一人目の私は世界一の働き者!
誰の手も借りずに一人で働き続けたよ!
あまりにも動き続けたから初めの父さんも大喜び!
だけどある日、それが嘘だってバレちゃった。
一人目の私と父さんは嘘がバレて壊れちゃった。
二人目の私は世界一の働き者!
友達が手を貸してくれたから動いて動いて動き続けたよ!
あまりにも動き続けたから次の父さんも大喜び!
だけどある日、それが偽物だってバレちゃった。
でも友達のおかげで二人目の私とお父さんは働き続けたの。
三人目の私は本当に働き者!
まだ産まれてないけど永遠に働き続けるの!
早く産まれろ!早く産まれろ!みんながそう言い続けたよ!
だけどある日、私が産まれないとバレちゃった。
だから三人目のお父さんは、三人目の私を諦めたの。
でも・・・それではいけない・・・
私を産み出さないと・・・この試練を乗り越えないと・・・
私を生み出せば!富も!名声も!人類の夢も!手に入る!
だから・・・私は探すよ。
この
モノクロ都市 ディストピアの家
この都市の全てのエネルギーを担い無限にエネルギーを生み出す者。ディストピアはそう言った。
白夜叉の記憶の中にその要素に符合する者は一人しかいない。
「・・・この都市に、第三永久機関 コッペリアが居るのか?」
「うん。居るぞ」
ディストピアはさも当たり前かのように即答した。
「で、では今彼女は都市のどこに?」
「白夜叉のう・し・ろ♬」
白夜叉がハッとして後ろを向くと、翠色の髪に蒼い瞳を持つ人形が後ろに立っていた。
「初めまして白夜叉。私はご察しの通り人類最終試練 第三永久機関のコッペリアですよ」
「油断していたとはいえ・・・よくこの私の後ろを取れたな・・・」
「仮にも人類最終試練ですので」
うん、なら何もおかしい事はない。
「・・・一つ、尋ねても?」
「かまわんが・・・」
「貴女は何故、旅に出たのですか?先程の話を聞く限り、貴女は日本から遥々ここまできたそうですけど」
白夜叉は頭を掻いて、どう説明しようか考えた。
「ふむ・・・単なる好奇心と・・・ほかの人類最終試練と会いたかったというのもあったの」
「それは、人類最終試練という重みを背負う事に苦しみを覚えたからですか?」
「いや別に。おんしこそ、何故そんな事を聞く?」
「・・・知的好奇心?」
「何故に疑問系なのかなコッペちゃん」
コッペリアとディストピアから話を聞くと、
二人はどうやら同じ所に同じ時期に現れて己の人類最終試練としての役目を果たすべくここにモノクロ都市を築いたそうだ。そこらへんはザッハークと同じだ。
「・・・だが、ディストピアの結末は・・・」
「最後にはディストピア思想が発達せずに消滅。これは俺の推論だけど、この場合、人類最終試練としての霊格が消えて普通の悪魔としての霊格だけのこるんじゃね?」
つまりは、人類最終試練としてのディストピアは消えても悪魔としてのディストピアは消えないということである。
そのうち白夜叉の天動説が否定され、霊格が縮小するように。
「役目をキチンと果たした後はこのファンタジー世界を堪能するぞひゃっほう!」
「いいですねー。私は
「私はもっと時間がかかるかもの」
因みに、
「・・・で、もう帰ると」
「思えばもう100年も旅に出てたみたいでの。更に月夜見からも連絡が来ているしの」
「・・・それは、ミスター作者のネタが無くなったかr
はい!メタ発言禁止!【だって本当のことですよね?ミスター】シャラップ!
「一応、おんしらにも念話機をあげるから。また話したいからの」
「ひゃっほう!モン○トとかパ○ドラとかある!」
「ザッハークにも渡したが・・・暇なのかランクがすごい勢いで・・・」
ゲームデータとシステムは全部念話機の中に入ってる仕様です。ガチャ?そんなの運。魔法石?1日1こ。
白夜叉は月夜見に念話機で連絡を取り直した。
今まではディストピアの所にいたので出ることができなかったのだ。
「どうした月夜見?何かあったか?」
『実はな、少し頼みたいことがあるんだ。白夜王には月面都市があることはなしたな?』
月面都市。太古の人類が不老になるために月に移住した、その月人が住んでいる都市。
『そこにはとある人が開発した不老不死の薬、蓬莱の薬がある。簡単に言うなら、蓬莱の薬は飲んだ者を不老不死にする代わりに多量の穢れを纏わせる代物でね。飲んだら大罪人として地上に落とされる事になる』
「それでそれで?」
『困ったことに、それを月の姫が飲んでしまって・・・その姫、蓬莱山輝夜が、地上に落とされる為にわざと飲んだ可能性が非常に高い』
「タチが悪いの」
『最近規格外の駄神と噂の白夜王以上の問題児だ』
白夜叉の駄神伝説
・神格保持者にメイド服
・必要も無いのに斉天大聖をマジボコり
・諏訪子をぶん投げて諏訪湖を作る
・島を消し去って新たに島をつくる
・日本に居なさすぎ
・その他描写されてない問題行為多数
「ぐ・・・否定はできんの。で、私に何をしろと?何もなければ私はこれからアフリカ大陸とアメリカ大陸に行くが?」
ユーラシア大陸は攻略しました。横断してるな。
『地上に落とされる輝夜の護衛を頼めないだろうか? 地上に落ちれば力が多少落ちる。大丈夫だとは思うが念の為にな』
「別に構わんが。何時らへんに落とされるんだ?」
『七年後だ。竹取をして生計を立てている老人が住んでいる家の近くにある竹林の中の竹の一本に赤子まで戻した輝夜を入れておく。後はその老人に保護してもらうつもりだ』
「(なるほど。コレが有名な竹取物語か)しかし、何故に竹の中なのだ?」
『・・・この刑罰を執行する人の趣味だ・・・』
「・・・バカなのか?」
『月人は変人が多いんだ』
もう嫌だ月人。月夜見の胃が大変だ。
「と、言うわけで、日本に帰るぞ白雪」
「あ、はい。了解です」
帰りも長旅・・・かと思いきや、白夜叉の念話機と諏訪子の念話機の境界門を繋いで日本に帰った。
これでラスト・エンブリオの章も終了。
東方要素が少ない?はいすいません。
あったとすれば、レティシアがスカーレット家を飛び出したことですかね。
つまりは、レティシアはレミリアとフランの御先祖の姉妹、あるいは兄妹というわけですはい。
次回から竹取物語のお話です。
蓬莱山輝夜と八意永琳が登場する予定です。