例外少女とギルガメッシュのFate/EXTRA 作:雨宮ラキ
早朝、いつもより早く目が覚めてしまった燈月はあの怪物について考えていた。
紅茶とお菓子を用意し、自分が考えるための最適な空間を作る。
本当ならばギルガメッシュの考えも聞いてみたいところだが気持ちよさそうに寝ているところを起こすのは気が引ける。
だからこそ、自分だけで考えてみようというわけだ。
さて、あそこまでの殺気。出せるのは限られてくる。
例えば、あの赤い服の男…ユリウスのサーヴァントあたりだろうか。
だが、あいつは逆かもしれない。気配がないといった方がいい。
あそこを通ったとき、ギルガメッシュが何も感じないというのがまずおかしい。
それでも、目の前にした時の恐怖はあの怪物に近い。
と、なると、あれ以上かあれぐらいなのだろう。
あれがサーヴァントとなると本当に勝てるのか不安になる。
いくらギルガメッシュが強かろうと自身が足手まといになる。
聖杯戦争はマスターが死ねばそれで終わりだ。
となると、相手は燈月を狙ってくるだろう。
格好の餌というわけだ。
だが、あれがサーヴァントだと、ありすが去り際いった言葉が引っ掛かる。
すっかりと忘れていたが、少女は
「この子は分けてあげた魔力がなくなるまでここにいるからね」
そういっていた。
サーヴァントとはいつもそばにいるものではないのだろうか。
「魔力が切れれば消える…となると…サーヴァント、じゃない?」
、
いや、でもあれが幻影の類いだとしたらあの殺気はなんなのだろうか。
あの強さは嘘ではないだろう。
「…やっぱり、サーヴァント?」
「いや、アレはバーサーカーのように見えるがそうではない。」
燈月の独り言で目が覚めてしまったのだろうか。
ギルガメッシュがあくびをしながら燈月の考えを否定した。
「アレは何でもない。強いて言うなら使い魔みたなものよ。」
「…その根拠は?」
「あの怪物はあの時召喚されていた。霊体化していたわけではない。
あれほどの魔力の塊、呼び出せるのはキャスターぐらいだろうな。」
まだ推測の域を超えはしないがな。
ギルガメッシュはそういって立ち上がり扉へと向かう。
燈月が首をかしげているとギルガメッシュが振り向く。
「何をしている。こういうことはあのツインテ娘かアトラスの錬金術師に聞くのが一番だろう。」
「あ、そっか。こんなところでのんびりしてる暇はないよね。」
気が付けばもう9時を回っている。ついでに朝食も済ませてしまうのがいいだろう。
燈月も立ち上がり、もう、霊体化して外に出てしまったギルガメッシュを追った。
色々と解釈が間違ってたらすみません。
ここではこういうことにしておいてください。
次にはストーリーすすめますから!