例外少女とギルガメッシュのFate/EXTRA   作:雨宮ラキ

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更新遅くなってごめんなさい!
忙しくって…。次も少し遅れると思います、戦闘は苦手なので…。


老人の戦う理由

 

燈月は前回と同じように情報を整理していた。

 

「…ロビンフッド、かなぁ。シャーウッドの森と言えば一人しかいないはずだし。」

 

今回は慎二のような小癪な手を使ってくるような人では無かったため、図書室に行けば大抵の情報は手に入った。

それに、前回とは違い史実では男だった。だとか、そういうことは無かったので真名には辿り着きやすかった。

 

「ロビンフッドというと、義賊か。」

「あれ、知ってるの?」

「当たり前だ。我を誰だと思っておる?」

「あーはいはい。AUOAUO。」

「我の扱いが雑になっている気がするのだが?」

 

流石に燈月の適当さに怒りを覚えたのか。ギルガメッシュは眉を吊り上げながら燈月を睨みつける。

燈月はそんなギルガメッシュに多少びびりながらも口を開く。

 

「……気のせいだよ。うん気のせい。」

「…気のせいではないだろう…が、まぁよしとするか。どうせ貴様のことだ。まだ少しばかり根に持っているのだろう?我は温情だからな。許してやろう。」

 

根に持っているという言葉が図星だった為に燈月は喉をつまらせたが、そのすぐの言葉に呆れてため息をついてしまった。

 

「自画自賛…。」

「ふっ…当然よ。」

「ああ、もうめんどい。行こう?決戦へ。」

 

燈月は椅子から立ち上がり、用具室へとむかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリガーを2つ差し込み、エレベーターへ乗り込む。

どうやらダンはもう来ていたらしく、エレベーターの中で壁にもたれかかっていた。

 

「遅かったじゃねぇか。てっきり、オレはこないのかと思ったぜ。」

「私にも色々とあるんだよ。悩みのなそうな貴方は良いよね。ああ、私はあなたのことで悩んでるんだけど。気にしないで。」

 

アーチャーはエレベーターが動き出した瞬間、燈月に厭味ったらしく声をかけてきた。

やはり燈月はアーチャーのことが気に喰わないのか、素っ気ない態度だ。

 

「ふーん…オレのことで?」

「…そうそう。どうやって殺そうかなーって。」

「物騒な悩みだなぁオイ。」

 

満面の笑みで言う燈月にアーチャーは顔を引き攣らせながら言う。

 

「勿論、冗談だけど。」

「……我の聞いたところ冗談じゃなかった気がするぞ?」

「…知らないよ。」

 

燈月が真顔に戻りそう言うが、ギルガメッシュがやれやれと言った顔で燈月に顔を向ける。

飽きられたような視線を感じながら燈月はため息をつく。

 

「まぁ、そんなことどうでも良い。おいそこのネズミ。何でも良い、適当に喋れ。」

「もう話すことなんてねぇよ。黙って死の恐怖に震えてな!」

 

アーチャーはそう言って一度口を閉じるが頭を掻きながらまたも口を開いた。

 

「つっても、それじゃオレが暇なんだよな。

うちのダンナは世間話とかしねぇの。…――どうよ、貧乳マスターさん。ダンナに話しかけてみないかい?」

「………誰のことかな?」

 

アーチャーの言葉に燈月は笑顔で言う。

 

「おっと、すまねぇ。コンプレックスだもんな。」

「………で、話しかけてみたら、だっけ?」

 

もう相手するのも面倒なのか、燈月は話を戻す。

アーチャーは燈月の言葉に頷き、どうだ?と、また聞いてくる。

 

「……そうだね…。じゃあ、貴方なりの考えを聞かせてもらおうかな。なんで戦うの?」

 

ダンは壁にもたれ掛かったまま、目線を燈月に向け口を開く。

 

「戦いに理由などない。戦地に赴いた以上、あるのは目的だけだ。」

「ふーん…よく分からないね。」

「加えるなら、わしは軍人だったからな。国のために戦わねばなるまい。個人の理由は必要ないのだよ。」

 

その言葉に燈月はなるほど。と頷く。

その会話を聞いていたアーチャーは燈月にどんまいという顔をする。

 

「やっぱ無理だったか。ご苦労さん、つまみ程度には楽しめたぜ。」

「……我は貴様に頼んだのだが、まぁ良い。我は寛大だからな。」

「…最近、ギルがおかしくなってきた気がする。」

「気のせいだ。それか、貴様に毒されたか、だな。」

 

燈月とギルガメッシュが話しているとアーチャーが割り込んできた。

 

「唐突だが、そっちのマスターさんは闇討ち、不意打ち、騙し討ちは嫌いかい?」

「…嫌いだね。そうでもしないと勝てない奴はただ力がないだけだよ。」

 

ギルガメッシュよりも燈月がギルガメッシュに毒されている気がするが…。

 

だが、燈月は遠回しにお前が嫌いだと言っているのだ。

アーチャーは気付いているのか、気付いていないのか、スルーするが。

 

「難儀だねぇ…。ま、せいぜい頑張んな。」

「アーチャー、随分と楽しそうだな。」

 

そこでダンがアーチャーに話しかける。アーチャーはダンの方に体を向け答える。

 

「おや、そう見えましたかい?」

 

あいも変わらず、燈月とダンの時の態度が違う。

燈月のサーヴァントが少しばかりおかしいだけだが。

 

「うむ、戦いを目前に控えながら倒すべき敵となりを楽しんでる。

……少なくともワシにはそう見えるな。」

 

燈月にはそうは見えないのだが、アーチャーは頷いた。

 

「ご明察。お喋りなのは大目に見てもらえれば、何しろ敵と話すこと自体珍しくて。」

「ああ、暗殺が得意なサーヴァントだもんね。…こうやって見てるともう、アサシンにしか見えないよ。」

「おいおい、今回の決勝は正々堂々戦うつもりだぜ?オレもちぃと毒されちまったみたいでな。」

 

アーチャーの否定に燈月はふーんと素っ気なく返す。アーチャーは気にした様子はなく、ダンに顔を向け直した。

 

「ダンナは少しばかり若者の言葉を聞いたほうがいいっすよ?」

「そんなものいらん。敵を知るのは勝負の後でも問題ない。」

「ああ、そんなんじゃ気疲れして次ぐらいで自滅しちまいますよ?なぁ、あんたもそう思うよな?」

 

燈月はアーチャーの言葉に少し悩んでから口を開く。

 

「そんなの知らないよ。…ダンさんはそうやって生きてきたんだし。大丈夫じゃない?」

「どいつも、潤いが無いねぇ。若者はオレだけかい?」

「…それはない。貴方が若者だったら大爆笑だよ。」

「お前ってたまに酷いこと言うよな…。」

 

それからも、少し雑談をしていると、エレベーターの表示が0へと変わる。

 

どうやらついたみたいだ。

燈月は知らず知らずのうちに緊張していたらしい。

エレベーターに降りる前にギルガメッシュが声をかけてきた。

 

「相手が軍人だろうが誰であろうが貴様は何時もどおりでよい。我に身を任せておけば良いのだ」

「…うん、わかってる。…ありがとう、ギル。」

 

ギルガメッシュの言葉で緊張が解れたのか、先程よりも幾分か顔が緩くなっている。

燈月はギルガメッシュに笑顔でお礼を言いエレベーターから、降りた。

 

 

 







燈月に毒されてもああはならないだろ…と自分で思ったり思わなかったり。

ああ、三回戦も戦闘大変だなぁ…などとしみじみ思います。


CCCもやりたいとは思ってるんですけど…そのままやるとつまらないので大幅に変更したいんですよね。……そういうことやるのは苦手なので辛いですけど。
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