例外少女とギルガメッシュのFate/EXTRA   作:雨宮ラキ

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番外編です。

死んだはずの人とかも出てくるのでパラレルワールドだと思ってください。





エピソード 2.5
Happy Halloween 前編


 

 

 

燈月が昼、いつものように購買に訪れると、そこはハロウィーン一色だった。

 

壁にはお化けやカボチャの紙が貼られていて、嫌になるのではないかというほどだ。

廊下にもそれは成されており、もはや燈月は苦々しい表情である。

 

まだ、良かったと思えることは自身の部屋がいつも道理だったということか。

 

「いらっしゃいませー。今日のおすすめはパンプキンパイですよー。」

 

なぜこんなにも、カボチャ押しなのかというと、まぁ、それは今日が現実世界で言うハロウィーンだからだろう。

 

「あ、いえ…いりません。」

「そうですかー。残念です。…あ、そうだ。これどうぞ。」

 

そう言いながら、店員は紙袋に入っている何か。

燈月が中身を見ると、そこには黒い何かが…。

 

不審に思いながらも、中身を取り出してみると、それは黒猫の衣装だった。へそが出るように作られているフリフリの上下の服。

赤い首輪と鈴が目立つ。

 

 

「……ナニコレ。」

「今日はハロウィーンなのでという事で、ムーンセルが用意したみたいですよ?」

 

 

燈月は朝からギルガメッシュの姿を見ていない。

朝起きた時にはもう英霊化していたようだ。

なぜと聞いたら、怒られた。理不尽である。

 

「今日は絶対にこれを着て過ごしてください。試着室なら貸しますよ?」

 

燈月はため息をつきながら、服を店員に押し付けた。

 

店員は頭をかしげながらルーナにそれを返そうとする。

 

「着ないと退場ですよ?」

「……着るけど、いらない。」

 

その言葉に店員は倒れるのではないかというほど頭をかしげる。

 

燈月は絶望したような表情で、服をポンポンと叩いた。

 

すると、黒いワンピースが先程店員に返したはずの、黒猫衣装に変わっている。

マフラーを叩き、首輪に変える。

 

いつの間にか、猫耳と尻尾も追加されていた。

 

 

ふと、そこで遠坂凛がやってきた。

魔女っ子の格好をしている。

 

「ああ、いたいた。雨宮さん、探したわよ。」

 

そう言いながら、燈月の腕を掴み強引に連れだそうとする。

 

「ちょっと待って!どこに行くの?」

「いいから付いて来て。」

 

有無を言わさないような言い方に、燈月は口を膨れさせながらも付いて行った。

 

ついていく途中に気付いたことなのだが、他の生徒達も仮想をしていた。

 

 

 

 

そして、連れて行かれたのは、一つの教室。

そこは机が片付けられていて、机の代わりに白いテーブルクロスが敷かれた机がいくつか並んでいた。

 

そして、その場所にいるのは、ラニやレオなど、十数人の人たちだった。

 

「あ、やっと来たんですね。遅かったじゃないですか。」

 

そういうレオは海賊の格好をしていて、とても楽しそうだ。

 

「やっとっていうか……何これ?」

「見てわかりませんか?パーティですよ!」

 

 

ハロウィーンの今日、ムーンセルは変なことを考えたのだった。

 

 







後編は後々投稿します

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