問題児たちと影を制する者が異世界から来るそうですよ? 作:バステ
恐らく今までで一番読みづらいです。
気が付くとちょうどさっき亜八戸が十六夜たちに話した亜八戸が昔おじ達に殺されかけた場面が目の前に広がっていた。
「己の運命を恨め」
そして剣は振り下ろされた。
「
だが、その剣が亜八戸を切り裂くことはなかった。
亜八戸に届く前に剣が霧散してしまったからである。
「何!?」
「まさか、〝我〟から力を奪ったのにもかかわらずこんな雀の涙ほどの力しか行使できていないとはな」
「何を言っている!?亜八戸、お前いったい何をした!?」
明らかに態度が変わった亜八戸に二人は困惑する。
「お前こそ何を言っている?〝我〟こそアペプ、貴様らの祖先が力を奪った神の名だ」
「あ、ありえない!こんなに早く覚醒するなんて!どうなってるんだ!?」
「落ち着け!まだ完全に覚醒していない今のうちに二人がかりで殺すぞ!」
二人の会話を聞いた
「〝我〟を
二人に殺されることはないと確信しているように
「その慢心が貴様の敗因だ!」
「娘に近づいたことを後悔させてやる!!」
二人は全力の攻撃を
「やったか?」
着弾点には土埃が上がり
そして、土埃が消えるとそこに
「どこに行った!?」
「ここだ」
バッっと二人が振り向くとすぐ後ろに
「安心しろ殺しはしない、お前らを殺せばこの器が疑われるのだからな」
「くそっ!」
二人は剣を作り出すが、
「小賢しい」
二本の剣は霧散する。
「まぁ、記憶は失くしてもらうがな」
「
瞬間二人は漆黒の蛇に飲み込まれる。
そして、美姫を閉じ込めていた光の壁がなくなり美姫は自由になる。
「父様!って、え?亜八戸!無事なの!?」
外の状況を把握していない美姫はまだアペプが亜八戸の体を動かしていることを知らない。
そのことに瞬時に気づいた
「
「え?」
美姫の記憶を消した。
「これでこの器を怪しむ者はいないだろう。
さて、〝我〟はもう寝るか」
バタンと音を立てて亜八戸は倒れた。
そして、亜八戸の周りには先ほど飲み込まれた3人が倒れていた。
そして、アペプの存在を、亜八戸の異変を知る者はいなくなった。
「で?なんで今更こんなもの見せたんだアペプ」
周りの風景は変わらないが今亜八戸の目の前に倒れている4人が黒い霧に変わり漆黒の大蛇となった。
「いやなに、私はそこらの野蛮な神とは違く、しっかりと褒美を器に与えたまでだ。
貴様も不完全な記憶で消えたくはないだろう?」
「そりゃどうも。だがな、この体は俺のものだ。
だからお前は俺の中から消えろ!」
「何を言っている?これは代償だ、たかが人間ごときが我から力を奪い、くだらないことに使っていることのに対してのな」
「代償だ?ふざけるな!確かに俺の一族がしたことは間違っているが、お前に体を譲る理由にはならない!」
「そうか、ならば貴様の一族が我にした時と同じように我も貴様の体を力尽くで奪うことにするか」
「できるものならやってみろ!」
そう言うと亜八戸は影の槍を大量にアペプに飛ばす。
だが、その全てがアペプに届く前に霧散する。
「くそが!やっぱり届かねぇのかよ!」
「無駄だ、貴様の力は元々は我のもの。
貴様は我には勝てんよ」
「次はこちらの番だ」
「
瞬間アペプからあふれ出た漆黒の霧が周りから光を奪う。
「めんどくせぇことしやがって!」
「人間とは不便だな、たかが光がなくなっただけで行動を制限されてしまうのだから」
「そんじゃあこいつならどうだ?」
「何?」
すると、亜八戸は懐からチェルノボグを取り出す。
「今俺の影とこの闇は繋がっているなら、いけるはず!さぁ!喰らえチェルノボグ!」
半ば賭けでやったこの行動は亜八戸の期待通りに進んだ。
チェルノボグが辺りの闇を取り込み始めたのだ。
「させるか!」
すると、アペプの周りに漆黒の狼が現れた。
「行け!我が僕よ奴を噛み殺せ!!」
だが丁度その時にチェルノボグは全ての闇の吸収を終えていた。
「吹き飛べぇぇぇぇぇぇ!!」
「
亜八戸が放った一撃はアペプが召喚した僕を消滅させ、アペプに向かって直進していった。
「無駄だ!!」
だが、やはりアペプに当たる前に霧散してしまう。
「これも効かないとかふざけんじゃねぇぞ!」
「もういい、もうこの戯れも飽きた、死ね」
「
突如亜八戸の影から大量の漆黒の手が現れ、亜八戸を影の中に引きずり込んでいく。
「やば!」
抵抗するが、手を払うことができない。
「無駄だ、その手は貴様にとって死そのもの。
貴様は永遠の闇の中で苦しみ続けろ」
「死ねとか言ったくせに殺さないとか矛盾してるだろそれ」
「我はこう思う〝永遠の苦しみは死と同意義である〟」
「何正論っぽいこといってんだ」
そして、亜八戸は飲み込まれた。
なんだ、苦しみ続けろとか言ったくせに何にもないじゃないか。
いや、このまま無が続くのが苦しみなのか?
何も感じることができない、確かに辛いな、永遠に一人は消えてしまいそうな程苦しい。
あぁ、こんなことになるならやりたいこと全部やってからくるんだったなぁ。
ノーネームにしっかり何かを残したかった。
十六夜とガチで戦ってみたかったなぁ、まぁボコボコにされるだろうけど。
飛鳥には飛鳥の時代や財閥の話聞いてみたかったなぁ。
耀とはもっと話したかった、ただ声を聴くだけで幸せだった。
あの笑顔をもっと見たかった。
ずっと一緒に居たかった。
あれ?何で耀ともう会えなくなると思うとこんなに辛いんだ?悲しいんだ?どうして?
分からない、でも、
「生きて耀にまた会いたい!!」
突如亜八戸のギフトカードが輝きだした。
亜八戸を影に引きずり込んだアペプはすぐに異変に気付いた。
(どういうことだ?我が作りし空間の中で何か巨大な力が発生している?)
そして、先ほど亜八戸を引きずり込んだ場所から先ほどとは全く違う雰囲気を纏った亜八戸が現れた。
「どうなっている!?貴様は確かに永遠の闇に葬ったはずだぞ!!」
「いやぁ何が何でも生きて戻りたいと思った、ただそれだけだ」
「何を言っている!?」
「お前には絶対にわからない感情だよ、そんなことよりアペプ、こいつを見てくれ」
そう言って亜八戸はアペプにギフトカードを見せた。
そこには今までのギフトは書かれておらずただ一つこう書いてあった
〝影を制する者〟
「なんだそれは!!そんな力我は知らない!」
「そうか、じゃあこの力は俺個人のギフトってことか」
「そんなものは関係ない!再び闇へ葬ってくれよう!」
アペプは再び亜八戸を引きずり込もうとするが辺り一帯には何の変化もない。
「どうなっている!?」
「簡単だ、俺がこの一帯の全てを支配しているいや制御しているといったほうが正しかな?」
「どういうことだ!影しか操れぬ者に何故我が劣るのだ!!」
「お前の影を見てみな」
そう言われてアペプは自身の影を確認する。
すると、アペプの影はどんどん薄れていっていた。
「なんだと!?」
「言ったろ俺は影を制する者俺の意思で周りの影を無くすことだってできる。
そして、影は存在を確定させる要素の一つだ、影がなくなればある程度の例外を除き、どんな存在でも消え失せる。
そして、お前は例外に含まれていない。」
「や、やめろ我は神であるぞ、神を人間風情が消していいはずがない!」
「知るか、そんなの。
それにお前はもう神ではない。人間の中にいないと存在すら保てないお前は人間以下だよ」
「・・なるものか、消えてなるものか!!」
そう言ってアペプは亜八戸に漆黒の弾丸を飛ばす。
「無駄だよ」
だがそれは亜八戸にたどり着く前に霧散する。
「消えろ」
「やめろ、我は誓ったのだラーを引き摺り下ろし再び太陽神の座にもど
そして、アペプは消え去った。
「あぁ!疲れた!!」
亜八戸はそのままその場に倒れこみ気を失った。
「・・・と」
(ん?誰かの声が聞こえる)
「・・やと、亜八戸!」
目を開けると目の前には涙を流している耀がいた。
「え゛!?なんで泣いてるのどうして!?俺何かした!?」
亜八戸は大慌てである。
「だって!亜八戸丸一日寝たままだし、時々すごくうなされてるし、すっごく心配だったんだよ!!」
耀は亜八戸に抱き着いた
「え!?あの!ちょっ!」
亜八戸は赤面しながらも何が起きてるかまだ把握できていなかった。
「おい、白夜叉」
「おう、小僧あれは」
「「自覚したな」」
そして、亜八戸は耀に礼を言う
「俺は耀がいたおかげで戻ってこれた。耀がいなかったらたぶん死んでいた。ありがとう」
だがその言葉は亜八戸の胸の中で号泣している耀の耳には届いていなかった。
「さて、亜八戸よどうだ?何か変化はあったか?」
「おう!なんかギフトが変わったぞ」
「なんと!?ギフトの変化など滅多にあることではないぞ!」
「まじか、俺はほんとにツイてるな」
「よし、亜八戸いっちょ俺と戦おうぜ!」
「いやいや!!さすがに今は無理!悪いけどまだ終わってないんだよ」
「そうか、じゃあ全部終わったらやろうや」
「おう!」
そして、亜八戸は耀をなだめると
「そんじゃあ、美姫を救いに行きますか!!」
そう言って勢いよく出口に向かって走り出した。
アラビア語の訳はグーグル先生にお願いしました。
こんな駄文を読んでいただき誠にありがとうございます。
馬鹿な作者は何を血迷ったのかまた別の二次を書こうとしています。
多分書けませんが書けた場合読んでいただけたら幸いです。
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感想などお待ちしています。