セイントフレンド(黄金)   作:ソリダス

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どうもソリダスです。
今回はサガ編外伝と言うことで、無理矢理数日たった設定にしていますw
そして、とんでもないことに気づいたんですよね.....
それは、pop系のヒロインの少なさ!
これはまずい。pop系のお人に怒られてしまう。
では、どうぞ。


EP5.学校調査 サガ編外伝

放課後、生徒会室

 

 

 

サガが生徒会の1員になり数日がたった。

サガが来てからというもの、生徒会のメンバーの仕事の負担がかなり軽減された。

サガは鴫野の書類の整理を手伝ったり、副会長である篠宮の手伝いをしたりして、既に生徒会になくてはならない存在になっている。

しかもサガは、生徒会の表舞台にはあまり立たず、あくまで裏方の仕事につく陰の大黒柱となっていた。

 

「いい人が入ってきましたね、副会長」

 

「そうね、サガ先輩のおかげで仕事がだいぶ楽になったわ。」

 

鴫野の篠宮はお茶すすりながら雑談している。

 

ちなみに、今この生徒会室にサガはいない。

 

「真面目で仕事もできる。おまけに優しくてイケメン!

まぁ、ちょっと無口でムッツリしてるけど。」

 

篠宮はサガのことを信頼にたる人物だと思っている。それは、鴫野と会長である天都も同様である。

 

「そう言えば、サガ先輩が笑った所は見たことないですね。会長はありますか?」

 

鴫野が天都にたずねる。

 

「........」

 

しかし、天都に返事はない。

 

「会長!」

 

鴫野が大きめの声でふたたび会長を呼ぶ

 

「えっ?な、なにかしらぁ~、鴫野ちゃん?」

 

天都は驚くが、すかさず笑顔で返事をする。

 

「....会長、どうしちゃったんですか?サガ先輩が来てからいっつも浮かない顔をしてますけど。」

 

天都は常に笑顔でいるのだが、サガが生徒会に入ってから天都はたまに考え込む表情を見せるようになった。

鴫野は天都の心配をする。それは、篠宮も同じ気持ちである。

 

「そ、そう?私はいつも通りなんだけど~。」

 

天都は鴫野にいつも通りと言うが、

 

「そんな事ありませんよ。最近なにか考え込むことが多くなってますし....。」

 

篠宮も鴫野に同意件の発言をする。

 

「そ、そうかしら~。変ねぇ。」

 

天都は愛想笑いをする。

 

「....会長、もしかして、サガ先輩のことが嫌いなんですか?」

 

鴫野は天都の変化の原因がサガにあると思った。

 

「えぇっ!?そ、そんなことはなi「失礼します。」え?」

 

天都が鴫野に弁解している時にサガが生徒会室に入ってきた。

 

「あ、サガ先輩、お疲れ様です。」

 

篠宮はサガに挨拶をした。鴫野も先程の質問を中断して、自分の仕事に戻ったようである。

 

「うむ、お疲れ様。」

 

サガは1言いって自分の席に座った。

 

「ところで鴫野、会長が入れてくれたお茶はまだあるか?」

 

サガは鴫野にたずねる。

 

「あ、はい。そこのティーポットに入ってますよ。入れてきましょうか?」

 

「そうか。では、お願いする。」

 

サガは鴫野にお茶の用意を頼んで、自らの仕事に入る。

 

「どうぞ、お茶です。」

 

鴫野がティーカップにお茶をついできた。

 

「すまない。それと鴫野、この書類なんだが.....」

 

「あぁ、それはですね.....」

 

「篠宮、この予定は....」

 

「えっと、その日は確か.....」

 

など、サガ、篠宮、鴫野は仕事をこなしていく。

 

天都はと言うと、サガが入室したときからサガと目が合わないよう、学校の冊子を広げていた。

 

 

数十分後、

 

「あ、そう言えば、今日は職員室で今度のイベントの書類作製と説明があるんでした!」

 

鴫野は突然思い出したように立ち上がる。

 

「あ、そう言えばそうだったわね。急いで行かないと。」

 

篠宮も立ち上がる。

 

「ふむ。では、それは2人に任せよう。私は2人の残った書類を片付けておく。」

 

サガは2人に指事を出す。

 

「本当ですか?ではよろしくお願いいたします。」

 

「では、行ってきます。」

 

2人は職員室へ走っていった。

 

生徒会室には、会長の天都とサガだけが残った。

 

 

 

数分後

 

「ふー。もう少しだな。天都会長は....眠っていらっしゃる。この人も頑張っているのだろうな。」

 

天都は机の上に腕を置いてふせて寝ている。

 

サガは立ち上がり、どこからか毛布を持ってきて、天都の上にかける。すると、

 

「うん....うーん。あら?」

 

天都の目が覚めてしまった。

 

「私、いつのまに寝てしまったのかしら?しかも毛布まで... 」

 

「目が覚めましたか?」

 

「あ...サガ君。もしかして、この毛布はサガ君が?」

 

「えぇ。今が4月と言えど、まだ寒気がします。ですから毛布をかけさせてもらいました。」

 

サガはいつもと変わらぬ表情で言う。

 

「.....やっぱりサガ君は優しいわね。」

 

天都は落ち込んだ表情で話す。

 

「やっぱり私って、みんなのお荷物なのかしら。みんなががんばっている時にも私は何も出来ないし、何か手伝おうと思っても失敗してみんなに迷惑かけちゃうし...」

 

「あーあ、私なんかより、サガ君の方が頼りになるのかなぁ。」

 

 

「サガ君もそう思う?」

 

天都は自分の無力さをサガに問いかける。しかしサガは

 

「私はそうは思いません。それどころか、貴方は私よりも立派なお方だと思っています。」

 

サガは答える。

 

「え?そんなことないわよ。私なんてただの役立たずなのよ?」

 

「天都会長。それは考えすぎと言う物です。それに、鴫野や篠宮、生徒会のメンバー全員が、貴方を信頼しているのです。」

 

サガは天都の考えを否定する。

 

「でも、実際に私は何も仕事ができてないのよ。それでも私を生徒会長と言える?」

 

「いいですか、天都会長。人には向き、不向きと言う物があります。それは貴方にも、そしてこのサガにもあります。それに、貴方は私に無い素晴らしい物を持っていらっしゃる。」

 

「私がサガ君に無い物を持っているって?」

 

「それは、人との繋がりです。貴方にはこの学校に多くの人望があります。そのお陰で、この生徒会が成立し、困っている人の相談役になっています。それは結果として人の役に立てることなのです。そしてその力を持っている貴方は、この生徒会になくてはならない人物なのです。」

 

サガは天都の素晴らしさを語る。

 

「貴方が出来ないことを私達がやる。そして、私達が出来ないことを貴方がやる。それが信頼できる仲間と言う物です。」

 

「サガ君....」

 

「それに、私は貴方がいないと困ることがあります。」

 

「困る...こと?」

 

天都はサガの言葉に疑問を持つ。

 

「それは、フッ、天都会長が入れてくれるお茶です。

私は貴方が入れるこのお茶が、好きです。飽きようにも飽きることができませんよ。」

 

サガは照れ隠しをするかのように笑う。

 

天都はサガの言葉を聞いて、

 

「...本当にそう思ってくれる?」

 

「勿論です。」

 

サガはいつもの表情で短く答える。

 

「嬉しい....」

 

と言い、自分の席を立ち上がった。

すると、サガの隣の椅子に座り、その椅子をサガに近づける。

 

「ねぇ、サガ君。お願いがあるのだけどいいかしら?」

 

「なにか?」

 

「肩を.....貸してもらえないかしら?」

 

サガは意外な言葉に内心驚くが、

 

「....私で良ければ、いつでも。」

 

サガは了承する。

 

「うふふ、ありがとう。」

 

天都はサガに近づいた状態で、自らの頭をサガの肩に起き、体重をかける。

 

「ね、サガ君もいっしょにお昼寝しましょ。その書類は今日中なわけじゃないし。」

 

サガは天都の言葉に少し照れたような表情をするが、

 

「会長の頼みなら....仕方ありませんね。」

 

「じゃぁ、サガ君が持ってきてくれたこの毛布2人にかけて、うふふ、お休みなさい。」

 

天都は照れながらも、サガにもたれて眠りについた。

 

「(全く、困ったお人だ。では、会長のお望み通り、私も眠るとしよう。)」

 

サガは天都が肩から落ちないように気をつけながら目を閉じた。

 

 

 

「サガ君の腕、暖かくていい匂いがするわぁ。」

 

天都は小声でつぶやいた。

 

 

 

 

 

 

学校のとある廊下。

 

篠宮と鴫野が職員室での仕事が終わり、生徒会室に戻っている。

 

「やっと終わりましたね。」

 

「はぁ~、疲れた~。」

 

2人が生徒会室の前まで着くと、鴫野が突然、

 

「あ、そう言えば、会長ってサガ先輩が嫌いなこと....」

 

生徒会室でのあの質問をおもいだす。

 

「あぁ、会長が変だったからそんな質問してたね」

 

「まずいですよ!もしそれが本当だったら....」

 

「確かに、それは色々と問題だね。でも、これで2人がどう思っているか答えがでるわよ。」

 

篠宮は生徒会の扉をそっと開けて、中の様子を確認する。すると、

 

「!?」

 

顔を覗かせたと思いきや、すぐに顔をだす。

 

「どうしたんですか?篠宮先輩。」

 

鴫野が篠宮の驚いている顔を見て心配する。

 

「え?いや、その、これは。」

 

篠宮はかなり戸惑っている。

 

「もう、中で何があったんですか?」

 

「いや、その。....会長とサガ先輩が一緒に寝てる....」

 

篠宮は鴫野に誤解を産むような説明をした。

 

「えぇ!?そ、そんなまさか。し、失礼します!」

 

鴫野は篠宮の説明をどう解釈したのか、勢いよく生徒会室に入った。そこで見た物は、

 

「スゥー、スゥー」

 

サガと天都がそれぞれの椅子を近づけて、同じ毛布をかけて一緒に寝てる姿であった。

 

「か、会長....」

 

「どうやら、鴫野ちゃんの考えは外れのようね。」

 

鴫野は目の前の光景に言葉も出ない。

 

「にしても、会長は幸せそうな寝顔ねぇ。」

 

篠宮は天都の表情に安堵するが、

 

「篠宮先輩、早く2人を起こしましょう。」

 

鴫野は2人を起こそうとする。

 

「まぁまぁ、いいじゃない。サガ先輩も私達の今日の分以上の書類を片付けてくれてるし。なにより、こんなに幸せそうな会長の邪魔をするの?」

 

篠宮は鴫野を止める。

 

「むぅ~。仕方ありません。ここは我慢します!」

 

鴫野は2人を起こすことはしなかったが、この後、2人が起きた時に鴫野が天都とサガに説教をしたのは別のお話し。

 

 

 

 

 




どうでした?
今回はミロ編外伝に続き、サガ編外伝です。
ガールフレンドのアニメを見てたら思いついて作った。
後悔はしていない。
原作を見返して思ったんですが、本当善サガはかっこいいですね。見た目も中身も。
では、次回
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