孤高の白髪鬼~銀狼と鮮血嬢、魔女を添えて~   作:鎌鼬

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注意!!

・この世界は本編終了後の時間軸で構成されています。

・だけどifの世界です。本編がこの世界通りになるとは限りません。

・地の文を減らして会話を多くしたいので台本形式になっています。

・大体のキャラがキャラ崩壊を起こします。

・腹パン至高説

・キチドイツ最狂説


それでもよければご覧下さい。



怒りの聖夜祭・3

 

ヴィルヘルムの世界の黒円卓の姿を見たこの世界の黒円卓の一部は目を背けていた。ルサルカ、シュライバー、ベイは変わり果てた自分や姉の姿を見て発狂寸前。マキナははっちゃけているミハエルを見て自分に幕引きの一撃をぶっ放す始末。ヴァレリア、リザ、イザークは然程変わった様子は見られなかったがそれでもテレビに映っている自分の姿を見てむず痒そうにしている。

 

 

ライン「ふむ、こういうのも悪くない物だな……ザミエル、タバコを分けてくれ。吸いたくなったのだ」

 

ザミ「はっ!!申し訳ありませんが切らしてしまいまして……」

 

ライン「む……なら仕方無い、それで我慢しよう」ヒョイ

 

ザミ「ーーーえ?」

 

 

ラインハルトはザミエルが咥えていたタバコを取り、そして美味そうに吸い始めた。ラインハルトは気にしていない様だがザミエルは気づいていたーーーラインハルトが自分とKA☆N☆SE☆TU☆KISSしていることに。

 

 

ザミ「アバババババババババ」

 

 

ザミエルは奇声をあげて倒れた。顔は赤く、どこか幸せそうな顔をしている……どこまで乙女なんだ、この少佐は。

 

 

ライン「む、ザミエルが倒れたぞ。何があったというのだ」

 

メル「見たまえ、ラインハルトでさえこの有様だ。聖夜許すまじ」

 

ヴィル「テメェのは逆恨みだろうが……ん?携帯にメール?なんで繋がってんだ?」

 

メル「このテレビを見るために繋げたからだろう」

 

ヴィル「誰からだ……って、蓮か」

 

ロー「お、現在進行形で修羅場ってる蓮坊からか?」

 

ミハ「修羅場ってるのに余裕だな」

 

ヴィル「内容はっと……」

 

 

蓮『たすてけ』

 

 

蓮からのメールを見たヴィルヘルムは目頭を押さえたくなった。彼がどの様な状況にいるのかこの一文を見ただけで分かってしまうからだ。

 

 

ロー「おい、今度は香純ちゃんたちからだぞ」

 

ヴィル「あ〜……三人とも蓮が部屋に閉じ籠って出て来てくれないことだな」

 

ミハ「これは助けてやらねばなるまい」

 

ヴィル「部屋のカギは冷凍室に隠してあるぞっと……これで誰も幸せになれるな!!」

 

メル「君らの外道っぷりに驚きだよ」

 

ライン「そんなことより何故か知らんがヴァルキュリアが私のことを見てニヤニヤしている。実に不愉快だからグラズヘイムの最下層に落とそうと思うのだが」

 

ヴィル「待て待て待て、ベアトリスになら効きそうな物がある。戒が余波で死にたくなるかもしれないがそれは必要な犠牲だ。メルクリウス、あっちの世界のこの住所の様子を見ることが出来るか?」

 

メル「出来なくは無いがヴァルキュリアとカインが聖遺物を取り出したぞ……あ、マレウスのナハツェーラに捕まったな」

 

 

ベアトリスと戒の二人を全力で足止めしているルサルカの勇姿に応えるためにメルクリウスは全力でヴィルヘルムが教えた住所を探る。するととテレビに映る映像が変わってどこかのアパートの一室になった。

 

 

ベア『か〜い〜お腹空いた〜ご飯まだ〜?』

 

戒『ハイハイ、今作ってるから待って』

 

ベア『むぅ〜……えいっ!!』

 

戒『うわっ!?……ベアトリス、包丁持っているのに飛びつかないでくれ、危ないじゃ無いか』

 

ベア『私のことをぞんざいに扱ってる戒が悪いんです〜味見してあげるから早く早く』

 

戒『……はぁ』

 

 

戒に背後から抱きついて料理を摘もうと口を開けて待っているベアトリス。戒はそんなベアトリスに溜息を吐き、仕上げに入っていたチキン南蛮を自分の口の中に入れた。そしてーーー

 

 

ベア『ムグッ!?』

 

 

迷うことなくベアトリスに口移しで渡した。ズキュゥゥゥン!!という効果音が聞こえてきそうな光景にグラズヘイムの時は止まる。ベアトリスと戒に至っては呼吸どころか心臓の鼓動まで止まっている。

 

 

数十秒、下手したら数分程ディープなキスをしていたが戒の方から離れる。

 

 

戒『もうすぐでできるから、大人しくしてくれよ?』

 

ベア『ふぁい……』

 

 

そして戒はアヘッて腰砕けになっているベアトリスに満足そうに頷いて料理に戻った。

 

 

ヴィル「うっわ、やっぱりあいつらいつも通りだな」

 

ロー「ベアトリス完全にイってるよな」

 

ミハ「アッハッハッハ!!!!」

 

メル「……なんだね、これは」

 

ロー「ヴィルヘルム、説明」

 

ヴィル「あいさー、まぁ簡単に言っちまったら惚れた方の負けって奴だな。聞いた話によると戒が10歳の時に出会ってベアトリスが捕食したんだとさ。ベアトリス曰く、「一目惚れしてそのまま食べちゃいました、テヘペロ♪」だそうだ。戒の方も満更じゃないらしく、今じゃアツアツのカップルだ」

 

「「ーーーふんぬ!!」」

 

 

ヴィルヘルムの説明を聞いたベアトリスと戒がナハツェーラの停止を振り切って軍刀と大剣で腹を切って自害した。

 

 

すぐさまラインハルトが召集する。

 

 

メル「なにやら凄まじいものを見せられたよ」

 

ロー「あーでもあいつらリア充なんだよな……ミハエル、あいつらに幕引きしようぜ?」

 

ミハ「あの二人は十四歳神の法則により永劫に結ばれる運命にある。俺が幕を引いたところで再び結ばれるだけだ」

 

ヴィル「なんだよ十四歳神って」

 

 

衝撃的なものを見せつけられてグラズヘイムの隅っこで体育座りをしているベアトリスと戒を尻目に、まだまだ狂った宴は続く。

 

 

 

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