ウンディーネとサラマンダーとシルフの三精霊と住む主人公のお話。


※思い付きで書いたため、おかしい部分があると思います。
※タイトルを精霊と俺の日常から残念召喚士と精霊の日常に変更。
こちらの方が個人的にしっくりきたので

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とにかく思い付きで書いたため、おかしいことろがあると思います。
それでも良いのならどうぞ


精霊と俺の日常

 

朝、家の中に少女の声が木霊する。

 

 

 

「マスター! 起きてください! 朝ですよー!」

 

 少女はそう言い寝ている俺を揺さぶる。

 

「……あと5分……スヤァ……」

 

 俺はそう言うともう一度眠りにつく。

 

「ますたぁ?」(イライラ)

 

 ん?声に怒りを感じるぞ?まさか……

 

「マスターのバカぁ!」

 

 少女がそう叫ぶと俺の顔に大量の水が……

 

「うぼぁっ!? 溺れるだろうが!」

 

「だってマスターが起きないのが悪いじゃないですか!」

 

「ったく……少しは我慢を覚えろよ……ウンディーネ……」

 

 そう言うと俺の目の前にいる蒼い髪と瞳を持つ少女はにっこりと笑い

 

「それは無理です」

 

そうキッパリと言ったのであった。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 ウンディーネに起こされた俺は服を着替えるとテーブルに備え付けられている椅子に座った。

 

「マスター、今日の朝ご飯はミネラルウォーターとフルーツです!」

 

 そう言いウンディーネは俺の前にコップに入ったミネラルウォーターとフルーツの盛られた皿を出した。

 

「……あ、あの、ウンディーネさん? これだけなのかな?」

 

「そうですけど? 何か問題でも?」

 

問題アリですよ……

これじゃあ1日頑張れねぇよ……

あと目が怖いです……

 

「それじゃあマスター、私は洗濯が残っているので」

 

ウンディーネはそう言うと衣服などを持って外に出ていった。

 

「ハァ……なんでこんなことになったんだろう……」

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

思い返すと初めてウンディーネとあったのは2年前……

俺が興味本意で精霊魔法を使ったのが原因だ。

実はその時呼び出した精霊はウンディーネの他に2体いる。紅いショートヘアに紅い瞳をもつサラマンダー、碧のポニーテールと瞳を持つシルフの2体だが、この2体はウンディーネとは違いしっかりとした主従関係が出来ている。

いや、ウンディーネも主従関係はあると思うのだが、あれはどう考えても俺が下でウンディーネが上……という感じだ。

 

そう言えばまだサラマンダーとシルフの姿を見ていない。まだ寝ているのだろうか。起こしに行ってやろうかな。だがその前に朝ご飯(?)を食べなければ……

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

俺は朝ご飯(?)を食べ終えると精霊達が寝ている部屋に向かう。

部屋の前に来たが、声はしない。どうやらまだ寝ているらしい。

俺は扉を開ける。

 

「おーい、サラマンダー、シルフ。起きろ……よッ!?」

 

結論から言おう。部屋の中にいた2体は寝てはいなかった。着替えていたのだ。だが、扉を開けるタイミングが悪かった。なんせ2体は今下着だけの姿だったのだから……

 

「おう! マスター! おはよう!」

 

俺に気付いたサラマンダーが挨拶をしてくる。挨拶をするのは良いことだがとりあえず服を着てください。お願いします。

 

「お……おう、おはようだなサラマンダー」

 

ふと俺はシルフの方を見る。シルフは涙を浮かべながら俺を見ている。

……目が合った。

あ……これは嫌な予感がする。

 

「うわぁぁぁああん!!」

 

大声をあげて泣くシルフ。俺はシルフを泣き止ませようとするが、シルフは泣き止まない。

 

「あー、マスター。シルフ泣かせたらダメなんだぞ?」

 

「い……いや、俺が……「マスター! 何やってるんですか!?」うげっ……ウンディーネ……」

 

急に現れたウンディーネは俺の服の首根っこを掴むと俺を引きずって部屋を後にした。

 

 

 

 

 

俺はウンディーネに引きずられながらこんな会話をしていた。

 

「マスター……シルフを泣かせた罰として今日は1日家事を頼みますよ」

 

「え……家事はちょっと……」

 

「ちなみに強制なので拒否権はありません」

 

「え゛……」

 

 

この時のウンディーネの目はまるで養豚場を見下ろすような目だった……




こんな終わり方です今のところ続きを投稿することはないと思います。気が向いたら投稿すると思います。

こんな作品でしたが読んでくださりありがとうございました。


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