一条家双子のニセコイ(?)物語   作:もう何も辛くない

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第22話 テツダイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時期はすでに七月下旬。そう、高校の夏休みが始まる時期である。

陸たち凡矢理生も例に漏れず、本日は終業式の日である。

 

陸たちは式を終えて教室に戻り、夏休み前最後のキョーコ先生の話を聞いていた。

 

 

「ま、話すことなんてなんもないけどなー。楽しい夏休み、羽目を外さずに、事故に気を付けて過ごすんだぞー」

 

 

キョーコ先生の言葉は至ってシンプルなもので、陸たち1-Cは学年の枠を超え、校内の中で一番早く下校時間を迎えていた。

 

立ち上がって最後の挨拶を終えると、各々友人たちと共に談笑しながら教室を出て行く。

当然、陸もその一人であり、挨拶を終えた途端、席のまわりに集まってきた友人たちと共に教室を出る。

 

そして、すれ違うクラスメートと挨拶を交わしながら廊下を歩いていた。

 

 

「陸君!」

 

 

友人含めて四人並んで歩いていた陸の背後から、陸を呼ぶ声が聞こえてくる。

陸だけでなく、友人たちも同時に振り返る。背後には、カバンを持った小咲が立っていた。

 

小咲は、男子四人の視線を一斉に受け、思わずたじろいでしまう。

 

 

「お前ら、先帰ってていいぞ。どうした小咲?」

 

 

陸は、友人たちに告げてから自分を呼んだ小咲に歩み寄る。

友人たちは、それぞれ「またな」など挨拶を陸に告げてから階段を降りていく。

 

小咲はほっ、と息を吐いてから歩み寄ってくる陸に口を開いた。

 

 

「あの…、今度の週末なんだけど…。空いてるかな…?」

 

 

「週末?」

 

 

小咲の問いかけを聞き、陸は週末に何か予定が入っていないかを思い返す。

 

 

「…ない、な。ないけど、どうかしたのか?」

 

 

週末に予定は入っていないと判断すると、陸は小咲の用事を問いかける。

すると、小咲はどこか困ったような笑顔を浮かべて陸に説明する。

 

 

「あのね?バイトをお願いしたいの。実は、ウチの従業員さんが急用で来れなくなっちゃって…」

 

 

「バイト?バイトって…、和菓子屋おのでらの?」

 

 

小咲が言うには、小咲が指定したその週末。家の和菓子屋さんの従業員が、その日に急用が入り来れなくなったという。

だから、その日、陸にバイトを頼みに来たとのこと。

 

小咲の実家は和菓子屋であり、小咲も手伝うことになっているそうだが、それでも手が足りないという。

 

 

「お母さんがね、なるべく料理ができる人が良いって…。私、身近で料理が上手な人って、陸君しか知らないから…」

 

 

目を彷徨わせ、最後には視線を落として小さくつぶやく小咲。

 

正直、楽も料理ができるし、楽に任せれば陸にとっては一番楽な選択だ。

だが、小咲の家は和菓子屋。和、だ。陸の得意分野である。

 

 

(…とはいえ、和菓子なんて作ったことないけど)

 

 

日本料理は作ったことはあっても、和菓子を作ったことはない。

いや、お盆などでおはぎを作ったことはあるが、専門的なそれに手を着けたことはない。

 

しかし、だからといって断るという考えは今の陸の頭にはない。

 

 

「わかった、週末だな?何時までに行けばいい?」

 

 

「っ!ありがとう!えっと…」

 

 

先程まで沈んだ様子だった小咲の顔が輝く。

 

陸は、内心で良かった、とつぶやきながらバイト当日の説明を小咲から受けるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…あちぃ」

 

 

ぽつりとつぶやく陸。

今日は、和菓子屋おのでらでのバイト当日であり、陸は朝早く家を出て小咲の実家へと向かっているのだ。

 

朝早いとはいえすでに夏真っ盛り。ジンジンと夏の日差しが照らしている中、外を歩くのは陸にとってそれなりの苦痛になる。

 

 

(小咲の家、冷房効いてるといいな…)

 

 

頼みの綱は、小咲の家、和菓子屋の店舗の中の冷房が効いていることである。

さすがに、効いていないはずがないだろうが、今の陸にとっては重大なことである。

 

料理人として呼ばれているという事は、食材や料理を汚さないためにも長袖長ズボンの格好でいなければならない。

厨房に冷房は期待してはいけないことだが、せめて店舗の中だけでも…。

 

 

(…でも、和菓子のことは猛勉強してきたけど、通用するんだろうか)

 

 

先程も書いたが、陸は和菓子というものを知らない。

小咲がバイトを頼んできたその日から約一週間、時間が許す限り勉強してきたはいいが、それが通用するとは限らない。

何とか期待に応えたいのだが…。

 

 

「…ん、ここか?」

 

 

陸の視界に、和菓子屋おのでらと書かれた看板が見えてくる。

 

実は、陸はここ和菓子屋おのでらに来たことがない。

ここに和菓子を買いに来たことがある楽と集に場所を聞き、こうしてやってくることができたのだが。

 

まだ、開店時間前。扉にも、開店前という札が掛けてある。正面から入れるだろうか。

 

恐る恐ると足を踏み出すと、自動扉が開く。

どうやら開店前でもここは開くようになっているようだ。

 

 

「お邪魔します…」

 

 

ここもまた、恐る恐ると店内に足を踏み入れる陸。

始めてきた店内の中を巡り見ながら中へと入っていく陸の耳に、怒鳴り声が飛び込む。

 

 

「んだとぉ~~~!!?仕入れが一品も来ないだぁ~~~!!?」

 

 

ドスの効いた、迫力のある声に心構えしていなかったとはいえ、思わず陸がひるんでしまう。

声が聞こえてきた方を見ると、そこには丸椅子に座って受話器を耳に当てながら、メモ帳と鉛筆を持った女性の姿。

 

女性は目を吊り上げ、誰と電話しているのか、大声で息巻いている。

 

 

「いい!?夕方には間に合わせなさい!!後でそっちに取りに行くから、わかった!!?…ったく!!」

 

 

電話が終わったのか、悪態をつきながら受話器を乱暴に元の場所に戻す女性。

だが、女性は表情を変えず、手を額に当てて何かブツブツつぶやいている。

 

 

「…ん?」

 

 

「っ」

 

 

陸が、じっとつぶやいている女性を眺めていると、その女性が不意に陸の方へと目を向ける。

ぴくっ、と体を震わせる陸に、女性は容赦なく鋭い視線を向ける。

 

 

「何…?学生さんがウチに何の用かしら…?子供は飴でも舐めてな…!」

 

 

「え…?あの、俺は…」

 

 

如何にも、邪魔をするなと言いたげな雰囲気をぶつけてくる女性。

陸は、女性に自分が何をしに来たか説明しようと口を開く。

 

だが、陸の動きは突然現れた人影に中断させられた。

 

店の裏から現れたその人は、ダッシュで女性の腕にしがみつく。

 

 

「待ってよお母さん!その人だよ!今日のバイトの人!」

 

 

「小咲…?」

 

 

「っ!?」(お、お母さん!?え…、若っ!!)

 

 

現れた人影、小咲は女性、小咲の母、奈々子に陸について説明する。

奈々子と小咲が話をしている中、陸はというと、目を見開いて小野寺親子を眺めていた。

 

 

(え…、若い。若いってこの人。本当に母親?姉じゃなくて?…それに、小咲の売子姿、似合ってるな)

 

 

最後のは、無意識である。

 

 

「…はぁ?料理得意な人って聞いてたから、どんな知り合いなのかと思ったけど…。あんたの同級生?この人がバイトの人だっていうの?」

 

 

小咲の説明を聞き終えた奈々子は、小咲に問いかける。

小咲は奈々子の問いかけに、こくこくと頷いて答えた。

 

奈々子は、頷いた小咲を見てから、陸へと視線を移す。

そしてまた小咲に視線を戻した後、一度息を吐いてから口を開いた。

 

 

「あのね小咲?今日私が欲しかったのは、曲がり形にも調理場に入れる人。調理場はね、職人の聖域なの。それを、ちょっと料理の出来る高校生に…」

 

 

「り、陸君はそんなんじゃないもん!」

 

 

(小咲…?)

 

 

ため息交じりに言う奈々子に、小咲はどこかむっ、としながら言い返す。

陸がどこかびっくりしたような目を向ける中、小咲はさらに続ける。

 

 

「陸君は毎日、家族のご飯を一人で作ってるんだよ?しかもすごく沢山…、何十人分を一人でだよ!?」

 

 

毎日じゃなく、楽と一日ずつ交互に、とここで言うことはしない。

ここで自分が認められないとなると、一番困るのは自分ではなく、小咲と奈々子なのだ。

 

わざわざ、彼らが困るようなことを彼らにさせるわけにはいかないため、陸は口を閉じて黙り続ける。

 

 

「うーん…、そこまで言うなら…」

 

 

すると、手を顎に当てて何かを考え込む奈々子。

陸が頭の上で疑問符を浮かべる中、奈々子は陸を呼んでどこかに連れていく。

 

そして五分後、陸は職人服に着替えて厨房にいた、

着替えた陸を厨房に連れてきた本人、奈々子は作業台に寄りかかりながら告げる。

 

 

「何か作ってもらいましょ。使えるかどうかはこっちが判断するから、ダメだったら帰ってもらうよ?」

 

 

「え…」

 

 

いきなりの奈々子の提案に、思わず呆然と声を漏らしてしまう陸。

 

一週間、和菓子について勉強してきた陸。だが、何度も言うがそれだけで成果が存分に出るほど料理というのは甘くない。

なの、だが…。

 

 

(…何でお前が張り切ってるんだよ)

 

 

両手を可愛らしく握りしめ、期待の眼差しを向けてくる小咲を呆然と眺める。

 

小咲だけでなく、奈々子も興味深げに陸を見つめてくる。

娘の小咲があそこまで言った陸の腕前を、内心では見てみたいと感じているのだ。

 

 

(…ここまで来て引き下がるつもりもないし、いっちょやってみるか)

 

 

ダメで元々。小咲には悪いがやるだけやって、ダメだとはっきり言われて帰ろう。

 

それでも、一矢報いてやろうと全力で和菓子作りに取り組む陸。

食器の水気を取る姿を、奈々子は見逃さない。

 

 

(…和菓子についてはよく分かっていないようだけど、相当料理慣れしてるね。小咲の言うことは、事実だったわけか)

 

 

小咲の期待の眼差し、奈々子の観察する視線を向けられている中、陸は簡単な牡丹餅を完成させる。

 

陸自身は、上手くできたと感じている。だが、それを判断するのは店長である奈々子。

奈々子は、陸が作った牡丹餅を口に入れて、咀嚼する。

 

 

「…ほー」

 

 

咀嚼した牡丹餅を飲み込んだ奈々子が声を出す。

表情が動いていないため、陸にも何を考えているのかわからない。

 

果たして、奈々子の判断は如何に。

…陸より、小咲の方が緊張している。

 

 

「えーと?一条君って言ったっけ?」

 

 

「あ、はい」

 

 

陸の名字を読んだ奈々子は、にっこりと笑みを浮かべて口を開く。

 

 

「お前、ウチにお婿に来なさい」

 

 

「…は?」

 

 

いきなりそう言い放つ奈々子に、呆然と声を漏らす陸。

陸の隣では、小咲が顔を真っ赤にしている。だが、陸は先程の奈々子の言葉の衝撃でそのことに気づいていない。

 

 

「いや~、最初はどうかと思ったけど、あんたも案外いい男連れて来るじゃな~い」

 

 

「お、男!?べ、別に陸君はそんなんじゃ…」

 

 

「あれ?そういえばあんた、彼の事名前で呼んでるわね…。隅に置けないわね、小咲~」

 

 

「お母さん!!!」

 

 

親子のやり取りを、陸はただただ呆然と眺めることしかできない。

 

 

「まあそれよりも、これなら少しは任せられそうね。小咲、一番簡単な奴と餡の作り方を教えてやんな。私は午後まで店番してるから」

 

 

すると、先程とは打って変わって真面目な様子で小咲に告げる奈々子。

その後、奈々子はレジへと向かうために通路へと向かう。

 

だが、調理場を出る直前、振り返った奈々子の表情はかなり面白がっているような笑みを浮かべていた。

 

 

「それにしても、あんたって男の前だとそんな顔するんだね~?それに、このチャンスに男を紹介してくるなんて…、小咲ちゃんたらだ・い・た・ん♡」

 

 

「もぉ~~~~~~~~~~~~~!!!!」

 

 

これ以上ないくらい顔を真っ赤にさせて憤慨する小咲を見て、にょほほほ、と笑いながら奈々子は調理場を去っていく。

陸は、そんな奈々子の姿をひたすら、ただ、未だに呆然と眺めることしかできなかった。

 

陸の前で、はぁはぁと息を切らす小咲。その小咲に、陸はようやく口を開くことができた。

 

 

「何か…、強烈なお母さんだな…」

 

 

「ご、ごめんね…。気にしないでいいから!」

 

 

さて、無駄話もそこまでにする。

陸と小咲は、奈々子の指示通り簡単な作業を進めていく。

 

小咲の説明通りに陸が作業を進める。そして、陸が味付けを済ませた菓子の飾りつけを小咲が完成させる。

まさに、理想のコンビである。

 

そして作業中に少しだけ会話に花を咲かせていると、不意につぶやいた小咲の言葉がこれである。

 

 

「ふふっ…。陸君が味をつけて私が形を整えたら、良い和菓子ができそうだね」

 

 

「っ!!!?」

 

 

小咲は言った後、自覚がないのかいきなり頬を染めた陸を不思議そうに見つめる。

陸は、何度も咳払いをし、深呼吸をして気持ちを落ち着けてから口を開いた。

 

 

「小咲。あんまりそういうことは言わないようにな」

 

 

「え?うん…?」

 

 

頷く小咲。だが、小咲の表情を見て陸は、小咲は絶対にわかっていないと確信するのだった。

 

 

「小咲ー。ちょっと出てくるから店番よろしくー」

 

 

「あ、はーい」

 

 

陸と小咲が、言われた作業を終えた丁度その時、店番をしていた奈々子が言う。

小咲は奈々子に返事を返してから、陸と共にレジへと向かう。

 

二人は並んで立って、やってくるお客さんを待つ。

すると、奈々子が店を出て十分ほど後、一人の老人がお店の中に入ってきた。

 

 

「いらっしゃいませー」

 

 

「おー、今日は小咲ちゃんが店番かい。こりゃツイとるのー」

 

 

「こんにちは吉野さん、いつもありがとうございます」

 

 

やって来た老人は、どこか嫌らしげな笑みを浮かべて小咲に話しかける。

小咲も、笑顔を浮かべて老人の言葉に返事を返す。

 

老人の注文した品を陸がケースから取り出し、老人から代金をもらう。

 

 

「どうじゃ?よかったら今度、儂とデートでも…」

 

 

「もー、またまた~」

 

 

すると、何と老人は小咲にデートを申し込んできた。

冗談だと思っているのか、小咲は無邪気に笑っているが…。

 

 

(このじじい…、本気だぞこれ…)

 

 

二人のやり取りを眺めていた陸が、老人の内心を読み取る。

 

 

「はいはいお爺さん。お釣り、615円ですよ」

 

 

「お、ありがとうよ坊主」

 

 

陸からお釣りを受け取った老人は、小咲にだけ挨拶をしてから去っていく。

陸は、そんな老人の後姿を眺めながら言う。

 

 

「…ずいぶん色気づいた爺さんだな」

 

 

「あはは。あの人、いつもああなの」

 

 

いつもああ…?

つまり、あの爺さんはいつも小咲に色目を使っているという事…?

 

 

(…あ、何かイラってきた)

 

 

この調子で、やってくるお客さんに対応していく陸と小咲。

さすがにあの老人ほど特徴的なお客は来なかった。順調に店番を進めていく二人。

 

そして、そろそろ夕方時。陸のバイトの時間も終わりに差し掛かって来た時である。

 

店の扉がガタガタと音を鳴らす。それだけでなく、外の方からはビュービューと音が聞こえてくる。

 

 

「外、風が強くなってきたね…」

 

 

「そういえば、台風が接近してるって言ってたな」

 

 

組の人になるべく早く帰ってくるようにと言われたのを今頃思い出した陸。

 

すると、今度はざあああぁ…、という音が外から聞こえてくる。

 

 

「…降ってきたね」

 

 

「結構強いな…。小咲のお母さん、大丈夫かな?」

 

 

雨だけでなく、雷の音も聞こえてくる。

これは、交通機関がストップする可能性だって出てくる。

 

今、店を出ている奈々子が心配になってくる陸と小咲。

だが、陸に関しては自分のことを心配すべきである。

 

 

「あ…」

 

 

「電話?」

 

 

レジの横の電話の着信音が鳴る響く。すぐに小咲が受話器を取って対応する。

 

 

「もしもし、和菓子屋おのでらです…。え、お母さん?」

 

 

小咲の声を聞く陸。どうやら、電話をしてきたのは奈々子のようだ。

この天候で、どこか交通機関がストップしたのだろうか。そうだとしたら、奈々子はどうするのだろう。

何か見通しは立っているのだろうか。

 

内心で心配する陸。

 

 

「…えっ!?え、お母さん!!待って…」

 

 

急に、小咲が慌てたように声を張り上げる。

小咲から視線を外していた陸は、目を丸くして小咲の方に視線を戻す。

 

陸の視線が注がれている中、小咲はそっと受話器を戻して陸の方へと振り返る。

 

 

「どうかしたのか?」

 

 

困った表情を浮かべている小咲に陸が問いかける。

小咲は、少しだけ間を置いて、ゆっくりと口を開いた。

 

 

「あの…ね?お母さん、台風がすごくて危ないから帰れないって…」

 

 

「うわ…、それはしょうがないな」

 

 

「それと…」

 

 

やはり奈々子は帰ってこれないようだ。

心配にはなるが、恐らく大丈夫なのだろうと根拠のない結論へと至る陸。

 

陸がそう内心で考えている中、小咲はさらに言葉を続ける。

そしてその言葉は、陸を大きく驚愕させるのだった。

 

 

「帰らせるの危ないから…。陸君には泊まってもらえって…」

 

 

「…はい?」

 

 

驚きが、陸の要領を超える。

大声で叫ぶこともできず、ただ茫然と声を漏らすだけ。

 

陸と小咲が視線を交わし続ける。

 

だが、そんな中でも時間は進む。

時間は進むが、結論は何も変わらない。

 

 

 

 

 

こうして、陸は何ら予定になかった、お泊りをすることになるのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さて、この先どうなるのか…。(ワクワク
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