インフィニット・ストラトス≪Ⅸノ系譜≫   作:Ariha

6 / 32
それは世界各地で起きた


革命開始1

その日は、とても晴れた日だった。

 

日頃から平和だ平和だといい。なに不自由なく些細なことでイラつく程度の日常。

 

いつも通り、何も起きない。なんの変化もない堪らなく堕落した日常にだった。

 

 

 

 

 

 

そう、14:45分までは。

 

 

 

 

 

 

 

突然の轟音。炸裂音。発砲音。

 

 

 

訳がわからなかった。

 

 

 

ごうごうと炎を巻き上がり、悲鳴が聞こえる。

 

 

 

皆、何が起きているのかわからなかった。

突然目の前が地獄と化したのだ。

 

 

「は、ははは………、夢なら覚め――――」

 

 

〔夢じゃないんだよ、諦めなぁ、これは現実だ〕

 

目の前には全身が装甲に覆われた奇妙なISがいた。

 

〔とっととくたばれ。邪魔なんだよ〕

 

唐突な発砲音。

 

意識が――――。

 

 

 

 

 

 

 

 

〔これで、8ヶ所。まだまだ先は長い〕

 

我ながら頭のイカれた行動だと感じている。

まぁ、それでも構わないが。

 

俺たちのリーダーが望んでることだ。

 

そして、俺たちが作り出された理由、存在価値の証明のためにも。

 

 

 

殺し尽くす。億だろうが兆だろうが。

 

革命なんてそんなものさ。

 

 

〔リィィザァァァァ………〕

 

 

蹂躙するために与えられた機体の名前を高らかに呼びながら。

 

殺し尽くそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<私は死神>

 

<可能性のあるものを消す>

 

<我々の存在理由のために>

 

ライフルを撃ち、ミサイルを放つ。

 

人類の進化の為に。

これはある意味試練だ。

 

「奴だ!奴を止めろ!」

 

「クソがっ!!」

 

貧弱な弾丸が飛んでくる。

 

しかしそれも無意味。

 

粒子が弾をゆっくりと無効化する。

 

「何故お前はこんな事をする!?」

 

<貴様らの胸に聞け>

 

「壊れろよこの屑鉄野郎ぉぉぉぉ!!!」

 

一機ISが来る。

 

武器はブレードか。

 

面白い。

 

相手をしてやろう。

 

<お前の存在価値を見せてくれ>

 

「ふざけたことを抜かすなぁ!!」

 

馬鹿の一つ覚えのように斬りかかってくる。

 

まるで素人だ。

 

否、素人か。

 

<もういい>

 

「何っ!!?」

 

ブレードを片手で弾き飛ばす。

 

そして、ライフルを向ける。

 

 

エネルギーシールドとやらをゴッソリ削り取る特別使用だ。

 

<言葉など意味をなさない>

 

引き金を引き、エネルギーシールドを削り取る。

 

後方に弾き飛ばされるIS。

 

「な、なんっ」

 

<理不尽に死ね>

 

 

QBを使い、超至近距離にまで近寄る。

 

そして

 

 

「うわぁぁぁぁぁ!!!!?」

 

 

疑似爆発を引き起こす。

 

それを連続して。

 

ISの乗り手は息をしていない。

 

それもそうだ。

 

片手と両足が千切れ飛び、エネルギーシールドはとっくのとうに残量ゼロとなっていた。

 

<呆気ない>

 

私は落胆していた。

初のIS戦でこんなに戦う価値すらもない存在を相手にしたことにだ。

 

<試作8号作戦行動を再開する>

 

無駄な時間などない。

 

早く、終わらせなければ。




続きます。


中国のIS乗りは酢豚じゃないから安心してね!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。