※東方真願録の作者じゃないよ
~公園にて~
俺は今踊っている。意気揚揚とさせるようなBGMをこの真っ赤なラジカセから流し、さっき偶然出会った友人と共に踊っている。踊る理由なんてものはない。だが、強いて言うとしたら俺は踊るのが好きだってことだ。リズムに合わせ身体を動かす。汗だくになるまで踊り、コップ一杯分のコーラを飲み干す。最高である。あと何分くらい踊ろうか。。。そう考えていると、謎の爆発音とともにラジカセが爆発した。
しかし俺達は気に留めることもなく踊り続けた。BGMなんてものはどうでもいいのだ。大切なのは、楽しんでいるか否かだ。俺達は楽しんでいたんだ。しかしそう思えるのも今のうちだった。
が、突然
「dance・dance・dance!oh,year!」
謎の断末魔を吐き出し、友人は爆発した。しかし俺は踊る。何のために?友人は死んだ。目の前で死んだ。その死に様も、最後に発した台詞も、全て俺は見、そして聞いたのだ。こんな状況で踊ることにより楽しさを見いだせるのか?そんなわけない。友人の最期を俺は見届けた。だが、最期の時まで友人は、いや、ボビーは楽しんでいた。俺は託されたのか?ああ、そうだ。託したのか、ボビーは自分の分まで踊ってくれと!
俺は踊った。争いが起ころうと、台風がやってこようと、俺は踊り続けた。周りからはどんな目で見られているのだろう。狂っているだろう、俺は。だが踊る!ボビーの分まで!。。。
あの日から何週間経っただろうか。何年経っただろうか。周りからの嫌な視線は消え去り、見向きもされなくなた。まあ、これで踊りやすくなったのは確かだ。腹も減らなくなったし、水分補給も要らなくなった。danceを極めると、こういう体質になるんだろうか。疲れることもなくなり、休憩も挟まず踊り続けることができた。しかし、なぜ俺は踊っているんだ?誰かのためか?快楽のためか?俺は考えた、踊っている意味を、ここに存在している意味を。
ダンスを中断し、ひたすら考えた。何故、、、何故、、、?
子どもがこちらに向かって走ってくる。追いかけっこをしているんだろうか、ただひたすら走っているだけなのだろうか。
避けられない。考え事をしていたためか、反応が鈍った。そしておれの脚へ思い切りぶつか.....らなかった。
そして、俺は理解した「自分は死んでいる」ということを。充分に踊った。地獄に居るボビーも喜んでいるだろう。あの日、俺は爆発したんだ。danceエネルギーに耐えられずに。
これで天国に逝ける。あの世でもいっぱい踊ってやるぜ!BGMは何がいいかな。
~終わり~
思い付きで書いた。後悔しかしていない。デモンズソウル面白いです。