仮面ライダークウガ-白の執行者-【完結】   作:スパークリング

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はい、こんにちは。
番外編はこんな感じのキャラで行こうと思います。

『メインキャラ』

・ブウロ……インテリキャラその1。趣味は読書。最近はライトノベルにはまっている。

・ベミウ……ピアノ大好き。音楽と冷凍技術については彼女の右に出る者はいない。ザザルとは犬猿の仲。

・ガメゴ……資金調達係その1。生粋のギャンブラーで冷静な勝負師。しかし、空ぶってしまうことが多く、その度にほかの仲間から煽られる。

・バダー……バイク大好き。暇なときは、基本的にバイクの運転技術を磨いている。

・ジャラジ……男グロンギ最年少。暇なときはザザル・ガメゴ・ユニゴとともに遊んでいる。

・ザザル……イジられキャラ。何かとつけてイジられるが、それはみんなが彼女への愛がある故で、実は愛されキャラでもある。暇なときはジャラジ・ガメゴ・ユニゴと遊んでいる。ベミウとは犬猿の仲。

・ジャーザ……インテリキャラその2。ドがつくほどのSで、よくザザルをイジって遊んでいる。バベルと行動を共にすることが多い。

・バベル……男のドSキャラ。ドS同士で話が合うのか、ジャーザとセットで行動していることが多い。余談だが、餅つきが上手い。

・ユニゴ……資金調達係その2。グロンギ最年少。目指すは『ラ』。愛されキャラだが、実はガドルの次に強い。『ゴ』と『ラ』の間では彼女を嫌う者はいないが『ズ』と『メ』には嫌われている。暇なときはガメゴ・ジャラジ・ザザルと遊んでいる。

・ガドル……何かあったらお任せ、頼れるリーダー。とりあえず彼に逆らわないほうがいい。ちなみに逆らうと容赦ない制裁が待っている。『閣下』の名は伊達ではない。

・ドルド……公正なる審判役。口癖は「応じよう」で、よほどの無茶ぶりでない限りなんでも応じてくれる心の広い人。困ったときはいつでも登場してくれる万能キャラ。

『準メインキャラ』

・バルバ……公正なる進行役。一条さんを気に入り始めている。多忙な毎日のストレス発散のためか、とりあえず煽る。何かとつけて煽る。そして薄ら笑いを浮かべる。ジャーザ以上のドSであり、彼女に反発した者は奴隷という名の手下にされる。

・ゴオマ……バルバの手下(奴隷)。反骨心の良さは健在だが、光とクラクションが苦手。

・ガリマ……『メ集団』のリーダー。目指すは『ゴ集団』。過去を振り向かない凛々しき女戦士。「時代遅れの『メ』め!」


番外話 『遊び仲間4人組の日常』

メ・バチス・バのゲゲルが失敗に終わり、メ・ギイガ・ギのゲゲルがスタートした頃。

時刻は午前11時7分。

長野県山奥にある、とある廃屋敷の一室に『ゴ集団』のグロンギが4人も集まり、テレビに向かっていた。

もう何年も使われておらず、忘れ去られてしまっているのだが、なんとこの廃屋敷を所有している人間がまだおり、管理されているため電気も水道も通っているのだ。

だからテレビを点けることもできるし、クーラーなどの器具も使うことができる。本当に住み心地のいいアジトだった。

もし管理人が怒鳴り込んで来たら? 簡単なことだ。金を渡せばいい。ざっと見積もって1000万ほど。人間、目の前に大金がもらえるチャンスが来れば、多少のことは目を瞑る生き物なのである。いい性分だった。

 

「おいこら! ビンボを送り付けんな!」

 

某大手ゲームメーカーのゲームのコントローラーを持った、ヤンキー風の女ことゴ・ザザル・バが左隣に座っている帽子を被ったギャンブラー風の男ゴ・ガメゴ・レに怒鳴りつける。

すっとぼけた顔で、ガメゴは返した。

 

「なんだ? 俺からのプレゼントは気に入らないのか?」

「いらねーよ、んなもん!」

 

2人が揉めている間にもゲームは続く。

今度はガメゴの左隣に座る黒い服を着た若い男、ゴ・ジャラジ・ダがカードボックスの中から『刀狩りカード』を使用。今ビンボを送り付けたガメゴからカードを強奪した。

 

「ジャラジ……さらっと『特急周遊カード』を盗むのはやめろ。俺は最下位なんだぞ?」

「今がチャンスだから……しかたないよね? それにガメゴ、もう少しでトップに出そうだし」

 

そんな彼らの言い争いに見かねてか、ザザルの右隣りに座っている白いワンピースを着た少女ゴ・ユニゴ・ダが『特急カード』を使用。ザザルの列車の近くまで進めつつ、『新宿』の100億円の関東医大病院を『ゴールドカード』を使って物件価格10分の1の価格……10億円で購入した。

今、この4人がやっているのは『金太郎電鉄』という、鉄道会社経営をモチーフとしたスゴロク式の人気ゲーム。その17代目の『未確認もいまっせ~編』という最新のものだ。

偶然ユニゴが屋敷からゲーム機を発見し、何か面白くて、それほど難しくないゲームはないかとジャーザに頼んで探してもらった結果、つい先日このゲームを購入。

買う際にまずい内容じゃないかを再度確認したユニゴだが、家族でプレイできるようなパーティゲームと表記されているため、何の疑いもなく購入し、いつもの3人とともにいざ実践。丁度ゲームの中で5年が経過したところで……このゲームの本質が明かされてきた。どうしてジャーザがこのゲームをチョイスしたのかも、今更ながらユニゴは気付き始める。

このゲームのシステムは簡単だ。

サイコロやカードを使って目的地に向かい、そこで得た資金を元手に物件を購入して資産を集める。……ここまではよかった。

しかし、一度目的地に到着した瞬間、最後尾のプレイヤーに憑く『ベ・ビンボ・ビ』というキャラクター。本人の言っていることから察するに、お助けキャラか何かなのかなと最初は思ったのだが……甘かった。

なんとこのベ・ビンボ・ビ(長いので以後『ビンボ』)、倒産が怖いからと言って所有している物件を半額で売り払うわ、カードを売り場の倍額で買って押し付けてくるわ、他のプレイヤーの物件に勝手に増資するわ、いきなり変身してとんでもない被害を出すわで、問題行動ばかりを引き起こすのだ。

そしてその真実を知った今、4人の間ではいかに相手にビンボを擦り付けて自分が逃げられるか、また、いかにビンボを使って相手を蹴落とすかを模索していた。全く、何がみんなでワイワイやるパーティゲームなんだと、ユニゴは溜息をつく。でも面白いから止められない、憎いゲームだった。

現在1番手は、程よく目的地に入りつつ、妨害カードに恵まれているジャラジ。

2番手は、堅実なプレイで上手く流しながら目的地に入り、物件を増やすことに集中しているユニゴ。

3番手は、2年前まではトップだったのだが、ビンボによる被害を受けて順位が下がってしまったザザル。

最後尾は、早くもこのゲームの本質を見抜き、強力なカードを増やすのに集中していたガメゴだ。

しかしまだ序盤ということもあってか、はたまた全員がそれなりに良いプレイをしているからか、今は接戦で、なにかの拍子に順位が変わるような資産差である。

 

「ておい、ユニゴ。んなとこ止めていいのか?」

「……ん。次、目的地、入る。だから、入りやすそうなとこに、ね?」

「ふーん」

 

そう話すザザルはどこか嬉しそうだ。

現在ユニゴとザザルがいるのは、それぞれ『新宿』と『渋谷』だ。次に『1』が出なければユニゴに擦ることができる。それに今の目的地は『新潟』。ユニゴはまだ、サイコロを3つ振れる『特急カード』を持っていたし、確かに入れる可能性は高い。

気合を入れてサイコロを振り、そして○ボタンで止める。出目は……『1』だった。

 

「マジかよ……」

 

唯一ユニゴに擦り付けることができない出目を引いてしまったザザル。もうこれでビンボの被害は確定である。

 

6(ギブグ)分の1(パパン)に当たるとは、運のない奴だ」

「っせぇよ、黙ってらぁ」

 

ガメゴの煽りに少し弱々しく返したザザルは、とりあえずユニゴに近づけるために『渋谷』から『原宿』に移動。すると……

 

――おや? ベ・ビンボ・ビの様子が、なんか変だぞ?

 

「「えっ?」」

 

ユニゴとザザルの声が見事にハモる。

この表記が出てきたときは、ビンボが何かに一時的に昇格するのだ。

3! 2! 1! と大きくサウンドが鳴り響き……画面に現れたのは、大きな風の渦を巻き起こしている青い顔のビンボ。

その画面が消えると、ザザルが操作している列車の上に竜巻が集まり……その中から青いボディの巨人が出現した。

 

――ビンボー! 『破壊のカリスマ』(物件的な意味で)ゴ・ビンボ・ビだ! ザザル嬢 の物件よ! 綺麗に死ね!

 

なんだかどこかで聞いたことがある2つ名を名乗ったゴ・ビンボ・ビはふわっとその身を投げ……なんと全身を回転させながらザザルの列車の上にドロップキックを喰らわせた。

 

――ドッドド ドドドド! ザザル嬢 の物件が吹き飛ぶ!

 

回転する身体から生じた竜巻によって、ザザルの物件がどんどん吹き飛ばされていく演出がされる。

 

「お、おいっ! どーなってんだこれ!?」

「どうやら、こいつに憑かれたら物件を処分されるようだな」

「しかも1ターン目から行動……凶悪だね」

 

テンパるザザルに、ガメゴが冷静に分析。ジャラジは爪を噛んで薄ら笑いを浮かべながら感想を一言。

ゴ・ビンボ・ビとなったビンボはザザルの物件、占めて5件を吹き飛ばし2億4000万の損害を出す。……が、悲劇はこれだけでは終わらなかった。

 

――近くにいた ユニゴ姫 の物件も吹き飛ぶ! 巻き添えだ!

 

「……え? わ、私のも?」

 

なんと至近距離にいたユニゴも巻き添えを喰らい、先ほど買った100億の関東医大病院を含む独占都市1つを巻き込んだ3件が吹き飛ぶ。おかしいことに、ビンボに取り憑かれているはずのザザルよりも酷い損害を受けてしまった。

 

「ほう、独占や価格はほとんど関係なく、ランダムで処分されるのか。なかなかだな。よし、これで逆転だ。俺が2位に上がったぞ。ジャラジ、今度はおまえの番だ」

「ふふふ……」

 

ビンボによって見事に撃沈した女2人を無視し、バチバチと火花を散らす男2人。

……ぷちん。

 

「……ザザル。2人で、なんとしてでも、そいつ、引き剥がす。私、目的地、取る。いいね?」

「アッハイ……」

 

せっかくレアカードである『ゴールドカード』を使って手に入れた高額物件を理不尽に吹き飛ばされたことに怒ったのか、いつもの穏やかなユニゴからは想像がつかないほどの黒いオーラが流れ出し、ザザルはその迫力に負けて少し小さくなった。ユニゴだってこんななりでもグロンギ族なのだ。負けたくないという願望は人一倍に強い。

しかしながら、ユニゴの提案はザザルにとって、ついでにガメゴにとってもいいものだった。

誰かがゴールすれば、ビンボは勝手に最後尾にいるプレイヤーの元に移動する。だから、ユニゴがゴールしてくれれば貧乏神は現在、北海道にいる最後尾のジャラジの元へ行く。ザザルとユニゴはこれ以上ビンボに酷い目に合うことなく、1位を目指すガメゴはトップであるジャラジを叩き落とすチャンスができる。

このゴ・ビンボ・ビは絶対にジャラジに送り付ける!

3人の心が一体となった瞬間だった。

次はガメゴの番。

『中津川』にいたガメゴは『特急カード』を使って13マス前進。ユニゴとザザルのフォローに向かい、かつユニゴがしくじった場合に自分が目的地に入れるような位置に陣取る。

 

「ふふふ。そう簡単には……いかないよ」

 

順番が回ってきたジャラジは余裕そうに自身のカードボックスを漁り……『ばちあたりカード』を使用。目的地である『新潟』の上に何ともばちあたりなモノを落として通行不能にした。

 

「なっ!」

「何をするだァ――ッ!」

「ゆるさんッ!」

 

これでは目的地に入ろうにも入れない。

まさかの妨害を受けて一気に3人のプランが狂い始めた。しかしそれを見たジャラジは、愉快そうにくすくすと笑うだけだ。

 

「……ゴメン、ザザル」

 

謝ったユニゴは『ぶっとびカード』を使用。関東から脱出して、近畿の『小浜』に飛んだ。自分の進行系のカードと資金と相談して、これ以上擦り合いを続けると自分に不利に働くと判断したのだ。

 

「に、逃げやがったな、ユニゴ! ちくしょう! 最後の手段だ!」

 

もうこれ以上物件を削るわけにはいかないザザルは、隠し持っていた30マス進むことができる『リニアカード』を使用。ガメゴにビンボを擦って、ユニゴと同じように近畿地方へ逃げてしまった。

 

()なんだと(バンザド)ッ!?」

 

ザザルの虎の子によって、最終的にビンボを押し付けられたのはガメゴ。残念ながらいくら強いカードを持っているといっても、彼には目的地に落とされたばちあたりな存在を排除するカードもなければ、ビンボを誰かに確定で擦り付けられるカードもない。

 

「……仕方ない。賭けだ」

 

カードボックスにあった『二刀流カード』を使用したガメゴ。これは2回行動することができるカードだ。

そしてそのあと、ガメゴは『北へ!カード』を使用。今いる位置から北の方向に飛ぶカードだ。

進行形の『特急カード』でなくなぜそのカードを使ったのかわからない3人は「?」と感じる……が。

ガメゴが乗ったヘリコプターは関東から東北、東北から北海道へと飛び……なんとジャラジがいた『ニセコ』に止まった。

 

「……え? こ、これって……」

 

ビンボの擦り付けは、他人の社長の列車の上に止まるか、通過することで成立する。いかなる手段を使ってもだ。

 

リントの言葉にこんなのがある(ボンバボ グガスビ ボドダン リント)なるようになる(ケセラ セラ)

 

グロンギ語で決め台詞を決めたガメゴは、やり切ったような清々しい表情をした。

ジャラジの上に止まったということは、ビンボはジャラジの元に移動。ガメゴの分の悪い賭けは見事に成功し、擦り付けが成功したのだ。

 

「紆余曲折、あったけど……」

「これで思惑通り、ジャラジにビンボが行ったってこったな」

「さぁ、頑張るがいい。それから、これが俺からの最後のプレゼントだ、ジャラジ」

 

『二刀流カード』によって2回行動できるガメゴは、最後に『陰陽師カード』を使用。これは、相手の行動を乗っ取って操作できるカード。操作する対象は、当然ジャラジだ。

まず、ジャラジが持っているカードを『新幹線カード』以外を全部捨て……全部捨て?

 

「えっ!?」

「ちょっ!?」

「なっ、なにやってるの、ガメゴ!?」

 

途端にえげつないことをし始めたガメゴにドン引きする3人。そしてそれをやられているジャラジはさっきまでの余裕はどこへ行ったのか、どんどん顔を真っ青にしていく。

 

「これでトドメだ」

 

ガメゴは残しておいた、サイコロを4つ振ることができる『新幹線カード』を使用。出目は24。マックスだった。これならば絶対に行ける。

ガメゴは自分にビンボが取り憑かれないように気を付けて操作し……『苫小牧』のワープ駅ゾーンにジャラジの列車を停車。

 

――所持金を0にして『日南』にワープしますか?

  →はい

   いいえ

 

――それではレッツ・ワープ!

 

時空の歪みが生じてジャラジの列車が北海道から九州に一気にワープ。

ワープは成功し、15億あったジャラジの所持金が0になる。

 

「さぁ、処刑の始まりだ」

 

操作が終了すると、ゴ・ビンボ・ビが行動を開始。独占都市2件を合わせた全8件の物件が処分された。

 

「な、な、なあぁっ!?」

「ふははははっ! どうだ! これがずっと狙っていたデスコンボさ! すべてジャラジ! おまえのために用意したのだぞ! 俺に目を付けられるとは、運のない奴だ!」

「うわぁ……」

「ひっでぇな……」

 

資金の壁もカードも一瞬で消えて放心するジャラジ、上手く嵌ったガメゴは愉快そうに高笑いをし、傍から見ていたユニゴとザザルはドン引きしていた。

流石はジャーザがご指名した『金太郎電鉄』。友情破壊の程度が度を越している。

 

「……ガメゴ、ちょっと地下室に行こうか。話したいことがある。……来ないとここで、殺すよ?」

 

危険なオーラを漂わせながら薄く笑い、立ち上がるジャラジ。「面白い」と言わんばかりに、ガメゴもにやりと笑って立ち上がった。

 

「いいだろう。喧嘩をするなら地下室で。それがルールだからな。……ドルド、審判を頼む」

「応じよう」

 

いったい何時からいたのか、ドルドが物陰から現れて応じた。

 

「僕を怒らせたこと……後悔させてあげるよ」

「ふん。生憎だが、今の俺は運がいい。負ける気がしないな」

「「ふふふふふ……」」

 

怒り心頭のジャラジと、挑発に乗ったガメゴはゲームのことなどもうすっぱり頭から抜け落ちており、ドルドを引き連れて地下に行ってしまった。

残されたザザルとユニゴは、ハァと溜息を吐く。

 

「まぁ……あれは当然だわな……。ジャラジに同情するわ……」

「ん……。多分、私も怒ると、思う……」

 

あんな絶対に人間相手にやってはいけないデスコンボを仕掛けられて、キレるなと言うほうがどうかしている。ここら辺の感覚も、人間とグロンギの似ている部分であった。

 

「ったく……ジャーザの奴、碌なゲゲルを教えちゃくれねぇな」

「ん……。今度、説教、しておく」

「……ジャーザもご愁傷様だな」

 

ユニゴの説教。

ザザルは過去1回だけ彼女を怒らせたことがあり、身をもって経験している。アレは恐ろしいものであった。

怒った女は怖いというのは、ユニゴも例外ではなかったのだ。……いや。むしろ普段は穏健なユニゴだからこそ、本当に恐ろしいのかもしれない。

 

「あたしらもやめるか」

「ん……。ガメゴもジャラジも、抜けちゃった、からね」

 

ユニゴはゲーム機の電源を落とし、テレビも消した。さて、暇になってしまった。「どうすっかな」としばらく考えるザザルだが、結局1つしか答えに辿り着けずに苦笑した。

 

「トランプでもやっか……。でも2人じゃ、ちと寂しいな。……おう、ドルド。おまえ入れ」

「応じよう」

「……?」

 

あれ? ドルドって今、ジャラジとガメゴと一緒に地下室にいるはずじゃ……? どうしてここに?

素朴な疑問が浮上するユニゴであったが、藪蛇な気がして聞くのをやめた。思えばドルドはいつもこうだったからだ。きっと2人の喧嘩が終わったんだろう。ちょっと早すぎる気はするが。……うん、気にしたら負けだ。そう自分に言い聞かせながら、綺麗にショットガンシャッフルをかますユニゴ。

「なんだそれかっけぇ。あたしもやる」と言ったザザルがショットガンシャッフルをやった結果、見事に失敗してトランプが吹き飛び、ダイヤの『9』が紛失してしまうという事件が発生。

5分もしないうちにソファの下から発見されるのだが、それまでの間、ザザルとドルドが床に膝をついてキョロキョロとトランプを探す、そして、よくて中学生程度にしか見えないユニゴが片手で大きなソファを持ち上げるという物凄くシュールな光景が広がってしまっていた。

 

 

 

 

     ――To be continued…?


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