セイントフレンド(黄金)   作:ソリダス

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いつのまにか閲覧回数も増え、コメントをしていただいた方、お気に入りに入れていただいた方、このソリダス、感謝感激です!
そこで、とあるお方に指摘されたことをいかして、今回から、構成を変えたいと思います。
今回はミロ偏の番外編です。
なぜミロの番外編?
それは、ミロが好きだからです。
「ミロ待遇良すぎじゃねぇか!」と思うそこの貴方!!
心配ご無用!
他のメンバーも、本編+番外編をだす予定ですから。
では、どうぞ


EP5.学校調査 ミロ篇外伝

放課後、図書室

 

 

「ふぅ~。ん?いつのまにこんな時間になっていたんだ?」

 

一冊の本を読み終えたミロはふと外を見ると、外はすっかり暗くなっていた。

 

「そろそろ帰るか....」

 

ミロが帰りの身支度を終え、図書室の周りを見ると、

 

「流石にみんな帰ったな....おや?誰か寝ているな」

 

ミロが向かった人物はそう、あの図書委員長の村上文緒である。

 

「この人は確か、村上先輩。」

 

ミロが時計を見ると、時刻はすでに19時を回っていた。

 

「確か、図書室の閉鎖時間は17時だったはず。もしや、俺のために待っていてくれたのか?」

 

ミロは閉鎖時間を過ぎても追い出されなかった理由を考える。

 

「むぅ、先輩には悪いことをしたな。こんなところにいつまでも残す訳にもいかないし。」

 

ミロは村上を優しく起こす。

 

「う....ん...あれ?私、いつから寝てたんだろ?」

 

村上は寝起きの目をこする。次の瞬間、

 

「目がさめましたか?先輩。」

 

ミロが村上に声をかける。

 

「あ、えっと確か、ミロ君でしたっけ?今日はもういいのですか?」

 

「えぇ、先輩、閉鎖時間を過ぎてまで残り申し訳ありません。」

 

ミロが深々と頭を下げる。

 

「いいんです。読書の邪魔をしたくはありませんし、何より、本を読む姿はその....素敵でした...」

 

村上は自分が発した最後の言葉に顔を赤める。しかし、それにミロが気付いた様子はない。

 

「しかし、貴方には悪いことをしました。」

 

ミロは本当に申し訳なさそうな表情で村上に謝罪した。

 

「いいんです。では、外も暗くなってきましたし、もう帰りましょう。」

 

村上は笑顔で図書室の閉鎖を告げる。

 

「了解しました。」

 

ミロもそれに続く。

 

 

 

図書室前

 

「さて、私は図書室のカギを職員室に返してきますから、また明日、学校でお会いしましょ。」

 

村上が図書室のカギを職員室に持って行こうとした直後

 

「村上先輩、家まで送りますよ。」

 

ミロは村上を家に送ることにした。

 

「え?でも、ミロ君に悪いですよ。」

 

村上はミロのことを考えて、断ろうとするが、

 

「いえ、私が本に熱中し過ぎ、先輩を遅くまで学校に残したことはこのミロの過ち。それが原因で先輩になにかあれば、私の責任。貴方が無事、家につくまで送るのが今私がなすことです。」

 

ミロが村上に語る。

 

「.....そこまでおっしゃるなら、お願いします...」

 

村上はミロの言葉を聞いて嬉しそうに、それでいて照れたような顔をしている。

 

「では、先に靴箱の所でお待ちしております。」

 

ミロは図書室から去っていった。

 

「ミロ君....」

 

一人残された村上は小さく呟いた。

 

 

 

 

靴箱前

 

 

 

 

「お待たせしました。」

 

村上は靴箱前に待っているミロに話かける。

 

「では、行きましょうか。」

 

 

 

 

 

 

 

夜道

 

 

 

 

 

沈黙の中、最初に話題を出したのは以外にも村上だった。

 

「ミロ君って日本出身じゃないんですよね?」

 

「えぇ、私の出身はギリシアです。」

 

ミロは短く答える。

 

「へー。そんな遠い所からどうしてこの日本に?」

 

村上は興味ありげに質問する。

 

「それは、神がいや、私の恩師が、戦いしか知らなかった私に普通の幸せを掴んでこいと日本に送ってくださったんです。」

 

ミロは村上に真実を隠した。

 

「戦いって、戦ってたんですか!?」

 

村上はミロが戦いをしていたことに驚く

 

「私だけではありません。我友カミュ、今日転入してきた13人は全員その戦いに参加してました。その中で、多くの仲間を....」

 

ミロは悲しそうな表情で語る。

 

「そうだったの....。嫌なこと思い出させてごめんなさい。」

 

村上はうつむいてミロに謝る。

 

「いいんです。その戦いがあってこそ、今の自分達がいるのです。現に今日、村上先輩を助けることができたではありませんか。貴方が落ち込む必用はありません。」

 

ミロは村上を励ます。

 

そしてまた、沈黙が続く。そうしている間に、村上の家に到着した。

 

「ここが私の家です。送っていっただいて、ありがとうございます。これでお別れですね...」

 

「では、私も帰宅するとしましょう。」

 

ミロが自分の家に帰ろうとすると、

 

「あ、あの、ミロ君!」

 

突然、村上がミロを引き留める。ミロは何かと、村上の方を見つめる。すると、

 

「明日も、一緒にお話ししません....か?」

 

村上は顔を赤くし、絞り出したような声でしゃべり出す。

そんな状況の村上に対し、ミロは

 

「えぇ、また明日。」

 

と微笑みかけ、短く返事をした。

それを見た村上は、さらに顔に熱をこもらせて、家に入った。

それを確認したミロは

 

「なんだったんだ?まいい。俺も家に帰るか。」

 

と言いつつ、闇の中へと消えた。

 

 

 

 

 

 

 

村上文緒の部屋

 

 

 

村上はベッドの上で一人座っていた

 

「はぁ、どうしちゃったんだろ、私?

ミロ君の事を考えてると胸が苦しくなる.....

はぁ、今日は寝よう。」

 

村上は部屋の電気を消した。




どうでした?
今回のミロ編の番外編は?
ん?なに?「読書系の女子、村上文緒の相手は読書好きのディジェルの後継者のカミュだろJK」だって?
いいんですよ、2次作ですし、これがいい組合せかなと思ったんですよw
では、次回
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