゃんが言ってることは本当?」
「うん、そうだけど」
その言葉を聞いた瞬間、凛香は涙ぐんだ目を擦りながら和生の元へと向かい出した。
「こないで…!」
「…っ」
凛香から放たれる僅かな殺気に片岡は怯んで動けなくなった。
一方で矢田が神崎を問い詰めていた。
「何でそんなことしたの?」
「桜井くんお料理上手だからかな?」
「ほんとにそれだけ?」
「うーん。たしかに他にもあるけど」
「教えて教えて」
「最近やったゲームでね?男の子ああいう事すると喜ぶってあったからやったの」
「じゃあ何で桜井くんなの?」
「そのゲームの主人公に似てたの。すっごくカッコイイんだよ?」
そのセリフにキョトンとする矢田。
「それって…桜井くんが好きなんじゃなくて。桜井くんに似てるゲームのキャラが好きってこと?」
「うん!」
その言葉を聞くと同時に矢田は思った。
「(桜井くん…とんだとばっちりを受けるんじゃ…)」
「和生!!!!どういうことよ!!!!!」
「り、凛香?」
「なに?浮気なの?有希子とあんなことするなんて」
「あ、あれは仕方なく!」
リビングに速水の怒号が鳴り響く。
クラスメイトたちが全員振り向いた。
「私だってまだ和生にそういうことしてないのに!ねぇ、何で!!」
「こ、断るのも悪いかと思って…」
なぜ彼が怒られているのかわからないけどクラスメイトたちはその場にいたであろう渚に説明を求めた。
「いやまぁ、神崎さんが和生くんに料理の味見を頼んだんだけど、そのやり方が…ね?」
渚の言葉ですべてを理解したクラスメイトたち(神崎と矢田、渚、杉野、カルマ、千葉、磯貝以外)は和生に軽蔑の目を向けた。
「え、あ、いや。ごめんなさい…」
周囲からの痛い視線に和生は謝る。
しかし彼の中に眠っていた記憶が蘇ってきた。
『桜井くんのお母さん死んじゃったらしいよ…』
『可哀想…気を遣ってあげなきゃね…』
『ちょっと距離置こうかな…』
転校する前に通っていた学校での出来事、親を失った彼に向けられた哀れみの視線。
今向けられている視線がそれと重なってしまい、彼はすべてを思い出した。
辛かった過去を…そして自分がどんな人間なのかを。
「律、この後のことは任せるよ」
「はい?和生さん?」
和生はそれ以上何も言わず、玄関へと足を進めた。
「和生くんどこ行くの!?」
渚がそう言うと和生は首だけ振り返りこう言った。
「頭、冷やしてくるよ。全部思い出した。俺がどんな人間だったのか」
「待てよ和生!」
「悠馬、それ以上言うと…わかるよな?」
「「「…っ!?」」」
和生から放たれる紛うことなき殺気。
それに怯んだ彼らはここを後にする彼を止めることは出来なかった。
外に出た和生が最後に呟いたのは。
「あぁ…風が冷たい。でも俺にはこれが似合ってるよ」
そうつぶやく彼の瞳は、沖縄での一件の時のように酷く冷たい金色に染まっていた。