私の投稿作品『マルタ島鎮守府』の元ネタ紹介短編です。
これは別のサイトで投稿していましたが、脱退の際に削除された物を現在、マルタ島鎮守府で反映させています。
元ネタが解らないから、いまいち関係性等が掴みづらい、などの意見が寄せられた為、今回投稿いたしました。
本編の方も時期を見て投稿させていただきます。

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出来る限り、全体的に流れが解る様に書きましたが……これでよかったのやら…。


大逆転! 大東亜戦争を勝利せよ!!

大学生の主人公…滝崎正義…はトラック事故により少し歴史が変わった昭和・日本の祖父の身体に転生した。

 

 

「……歴史は違う。でも、大筋は一緒……このまま時が経てば、あの悲劇が繰り返される」

 

 

……海軍兵学校生になっていた祖父(自分)は歴史転換の『切っ掛け』を見付ける。

 

 

「俺の秘密も教えよう。これでお互い様だ」

 

 

「末席とは言え、皇族学生が女である以上の驚愕な秘密などなかろう」

 

 

皇族学生(女)…松島宮徳子…の伝を頼りに各方面へ静かに慎重に接触を図る滝崎。

それは当時の陛下、昭和天皇へ……。

 

 

「つまり、アメリカとの戦争は避けれぬ…と?」

 

 

「アメリカ自身が戦争の意思を持っています。こちらが幾ら譲歩しても手を変え、策を変え、開戦を迫るでしょう。更に政権内部にはソ連のスパイがおります。アメリカとソ連、裏での密かな繋がりがある以上、我々は二正面の敵と対峙しなくてはなりません」

 

 

早い段階での対米開戦の選択に日本は『生存と言う勝利』に向け動き出す。

その為には……敵の数を減らし、ヨーロッパとアジアに分ける策に出る。

そんな中で………

 

 

「問題児の私でも水上機に乗せて貰えるなら負けないわ」

 

 

「日本海軍の得意分野だ。よし、任せた」

 

イタリア海軍からの研修(問題児)士官レナータ。

 

 

「我が自慢のルフトバァフエンも空母艦隊の前では形無しだな」

 

 

「地形と要求が違うからね。そこは仕方無いさ」

 

 

ドイツ海軍からの派遣調査士官エーディト…この2人の出会いもあり、陽気で平和な一時を過ごす。

だが、アメリカの『暴走』は歴史通りだった。

 

 

「日本にソビエトへの侵略の意図がある……言うこと欠いて、侵略者に侵略しようとする、と言って世界が見向きするかね?」

 

 

「アメリカも苦し紛れなのでしょう。ですが、形は違うとは言え、歴史通りです。もう戦争は始まっていますよ、山本軍令部総長」

 

 

 

「ここからが本番か…開戦まで上手く運べるか、真剣勝負だな」

 

 

「日本の生存を掛けた、失敗の許されない勝負です」

 

 

開戦準備の為にトラック泊地を根拠地とする南方担当の第四艦隊へ配属される主人公達。

 

 

「旧型艦が多い艦隊に軽空母と戦艦4隻…笑えんな」

 

「零式水観をチューンアップしてくれるって!」

 

 

「空母運用を勉強させてもらおう」

 

 

(第四艦隊はウェーク島担当……先ずはここからだ)

 

そして、集う猛者達。

 

 

「木村昌福少将です。車引きの事はお任せ下さい」

 

 

「神鷹鍾馗隊司令の小園安名中佐です。艦隊はウチの腕利き達が護ります」

 

 

「鍾馗隊の赤松貞明です。鍾馗は良い機体ですな。思う存分暴れれますよ!」

 

 

「加賀艦長の松田千秋大佐です。砲術はお任せ下さい」

 

静かに牙を磨ぐ日本に対し、アメリカの圧力は日に日に強くなる。

そして、遂に………

 

 

「アメリカは日本に対し、この提案を致します」

 

 

出されたのはハル・ノートだった。

 

「……この提案を見る限り、これを呑めないとする日本が開戦する可能性がある事を貴国の大統領もご存知で認可したのでしょうか?」

「!?」

 

ハル・ノートに巧みに切り返す白洲次郎大使。

アメリカの戦争の意思を確認した日本は開戦を決意する。

 

 

「今度の戦争は真珠湾で始まらないぞ、五十六。日本の意思を示してから始める」

 

 

「あぁ、それを滝崎君が教えてくれたからな、堀よ」

 

12月6日深夜、駐米日本大使館は宣戦布告を事前記者会見で堂々と発表する。

 

 

『我々の提案や交渉過程を全て否定し、出来る限りの平和貢献をしてきた我が国に対し、最終通告の様なハル・ノートを出されては我々も生存の為に不本意ながらも武器を持って立ち上がらなければならない!』

「くそ…ジャップめ! シラスもナガタもエンペラーも皆殺しだ!!」

 

宣戦布告を行った日本は素早く行動を開始する。

狙いはフィリピンとウェーク島。

 

 

「目標はウェーク島の地上軍事施設! 撃ち方始め!」

 

 

「フィリピンも始まった。叩きのめせ!」

 

 

……ウェーク島救援の為、アメリカ太平洋艦隊が急行し、圧倒的戦力差の中で艦隊決戦が開始させる……罠であるとも知らずに……。

 

 

「バカな…4対8で挑むつもりなのか?」

 

 

「日本海軍を舐めてはならね…そう学ばなかったようだな!」

 

アメリカ相手に快進撃を続ける日本……だが、あの空襲の時が近付く。

「ドーリットル空襲はアメリカには両刃の剣だ。失敗を公にし、宣伝すれば、アメリカの士気も下げれるし、反撃への出鼻を挫ける」

 

 

「アメリカの世論を味方に付ければ更に追い込めるからな…それに空爆などさせるものか」

 

前兆の珊瑚海……。

 

 

「囮に引っ掛かったか…その代償は高いぞ!」

 

 

「対空火器は撃ちまくれ! 1機も無事に帰すな!」

 

 

そして………運命のミッドウェー!!

 

 

「敵機、赤城直上! 急降下!!」

 

 

「しまった…くそぉぉぉぉ!!」

 

 

………変わり始める戦争の推移。

 

 

「我々を消耗させるなら、ソロモン方面です。戦力・気勢はあるが補給能力にアメリカより限界のある日本を追い込むには遠隔地での消耗戦しかありません」

 

 

「ふむ…やはり、史実通りか」

 

 

「いえ、歴史は変わりました。これから自分の歴史知識が使えるかは別です」

 

 

「だが、お前の持つ知識が使えない訳ではないぞ。自信を持て」

 

太平洋での戦いは世界を動かす……その影響はヨーロッパへ……。

 

 

「バカな……こんな…こんな、バカな事があり得るのか!?」

 

 

「これは……下手をしたら、イギリスを除いたヨーロッパの赤化を招くよ」

「また歴史が大きく動くな…ふっ、これはますます退けんな」

 

 

………この物語は転生した若者を起点に日独伊の高貴な女傑達と偉人達が歴史を動かし、変えていく物語……そして………

 

 

「……彼女達に……再び悲劇を見せる訳にはいかない……この身を犠牲にしてでも…絶対に」

 

 

「……ふっ、まったく、それを聞いては私も協力せん訳にはいくまい」

 

 

「……そうなるか?」

 

 

「なるさ。彼女達は名目上『陛下からの預かり物』だ……まあ、『物』と言うのは嫌いだがな」

 

 

「そこは『者』でいいかもな……でも、その通りだ」

 

 

……歴史の中で時に華々しく、時に埋もれる『彼女』達と共に歩む物語。

 

 

 

『大逆転! 大東亜戦争を勝利せよ!!』をよろしくお願いいたします。

 




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