例外少女とギルガメッシュのFate/EXTRA   作:雨宮ラキ

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アリーナ第二層目

 

 

燈月が、アリーナに行こうと廊下を歩いていると、端末がけたたましく鳴った。

確認してみると、どうやら第二暗号鍵(セカンダリトリガー)が生成されたとのことだ。

 

早々に取りに行こう。そう思い、購買で一応回復薬をいくつか購入する。

 

 

 

 

そして、アリーナの第二層へと足を進めた。

 

「…なんか、殺風景じゃなくなってるね。」

「そうだな。だが、そんなにゆっくりと見ている場合ではないぞ。」

「わかってる。慎二が居るんでしょ?何となくそんな気はした。」

「なら、あいつらに隙を突かれないように慎重に行け。」

「はいはい。」

 

そんな会話をしながら、アリーナ内を歩く。勿論、エネミーを排除しながら。

 

途中、簡単なギミックがあったが、スイッチを押せば扉が開くという簡単なものだったので楽に進めた。

 

 

やはり、二層目というだけあって少し複雑になっていた。

 

 

「なんで、結構な距離歩いて1000PPTしか入ってないの…?」 

 

PPTとは、ここでの資金で、喜ばれることはあっても悲しまれることはないはずだったが、燈月にとってはお金は二の次だった。

 

「礼装欲しいのに…!」

 

確かに誰しも礼装は欲しがるものだが、回復薬を買うにはお金が必要の為、貯めなければいけないのだが…。

 

「……。」

 

膨れっ面のまま、アリーナの探索を再会する。

 

 

 

 

 

 

「む、分かれ道か。どちらに進む?」

「ここは……右だ!お宝がありそうな気がする。」

 

そういうと燈月は走って右の通路に向かう。

すると、本当にお宝らしきものがあった。

 

「…隠し通路だね。何も無いところに足を踏み出すのは苦手だなぁ。」

「どうせちゃんと足場はある。つべこべ言わずに早く行け。」

「…はーい。」

 

ギルガメッシュに勢い良く背中を押され、転びそうになりながらも足を踏み出し、アイテムボックスを開く。

 

「どれどれ……古ぼけた手記だ。」

「これは…あのワカメが隠していたものか?」

「…そうみたい。」

 

燈月は中身を確認しながら頷く。

 

黄金の鹿号(ゴールデンハインド)………なるほど。真名は掠れて読めないけど……向こうの英霊がなんなのかは予想がついたよ。」

「しかし、あいつが消せなかったとなると、よほど強力なプログラムなんだろうな。燈月は消せないのか?」

「……消せないと思うよ、ていうか、確かめないからね?」

 

燈月は手記をかばんに入れ、近くにあった礼装を取り、スイッチを押す。

 

「また、スイッチ……向こうは調べてないけど反対側に扉でもあるのかな。」

 

そんなことを考えながら元きた道を戻る途中、慎二と出くわした。

 

「チッ…!こんな所まで探すなんて随分必死じゃないか。」

「お宝の匂いがしたからね。来てみたらお宝じゃなくてただのボロい手帳だったけど…。」「どうせ、お前の事だ、もう中見は見たんだろう?」

「うん、見たよ。ただの海賊の日記でつまらなかった。」

「ふーん?なら、返して貰えないか?」

「やだよ。一応お宝だし。欲しければ力尽くで奪い返してみたら?」

 

燈月はヒラヒラと手記を見せびらかす。

 

「っ…!…おい!早く取り返せ!」

 

その姿を見た慎二は顔を赤くしながらサーヴァントに命令する。

 

「おうよ!」

 

サーヴァントはニヤリと笑いながら銃を燈月の持っている手記目掛けて放つ。燈月はそれを回避しながらギルガメッシュを一瞥する。

 

「うわっとと…ギル!」

「わかってる!命令するな!」

「してない!」

 

ギルガメッシュは前に出て、燈月は後ろへと下がる。

サーヴァントはもう所々バレてる為か、惜しみなくスキルを使ってきた。

 

「砲撃よーい!討て!」

 

砲弾での攻撃だ。ギルガメッシュはガードをして攻撃を防ごうとするが、流石にそれだけでは抑えきれず、傷を喰らってしまう。

 

「…流石に無理か。まぁ、これぐらいは問題無いがな。」

 

ギルガメッシュはそう言うと、走って敵に寄り、斬る。

ここまで近付いてしまえば迂闊にスキルも使えないだろうと判断したからだ。

砲弾は威力も強いが爆発の衝撃も辛い。至近距離で打ってしまえば自身も爆風に飲まれて自爆するのが落ちだろう。

 

「っ…やっぱり強いねぇ、アンタ。」

「当たり前だ。俺は――――…。」

「ギル!何バラそうとしてるの!?」

「俺の強さを見たのだ。もうバレてると思うが?」

「強さを見ただけでばれたら逆にすごいから!」

「む……そうか。」

 

燈月がギルガメッシュの暴露に気を取られている最中、思いもよらぬ攻撃があった。

慎二の支援だ。

 

「ぐ…スタンだと。」

「…あー、ごめん。慎二居ること忘れてた。回復させるから耐えて!」

「一撃食らったぐらいで死なん、阿呆かお前は!」

「…あのさ、今、忘れてたって言わなったか!?」

「気のせいだよ、慎二。誰もそんなこと言ってないって。」

 

そんなことを言いながらスタン中に攻撃された傷を燈月が回復させる。

スタンが解け、身動きが取れるようになったギルガメッシュは敵に向かって行く。

 

が、ギルガメッシュが攻撃する一歩前でセラフに干渉される。

 

「くそっ、ここまでかよ。仕方ないから決着は本番までとっておいてやるよ。」

「うわ、見事な捨て台詞。」

「うるさい!」

 

燈月の言葉に苛つかせながらも慎二はアリーナから出る。

 

「スタンとは…小癪な手を使うな、あいつ。」

「まぁ、そういうやつだから。でも、慎二のサーヴァント何となくだけどわかったよ。」

「そうだな。あやつが使った艦砲攻撃、ライダーで間違いないだろう。」

「はぁ……疲れた。けど、今日中にとっちゃおう、トリガー。」

 

そして、燈月もトリガーと落ちていたみかんを入手し、アリーナから帰宅した。

 

 

 

 






最近、暑いですね。熱中症とか、大丈夫ですか?水分補給はちゃんとしてくださいね。

私、北海道に住んでるのですが、去年より暑くて驚いてます。朝起きてリビングに行くと窓が開いて無いせいかムワッとしてて………。
部屋は窓開けっぱなので涼しいんですけどね……
北海道なのに暑いってことは本州の方はもっと暑いんでしょうね。

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