初めましての人は初めまして、キシト。です。
今回は7月21日。
そう、睦月型のネームシップである睦月の進水日です!
相も変わらず3DSでかいてますorz
誰かイラストを書いてくれないだろうか、キスシーンとか。

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誕生日=ケッコンカッコカリの日

7月21日 晴れ鎮守府 執務室

 

「・・・・・・・・・買い物に付き合って欲しい?」

「ええ、睦月ちゃんと一緒に服とかを買いに行こうと思ったのだけれど、良かったら司令官もどうかしら?」

執務室へと入ってきた如月は、仕事を終えて手持ち無沙汰な提督に話し掛ける。

「んー、別に構わんが・・・・・・・・・」

「本当?良かったわぁ!」

提督の承諾を聞き、満面の笑みを浮かべる。

「それじゃあヒトフタマルマルに○○デパート前の噴水広場集合で良いかしら?」

「ああ、それで良いぞ」

「それじゃあ、睦月ちゃんに知らせてくるわ」

「ああ」

嬉しそうに出て行く如月を見送り、ふむっと息を吐く。

「そう言えば今日は21日だったか」

そう言ってカレンダーを見ると、

 

 

『睦月の誕生日にゃし~』

 

 

と書かれていた。

「こう言う所は細かいよなぁ」

提督は苦笑し、一枚の紙に印鑑を押す。

「さて、出掛ける用意をするか」

 

 

 

鎮守府 駆逐艦寮

 

「睦月ちゃん」

「あ、如月ちゃん!どうだった?」

「バッチリよ」

「良かったぁ・・・・・・・・・」

如月の報告を聞いた睦月はほっと息を吐く。

「うふふ。それじゃあ私達も出掛ける用意をしましょ?」

「うん!」

満面の笑みを浮かべて頷く睦月。それを見て癒される如月。

「まずは着る服ね」

「うん、どれにしようかなぁ・・・・・・・・・」

「これなんてどうかしら?」

こうして二人はしばらく服選びなどをしていた。

 

 

 

○○デパート前噴水広場

 

「あー・・・・・・・・・流石に暑いなぁ」

白い半袖のシャツに長ズボンと言うラフな格好になった提督が待ち合わせ場所で立っていた。

「そろそろ来る頃か」

「あ、提督さん!」

「お、来たか。睦月、如月」

「お待たせ、司令官♪」

「そんなに待っていないさ、それとそ似合ってるぞ、二人とも」

やって来た睦月と如月の服装は、睦月が白いワンピースに麦藁帽子。

如月は薄茶色のコルセットジャンパースカートだった。

「ありがとう、司令官♪」

「えへへ♪ありがとう」

褒められて笑顔が更に輝く。

「ははは。さぁ、行こうか」

「ええ」

「うん!」

睦月は提督と如月の手を握りしめる。

提督と如月も手を握り返してデパートへ歩き出す。

 

 

 

デパート内 ガント

 

「さてと、注文決まったか?」

「私はカルボナーラスープセットとドリンクバーね」

「私はこのハンバーグカレーとドリンクバーとポテトかな」

「そうか」

デパートに入った三人はまず昼食を取る為にガントに入店した。

提督はボタンを押すと店員がやって来る。

「カルボナーラスープセット一つ、ハンバーグカレー一つ、ネギトロ丼大盛り一つ、ポテト一つ、ドリンクバー三つで」

「はい、カルボナーラスープセットをお一つ。ハンバーグカレーをお一つ。ネギトロ丼をお一つ。ポテトをお一つ。ドリンクバーを三つですね?」

「ああ」

「畏まりました」

「あ、如月ちゃん、ドリンク何がいいの?」

「うーん、烏龍茶かしら?」

「烏龍茶だね!じゃぁ行ってくるね!」

「気おつけろよー」

店員に注文を終えると、睦月が早速取りに行った。

「○○は行かないの?」

「あー、俺は後でな」

「そう」

流石に店内で提督呼びはアレなので提督はこう言う所では名前で呼ばせる事にした。

その為余り異性に自分の名前を呼ばれ慣れて無い提督は少し顔を赤くする。

「持ってきたよ~!如月ちゃん!」

「お疲れ様睦月ちゃん」

如月はドリンクを持ってきた睦月の頭を撫でる。

「えへへ、もっと褒めるが良いぞ!褒めて伸びるタイプにゃし~!」

「うふふ♪えらいえらい」

「ははは」

睦月達のやり取りを微笑ましく眺めていると、料理が運ばれてきた。

「「「いただきます」」」

「・・・・・・・・・美味しい」

「ん~!美味っしい!」

「ああ、久しぶりに食べるが上手いな」並べられた料理に舌づつみを打ちつつ食事を楽しむ。

「ん?睦月。頬っぺたに米付いてるぞ?」

「え!?」

恥ずかしいのか慌てて取ろうとするも中々取れない。

「仕方ないな、ほれ」

「あ・・・」

代わりに米粒を取り、そのままひょいっと食べる。

すると、睦月の顔が茹でタコ見たく赤くなる。

「あわわ・・・・・・・・・」…

「ふふふ」

そんな様子を見て如月が笑う。

こうして睦月達は楽しい食事をしていた。

 

 

デパート内 服屋

 

「相変わらず女性の服選びは時間が長いなぁ」

昼食を取った提督達は服を選びに服屋へと入って行った。

提督はそうそうに服選びを終え、店内で待っていた。

幸い男物も扱っている店なのでそこまで変な意識をせずに済む。

「あ、○○さん!お久しぶりね」

「ん?ああ、歩じゃないか」

提督に声を掛けてきたのは高校時代の友人の歩(あゆみ)だった。

「買い物?」

「ああ、部下の付き添いだな」

「へぇ、可愛い子?」

「あっちにいる」

そう言って丁度見えた睦月と如月を指差す。

「うわっ!可愛い!」

歩が興奮して手をバタバタさせる。

「良いなぁ」

「お前は恋人が居るだろうが」

「そうだけどさぁ」

「・・・・・・・・・仕事中だろ」

「あ、そうだった!じゃね?!」

「ああ」

走り去っていく歩に提督は手を振る。

「どうかしたの?○○さん」

手を振っていると睦月と如月が来た。

「いや、友人に会っただけだ。そっちは終わったのか?」

「これから会計する所よ」

「そうか、じゃぁ、行くか」

「うん!」

「ええ」

 

 

 

鎮守府 廊下

 

「あー・・・・・・遊んだ遊んだ」

「ふふ、お疲れ様。司令官♪」

「お前は元気そうだな」

「もうくたくただよ~」

「主役がそんなんでどうする・・・・・・・・・」

「ほえ?」

服を買い終えてから、ゲームセンターに行ったりアクセサリーを買ったりして、買い物を楽しみ、こうして帰ってきた。

今は三人で食堂に向かっている。

「今日が何日か忘れたのか?」

「今日?ええっと・・・・・・・・・あ」

提督はドアノブに手を掛けると、思いっきり開く。

「そう、今日は睦月、お前の・・・・・・」

 

 

 

 

 

「誕生日だ」

 

 

 

 

 

『お誕生日おめでとう!睦月(ちゃん!)』

 

 

 

 

 

「ああ!?そうだったぁ!!!」

「ふふふ、はしゃぎすぎて忘れてたわね」

「だな」

皆に祝福されて大慌てする睦月に微笑みを浮かべる如月と提督。

「ああ、如月。これを睦月に渡しておいてくれ」

「あら?これは・・・・・・・・・」

「俺からの誕生日プレゼントだな」

提督は如月に一枚の紙を渡すと、んじゃっと手を上げて食堂を後にする。

「まったく、司令官ったら♪」

軽くため息を吐いて紙を見る。

「うふふ。でも、そう言う所好きよ?」

如月は紙を片手に人混みに紛れる。

 

 

 

鎮守府 執務室

 

「さて、そろそろかな?」

パーティを抜けてから暫くすると、扉越しに走る音が聞こえる。

そして、扉がバンッと開けられる。

「て、提督。これって・・・・・・・・・!」

睦月は慌てたように息を切らしながら紙をつき出す。

その紙にはケッコンカッコカリと書かれており、提督の名前と印鑑の必要な場所が埋まっており、後は艦娘の名前を書くだけだった。

「俺からの誕生日プレゼントだ」

「で、でも提督には如月ちゃん達が・・・・・・・・・」

「睦月」

「え、提督なn・・・!?」

言葉にしようとする睦月の口を自身の口で塞いだ。

「!!?!?」

突然の事態に顔を真っ赤にして混乱する睦月。

「睦月」

「は、はい!」

「俺はお前の事が好きだ。如月達も大好きだ。それと同じくらいにお前の事も好きだ」

「提督・・・・・・・・・」

「お前はどうなんだ?」

「私は・・・・・・・・・」

提督に問われ、顔を下げる睦月。

だが、すぐに顔をあげる。

「私も好きだよ?提督と一緒に戦えて、勝てたときは凄く嬉しかった」

「・・・ああ」

「駆逐艦の中でも旧式である睦月達でも関係なく優しくしてくれた」

「・・・・・・ああ」

「提督が笑ったら私も笑える。提督が悲しかったらどうにかしたいと思える」

「・・・・・・・・・睦月」

「提督・・・・・・・・・ありがとう。大好きだよ」

「ああ、俺もだ」

抱きついて来た睦月を抱きしめ返す。

「それじゃぁ」

「うん!」

睦月は提督から離れ、紙に自分の名前を記入する。

 

         ケッコンカッコカリ

 

        以下二名の結婚を承認したものとする。

互いに助け合い、愛を誓い合い何時の日か、本当の夫婦とならんことを。

 

                提督:○○ ○○海軍中将

                艦娘:睦月型駆逐艦一番艦、睦月

 

「誕生日おめでとう、睦月」

「ありがとう、提督!」

お礼を言った睦月は今まで見たこと無いくらいに眩しい満面の笑顔だった。


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