まぁ、おおよそのストーリー構成は考えてあるのですが!
どんどんこうしたいああしたいと思ってしまい、指がなかなか動きませんw
こんなダメ作者をどうかお許しくださいませ…
現在E組で行われている作戦、それは『ビッチ先生と烏間先生を近づけよう作戦!』である。
矢田や片岡といった普段イリーナに教えを受けている女子達を筆頭に2人を引き離し、その間に渚たちがプレゼントを調達するという作戦だ。
「うーん…大人から大人に渡すのに相応しいプレゼントか…」
「クラスのカンパは5000円、これで何とかしなきゃだしね」
杉野と渚がプレゼントを考えるのに頭を悩ませていると優しげな声が彼らにかけられる。
「あっ!君たち大丈夫だった!?」
「あっ…あの時の」
そう、話しかけてきたのは和生とお爺さんが怪我をした時に救急車を呼んでくれた花屋の男性だ。
「あの時のお爺さんは大丈夫だったかい?」
「はい、すごい怒られましたけど…タダ働きで許してもらえました」
渚があの事件後の経緯を説明すると花屋の男性はホットしたような表情になる。
そして話を続けてきた。
「プレゼントがどうとか言ってたよね?こんなのはどうかな?」
「あっ…」
男性が一輪の花を神崎に差し出した。
それを見た茅野が顔を輝かせる。
「あっ!花か!」
「そう、ものの1週間で枯れてしまうものに高いお金をかける。ブランドバッグなんかよりもずっと贅沢なんだ」
花屋の男性の力説を聞いているうちに渚たちは話にどんどん引き込まれていく。
「今、色んなものがプレゼントされるなかで何で花が未だに第一線を張れているか分かるかい?色が、香りが、儚さが、人の心にピッタリあっているからだよ」
「説得力がありますね!」
話を聞いていた奥田が笑顔でそういうと。
「そうだねぇ、それで電卓持ってなかったら良かったんだけどね」
「あはは…一応商売なもんで。どうする?これも花の縁だ、安くしとくよ?」
渚たちは、その提案に乗ることにした。
5000円の輝きを放つ花束は人の心を魅了するには十分だろう。
買出しを終えた渚たちは烏間にイリーナにプレゼントするように促したのだが…
「これが最初で最後の誕生日プレゼントだ」
「えっ…?」
「今年で地球が終わるか、任務が終わるかのどちらかだからな」
初めは烏間からのプレゼントに喜んでいたイリーナであったが、烏間の言葉からこれが生徒たちによるものだと感づき、窓を開けた。
「やべ…バレた」
「どうせんこんなこったろうと思ったわ」
イリーナが窓を開けるとそこには生徒達の姿、イリーナは彼らに実弾を放ち威嚇した後、花束を捨ててさっていった。
「ありがとう…おかげで目が覚めたわ」
「ビッチ先生!」
生徒たちの静止も虚しくイリーナは帰っていってしまうのだが、烏間が言うには色恋で鈍る刃は要らないらしいのだ。
烏間は1人前の大人には本当に厳しい人のため、生徒たちも納得せざるを得なかった。
そして帰宅するイリーナを見ている男が1人。
「畏るなかれ死神の名を、君はもうあのクラスに戻ることはないよ」
一方その頃、英国のとある場所ではこんな会話が行われていた。
「お父様!レグルスから連絡が入りましたっ!お兄様の身に危険が…!」
「くっ…マユに続いてカズキまでも手にかけるつもりか…」
金髪の少女が父親と思わしき人物のもとに兄の危険を知らせに来ていた。
「お父様…」
「眷属であるレグルスが殺されかけたという事は相手も相当な手練のはずだ…」
少女の父親は手の甲に顎を乗せ悩んでいる。
美しい金髪と整った顔立ちが魅力的な男性と、ふわりと咲いた花のように可愛らしいが若干東洋の人のような顔に大きく輝いた金色の瞳のショートカットの少女が話しているとそこに連絡が入った。
「レグルス様からの連絡をお伝え申し上げます!カズキ様に全てを打ち明けるとの事です!」
「そうか…事態が事態だ…許可しよう。もともとカズキの事は彼に任せてある」
男性が使用人と思わしき人物からの連絡を聞くと少女が顔を上げた。
「お父様、わたしが日本に向かってもよろしいでしょうか?」
「なっ!?ルウシェ!ダメだ、許可できん!お前の命も狙われているのだぞ!?」
ルウシェと呼ばれた少女の発言に父親が声を荒らげる。
「では無視してでも参ります。わたしはお兄様に会うことを夢見て生活してきました。去年お母様がわたしを庇って亡くなられたときにわたしはお母様に言われたのです!いつかお兄様に危険が及んだ時は助けてあげてと!お父様が泣きそうな時、辛そうな時は支えてあげてと!わたしの命はお母様のおかげでここにありますっ!ならわたしはお母様の望みを叶えなければならないのですっ!」
「しかしだな…お前が国外に出るのは…それにやはり危険が…」
「プライベートジェットで飛びます。秘密裏に行えば大丈夫なはずです。護衛はカノープス1人で十分です。カノープス、いますか?」
「ルウシェ様がお呼びであればどんな場所からでも馳せ参じます」
金髪の少女が呼ぶと緑色の長髪をたなびかせ、凛とした女性が現れた。
「ルウシェ…本気なのか?」
「はい、お父様には申し訳ありませんが行かせていただきます。お母様がお話しして下さるお兄様のお話はいつもわたしの憧れでした。そんなお兄様に危機があるというのならわたしは行きます。お母様から授かったこの『紅桜(べにざくら)』と共に」
金髪の少女は腰に下げていた刀を手に取って父親に見せた。
「わたしは1人ではありません、お母様もついています。お兄様を必ず守り、わたしも無事帰還することをお約束します」
「…そうか。そこまで言うのなら良いだろう。しかし準備が必要だ、2日待ってくれ」
「わかりました。お父様、ありがとうございます」ニコッ
「…ああ」
少女と緑色の髪をした女性は一礼して部屋を出ていった。
残された父親が頭を抱えていると今度は二十代後半と思われる赤髪の男性が入ってくる。
「良かったのですか?デュナミス様」
「プロメテウスか…仕方あるまい。他でもないルウシェの頼みだ。しかし…2人が無事か心配でならん…」
「そうですね、お2人とも立派な…」
「皆まで言うな。子供たちを信じるのも親の務めであろう?」
「そうですね」フフッ
そして翌々日。
金髪の少女は緑髪の女性が運転するプライベートジェットで日本へと向かっていた。
「ルウシェ様、カズキ様と会ったらどうするのです?」
「そうですね…まずは思い切り抱きしめていただきたいですっ!」ニコッ
「では、必ず守り抜かねばなりませんね」フフッ
「はい、この『ルウシェ・エルレンシア』エルレンシア家の誇りをかけて、そして妹として必ずお兄様を守って見せます」
E組に死神の影が迫る頃、海の向こう側からも一人の少女がやってこようとしていた。
「お母様…紅桜…わたしにチカラを…おかしください」
少女が胸にだく1本の刀には桜の紋様が描かれていた。
はい!超展開!
和生くんの正体…何者なんでしょうか!
全ては次回語られることになりますよっ!
感想などお待ちしております!
ルウシェちゃんのイメージは空戦魔導士候補生の教官のレクティ・アイゼナッハで、CVは石原夏織さんです!
まぁ、具体的な声のイメージは白猫プロジェクトのシズクちゃんみたいな感じですね!