始めましての人は始めまして、2日連続で疲れたキシト。です。
今回は7月12日、睦月型駆逐艦の三日月を書きました。
何げに表現が一番難しい。
今回出た艦娘は自分の趣味で選びました。
こんな作品ですが、他の作品共々お願いします。

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誕生日おめでとう!三日月!


三日月の誕生日

7月12日晴れ

鎮守府 執務室

 

「あれ?秋月さん?」

「ん?雪風ちゃん。どうかしたのかしら?」

執務室の扉を開いてやって来た少女雪風。

本来居るべき提督は居らず、変わりに秋月が書類の整理をしていた。

「しれぇはどうしたんです?」

雪風が秋月に聞くと秋月はああ、っと頷き窓を見てから口を開く。

「提督なら三日月さんと共に“あの”場所にいますよ」

「あの場所?」

「ええ、今日は三日月さんにとって大事な日ですからね」

「あ!そうか!確か今日は・・・・・・・・・」

「ええ、今日は・・・・・・・・・」

 

 

「「三日月さんの誕生日ですね!/ですから」」

 

 

雪風はその事を思いだし自分の事の様に喜ぶ。

秋月はそれを見て微笑む。

「・・・・・・三日月さん、おめでとうございます」

 

 

 

甘味処間宮

 

「間宮さーん!アイスクリーム六人前ー!」

「はーい!今お持ちしますねー!」

甘味処間宮、艦娘達の娯楽の一つにして、給料艦の間宮さんが切り盛りしてる甘味処だ。

遠征から帰ってきた川内、神通、第六駆逐隊は川内の奢りでアイスクリームを食べに来た。

「あ!初霜ちゃん、時雨ちゃん、何してるのです?」

第六駆逐隊の一人、電は部屋の隅で何かをしている初霜と時雨を発見し、話しかける。

「やぁ、電、皆」

「こんにちは皆さん」

「やっほー、何してんの?」

「三日月のお祝いの品を作ってるんだ」

「お祝いなのです?」

「誕生日のお祝いだね?」

疑問府が出てる電の変わりに響が答える。

「あぁ!だから鶴を折っていたのね!」

「べ、別に知ってるし!」

「ははは、まぁね」

電達のやり取りを微笑ましく眺める神通の隣で川内がしっかしさー、と言い。

「提督は後何人とケッコンするつもり何だか」

「ちょっと姉さん!」

神通が慌てて口を塞ごうとする。

「さぁ?少なくとも後七人は確実じゃないかな?」

「え?どうしてなのです?」

響の答えに疑問を浮かべる電。

「簡単さ。今までの相手を思い出してごらん?」

「ええっと、如月に弥生に今回の三日月・・・・・・あ!」

「全員睦月型だわ!」

「そうね。睦月型駆逐艦は現在12隻中10隻が確認されてるわ」

「確かに後七人は確定ね!」

「くぅ~っ!十股とは提督も隅に置けないねぇ!」

「あ!隼鷹さん・・・って酒臭っ!?」

「はぁ・・・またこんな早くから酒かい?」

「いいじゃねぇかよぉ!今日はお祝い何だからさぁ」

「確かにそうだけどさ」

「パァッと行こうぜ!パァッと!」

「「「「「「「「はぁ・・・・・・」」」」」」」」

突然現れた隼鷹に呆れる八人。

そこに間宮さんがアイスクリームを運んでくる。

「どうぞ」

「どうも・・・あれ?二つ多いけど?」

「時雨ちゃん達の分です」

「ありがとう間宮さん」

「ありがとうございます。間宮さん」

「いえいえ、ごゆっくり」

そう言われた時雨達はアイスクリームを食べつつ談笑し、川内達はお祝いの品作りを手伝う事にした。

 

 

 

浜辺近くの洞窟

 

この場所に一組の男女が立っていた。

「あまりここは変わりませんね」

「まあ、洞窟だからな」

その男女とは、鎮守府の提督と三日月だった。

「この場所で私は拾われたんですよね?」

「ああ、ちょうどあの岩場に倒れていたな」

提督が指差した場所はちょうど他の岩よりも平たい場所だった。

「あれからもう三年ですね・・・・・・」

「そうだな・・・・・・」

この洞窟の事を説明しよう。

この洞窟は鎮守府付近の浜辺にある洞窟で、山の滝の裏側に繋がっている。

そのため、良く提督は利用していたのだ。

倒れている三日月を見つけたのは3年前、まだ新米として忙しかった時に休憩のために来た時に見つけたのだ。

「さて、もうすぐ浜辺だ」

「はい」

提督の言う通り奥から光が見える。

その光に向かって歩くと、外に出られた。

「わぁっ!」

「すごいだろう?」

「はい!夕日が凄く綺麗です!」

「それは良かったよ」

夕日を眺めて嬉しそうにはしゃぐ三日月を見て目を細める提督。

「なぁ、三日月」

「はい?何ですか?」

「誕生日おめでとう」

「!ありがとうございます!司令官!」

三日月の輝くような笑顔を見て微笑む提督。

 

 

 

鎮守府 廊下

「あ!いたぴょん!」

「確保っ!」

「うおっ!?」

「はわっ!?」

それから暫くして鎮守府に戻ると、姉妹達により提督事食堂に連れられた。

「ちょ、ちょっとおn『お誕生日おめでとう!三日月(ちゃん)!』えっ!?」

卯月が食堂の扉を開くと大量のクラッカー弾幕を受け、目を丸くする三日月。

上の看板には『!月日三!うとでめお日生誕お』と書かれていた。

「皆っ・・・・・・」

「誕生日おめでとう。三日月」

「おめでとう、三日月ちゃん」

「時雨ちゃん、初霜ちゃん・・・・・・!」

メンバーを代表して時雨と初霜がプレゼントを渡す。

そして、全員にジュースやワインが配られ、提督が即席のステージに立つ。

「えー、それでは、三日月の誕生日を祝福して・・・乾杯!」

『かんぱーい!!!』

 

 

 

鎮守府 中庭

 

この場所は多くの花が咲いており一種のガーデンになっていた。

そんな場所に提督は三日月と共にベンチに座っていた。

「いやー、騒いだ騒いだ」

「凄かったですね。私の為に皆して」

「昨日の弥生のは結局祝えて無いからその反動だろうなぁ・・・」

「そうですね・・・・・・」

提督と三日月は互いに苦笑を浮かべる。

「なぁ、三日月」

「はい、何でしょう?」

「ん、いやなに。パーティの時に弥生と如月に相談したんだがな。やはり仲間はずれは駄目だろうと思ってな」

「え?」

提督はベンチから離れ、三日月の前に来ると、方膝を着き、ポケットから小さな箱を出す。

箱を開けると、三日月の形をした黄色い宝石の嵌まった指輪が入っていた。

「それって・・・・・・・・・」

提督は軽く深呼吸をして口を開く。

「好きです。こんな男で良ければケッコンして下さい」

「っ・・・・・・司令官・・・!」

「うおっ!?」

告白を口にすると、三日月が涙を流しながら抱きついてきた。

「嬉しい・・・・・・!すごく嬉しいです・・・・・・司令官・・・!」

「三日月・・・・・・!」

「ん・・・・・・・・・」

提督は三日月の言葉を聞き、キスをする。

暫く二人は抱き合ってキスをしていた。

 

 

 

鎮守府中庭前の廊下

 

二人の行為を見ていた少女が一人、時雨だ。

「おめでとう・・・・・・三日月、提督」

成長した娘を見る母親のような慈愛に満ちた微笑みを浮かべて二人を祝福した。

「ごちそうさま、とだけ言って置こうかな?」

そうおっちゃらけると、姿を消す。


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