セイントフレンド(黄金) 作:ソリダス
ついにきましたアフロディーテ編。
私の中のアフロディーテネタが無さすぎてヤバイw
まぁとにかく話しはなんとか成立させたいので頑張っていきます。
あ、そううそう、さっき小説情報見たら、お気に入り数が12件になっていました。本当にありがとうございます。
これで黄金の視聴聖闘士(?)が出来ましたねw
では、どうぞ
学校のとある場所、
学校のとある場所でアフロディーテとデスマスクが歩いていた。
「なぁ、アフロディーテ。なんか、周りの視線がやけに俺達に向いてねぇか?やっぱり、外国人の転入生がそんなに珍しいのかね?」
デスマスクは周りの視線を気にしているようである。
「フフ。デスマスクよ、それはこの私の美しさに誰もが心を奪われている証拠だよ!」
アフロディーテはなぜか得意気である。
「はぁ~。お前はなんと言うか、いつも通りと言うか。」
デスマスクは呆れ気味である。
「そう言えばアフロディーテ。お前はこれからどこに行くんだ?」
デスマスクはアフロディーテが行く場所を尋ねた。
「勿論、私行く場所と言えば、美しい花が咲いている所に決まっているではないか。」
アフロディーテはこの学校の園芸部に行くようだ。
「園芸部かぁ。お前は相変わらず花が好きだな。」
「フフ、私の家にも沢山の花が美しく咲いているぞ。今後見にくるといい。」
アフロディーテはデスマスクに自慢話をする。
「気が向いたらな。じゃ、ここで別れるとするかぁ。」
デスマスクは途中の階段へ上がっていった。
「ではな、デスマスク。」
アフロディーテも園芸部へ向かうためデスマスクと別れた。
「む?デスマスクがどこへ行くか聞こうと思っていたが....まぁいい。」
園芸部、ビニールテント、
「ここが園芸部のテントだな。」
園芸部のビニールテントに着いたアフロディーテは早速テントの中に入った。そこで見たものは、
「おぉ、なんと美しい場所だ。」
テントの中には降りそそぐ太陽の光の下、無数の植物があった。
「素晴らしい。よく手いりされている。」
アフロディーテが周りを見回していると、
「どちら様ですか~?お客さんですか~?」
と、奥から和やかな声が聞こえてきた。
「む?少女の声?あそこからだな」
アフロディーテは声の主の元へ歩きだした。
その先には、帽子を被っている女子生が1人、作業を行っていた。
「いらしゃ~い。おや、貴方は先輩さんですね。始めて見るお方ですね。」
女子生はアフロディーテに挨拶をする。
「私の名はアフロディーテ。今日この学校に転入したばかりだ。一応2年生ということになっている。」
「初めまして~。私は1年生の、夢前春瑚です~」
夢前春瑚と名乗る女子生は植物を植えていたのか、顔や作業服が泥だらけである。
「君がここの植物の世話を?」
「はい、そうですよ~。先輩も植物に興味があるんですか?」
「フッ まぁな。私も昔、数多くの薔薇を育てたことがあるのでな。」
そうして、アフロディーテはどこからか1本のピンクの薔薇を夢前に差し出す。勿論、毒は一切無い。
「お近づきの印だ。受け取っておきたまえ。」
「あ、ありがとうございます~。綺麗な薔薇ですね~。」
夢前はよほどその薔薇が気に入ったらしい。
「それにしても、かなりの数を育てているのだな。」
アフロディーテは辺り一面の花や野菜を見回す。
「そうですよ~。みんな元気に育っくれて嬉しいです~。でも、困ったことがあって。」
「困ったこと?」
アフロディーテが尋ねると、夢前が1つの上木鉢を持ってきた。
「この子なんですけど。すっかり枯れてしまって。色々やってみたんですけど、中々元気にならなくて...」
上木鉢に1本だけ芽が生えているが、しおれている。
「おやおや、可哀想に。だが、私ならばこの芽を甦らせてあげよう。」
アフロディーテが枯れていた芽を両手で包み込む。
「本当ですか~。でも、どうやって?」
夢前はアフロディーテの言葉に喜ぶが、どうやって甦らせるのかが疑問だった。
「まぁ、見ていなさい。」
アフロディーテが枯れた芽に小宇宙を流し込む。
手をはなすと、先程まで枯れていた芽が、元通りの緑色の芽になり、すっかり元気になっていた。
「これでいいだろう。この子にはちゃんと水と栄養をあげるんだよ。」
アフロディーテは夢前にアドバイスをするが、当の本人は顔ににつかない驚いた顔をしている。すると、
「す、凄いですぅ。もしかして先輩は、魔法使いか何かですか?」
夢前は幼い子供の感激の眼差しでアフロディーテを見つめる
「そんな大したものではないよ。それに、私は過去に許されないことをした悪い人だよ。」
アフロディーテは聖戦の時、偽りだったとは言え、アテナや仲間達をその手にかけようとした事を思い出した。
「そんなことありません!お花が好きな人に悪い人はいません!」
夢前はアフロディーテの言葉に反論する。
「それに、枯れていた芽を元気にしてくれた先輩はきっとすごくいい人です。」
夢前は知らない。あの忌まわしき聖戦の真実は。それに対してアフロディーテは、
「ありがとう。その言葉だけでも、私は嬉しい。」
と、アフロディーテは夢前の頭を優しくなでる。
「は、ハゥ~。」
夢前はアフロディーテに頭をなでられ照れている。
「おっと、そろそろ時間だな。私は行くよ。」
アフロディーテは自分の荷物を持つ。
「え?もう行っちゃうんですか?」
夢前は名残惜しそうだが、
「あぁ、帰って夕飯の支度をせねばならないからな。では。」
アフロディーテがテントから出ようとしたその時、
「あの、アフロディーテ先輩。」
夢前が引き留める。
「また明日も....ここに来てくれますか?」
夢前は顔を赤くしてアフロディーテに尋ねる。
「あぁ、約束しよう。」
アフロディーテは笑顔で誓う。
「では、な。」
アフロディーテはテントを出たが、夢前はテントの出入口を暫く眺めていた。
どうでした?
アフロディーテと言えばやっぱり薔薇ですよね~。
そして、花と言えば夢前ですよね。
アフロディーテは原作ではひどい扱いですが、黄金聖闘士なだけあってかなり強いと思うんですけど。
作者は魚座に恨みでもあるんだろうか?
まぁ、それはともかく、次はあのシャカです。
では次回。